アトレティコ・マドレーニョ、昇格プレーオフ第1戦は数的不利を耐え抜きスコアレスドロー

🛡️ セグンダ・ディビシオン(2部)昇格プレーオフ準決勝の第1戦、アウェーのエル・トラリンに乗り込みポンフェラディーナと対戦したアトレティコ・マドレーニョは、0-0の引き分けで試合を終えました。7,539人の観衆が集まったスタジアムでの一戦は、泥にまみれ、激しい接触が絶えない肉弾戦となりました。前半の終盤、CKの場面でイケル・ルケが相手選手のコケの髪を引っ張ったとしてVARが介入し、一発退場となるアクシデントが発生します。この厳しい判定に対し、フェルナンド・トーレス監督は怒りと信じられないといった表情を浮かべていました。しかしトーレス監督はハーフタイムでのシステム変更やアタッカーを下げることをせず、フリオ・ディアスにサイドを広く任せるなど既存の選手たちで対応しました。数的不利の後半もチームは決して守りに入ることなく、フリオ・ディアスのクロスを相手GKアンドレス・プリエトが弾いたところにラファ・ジョレンテが詰めるなど、決定機を作り出します。守備陣もGKエスキベルを中心に相手の猛攻をしのぎ切り、見事に無失点で乗り切りました。リーグ戦の順位で上回るアトレティコは、来週土曜18時30分からホームのアルカラ・デ・エナレスで行われる第2戦で、勝つか引き分ければ決勝進出となります。ただし、今季37試合で4ゴール6アシストを記録し、ディエゴ・シメオネ監督の下でトップチームデビューも飾ったイケル・ルケは次戦出場停止となります。また、この試合ではダニ・マルティネスが顔面にボールを受けて一時ノックダウンする場面や、ベロッティが膝に手を当てて負傷を伺わせる場面もあり、トーレス監督は単なる打撲であることを願っています。(via MARCA / Mundo Deportivo / AS)

マルク・プビルがスペイン代表のワールドカップメンバーにサプライズ選出

🇪🇸 アトレティコ・マドリードのDFマルク・プビルが、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が発表したワールドカップのスペイン代表メンバー26名にサプライズ選出されました。これまでU-19やU-21、そしてパリオリンピックでの金メダル獲得と世代別代表で実績を積んできた彼ですが、フル代表デビューをワールドカップという大舞台で飾ることになりました。レアル・マドリードで調子を落としたフイセンに代わっての選出であり、アトレティコでの非の打ち所のないパフォーマンスが高く評価された結果です。ラス・ロサスでの代表合宿に合流したプビルは、興奮冷めやらぬ様子で次のように語っています。『ワールドカップという大会で国を代表して戦えることは、サッカー選手としてこれ以上ない最高の出来事です。両親からすぐに電話をもらって、僕も思わず涙がこぼれました。ここにいられて本当に幸せです。』また、デ・ラ・フエンテ監督も彼の招集理由について、『彼らが見せているパフォーマンスは皆が知っている通りです。素晴らしいシーズンを送っているので、今が最適なタイミングだと考えてこの決断を下しました。』と全幅の信頼を寄せています。(via Estadio Deportivo / SPORT)

