怪我に泣いたカンテラの星、ディエゴ・メンデスが契約満了で退団

長年にわたりラージョ・バジェカーノの下部組織で最高の才能の一人と期待されてきた23歳のMFディエゴ・メンデスが、クラブを去ることが決定した。クラブは2024年に結んだ契約に含まれていた3年間の延長オプションを行使しない決断を下し、メンデスはフリーエージェントとなった。

メンデスは2019年に10代でカンテラに加入し、Bチームで頭角を現した後、2022年にアンドニ・イラオラ監督に見出されてトップチームデビューを果たした。2022年から2025年にかけてラ・リーガで2試合、コパ・デル・レイで5試合に出場し、確かな一歩を踏み出していた。

しかし、彼のキャリアは残酷な負傷に見舞われる。2024年1月のコパ・デル・レイ、ウエスカ戦で右膝の前十字靭帯と半月板を断裂する大怪我を負い、長期離脱を余儀なくされた。過酷なリハビリを経て、2025年の冬の移籍市場で試合勘を取り戻すためにエルデンセへ期限付き移籍し、8試合に出場して復活の兆しを見せた。ところが、2025-2026シーズンのプレシーズン中に再び前十字靭帯を断裂するという悲劇に見舞われてしまった。

昨シーズンの終盤には完全に回復し、チームメイトと同じメニューをこなすまでコンディションを戻していたが、ラージョでの挑戦はここで終わりを迎える。若くしてトップレベルを経験したメンデスにはすでに複数のオファーが届いているという。セグンダ・ディビシオンの1クラブ、プリメーラRFEFの4クラブ、さらにアメリカのクラブが、怪我の不運から再起を誓う若きミッドフィルダーの獲得に関心を示している。

(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

エスタディオ・デ・バジェカスの安全面と老朽化を巡るマドリード州との対立は、州によるクラブ会長の告発や立ち入り拒否など泥沼の様相を呈しています。開幕に向けたホームゲームの開催地が未定のまま、ピッチ状態も絶望的でファンの不安は募るばかりです。また、トップチーム定着を期待されながらも度重なる膝の大怪我に苦しんだディエゴ・メンデスの退団も決まり、ピッチ内外で落ち着かない状況が続いています。