【今日のラインナップ】

 

✅ ロドリゴ今季絶望の重傷 膝の十字靭帯と半月板を断裂しW杯も欠場へ

✅ マスタントゥオーノの暴言退場 第4審判への侮辱でさらなる出場停止の危機

✅ リュディガーの顔面膝蹴り騒動 被害者リコが猛批判しVARの不介入が問題に

✅ カンテラーノのティアゴ・ピタルチが初先発 暗雲漂うチームの唯一の希望に

✅ 次節セルタ戦は野戦病院状態 最大10人が欠場しセンターバックは壊滅の危機

✅ アルベロア監督への猛烈な批判 「ビニシステム」とチームの崩壊状態が指摘される

✅ ヘタフェがビニシウスにSNSで逆襲 過去のニョム退場時の皮肉をそっくりそのまま返す

✅ エンドリッキのレンタル移籍の舞台裏 アロンソ前監督の決断とゴンサロの存在

✅ サラリーキャップは不動の首位 7億6122万6000ユーロでリーグトップを維持

✅ メスタージャでのバレンシア戦振り返り カレラスとエンバペのゴールで勝利

 

■【ロドリゴ今季絶望の重傷 膝の十字靭帯と半月板を断裂しW杯も欠場へ】

 

ヘタフェ戦で負傷したロドリゴ・ゴエスの医療検査が行われ、最悪の予想が的中しました。クラブは公式声明を発表し、『本日、当クラブの医療サービス部門がロドリゴ選手に対して行った検査の結果、右脚の前十字靭帯断裂および外側半月板断裂と診断されました』と断定的に発表しています。

 

復帰までには10ヶ月から12ヶ月を要する見込みで、今シーズンの残り全試合を欠場するだけでなく、ブラジル代表として出場を夢見ていたワールドカップの欠場も決定しました。

 

ロドリゴは後半54分からピッチに立ちましたが、66分に左サイドでボールを受け、切り返しで仕掛けた際に右足が引っかかって負傷しました。痛みをこらえながら試合終了までプレーを続けましたが、ロッカールームでの最初の検査で重傷が疑われ、翌日の精密検査で確認されました。

 

ロドリゴ自身も自身のSNSで長文のメッセージを公開し、悲痛な胸の内を明かしています。

『まだ理解できていないが、あなたを信じています...。私の人生で最悪の日の一つ、この怪我をどれほど恐れていたか...。最近の人生は私に対して少し残酷だったのかもしれません...。私がこれに値するかどうかはわかりませんが、何について不満を言えるでしょうか?私には到底ふさわしくないような素晴らしい経験をたくさんしてきました。私の人生、私のキャリアに大きな障害が現れ、私が一番好きなことをしばらくの間できなくなりました。今シーズンの残りのクラブでの活動と、皆さんが知っているように私にとって大きな意味を持つ夢である、自国代表としてのワールドカップから離れることになります。私に残されたのは、いつものように強くあることだけです。これは新しいことではありません。皆さんの祈り、メッセージ、そして愛に感謝します!それは私にとってとても重要なものです。今はとても難しい時期ですが、ここで立ち止まらないことを約束します。私を信じてくれるすべての人たちを喜ばせるような素晴らしいことがまだたくさん残っていると信じています。ただ、またね...。神はすべてを支配し続けています』

 

この悲劇に対し、ブラジル代表の同胞であり元サントスの先輩であるネイマールがすぐさま励ましのメッセージを送りました。

『今こそ、愛する人たちをすべてあなたの周りに置く時だ』『あなたが言ったように、あなたは今こんなことを経験するに値しなかった...しかし、私たちが神の計画を疑うことなどできるだろうか。兄弟よ、強くなってくれ、あなたが飛ぶように戻ってくると確信している。愛しているよ。あなたが私を支えてくれたのと同じように、私はあなたのためにここにいる』

 

■【マスタントゥオーノの暴言退場 第4審判への侮辱でさらなる出場停止の危機】

 

6320万ユーロという巨額の移籍金で加入し、大きなプレッシャーを抱えるフランコ・マスタントゥオーノがヘタフェ戦で退場処分を受けました。69分にアルダ・ギュレルと交代してピッチに入りましたが、試合終了間際の後半アディショナルタイムにムニス・ルイス主審からレッドカードを提示されました。

