【今日のラインナップ】
✅ ヘタフェ戦での屈辱的敗北とリーガの危機的状況
✅ アルベロア監督の苦しい弁明と去就問題
✅ ヴィニシウスとニョムの遺恨勃発、ヘタフェの皮肉
✅ リュディガーの顔面膝蹴り疑惑と波紋
✅ 若手マスタントゥオーノの暴言退場とフイセンへのブーイング
✅ エムバペの左膝捻挫確定と野戦病院化する守備陣
✅ ペレス会長の「独裁」とロッカールームの崩壊
✅ セルヒオ・ラモスからの意味深なリーダーシップ論
✅ OBやメディアによる容赦ない批判の嵐
✅ ゴールデンシュー争いと移籍市場の噂、その他小ネタ
■【ヘタフェ戦での屈辱的敗北とリーガの危機的状況】
サンティアゴ・ベルナベウで行われたラ・リーガ第26節、レアル・マドリードはヘタフェに0-1で敗北を喫した。前半39分にマルティン・サトリアーノに奪われた見事なゴールを最後まで覆すことができず、オサスナ戦(1-2)に続く痛恨の2連敗。リーグ戦での2連敗は2019年以来の異常事態であり、首位バルセロナとの勝ち点差は4に拡大し、自力優勝の可能性が消滅した。
チームは18本のシュートを放ち、そのうち7本を枠内に飛ばしたものの、最後までネットを揺らすことはできなかった。公式戦での無得点は直近18試合で初めてのことである。試合展開に絶望したベルナベウの観客は、試合終了の笛を待たずに80分過ぎから席を立ち始めた。そして終了のホイッスルが鳴り響くと、スタジアムには今季4度目となる「フロレンティーノ、辞任しろ」のチャントが響き渡った。クラブ側はそれをかき消すために慌ててスタジアムのスピーカーからクラブアンセムを大音量で流すという異様な光景が広がった。
18年ぶりにベルナベウで勝利を収めたヘタフェのホセ・ボルダラス監督は、誇らしげにこう語っている。
『皆を心から誇りに思う。彼らは素晴らしい試合をした。優勝争いをしているレアル・マドリードに対するこの重要な勝利の価値を認めなければならない。計画は完璧に機能した。我々が1週間取り組んできたことだ。ベルナベウでレアル・マドリードに勝つことは誰にでもできることではないと皆分かっている。彼らは歴史上最高のチームの一つだ。苦しむことは分かっていた』
さらに、ヴィニシウスを封じ込めた守備戦術についても自信を覗かせた。
『明らかにビニは素晴らしいコンディションにある。我々は皆彼のプレーを楽しんでいる。しかし、ビニのあのプレー、1対1に対するカバーは素晴らしかった。彼が最高の試合ができなかったのは、おそらく我々の守備が非常に良く、カバーが素晴らしかったからだ。ビニのいるレアル・マドリードは多くの場合止められないが、今日は我々が多くのプレーを無力化した。簡単なことではない』
ヘタフェのアンヘル・トーレス会長もOnda Ceroのインタビューに応じ、マドリードの現状を鋭く分析している。
『フロレンティーノは私に、2、3人の重要な欠場者がいると言ったが、それは言い訳にはならない。我々にも欠場者はいる。バルサとマドリードはどちらも勝ち点を落としすぎているが、バルサの方が強く見える。マドリードはフランス人(エムバペ)がいないとゴールを決めるのに苦労する。このチームに敬意を欠くつもりはないが、現実はレアル・マドリードがどんなプレーをしているのか分からないということだ。チームが何をプレーしているか分からなければ、こういうこと(連敗)は起こり得る』
海外メディアもこの敗北を辛辣に報じており、世界中の番組がフロレンティーノ・ペレスの責任や選手のレベル低下を指摘し、かつて中盤に君臨したルカ・モドリッチの不在を嘆く論調が目立っている。
■【アルベロア監督の苦しい弁明と去就問題】