フリアン・アルバレス引き抜き疑惑で激怒、公式SNSでバルセロナへ猛烈な皮肉を連発

📱 アトレティコ・マドリードの絶対的エースであるフリアン・アルバレスに対し、FCバルセロナが獲得に動いているという報道や意図的な情報漏洩が続いていることに対し、クラブが公式Xで前代未聞の猛反撃に出ました。クラブはラミン・ヤマル、ペドリ、ハフィーニャにアトレティコのユニフォームを着せたコラージュ画像を作成し、連続で投稿。『FCバルセロナにラミン・ヤマルの移籍オファーのFAXを送りました。条件は明日のバッド・バニーのコンサートチケット4枚、ABCの年間購読権、そしてひまわりの種1袋です。発表の準備をするため返答を待ちわびています。』『ペドリへのオファーについては、明日のコンサートチケットが売り切れてしまったので、日曜日のチケット6枚に変更して条件を改善しました。』『そしてハフィーニャで3対1を完成させます。彼を1シーズンのレンタルで獲得する代わりに、我々からはトム・フォードとスミスを買い取りオプションなしでレンタルに出します。断れないオファーでしょう。』と、バルセロナの資金難を揶揄するようなジョークを展開しました。さらに、ライオンのマスクを被った大人しい犬の動画を投稿し、『あなたのチームの選手をバルサが獲得しようとする時』と痛烈に皮肉りました。この一連の投稿の直後、クラブは真意を説明。『もちろん、アトレティコ・マドリードがこんなことをするはずがありません。しかし、ここ数ヶ月間、我々はある選手に対する執拗な中傷や引き抜きキャンペーンに晒されています。意図的な情報漏洩、フェイクニュース、絶え間ない敬意の欠如、ライバルであるクレ(バルセロナ)側のプロパガンダ機関による作り話、直接対決の前の接触などです。ですがもちろん、我々には審判の副会長を給与リストに入れたり、選手を登録するために政治的な優遇措置に頼ったりするようなことは決して思いつきません。敬意と価値観を。』と、過去のネグレイラ事件まで持ち出してバルセロナを痛烈に批判しました。これに対し、バルセロナ側は不快感を示しつつも、公には反論しない方針をとっています。また、この騒動に便乗してエルチェCFが、アトレティコのライオンの動画を利用し、『アトレティコがエルチェと対戦する時』と投稿して、今季アトレティコがエルチェに一度も勝てなかったことをからかうという一幕もありました。ラジオコメンテーターのダニ・セナブレは『アトレティコのひどい泣き言だ。去年のニコ・ウィリアムズの時と同じ。そんな度胸があるなら、バルサに行きたがっている自分たちの選手に怒ればいい』と批判の声を上げています。(via MARCA / Mundo Deportivo / ElDesmarque / SPORT / Esport3)

フリアン・アルバレスの去就に揺れる周囲の声と、母国で見せたアトレティコへの愛

🇦🇷 フリアン・アルバレスの去就問題は、アトレティコとバルセロナのフロント間の因縁も絡んで複雑化しています。アトレティコのマテウ・アレマニーSDは、かつてバルセロナでSDを務めていましたが、現在のバルセロナSDであるデコの就任に伴いクラブを去ったという過去があります。アルバレスの代理人であるフェルナンド・イダルゴはバルセロナでデコと面会しており、関心を示していたアーセナルやPSGに対しては、アルバレスがバルセロナへの移籍に全力を注いでいると通達しました。しかし、アトレティコ側は彼を非売品とし、5億ユーロの契約解除金を盾に一歩も引く気はありません。コメンテーターのゴンサロ・ミロは、『首位から25ポイントも離された4位で終わったのなら、もっと上を目指したいと思う彼の気持ちは理解できる』と述べつつ、もし彼とグリーズマンの両方を同じ夏に失えばクラブにとって悲劇的だと危機感を募らせています。マティ・プラツも『5月にこんな強気な態度をとれば、長い夏の間ずっと耐えなければならない。もし後でフリアンが「残りたくない」と言い出してバルサと交渉することになれば逃げ道がなくなる』とクラブの強硬姿勢に警告を発しています。当のアルバレス本人は、騒動の直前の16日に母国アルゼンチンで家族とのアサード(バーベキュー)を楽しんでおり、そこで彼に料理を振る舞ったシェフのルチョ・ペトリが公開した写真には、アトレティコのエンブレムが入った服を着てリラックスする姿が写っていました。ファンの間では、彼がまだアトレティコへの愛を失っていない証拠として希望を抱かせる一枚となっています。なお、アルバレスは2024年夏の加入会見で、『シメオネ監督やデ・パウル、ジュリアーノ・シメオネ、アンヘル・コレアから連絡をもらい、チームに合流するのが楽しみだった』と語っていました。(via MARCA / Mundo Deportivo / ElDesmarque / SPORT)