 

主審の公式記録には『私に向かって大声で「なんて恥だ、なんてクソみたいな恥だ」と2度叫んだ』と記載されています。しかし、事態はそれだけでは終わりませんでした。DAZNのカメラが捉えた映像によると、ピッチ上で説明を求めた後、ロッカールームのトンネルに入る前に第4の審判に対してさらなる暴言を吐いていたことが判明しました。

 

映像には、『審判には話しかけられないのか。話しかけられないのか。お前の母親の貝、売春婦の息子め』と怒りを露わにして叫ぶ様子がはっきりと映っています。フィールドデレゲートに掴まれながらも振り返って暴言を吐き続けましたが、幸いにも主審の報告書にはこの後半の侮辱行為は記載されませんでした。

 

規定の第135条に基づき、審判やスポーツ当局に対する軽蔑や配慮に欠ける態度は最大2試合の出場停止となる可能性があり、直近のセルタ戦とエルチェ戦を欠場することが見込まれています。今季は26試合で3ゴール1アシスト(先発は15試合で1200分以上出場)にとどまっており、シャビ・アロンソ前監督時代は先発が多かったものの、アルバロ・アルベロア監督就任後は6試合連続でスタメンから外れています。すでに来夏のレンタル移籍がクラブ内で検討されている状況です。

 

■【リュディガーの顔面膝蹴り騒動 被害者リコが猛批判しVARの不介入が問題に】

 

ヘタフェ戦の前半、アントニオ・リュディガーがピッチに倒れていたディエゴ・リコの顔面(顎と頬骨)に膝蹴りを入れるという衝撃的な事件が発生しました。直前のプレーでペナルティエリア内で両者は小競り合いを起こしてファウルとなっており、リュディガーが明確にリコを見ながら膝を入れている映像が残っています。それにもかかわらず、ムニス・ルイス主審も、VARを担当したバレンティン・ピサーロも意図的なものではないと判断し、カードは一切出されませんでした。

 

この判定に対し、被害を受けたディエゴ・リコはCOPEのインタビューで怒りを爆発させました。

『もし打ち所が悪ければ、私はあそこに倒れたままになっていたかもしれない。もし逆の立場だったら、私は10試合の出場停止処分を受け、今シーズンはもうプレーできなかったかもしれない。VARが何のためにあるのか分からない。こうした状況や暴力行為のためにあるべきだ。彼が意図的に私にぶつかってきたことは十分に分かっている。前のプレーで私たちは小競り合いになり、ファウルが吹かれた。彼はディフェンスに戻る途中に何か言い続けていた。そしてまさに次のプレーで私にボールが来て、彼が私の顔面を破壊するためにチームメイトを押しのけるようにしてやってきたのが分かるだろう。もし打ち所が悪ければ、ピッチ上にそのまま取り残されていたかもしれない』

 

さらにリコは、『私は衝撃を感じたが、それが偶然かどうかは分からなかった。テレビでそれを見た時、VARが介入しなかったのが奇妙だと思った。偶然の要素は全くない。さらに、ゴール前ではチュアメニからマウロ・アランバリの顔面への肘打ちもあったが、あれがゴールになったため誰もその話をしない』と、判定の不公平さを強く訴えています。

 

専門家たちも一斉にこの判定を非難しています。元審判のイトゥラルデ・ゴンサレスはSERで『リュディガーのような振る舞いは許されてはならない。これは以前から続いていることだ。告発しなければならない。サッカーのピッチには不要なものだ』と断言。ダニ・ガリードも『グラウンドで顎の骨を折る可能性があった。VARはこのために導入されたのだ。リュディガーを退場させなかったのは恥だ。レッドカードであることに疑いの余地はない』と同調しました。

 

サンティ・カニサレスはRadio MARCAで『ただの暴行だ。サッカーでは大きな怒り、神経、攻撃性をもって競争するが、この場合は相手に一撃を加える機会を利用したプレーだ。それが悪い人間だということではなく、サッカーであり、審判はルールを適用すべきだった。主審はともかく、VARは私にとっては完全に見逃した。サッカーのアクション、レッドカード、退場、それでおしまいだ』と糾弾しています。