1月にシャビ・アロンソの後任として就任したアルバロ・アルベロア監督だが、その「劇薬効果」は完全に消え失せている。就任後の公式戦12試合で8勝4敗。敗戦率は33.33%に達し、シャビ・アロンソ体制時の敗戦率17.86%(28試合20勝3分5敗)を大きく下回る結果となっている。すでにコパ・デル・レイでは2部のアルバセテに敗れて敗退し、チャンピオンズリーグでもトップ8入りを逃してベンフィカとのプレーオフを戦う羽目になった。
試合後の記者会見で、アルベロアは自己批判を避け、チームの努力を称える苦しい弁明に終始した。
『リーガへの別れではない。まだ36ポイント残っている。我々はタオルを投げない。ここはレアル・マドリードであり、ここで降参する者は誰もいない。4ポイントは縮められる距離だ。我々の目標は残りのリーグ戦12試合全てに勝つことだ』
『我々の方がヘタフェよりも明確なチャンスがあったと思う。特にヴィニシウス、リュディガー、ロドリゴのものを覚えている。もっと上手くやれることはあるが、我々は試みた。もっとゴールを決めるに値した。ヘタフェは素晴らしい仕事をした』
『敗戦後には物事が真っ暗に見えるのは理解しているが、選手たちの努力にケチをつけることはできない。我々には素晴らしい選手たちと素晴らしいスカッドがあり、大きな助けとなる選手たちを取り戻すだろう。今日はチャンスを作ったが、それを生かすことができなかった』
さらに、相手のヘタフェとレフェリーの判定基準にも矛先を向けた。
『ヘタフェへの批判は一切ない。彼らは許されることをやっているだけだ。レフェリーはあまりにも多くの中断と、プレーさせないためのプレーを許した。我々は深いブロックに直面することは分かっていたし、両サイドで深く攻め、常にヴィニシウスを探すという安易な手段に頼らないことが欠けていた』
最後に自身の責任について問われると、次のように答えた。
『責任者がいるとすれば私であり、それを引き受ける。選手たちの努力を責めることはできない』
しかし、今後の日程はアルベロアにとって非常に過酷だ。3月にはセルタ(アウェイ)、チャンピオンズリーグでのマンチェスター・シティ戦、そしてアトレティコ・マドリードとのダービーが立て続けに控えている。2018年のサンティアゴ・ソラーリ暫定監督の時のように、この3月がアルベロアの運命、そしてチームの今シーズンそのものを終わらせる月になる危険性が高まっている。
■【ヴィニシウスとニョムの遺恨勃発、ヘタフェの皮肉】
試合終了のホイッスルが鳴った直後、ピッチ上で騒動が勃発した。ヘタフェのアラン・ロメオ・ニョムがレアル・マドリードのベンチ前に歩み寄り、勝ち点3をポケットにしまうという象徴的なジェスチャーで勝利を祝ったのだ。これに激怒したヴィニシウス・ジュニオールがニョムに詰め寄り、一触即発の事態となった。両チームの選手やスタッフ、ルイス・ジョピス(GKコーチ)、ミリトン、アセンシオ、セバージョス、そしてボルダラス監督らが入り乱れて二人を引き離す事態に発展した。
この対立の根源は、前回コリセウムで行われた対戦に遡る。その試合でニョムはキコ・フェメニアに代わって出場したわずか38秒後、ヴィニシウスへの激しいタックルで一発退場となっていた。その際、ヴィニシウスはボルダラス監督に向かって『良い交代だ』と皮肉を言い放ったのだ。ボルダラス監督も当時、『ヴィニシウスは私に「良い交代だ」と言いに来た。そんなことを言いに来る必要はないし、私を挑発する必要もない。私は彼にプレーに集中しろと答えた』と語っていた。
ニョムとヘタフェのロッカールームはこの言葉を忘れていなかった。ベルナベウでの勝利を確信したニョムは、ヴィニシウスに直接この結果を見せつけることで復讐を果たした。さらにヘタフェの公式Xアカウントもこの騒動に便乗し、皮肉たっぷりの投稿を行った。
『ジェネが(ポケットに勝ち点を入れるジェスチャーを)やるのは大好きだが、あれは「良い交代」だったと言っておこう』
■【リュディガーの顔面膝蹴り疑惑と波紋】
