選挙戦決着:フロレンティーノ・ペレス会長が再選を果たし新プロジェクトを始動

レアル・マドリードの会長選挙において、フロレンティーノ・ペレスがエンリケ・リケルメを破り、2030年までの続投を決めました。得票率はペレスが約65%、リケルメが35%という結果に終わりました。ペレスは事前の世論調査でリケルメが45%の支持を得ているとの情報に危機感を抱いており、最終的な勝利にも完全な満足はしていません。近年、スーパーリーグ構想やネグレイラ事件といった複雑で決定的な問題に対する説明不足、男子サッカー以外の部門の重要試合での不在などにより、ソシオからの懲罰的な票が集まったことを自覚しています。

再選を決めたペレスは、これまでのような陰謀論的な口調を捨て、エネルギーに満ちた姿勢で次のようにスピーチを行いました。

『私に投票しなかったソシオの皆様にもお話ししたいと思います。皆様の懸念やご指摘にお応えできるよう、あらゆる努力をいたします。私たちを信じてください。私たちは全員がレアル・マドリードのメンバーであるため、これまで以上にすべてのソシオの近くにいるつもりです』

今後は、投資家の参入に関する議論(ソシオの国民投票のフィルターを通過する必要がある)や、公式SNSを通じたコミュニケーションの若返りなど、クラブの透明性向上とソシオとの関係修復が急務となります。

(via SPORT)

灼熱の選挙日舞台裏:長丁場の投票と極秘に動いたレジェンドたち

20年ぶりに対立候補が現れた今回の選挙は、午前9時から午後8時まで11時間に及ぶ異例の長丁場となりました。気温が30度に達し、体感温度はさらに厳しい状況の中、ソシオたちは水や帽子、パラソルで暑さをしのぎました。クラブは広大なバルデベバス(シウダー・レアル・マドリード)内の移動手段として、報道陣にゴルフカートを提供する対応を取りました。

投票所では数々の珍しい光景が見られました。あるソシオはリケルメ陣営の帽子とペレス陣営のマフラーを同時に身につけており、また別のソシオはオウムを連れて投票に訪れました。

著名人たちの動きも対照的でした。サンティアゴ・ソラリ(現サッカーディレクター)は、最も早い午前9時30分に妻とともにこっそりと訪れ、車を通りに停めて一般ソシオに紛れて投票を済ませました。フロレンティーノ・ペレスは午前9時58分に第2テーブルで投票し、静かで敬意に満ちた歓迎を受けました。一方、エンリケ・リケルメは午前11時頃に役員とともに到着しましたが、一部から『嘘つき』というヤジが飛ぶなど、緊迫した空気が流れました。

リケルメ陣営のスポーツディレクター候補だったラウル・ゴンサレス・ブランコは、投票ペースが落ちた午後3時10分に姿を現しました。メディアの露出を完全に避け、誰にも気づかれないまま自身の車で駐車場から去っていきました。

(via SPORT / ElDesmarque)

祝賀パーティー:ユーロビルディングホテルでの歓喜と新CEO候補の姿

夜になり投票が締め切られると、舞台はマドリードのホテル「NHコレクション・ユーロビルディング」に移りました。ペレス陣営はホテルの上層階の部屋で結果を待ち、勝利が確定すると歓喜の祝賀会が始まりました。

会場には、将来のCEOと目されている右腕の財務家アナス・ラガリや、ブラジル時代にビニシウスを獲得したチーフスカウトのジュニ・カラファトなどが立ち上がり、ペレスを拍手で迎え入れました。ペレスは祝辞を述べた後、出席者に向けてジョゼ・モウリーニョの3秒間の即席縦型ビデオメッセージを披露し、ホテルの屋上でパーティーを開催しました。その後、6人の護衛に囲まれて消灯されたエレベーターで会場を後にしました。クラブはスポーツディレクターを新たに招聘することは否定し、同じチーム構造で運営を続けることを短い声明で確認しています。

(via SPORT)

対立候補リケルメの敗戦の弁とクラブへの代替案提供

知名度が皆無の状態からわずか2週間のキャンペーンで35%の票を獲得したエンリケ・リケルメは、1500万から1800万ユーロという巨額の私財を投じて選挙戦を戦い抜きました。マドリードのイベント会場「ユーロシネ」に専用のファンゾーンを設け、音楽や各種アクティビティを用意し、暑さと戦う報道陣にはレモンのグラニザード(かき氷)を振る舞うなど、フェスティバルのような雰囲気を演出しました。元レアル・マドリードの選手であるミゲル・トーレスもゲストとして参加していました。