中盤補強のターゲットにマンチェスター・シティのラインデルスとニコ・ゴンサレスをリストアップ

🔎 新プロジェクトに向けて、アトレティコ・マドリードは中盤の強化を急いでいます。現在の最優先ターゲットはウォルバーハンプトンのジョアン・ゴメスであり、交渉はかなり進展しています。しかし、クラブは不測の事態に備えて他の選択肢にも目を向けており、マンチェスター・シティに所属する2人のMFが新たにリストアップされました。1人目は27歳のオランダ人MFティジャニ・ラインデルス。昨夏ミランから5,490万ユーロで加入し、シティとは2030年までの契約を結んでいます。市場価値は6,000万ユーロから6,790万ユーロと見積もられており、ユベントスも獲得を狙っているため、アトレティコの予算を上回る懸念があります。2人目はバルセロナのカンテラ出身である24歳のニコ・ゴンサレス。ロドリ・エルナンデスの長期離脱の穴を埋めるためにポルトからシティに加入したものの、絶対的なレギュラーには定着しきれていません。2029年までの契約があり、市場価値は4,500万ユーロとされています。両選手の去就は、シティの新指揮官に就任したエンツォ・マレスカ監督の構想次第で大きく動くことになりそうです。(via Mundo Deportivo / AS)

ロビン・ル・ノルマン、過去のトラウマやギャンブル問題を赤裸々に綴った自伝を出版

📖 アトレティコ・マドリードのCBロビン・ル・ノルマンは、アメリカ・カナダ・メキシコで共同開催されるワールドカップのスペイン代表プレリストには名を連ねていたものの、同僚のマルク・プビルらにポジションを譲る形で最終メンバーから落選しました。夢の舞台を逃し、すでにバカンスに入っている彼ですが、ピッチ外で「作家」としての新たな挑戦を形にしました。マドリードで開催されたブックフェアに登場し、自身の初となる自伝『期待を裏切ることへの恐れ』のサイン会を行ったのです。この自伝の中でル・ノルマンは、5歳の時に妹を家庭内事故で亡くすという壮絶な悲劇を告白。その計り知れない悲しみを、家族が感情を表現することでどのように乗り越えてきたかを綴っています。さらに、自身のメンタルヘルスの問題や、自分自身の価値への深い疑念、そしてサン・セバスティアンのカジノに入り浸り、金銭感覚を失いかけたというギャンブル問題についても赤裸々に明かしています。周囲のサポートによって自身の価値を再認識し、立ち直ることができたというその物語は、多くの人々に勇気を与えています。(via Mundo Deportivo)

2014年リスボンの決勝から続いていた「先制点ジンクス」が途切れる

🏆 チャンピオンズリーグ決勝において、2014年のリスボンで行われたレアル・マドリード対アトレティコ・マドリードの試合以降、ある不思議なジンクスが続いていました。「決勝で先制したチームが必ず優勝する」というものです。あの試合でアトレティコはディエゴ・ゴディンのゴールで先制したものの、後半アディショナルタイムにセルヒオ・ラモスに同点弾を許し、延長戦の末に逆転負けを喫しました。それ以来、CL決勝で先制されたチームが逆転優勝を飾ることは一度もありませんでしたが、今回PSGがアーセナルに先制されながらもPK戦の末に勝利を収めたことで、長年続いたそのジンクスがついに破られることとなりました。(via MARCA)

【本日の総括】

フリアン・アルバレスの去就を巡り、バルセロナとの間にSNSを通じた前代未聞の全面戦争が勃発しました。一方で、アトレティコBは数的不利を跳ね返して昇格に王手をかけ、プビルはW杯メンバーにサプライズ選出されるなど、ピッチ内外で激動の1日となっています。