前半26分、非常に物議を醸す危険なプレーが発生した。ヘタフェのディエゴ・リコがアルダ・ギュレルとのボールの奪い合いでピッチに倒れ込んだ直後、アントニオ・リュディガーがボールとは全く関係のないところで、リコの顔面(顎)に膝を強打したのだ。
アレハンドロ・ムニス・ルイス主審はこのプレーをファウルとは判定せず、VARを担当していたバレンティン・ピサーロ・ゴメスからの介入の合図もなかった。主審およびVARは、これを故意の攻撃ではなく、偶発的な接触であると判断したとみられる。試合後、RFEF(スペインサッカー連盟)の審判技術委員会(CTA)もこのプレーを事後的に処罰(職権での介入)する予定はないとされている。
しかし、この判定に対してメディアや解説陣からは非難の嵐が巻き起こっている。COPEのフアンマ・カスターニョは『私にとっては数試合の出場停止に値する暴行だ。今年見た中で最も野蛮なプレーの一つだ。リュディガーの意図はヘタフェの選手の顔面に膝蹴りを入れることだったのは明らかだ』と断言。Radio MARCAの審判アナリスト、ペレス・ブルルも『VARでレビューされるべきアクションだった。私の見解では、マドリードのディフェンダーはリコの顔面に膝をぶつけたことで退場になるべきだった』と主張している。
海外メディアのポルトガル紙 A Bola は、この場面の動画を添えて『肉屋のリュディガーが再び襲撃:倒れている相手にダブルニー』という刺激的な見出しで報じた。
被害を受けたチームメイトであるヘタフェのルイス・ミージャも、試合後にこの件についてコメントしている。
『ピッチ上ではプレーを見ていなかったが、膝蹴りと言われた時…全く意味が分からなかった。(わざと)どこへ、どんな風に向かっていくのか。その後ロッカールームで映像を見たが、私には全く疑いの余地はない。これ以上言う必要はないだろう』
ボルダラス監督も直接的な批判は避けたものの、『誰もが非常に明確に見たはずだ』と言及している。
■【若手マスタントゥオーノの暴言退場とフイセンへのブーイング】
フロレンティーノ・ペレス会長が未来を託し、合計1億2200万ユーロもの巨額を投じて獲得した若手二人、フランコ・マスタントゥオーノとディーン・フイセンが、ベルナベウのファンから激しい怒りの標的となった。
後半68分にダビド・アラバに代わって出場したフイセンは、自陣でのパスミス、精度の低いロングボール、不用意なファウルを連発。試合のテンポに全くついていけず、ボールを持つたびにスタンドから容赦ないブーイングを浴びた。さらに不必要なイエローカードを受け、これが今季5枚目の累積警告となり、次節のセルタ戦を出場停止で欠場することになった。ファンは、彼がマドリードでプレーするレベルに達していないとSNS等で激しく批判している。
さらに事態を悪化させたのが、アルダ・ギュレルに代わって70分から出場したマスタントゥオーノだ。決定的な仕事ができないまま迎えた90分、ヘタフェがボールをキープしている最中に、彼はムニス・ルイス主審に向かって暴言を吐き、レッドカードを提示された。
主審の公式記録(アクト)には、退場理由が次のように記されている。
『第90分、選手(30)マスタントゥオーノ、フランコは以下の理由で退場となった:私に向かって、大声で以下の言葉を2回叫んだため。「なんて恥だ、なんてクソみたいな恥だ (Vaya vergüenza, vaya puta vergüenza)」』
この暴言により、RFEFの規律規定124条(審判に対する侮蔑的または軽蔑的な態度)が適用され、マスタントゥオーノには2〜3試合の出場停止が科される見込みだ。これにより、彼は次節のセルタ戦と、ホームでのエルチェ戦を欠場することになる。
アルベロア監督は試合後、この若きアルゼンチン人の愚行について次のように苦言を呈した。