敗戦後、リケルメは深夜に会場の契約時間が切れるタイミングで本部へ移動し、SNSを通じてソシオへのメッセージを発信しました。

『今日(こんにち)は二極化する時ではなく、レアル・マドリードの周りに結束する時です。私たちのアイデア、社会およびスポーツの対策をクラブの自由に使えるようにします。私たちの提案に耳を傾け、投票に来てくださったソシオの皆様に感謝します。キャンペーンチーム、協力者、そしてこの15日間、私たちのすべての取り組みをソシオに説明するために尽力してくださった方々に心から感謝します』

『選択肢があるとき、レアル・マドリードは勝ちます。これほど歴史的な選挙の一部になれたこと、そしてレアル・マドリードへの敬意と愛から、代替案を示すことでクラブの改善に貢献できたことを誇りに思います。私たちが得た支持は、ほんの2週間前に予想されていたものをはるかに超えています』

『私たちは今日から、ソシオを助ける用意のある積極的なマドリディスタになります。新しい場所からではありますが、マドリディスタの感情に耳を傾け、参加します。しかし、私たちが立候補するきっかけとなった確固たるアイデア、特にクラブの売却に関するものを守ることを放棄するわけではありません』

リケルメは、ソシオの会費を50%削減し若者や年金受給者に特別条件を設けること、透明性のあるシーズンチケット待機リストの公開、1万枚の新規シーズンチケットの抽選、バルデベバスへの「ソシオの街」(プール、パデルコート、レストランなど)の建設、15,000人収容のバスケットボール専用アリーナの建設、女子チームやBチームへのベルナベウの開放、そして外部による公平な財務監査といった社会的な提案を行っていました。また、自身の公約に掲げていたロドリとアーリング・ハーランドの獲得リストも現フロントに提供しました。イケル・カシージャスはリケルメの健闘を称え、将来再び会長選に挑む可能性を示唆しています。

(via SPORT / ElDesmarque)

ジョゼ・モウリーニョ監督の就任:違約金1500万ユーロで帰還しバルデベバスに泊まり込みへ

カルロ・アンチェロッティ(管理者)、シャビ・アロンソ(プロジェクト型)、アルバロ・アルベロア(内部昇格型)と続いた監督の方向性は終わりを告げ、ジョゼ・モウリーニョが13年ぶりにレアル・マドリードの指揮官として帰還します。クラブはSLベンフィカとの残り1年の契約を解除するため、当初予想の2倍以上となる1500万ユーロの違約金を支払いました。

前日の教皇訪問イベントの影響で公式発表は本日にずれ込みましたが、モウリーニョは本日の午後にマドリードへ到着し、明日にはプレゼンテーションが行われます。彼はすぐにチームの指揮を執ることを熱望しており、シウダー・レアル・マドリード(バルデベバスの練習施設)に泊まり込んで膨大な時間を過ごす予定です。

ペレス会長は、直近の3人の監督の下でスター選手が好き勝手に振る舞っていた状況を正し、規律、秩序、権威をドレッシングルームに取り戻すためにモウリーニョの強硬な手腕(マノ・ドゥラ)と競争力を高く評価しています。

(via Mundo Deportivo / SPORT / ElDesmarque)

コーチングスタッフの全陣容:ペペの入閣と多国籍な腹心たち

モウリーニョのコーチングスタッフの陣容も判明しています。彼は参加型の民主主義を採用し、スタッフからのアイデアや意見を論理的な根拠に基づいて積極的に取り入れますが、最終決定権は常に彼自身が握っています。若返りを図ったスタッフ構成は以下の通りです。

・2024年に現役を引退したペペ(元レアル・マドリード)がスタッフに入閣します。第1期のアイトール・カランカに代わり、ピッチ上でモウリーニョの闘争心と限界ギリギリのプレースタイルを体現する、より爆発的な存在としてチームを支えます。

・フィジカルトレーナー、アナリスト、アシスタント、メインコーチを経験したポルトガルサッカー界の新進気鋭の若手(フェネルバフチェ、ベンフィカで同行)。

・モナコ、アンタルヤスポル、ボルシア・ドルトムント、ベンフィカのユースで経験を積んだ戦術スタッフ。

・2003年にFCポルトでキャリアを始め、近年はヌーノ・エスピリト・サント監督の下で各国を渡り歩き、昨季からモウリーニョと合流したフィジカルコーチ。

・ASローマ時代から同行している唯一の外国人メンバー。インテル・ミラノでアントニオ・コンテのスタッフも務めた経験を持ちます。

・トッテナム・ホットスパー時代から同行する最古参メンバー。フェネルバフチェには参加しませんでしたが、ベンフィカで再合流しました。

さらに、帰属意識や団結力を高めるため、クラブ内部をよく知る人材を構造に組み込む方針です。

(via ElDesmarque / Esport3)