 

こうした騒動の最中、ラ・リーガ公式Xアカウントは翌日朝9時に「ハッピーバースデー、トニ・リュディガー!」と、リュディガーの33歳の誕生日を祝う特別モンタージュ画像を投稿。これが火に油を注ぎ、大炎上を引き起こす結果となりました。

 

■【カンテラーノのティアゴ・ピタルチが初先発 暗雲漂うチームの唯一の希望に】

 

敗戦と混乱に包まれたヘタフェ戦の中で、唯一の明るいニュースとなったのがティアゴ・ピタルチの活躍です。今世紀のレアル・マドリードにおいて、スペイン人選手として2番目に若い18歳と211日という年齢で、本拠地サンティアゴ・ベルナベウで初先発を飾りました。

 

ヘタフェは彼が2018年から2022年まで育成年代を過ごした古巣でもあります。55分間のプレーの中で、彼は際立ったダイナミズム、走力、そして強烈な個性を見せつけました。開始わずか7分でサイドでのボールキープからポゼッションを回復し、スタジアムから割れんばかりの拍手を浴びました。さらに、敵陣のペナルティエリア手前でプレスをかけてボールを奪取し、ビニシウスへの決定的なパスを供給しています。

 

ペナルティエリア外からのシュートを放ち、ボール奪取は4回、パスは47本中42本を成功させました。このスタッツは、交代するまでの時間帯でアルダ・ギュレルやフェデ・バルベルデをも上回るものでした。

 

55分に交代でピッチを退く際、ベルナベウのファンは彼に惜しみない拍手を送り、逆に彼をベンチに下げる決断を下したアルベロア監督に対しては激しいブーイングが浴びせられました。

 

アルベロア監督は試合後、『ティアゴの交代に対してブーイングが起きるのは理解できる。彼が再び示した個性は、ピッチ上で成し遂げたことに満足できるものだ。彼は拍手を受けるに値するし、交代によるブーイングは受け入れるし、理解している』と語っています。

 

わずか13ヶ月前の2025年1月19日にはフベニールBの選手としてトレホン戦でゴールを決めていた少年が、トップチームの舞台で躍動しています。ベンフィカ戦でのプレー後、クラブ首脳陣からも多大な称賛を受けていたティアゴは、試合後スタジアムの扉の外でも、すれ違うすべてのファンと写真を撮るために立ち止まりました。ファンからはASのマイクに対して「今日の試合で彼がベストだった」と称賛の声が上がっています。

 

■【次節セルタ戦は野戦病院状態 最大10人が欠場しセンターバックは壊滅の危機】

 

リーグ戦での連敗により首位バルセロナと4ポイント差に広がり、コパ・デル・レイも敗退しているレアル・マドリードは、次のセルタ・デ・ビーゴ戦(バライードス)に向けて絶望的な人員不足に陥っています。最大で10人の選手が欠場する可能性があり、文字通りの野戦病院状態です。

 

負傷者リストには、エデル・ミリトン、ジュード・ベリンガム、ダニ・セバージョス、キリアン・エンバペが含まれており、ここに新たに十字靭帯断裂のロドリゴが加わりました。

 

さらに、ヘタフェ戦で累積5枚目のイエローカードを受けたアルバロ・カレラスとディーン・フイセン、そしてレッドカードで一発退場となったフランコ・マスタントゥオーノの3人が確実に出場停止となります。

 

これに加えて、ダビド・アラバがふくらはぎの違和感を訴えて医療検査を受けており、欠場の可能性が浮上しています。ラウル・アセンシオも先週からの筋肉の違和感を抱えたままです。

 

もしアラバとアセンシオの2人がセルタ戦に間に合わなければ、トップチームで健康なセンターバックはアントニオ・リュディガーただ一人となってしまいます。この緊急事態において、アルベロア監督はカンテラーノのビクトル・バルデペーニャスをスタメンで起用するか、オーレリアン・チュアメニを再びセンターバックに配置転換する決断を迫られています。

 

