レアル・ベティス

16年ぶりに欧州最高峰の舞台へ帰ってきたレアル・ベティス。敵地でのリール戦を3-2の劇的逆転勝利で飾った夜、34歳の司令塔イスコがフットボール史にその名を永遠に刻む金字塔を打ち立てました。

イスコはリール戦のスタメンとしてピッチに立ち、61分間プレイしてマーク・バートラの同点ゴールをアシストする圧巻のパフォーマンスを披露。この出場により、バレンシア、マラガ、レアル・マドリード、セビージャ、そしてレアル・ベティスの計5クラブでチャンピオンズリーグに出場した「史上初のプレーヤー」となりました。これまでエルナン・クレスポやステファン・ダルマ、ラヒーム・スターリングらが保持していた4クラブという最多記録を塗り替える快挙です。試合後、イスコは『試合前にこのデータを聞いて驚いたが、非常に誇らしい。何よりもこの特別な大会に戻ってこられたこと、そしてチームが勝利できたことが嬉しい』と笑顔で語りました (via SPORT)。

レアル_ベティス

同じくリール戦で圧巻の存在感を示したのが、中盤でフル出場を果たしたパブロ・フォルナルスです。バートラの1つ目のゴールを正確なセットプレーでアシストし、チームの勝利に大きく貢献しました。

自身初となるCLのピッチを踏んだフォルナルスは、試合後のインタビューで『生まれた時からの夢が叶った。ベティスのユニフォームを着て、この舞台で勝ち点3を獲得できたことは最高の夜だ』と感無量の面持ちでコメント。今夏の補強によって厚みを増したチーム状況についても触れ、『クラブは非常に競争力の高い素晴らしいスクワッドを作り上げた。誰を先発で起用するか、監督(ペジェグリーニ)にとっては本当に嬉しい悩みになるはずだ』と自信を深めていました (via Estadio Deportivo)。

レアル・ベティス

ピッチ外でもベティスが脚光を浴びています。リール戦の後半、相手FWエサン・ムバッペがベティスDFナタンへの顔面肘打ちにより、VAR介入を経て一発退場処分となりました。

この事態を受け、レアル・ベティスの公式X(旧Twitter)アカウントが即座に反応。名優ウィレム・デフォーの苦悶する表情の画像に『ムバッペという名前を聞くたびに「レアル・ベティス」を思い出す』とのメッセージを添えて投稿しました。これは先日のリーグ戦でキリアン・ムバッペのPKをGKアルバロ・バジェスが阻止して勝利した出来事を引き引き合いに出したユーモア溢れる内容で、世界中のフットボールファンの間で瞬く間に大拡散されました (via MARCA)。