第1弾補強確定:コナテのフリー加入とドゥンフリースの契約解除金支払い

チームの再建は守備陣から始まります。モウリーニョの最優先事項であるセンターバックとして、リヴァプールと契約延長を行わずフリーとなったフランス代表のイブラヒマ・コナテの獲得が確定しました。サウジアラビアからの高額オファーを拒否し、2030年までの契約を結びます。ダビド・アラバの放出で空いた給与枠を活用し、高額な年俸が提示されました。

さらに、インテル・ミラノからオランダ代表の右サイドバック、デンゼル・ドゥンフリースを獲得しました。レアル・マドリードは2000万ユーロの契約解除金を支払います。この移籍は公式発表前に、ドゥンフリースの育成クラブであるオランダのVVスミットフックがInstagramで以下のようにお祝いのメッセージを投稿したことで発覚しました。

『スミットフックからサンティアゴ・ベルナベウへ。8年間、彼は私たちのフィールドをユース選手として歩み、最高レベルを夢見て、vvスミットフックでサッカーの第一歩を踏み出しました。今日、デンゼル・ドゥンフリースはレアル・マドリードへのステップを踏み出します。印象的なキャリアにおける素晴らしいマイルストーンであり、毎週私たちと一緒にトレーニングし、プレーするすべての若い選手にとってのインスピレーションです。夢はどこからか始まります。デンゼルにとってはここ、vvスミットフックで始まりました。私たちが彼の達成したことを非常に誇りに思っており、マドリードでの多くの成功を祈っています!』

ドゥンフリース本人はこの投稿に対し、オレンジと黒のハートの絵文字を添えて『本当にありがとう』と直接返信しています。ペレス会長再選後、初の公式発表選手となる見込みです。

(via ElDesmarque / Mundo Deportivo / SPORT)

1億5000万ユーロの「銀河系選手」獲得作戦:浮上する候補者たちと各クラブの拒絶

選挙キャンペーン中、対立候補のハーランド獲得公約に対抗するため、ペレス会長は『今日、いや明日にでも、少なくとも1億5000万ユーロの史上最高額のオファーを提示する。プレミアリーグ以外のチャンピオンズリーグ出場クラブの選手で、中盤から前のポジションの選手だ。ワクワクさせるための補強だ』と宣言しました。

候補として、マイケル・オリセ(バイエルン・ミュンヘン)、ヴィティーニャ、ジョアン・ネヴェス(ともにパリ・サンジェルマン)、フリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリード)の名前が挙がっています。

モウリーニョはジョアン・ネヴェスを強く希望していますが、PSGはネヴェスもヴィティーニャも売却不可の姿勢を崩していません。バイエルンのオリセについても、同クラブのヘルベルト・ハイナー会長がファンとの会合で『マイケル・オリセはバイエルンの選手であり、長期契約を結んでいる。我々は売却クラブではない。フロレンティーノ・ペレスがオファーを送りたいのであれば、これまで何も起こっていないが、その手間を省くことができるだろう』と一蹴しました。オリセを引き抜くには、ネイマールの2億2200万ユーロに迫る、あるいはそれを超える2億ユーロ以上の歴史的金額が必要となります。

アトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレスについては、契約解除金が5億ユーロに設定されています。Sky Sports ドイツのPatrick Berger記者は、マドリードが実際に獲得を打診したと報じており、アトレティコ側も1億5000万ユーロであれば売却に応じる可能性があるとしています。FCバルセロナが1億ユーロしか出せない状況でマドリードが強奪する構図となりますが、アルバレスの代理人であるフェルナンド・イダルゴは『マドリードの銀河系補強としてフリアンが? その件については何の情報も持っていませんし、誰も私たちに連絡してきていません』と接触を完全否定しています。

(via SPORT / MARCA / Mundo Deportivo / ElDesmarque)

左サイドバックの補強計画:グヴァルディオルとカラフィオーリの2択

モウリーニョは、強大すぎる攻撃陣を支えるための守備のバランスを極めて重視しています。右サイドのドゥンフリース(またはアレクサンダー=アーノルド)が積極的に攻撃参加するため、左サイドバックには守備的で、試合中に選手交代をせずに3バックへ移行できるセンターバック兼任型のプロファイルを求めています。