攻撃陣も深刻な状況で、エンバペ、ロドリゴ、マスタントゥオーノが不在のため、起用できるアタッカーはビニシウス、ゴンサロ、ブラヒム・ディアスの3人のみとなっています。その数日後にはチャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦(1stレグはベルナベウ)が控えており、ここでビニシウスがイエローカードを受ければ、2ndレグは出場停止となる危険もはらんでいます。

 

■【アルベロア監督への猛烈な批判 「ビニシステム」とチームの崩壊状態が指摘される】

 

ヘタフェ戦の歴史的敗北を受け、アルバロ・アルベロア監督の手腕に対する批判がメディアで爆発しています。

 

Radio MARCAの番組でロベルト・ゴメスは容赦のない言葉でチームを切り捨てました。

『チームは完全に崩壊している。それが私の見出しだ。真の崩壊状態のチームだ。試合はビニシウスやゴールキーパーといったレベルに達している唯一の選手たちの個人技で勝っているにすぎない。残りは何もない。彼らがどのようなプレーをしているのか分からず、その責任はアルバロ・アルベロアにある。私は完全に迷走し、どうプレーすべきか分かっていないチームを見た。昨日のレアル・マドリードは何をしてプレーしているのか分からず、ヘタフェの熟練した技術に対抗して戦う方法を知らず、子供のようにファウルを犯していた。若すぎる、子供じみていて、質が非常に低いマドリードだ』

 

さらにアルベロア個人に対しても、『アルベロアにはとてもがっかりしている。彼にはもっと期待していた。下部組織では素晴らしい仕事をしてきたが、このチームは平坦で、経験が乏しく、個性がない。監督は圧倒されている。さらに昨日、彼は記者会見で挑発的な態度をとったが、それは彼自身にもレアル・マドリードにも利益をもたらさない。フロレンティーノ・ペレスやスポーツディレクターのホセ・アンヘル・サンチェス、ソラリのような顧問の介入が見られない。方向性とコントロールの欠如が懸念される。ヨーロッパのマンチェスター・シティ戦でとどめを刺される可能性がある。会長は非常に心配しているに違いない。だが、今アルベロアを解任する時ではない』と厳しく指摘しています。

 

ElDesmarqueのマヌ・カレーニョも戦術の欠如を指摘しました。

『ヘタフェがベルナベウで勝つのは歴史上2度目だ。見事な試合だった。ボルダラスは自分の武器を使って何をすべきか非常に明確に分かっていた。試合前からそれを知っており、このレアル・マドリードにダメージを与えるために何をすべきか分かっていた。彼は試合前から知っていたが、記者会見でアルベロアの話を聞いていると、試合後にそれを知ったような印象を受けた。"ビニシステム"は機能していないようだ。すべてのボールをビニシウスに集めるというものだ。アルベロアはラ・リーガを諦めていないが、マドリード内ではすでにアルベロアを諦めている人もいる』

 

■【ヘタフェがビニシウスにSNSで逆襲 過去のニョム退場時の皮肉をそっくりそのまま返す】

 

ヘタフェ戦でビニシウスはフアン・イグレシアスとアランバリの徹底したマークに遭い、完全に沈黙させられました。試合中、フラストレーションを溜め込んだブラジル人アタッカーは、自身のファンに対しても苛立ちのジェスチャーを見せていました。

 

試合後、ヘタフェはこの歴史的勝利の余韻の中で、公式SNSを通じてビニシウスへの見事な「仕返し」を行っています。

 

事の発端は、前半戦にヘタフェの本拠地コリセウムで行われた試合に遡ります。その試合でヘタフェのアラン・ニョムがピッチに入ってわずか数分で退場処分を受けた際、ビニシウスはヘタフェのベンチに向かって皮肉たっぷりに判定を称賛する言葉を投げかけていました。

 

今回、ベルナベウでの勝利を収めたヘタフェは、SNSにニョムの写真を2枚投稿し、『ジェネがこれをやるのも大好きだが、良い交代だったと言っておこう』という文章を添えました。これは、まさにビニシウスがニョムの退場時に放った言葉そのものであり、見事な意趣返しとなりました。

 

■【エンドリッキのレンタル移籍の舞台裏 アロンソ前監督の決断とゴンサロの存在】

 