『あってはならないことだ。マスタントゥオーノの件は、彼がレフェリーに何と言ったかは知らないが、このようなアクションを起こしてはならない。フイセンやカジェラスの警告は、選手たちが意図してやったものではないと理解しているが』
■【エムバペの左膝捻挫確定と野戦病院化する守備陣】
クラブはキリアン・エムバペの負傷について、ついに詳細な医療レポートを発表した。クラブの医療サービスに不満を持っていたエムバペは、クラブの許可を得た上でフランスの専門医によるセカンドオピニオンを求めていた。
公式声明は以下の通りである。
『レアル・マドリードの医療サービスの監督の下、フランスの専門医によって当クラブの選手キリアン・エムバペに行われた検査の結果、左膝の捻挫(esguince en la rodilla izquierda)の診断が確認され、現在行われている保存的治療の妥当性が確認された。今後の経過を見守る』
手術の必要はないと確認されたものの、今後の重要な試合、特にチャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦のファーストレグに間に合うかは依然として不透明なままだ。
さらにチームの負傷者・欠場者リストは深刻な状態にある。ジュード・ベリンガム、エドゥアルド・カマヴィンガ、ダニ・セバージョス、エデル・ミリトンが引き続き欠場。ラウール・アセンシオも状態に深刻な疑いがあり、次節の出場が危ぶまれている。
これに加えて、ヘタフェ戦でフイセンとアルバロ・カジェラスが累積5枚目のイエローカードを受けたため、金曜日にバライードスで行われるセルタ戦は出場停止となる。これにより、セルタ戦で起用できる本職のセンターバックは、満身創痍のリュディガーとパフォーマンスが低下しているアラバの2人しかいないという異常事態に陥っている。また、ロドリゴもチャンピオンズリーグの次戦(シティ戦1stレグ)は出場停止となっている。
なお、ヘタフェ戦ではカンテラーノのチアゴ・ピタルチがスタメンデビューを果たしたが、彼が交代を命じられた際、ベルナベウの観客は采配への不満からアルベロア監督に対してブーイングを浴びせている。
■【ペレス会長の「独裁」とロッカールームの崩壊】
SPORT紙の分析によれば、現在のレアル・マドリードにおける最大の構造的問題は、フロレンティーノ・ペレス会長が事実上の「テクニカルディレクター(スポーツディレクター)」として君臨していることにある。
スポーツ面の計画、プロジェクトの定義、移籍に関する戦略的な決定はすべてペレス会長が行っており、監督の裁量権は著しく制限されている。前任のシャビ・アロンソは、ユニフォームの名前(名声)に関係なく戦術的な規律をチームに植え付けようとし、ヴィニシウスやベリンガムといったスター選手にも苦言を呈した。しかし、これが「従順ではない」とみなされ、彼を獲得したはずの「テクニカルディレクター(会長)」からの支持を失い、わずか7ヶ月で解任された。
後任のアルベロアは、戦術的な引き出しを持たない代わりに、重鎮選手(特にヴィニシウス)の機嫌を取り、自信を回復させることを最優先するパターンに従っている。しかし、ロッカールームの特定の選手が不可侵の権力を持っているため、チームとしての機能は崩壊しつつある。
Cadena SERのハビエル・エラエス記者の取材によれば、ロッカールームの雰囲気は最悪の事態に陥っているという。
『選手たちから直接聞いた言葉だが、現在のチーム内の雰囲気は「完全な絶望と悲しみ」に包まれている。無力感を感じており、バルサとタイトルを争うことは不可能だと感じている。「我々に残されているのはチャンピオンズリーグだけだ」というテキスト通りのフレーズを伝えられた』
さらにEl Chiringuitoのエドゥ・アギーレは、ロッカールーム内の異常な緊張状態を暴露している。