候補は2人に絞られています。

1人目はアーセナルのリッカルド・カラフィオーリ。モウリーニョがASローマ時代にデビューの機会を与えた教え子であり、現在アーセナルでは絶対的なスタメンではないため、獲得資金はアーセナルが支払った4500万ユーロと同額で済むと見られ、最も現実的なオプションとされています。

2人目はマンチェスター・シティのヨシュコ・グヴァルディオル。昨季は脛骨骨折で4ヶ月離脱し、公式戦25試合の出場にとどまりましたが、依然として欧州最高のディフェンダーの一人です。獲得には6500万ユーロ以上が必要で、現在シティとは2028年までの契約をさらに延長する交渉が進んでいます。

(via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo / ElDesmarque / SPORT)

カレラスの苦境:リュディガーとの衝突事件とベンチ要員への転落

新たな左サイドバックの補強により、昨年5000万ユーロで獲得されたアルバロ・カレラスは厳しい立場に追い込まれています。昨シーズン、シャビ・アロンソ監督の下ではビルドアップの要として左サイドで活躍していましたが、アルベロア監督の就任に伴い出場機会を失い、ドレッシングルームでの反抗的な選手の一人と見なされるようになりました。

その状況を象徴するのが、アントニオ・リュディガーから平手打ちを受けた衝突事件です。このインシデントについて、カレラス本人が公式声明で事実を認めています。モウリーニョの就任によって彼を取り巻く環境が好転する兆しはなく、今後は控え要員として過密日程のローテーション時のみの出場となる見込みです。

(via ElDesmarque)

モウリーニョのブラックリスト:ロドリゴやカマヴィンガなど大規模な人員整理

2億ユーロを超える資金(ドゥンフリース2000万、コナテ契約金2000万、モウリーニョ違約金1500万、ニコ・パス買い戻し900万、銀河系選手1億5000万以上)を捻出するため、ペレス会長とモウリーニョは大規模な人員整理を敢行します。ジャーナリストのラモン・アルバレス・デ・モンが報じた放出候補の「ブラックリスト」は以下の通りです。全員が契約を残しているため、売却は容易ではありません。

・ロドリゴ・ゴエス:2028年まで契約。3月2日に負傷し、3月10日に右足靭帯の再建と半月板縫合手術を受けました。復帰は早くとも今年末になる予定です。市場価値は1億1000万ユーロから4500万ユーロへ大暴落しています。

・エドゥアルド・カマヴィンガ:2029年まで契約。加入5年目で成長が見られず、今季最大の失望と評されています。市場価値は5000万ユーロ下落し、現在は5000万ユーロです。

・ダニ・セバージョス:残り1年契約。クラブは1000万ユーロに設定(市場価値は700万ユーロ)。アヤックスが興味を示していますが、本人はレアル・ベティスへの復帰を望んでいます。

・ラウル・アセンシオ:昨年2031年まで契約延長したばかりですが、コナテ以外のCB獲得次第で放出されます。市場価値は4000万ユーロから2000万ユーロに半減しています。

・フラン・ガルシア:2027年まで契約。左サイドバックの3番手であり、市場価値は1800万ユーロから1000万ユーロに落ちています。歴代3人の監督からの信頼を得られませんでした。

・マスタントゥオーノ:18歳。6350万ユーロの巨額を投じて獲得したものの期待外れに終わり、欧州大会への出場とプレー時間を保証するクラブ(ビジャレアルなど)へのレンタル放出が模索されています。

・フェルラン・メンディとブラヒム・ディアスも売却リストに含まれています。また、フェデ・バルベルデやオーレリアン・チュアメニもプレミアリーグからの巨額オファーがあれば売却に応じる方針です。

(via SPORT / ElDesmarque)

リュディガーの契約延長:サウジの巨額オファーを拒否し2027年まで残留

アントニオ・リュディガーがレアル・マドリードとの契約を2027年6月30日まで延長することに合意しました。サウジアラビアからの莫大な経済的オファーを拒否して残留を決断しました。ペレス会長が選挙で勝利した後、リュディガーはSNSに会長との2ショット写真を投稿し、継続を明確に示唆しました。ダビド・アラバの退団やエデル・ミリトンのフィジカル問題が懸念される中、33歳となった今でも欧州で最も支配的なディフェンダーの一人であり、モウリーニョの新プロジェクトにおいてもドレッシングルームのリーダーとして不可欠な存在です。

(via SPORT)