冬の移籍市場でオリンピック・リヨンへレンタル移籍し、フランスで大旋風を巻き起こしているエンドリッキの移籍の背景には、前監督シャビ・アロンソの明確な決断と、ゴンサロ・ガルシアの存在がありました。

 

夏のクラブ・ワールドカップで、ゴンサロはゴールを量産しアロンソ前監督の信頼を完全に勝ち取りました。アロンソ前監督は当時、『ゴンサロの動きはラウールを彷彿とさせる。常に正しい場所でチャンスを待っている。ゴンサロについては疑問の余地がなく、彼がしていることは驚きではない』と絶賛していました。

 

このゴンサロの台頭により、エンドリッキは出場機会を完全に失うことになりました。エンバペが負傷したにもかかわらず、アロンソ前監督は『短期的視点にだけ焦点を当てるべきではない。決定は下されており、後戻りはできない』と語り、エンドリッキの放出を断行しました。

 

現在エンドリッキはリヨンでリーグ戦6試合で3ゴール3アシスト、カップ戦で2試合2ゴール1アシストという驚異的な記録を残しており、先日のマルセイユとのクラシコでも敗れはしたものの2アシストを記録しています。

 

エンドリッキ本人は『世界最高のクラブを離れることは誰にとっても難しいことでしょう。しかし、私は去るのではなく、ただの休息です。リヨンではプレーできますし、それはレアル・マドリードにも恩恵をもたらすでしょう』と、将来の復帰を見据えて前向きに語っています。

 

■【サラリーキャップは不動の首位 7億6122万6000ユーロでリーグトップを維持】

 

ラ・リーガが冬の移籍市場閉鎖に伴う各クラブの最新のサラリーキャップ(LCPD:スポーツスタッフ費用限度額)を発表しました。レアル・マドリードは7億6122万6000ユーロという圧倒的な数字で、引き続きスペインリーグのトップに君臨しています。

 

この数字は昨年9月の発表時と全く変わっておらず、クラブの強固な財政基盤を証明しています。2位のバルセロナが4億3280万7000ユーロ、3位のアトレティコ・マドリードが3億3626万8000ユーロとなっており、ライバルクラブを大きく引き離している状態です。

 

■【メスタージャでのバレンシア戦振り返り カレラスとエンバペのゴールで勝利】

 

少し時間を遡りますが、2月8日に行われた敵地メスタージャでのバレンシア戦では、アルベロア監督の采配が光り0-2で勝利を収めています。

 

この試合でアルベロア監督は選手たちを本来の適正ポジションに配置し、フェデ・バルベルデとエドゥアルド・カマビンガを中盤に復帰させました。右サイドバックにはトレント・アレクサンダー=アーノルドでもダニ・カルバハルでもなく、カンテラ出身のダビド・ヒメネスを抜擢するサプライズを見せました。また、出場停止のビニシウスと負傷のロドリゴの穴埋めとして、ブラヒム・ディアスやマスタントゥオーノではなく、ゴンサロを起用しています。

 

前半は5バックで引いて守るバレンシアに苦戦し、18分にアルダ・ギュレルとエンバペが立て続けにシュートを放ち、28分にはダビド・ヒメネスが決定機を迎えたものの、相手GKディミトリエフスキの好セーブに阻まれました。

 

試合が動いたのは後半65分。アルバロ・カレラスが個人技から右足でシュートを突き刺し、待望の先制点をもたらしました。その後バレンシアが同点を目指して前がかりになったところで、アルベロア監督はトレントとブラヒムを投入して勝負に出ました。

 

そして91分、ブラヒムのパスを受けたエンバペが決定的な2点目を奪い、試合を完全に決定づけました。

 

【本日の総括】

 

ヘタフェ戦の歴史的な敗北の余波は非常に大きく、ロドリゴの今季絶望となる重傷、マスタントゥオーノの暴言による退場処分、そしてリュディガーの暴行疑惑など、チームの崩壊状態を象徴するようなネガティブなニュースが溢れ返っています。次節セルタ戦に向けた野戦病院状態とアルベロア監督への戦術批判が強まる中、18歳のティアゴ・ピタルチが見せた輝きだけがマドリディスモの唯一の希望となっています。