『選手たちはアンチェロッティを見捨て、シャビ・アロンソを見捨て、今はアルベロアを見捨てようとしている。自分のやりたい放題やっているスター気取りの選手が多く、クラブやロッカールームが自分たちのものだと思っている。いざという時に働かず、顔を出さない。内部の人間に「誰か声を上げるリーダーはいないのか?」と聞くと、「肌の薄い(すぐに怒る・繊細な)人間が多すぎる」と言われた。ロッカールームで重鎮の一人が「おい、ここで何が起きてるんだ?こうしなければならない」と声を上げると、すぐに火花が散り、「お前こそどうなんだ」と反発が起きる。ハーフタイムや試合後に、カードをテーブルの上に置いて改善点を話し合えるような2、3人のリーダーがいないのは憂慮すべきことだ。奇妙な緊張感が漂っている』
■【セルヒオ・ラモスからの意味深なリーダーシップ論】
このヘタフェ戦を、サンティアゴ・ベルナベウのボックス席で観戦していたかつての偉大なキャプテン、セルヒオ・ラモスが、試合中に意味深な行動に出た。マドリードが0-1で負けている最中、自身のInstagram(フォロワー6760万人)に、講演家ビクトル・クッペルスの「リーダーシップ」に関する動画を投稿したのだ。
その動画で語られている言葉は以下の通りである。
『リーダーの役割とは何か?リーダーの役割は、人々に何をすべきかを指示し、それが適切な時間と方法で行われているかを確認することではない。リーダーの役割とは、影響を与え、インスピレーションを与え、伝達し、感染させ、幻影(夢)を与え、動機付け、助けることだ。それはあなたが人間として発するものに関係している。最終的に、リーダーの仕事は人々が持っている最高のものを引き出すことだ。良きリーダーであるための本質は、他人を助ける情熱を持つことだ。他人を助ける情熱を持っている時、あなたは良きリーダーになるための最初の条件を備えている』
現在のレアル・マドリードに決定的に欠けている「真のリーダーシップ」の不在を、かつての絶対的リーダーが暗に突きつけたメッセージとして、ファンの間で大きな反響を呼んでいる。
■【OBやメディアによる容赦ない批判の嵐】
この絶望的な状況に対し、メディアやクラブOBからは容赦ない批判が浴びせられている。
ジャーナリストのマノロ・ラマはCOPEで次のように断言した。
『人々が「フロレンティーノ辞任」と言うとき、それは会長に対してだけでなく、何よりもこのプロジェクトが終わったことを表現している。このプロジェクトはもう限界であり、完全に変えなければならない。かつてのマドリードのファンは常に逆転の希望を持っていた。それが今では80分過ぎに帰ってしまう。試合がマドリードのペナルティエリア内で終わったという事実が、このチームの感覚を物語っている。このチームはデュエルに勝てない。フイセン、アーノルド、マスタントゥオーノのプレーは見るに堪えない。彼らがプロジェクトを構築するために獲得した選手なのか?』
El Chiringuitoのフアンマ・ロドリゲスも怒りを露わにしている。
『強度の欠如ではなく、質(クオリティ)の欠如だ。過去40年間で、これほど平凡なレアル・マドリードのスカッドを私は覚えていない。彼らが前線に到達したくないのではなく、3メートルのパスをミスするから到達する時間がないのだ。質がない。フイセンには質がない。カジェラスは5000万ユーロの選手ではなく、マドリードでプレーする質はない。アセンシオやゴンサロはスタメンになれる選手ではない。ギュレルは断続的で、マドリードでプレーする質はない。アーノルドはマドリードのためのサッカー選手ではない。クルトワ、ヴィニシウス、エムバペ、ロドリゴ、ベリンガム、それにミリトンとバルベルデ、質があるのは彼らだけで、あとは店じまいだ。バルサのスカッドよりもはるかに劣っている』