エンドリッキの復帰とビニシウス・ジュニオールの契約延長問題

攻撃陣では、オリンピック・リヨンへの6ヶ月間のレンタル移籍を終えたエンドリッキがトップチームに復帰します。

一方で、ビニシウス・ジュニオールとの2027年までの契約延長交渉は1年以上にわたって難航しています。フリアン・アルバレス獲得の動きは、ビニシウスの去就に対する予防線ではないかとの推測も呼んでいます。ペレス会長は契約延長について次のように述べています。

『時間はあります。一生残ってほしいと心から思っています。過去2回のチャンピオンズリーグ優勝に貢献してくれましたし、クラブへの帰属意識も非常に高いです…。しかし、もし彼がマドリードにいたくなくて、他のクラブと契約したいのであれば、自由にそうすることができます。私は彼に何も強要するつもりはありません。お金が最も重要になることもありませんし、これまでもそうでした』

(via SPORT)

カンテラーノの去就:ニコ・パスらの復帰とマスタントゥオーノのレンタル案

チアゴがトップチームへ昇格する予定です。レンタル組のニコ・パス(900万ユーロでの買い戻し)、ビクトル・ムニョスの復帰、そして守備の補強としてのチェマ・アンドレスやハコボ・ラモンの起用については、すべてモウリーニョが最終決定を下します。

(via SPORT / ElDesmarque)

UEFAへのネグレイラ事件に関する500ページの文書提出とタイトル剥奪要求

選挙期間中にペレス会長が公約として掲げていた通り、レアル・マドリードはFCバルセロナの「ネグレイラ事件」に関する500ページに及ぶ詳細な報告書をUEFA本部へ提出しました。この文書には、長年にわたりマドリードが不利益を被り、バルセロナが有利な判定を受けたとするすべての判定記録が網羅されています。

クラブは、UEFAによるバルセロナの欧州大会からの追放処分だけでなく、エンリケ・ネグレイラへの支払いが確認されている期間(2001年から2018年)において、ペップ・グアルディオラやルイス・エンリケが率い、メッシ、シャビ、イニエスタらが獲得したすべてのタイトルの剥奪を要求しています。ペレス会長は先日ブダペストで開催されたチャンピオンズリーグ決勝の場でも、UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長に対して直接警告を行っていました。

(via ElDesmarque / SPORT)

教皇レオ14世のサンティアゴ・ベルナベウ訪問と特製ユニフォーム贈呈

月曜日、サンティアゴ・ベルナベウはサッカーの枠を超え、教皇レオ14世(ロバート・F・プレボスト)を迎える歴史的な日となりました。約65,000人の信者がスタンドを埋め尽くす中、フロレンティーノ・ペレス会長は教皇を直接出迎えました。

ペレス会長はクラブが獲得したチャンピオンズリーグのトロフィーを案内し、教皇の本名と背番号「1」がプリントされたレアル・マドリードの特製ユニフォームと、ベルナベウのレプリカ模型を贈呈しました。教皇からは記念メダルが返礼として贈られ、両者が白いユニフォームを持ってポーズをとる写真がSNSで瞬く間に拡散されました。

教皇はスピーチの中でユーモアを交え、『マドリード教会は今日、永遠に素晴らしいゴールを決めました』と語り、スタジアムを大いに沸かせました。

(via SPORT / ElDesmarque)

マテオスの回想:モウリーニョ第1期における理不尽なレンタル放出エピソード

モウリーニョの復帰に関連して、彼が第1期政権時に見せた容赦ないスカッド管理を示すエピソードが語られています。AEKアテネでのレンタルから復帰したカンテラーノのダビド・マテオスは、モウリーニョから直々に構想に入っていると伝えられていました。しかし、クラブが突然ラファエル・ヴァランを獲得したことで状況は一変しました。

マテオスは当時をこう振り返ります。

『彼(モウリーニョ)は私をバルデベバスのバーのカウンターに座らせて、「ギリシャで居場所があったからレンタルを延長しないように言ったが、ヴァランを1000万ユーロで買ったばかりなので、また出て行かなければならない」と言いました』

結果としてマテオスは不本意ながらレアル・サラゴサへレンタル放出され、非常に苦しいシーズンを送ることになりました。

(via SPORT)

【本日の総括】

フロレンティーノ・ペレス会長が再選を果たし、モウリーニョ監督の就任、コナテやドゥンフリースの獲得、そして1億5000万ユーロを超える「銀河系選手」へのオファーなど、マドリードの新たな歴史を刻む激動のプロジェクトが正式に幕を開けました。