フロントが見据える長期ビジョン
この試合は、今夏エスパニョールのスポーツディレクター(GM)に就任したモンチにとって、30年以上在籍した愛する古巣セビージャとの初の公式戦での直接対決という特別な意味を持っていました。
彼の腕に刻まれた、セビージャ時代に勝ち取った7つのヨーロッパリーグを表す星と「Imperium Nostrum(我らの帝国)」のタトゥーが示す通り、古巣との絆は永遠です。
しかし、モンチは現在のエスパニョールでの役割に完全に集中しています。試合後、彼は現在のクラブの状況について、『我々は今、結果を出し、そして成長していくことが何よりも求められている時期にいる』と力強く語りました。
さらに、マノロ・ゴンサレス監督に対する揺るぎない信頼を強調しました。
『マノロへの信頼は100%、完全にトータルなものだ。我々は短期的な視点だけでなく、中長期的、そして将来的なクラブの成長を見据えて、二人三脚で綿密な補強計画を練り上げてきた。そこにはいかなるブレもない。マノロはクラブに関わるすべての人々から愛されている特別な存在であり、過去3シーズンにわたってチームを牽引し、目標をしっかりと達成してきた実績がある』。
移籍市場の閉幕を経て、モンチは自身のビジョンとマノロ監督との強力なタッグで、エスパニョールをさらなる高みへ導く決意を改めて示しました。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
10人の相手に対して数的優位を活かせず、手痛い先制点を許すなど反省の多い一戦となりましたが、土壇場98分にマルコス・フェルナンデスが泥臭く決めた同点弾で、執念の勝ち点1をもぎ取りました。判定の議論や攻撃の組み立てにおける課題は山積みですが、新戦力ブライアン・サラゴサの躍動やフロントとの強固な信頼など、今後の巻き返しに期待が高まる激動の夜となりました。