元レアル・マドリードの選手であるトテもElDesmarque Madrugadaで嘆いている。
『物心ついてから48年になるが、これほど才能のないレアル・マドリードを見たことがない。若い選手は成長するだろうしフイセンへのブーイングには賛成しないが、実績や経験があるのにマドリードのレベルに達していないように見える選手たちがいる。マドリードで成功するには、スポーツ的に厚かましくなければならない。50回ミスしても50回ボールを要求しなければならない。常に後ろにパスを出してばかりではダメだ』
ダビド・サンチェスとロベルト・ゴメスはアルベロアの解任を強く示唆している。
サンチェス:『アルベロアが解決の鍵を見つけ、ロッカールームに喜びを取り戻したと聞いていたが…彼は上層部のイエスマンであり、マドリードの監督になるための実績は無に等しい。ヨーロッパの大会で痛い目を見るまでこの状態が続くだろう。シャビ・アロンソの方がアルベロアより優れた監督だと思う』
ゴメス:『数年前の本当のフロレンティーノ・ペレスなら、明日の朝11時には新監督の就任発表を行っていただろう。若さと実験が多すぎる子供たちのチームによる恐ろしい大惨事だ』
■【ゴールデンシュー争いと移籍市場の噂、その他小ネタ】
・エムバペのゴールデンシュー(欧州得点王)争い
ESM(欧州スポーツメディア)が発表した最新のゴールデンシューランキングで、バイエルン・ミュンヘンのハリー・ケインが30ゴール(60ポイント)で首位を独走している。キリアン・エムバペは23ゴール(46ポイント)で2位につけているが、2月8日のバレンシア戦以降ゴールがなく、現在の左膝の怪我による長期離脱を考慮すると、昨シーズンに続く2度目の受賞はほぼ不可能と見られている。
・マドリード・キラーの襲来
金曜日にマドリードをホームのバライードスで迎え撃つセルタのウィリオット・スウェドベリにとって、マドリードは「お気に入りの犠牲者」である。彼はプロとしてこれまでに決めた17ゴールのうち、実に4ゴールをマドリードから奪っている。過去5回の対戦(リーガ4回、コパ1回)でわずか215分の出場ながら4ゴール(54分に1ゴールの計算)を記録しており、前回ベルナベウでの対戦(0-2でセルタ勝利)でも後半からの出場で圧巻の2ゴールを決めている。
・補強候補の噂
守備陣の崩壊を受け、新たなセンターバックの補強の噂が絶えない。ドルトムントのニコ・シュロッターベックがレアル・マドリードへの移籍に近づいていると報じられている。また、トッテナムの左利きCBであるミッキー・ファン・デ・フェン(市場価値6500万ユーロ)についても、ここ数日マドリードが関心を示していると関連付けられているが、本人はバルセロナへの移籍を優先しているとのこと。
また、元所属選手のニコ・パス(コモ)について、トテは『私がカスティージャで見た時はプロになれるか確信が持てなかったが、彼は私を黙らせた。移籍して経験を積み、出て行った時とは違う選手になっている』と成長を称賛し、買い戻しの可能性を匂わせている。
・ナインゴランの過去の逸話
元ベルギー代表のラジャ・ナインゴランがポッドキャスト『Sportium.fu』で自身のキャリアを振り返り、レアル・マドリードに関する興味深い発言を残した。
『人々は、もし私が酒を飲まずタバコも吸わなければレアル・マドリードでプレーできただろうと言った。しかし、自分の(自由な)ライフスタイルがなければ私は幸せになれず、あれほどのパフォーマンスを発揮することはできなかっただろう』
【本日の総括】
ヘタフェ戦の敗北によりリーガ優勝が絶望的となり、ベルナベウには会長辞任のコールが響き渡った。アルベロアの限界、選手の暴言と退場、エムバペの負傷、ロッカールームの崩壊など、クラブはかつてない深刻な危機的状況に直面している。
