アトレティコ・マドリード

アトレティコ・マドリードの現状に対し、スペイン国内の重鎮たちから厳しい声が相次いでいます。評論家のエミリオ・ペレス・デ・ロサスは、ラ・リーガの競争力に疑問を呈する中で『アトレティコ・マドリードはすでに白旗を揚げたようなものだ』と断言し、チームの姿勢を冷ややかに批判しました (via SPORT)。

さらに著名ジャーナリストのロベルト・ゴメスは、サン・マメスで敗戦を喫したアトレティコについて、ディエゴ・シメオネ監督の采配を痛烈に糾弾しています。ゴメスは『シメオネの采配と戦術ディレクションは極めてひどいものだった。前半は素晴らしい戦いを見せていたにもかかわらず、後半に入ってからわずか1分半で2失点を喫して崩壊した。このイメージは完全に嘆かわしいものであり、クラブにとっても凄まじい大打撃だ』と語り、チーム全体の指揮系統に大きな疑問符を投げかけました (via MARCA)。

こうしたピッチ上の混乱に加え、チャンピオンズリーグ(CL)のリヴァプール(アンフィールド)戦を前に、極めて衝撃的な離脱者情報が舞い込んでいます。開幕前の筋肉の拘縮からグループ練習への復帰を果たせていないアレクサンダー・セルロートの欠場が濃厚であることに加え、カンテラ出身のアタッカーであるアルナウ・オルティスの欠場が確定しました。アルナウは、2年前(2024年8月)にポーランドのスロンスク・ヴロツワフへレンタル移籍していた際、カンファレンスリーグ予選のサンクト・ガレン戦(2-0で迎えた2戦目の延長戦)で、シミュレーションと異議による2枚のイエローカードで退場処分を受けていました。その際に科された出場停止処分(サスペンション)が依然として消化されておらず、今回のCLアンフィールド戦に適用されるため、遠征メンバーから外れるというまさかの事態に直面しています (via Mundo Deportivo)。

レアル・ソシエダ

レアル・ソシエダに所属するアルセン・ザハリャンの素行とプロ意識を巡り、限界説が急速に浮上しています。今季で4年目を迎えるザハリャンですが、開幕から4試合で出場時間はわずか3分(ベティス戦)のみ。前節のエスパニョール戦では、最後の交代枠で自分が起用されなかったことに激怒し、ビブスをピッチに投げつけ、フィジカルコーチに悪態を突いて試合終了のホイッスル前にロッカールームへ引き上げる暴挙に出ました。さらに試合後、ベンチ外や途中出場の選手に義務付けられているピッチ上でのリカバリーランニングへの参加も拒否しようとしたことが判明しています。

これに対し、ソシエダOBのブレトス・ブレトスは『ソシエダは若い才能に対して並外れた辛抱強さを持つクラブだが、3年経った今、ザハリャンは結果を出してその忍耐に報いるべきだ。我慢にも限界がある』と厳しく苦言を呈し、マタラッツォ監督も『ザハリャンは自らの感情をコントロールし、自分の瞬間を辛抱強く待つ必要がある』と諭しています。さらに、ロシアの伝説的プレーヤーであるアレクサンドル・モストヴォイも『彼は素晴らしいクオリティを持っているが、今のロシアの若者は早くから大金を手にして別の生活を送っている。我々の時代とは全く違う』とプロ意識の欠如を辛口で批判しました。今夏は放出寸前だったザハリャンに対し、サポーターや周囲からは『特権的な環境を無駄にせず、ソシエダで飛躍しろ』と強い檄が飛んでいます (via Noticias de Gipuzkoa)。

一方、月曜日にアウェイで行われるエルチェ戦に向けては、遠征での初勝利を強く求めています。過去のアウェイ戦(ベティス戦、レアル・マドリード戦)では連敗を喫しており、直近のセルタ戦も0-0に終わったため、得点力不足の解消が急務です。過密日程による疲労を考慮し、マタラッツォ監督はスタメンの大幅な変更を示唆。守備陣では、今夏獲得したばかりのママドゥ・サールがジョン・マルティンとセンターバックを組み、先発でデビューを飾る可能性が高まっています。中盤ではカルロス・ソレールが先発復帰する見込みのほか、ゴロツァベギの抜擢も選択肢に挙がっています。前線では、疲労が極限に達しているオヤルサバルが再びスタメンで攻撃を牽引せざるを得ない状況であり、ウスカルソンはベンチ待機、 marchalとゲデスが両ウィングを任される布陣が準備されています (via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)。

レアル・ベティス

レアル・ベティスは、実に21年ぶり(7581日ぶり)となるチャンピオンズリーグ(CL)への本格復帰を目前に控え、フランスのリール戦(デカトロン・アリーナ=ピエール・モーロワ)に向けて最大の士気で臨んでいます。負傷離脱中だったジョバニ・ロ・チェルソが当初の予定より1週間早く復帰を果たしたほか、ダニ・セバジョスも全体練習に合流してわずか数日ながら強行招集され、ペレグリーニ監督はCL用の最高メンバーを遠征リストに揃えました (via SPORT)。

リール戦の先発メンバー予想では、守護神にはレアル・マドリード戦でも大活躍したアルバロ・バジェスが君臨。右サイドバックはアンヘル・オルティスとエクトル・ベジェリンが競うものの、オルティスはベンチスタートとなる見込みです。センターバックはマルク・バルトラとナタン、左サイドバックはカンテラ出身のジュニールが有利とみられます。中盤はファクンド・ベルナルとマルク・ロカのダブルボランチ、本来の「8番」の位置にパブロ・フォルナルスが復帰。右にアントニー、アブデ不在の左にはロロ・リケルメが入る見込みです。復帰したイスコは調子を上げており、45分以上プレーできる状態にあります。フォワードには、前節マドリード戦で決勝ゴールを叩き出したトロイ・パロットがクチョ・エルナンデスを抑えて先発する公算が大きいです。フィダルゴやイケル・ロサダ、デオスサ、セバジョス、ロ・チェルソはベンチから勝負の時を待ちます (via SPORT)。

副会長のホセ・ミゲル・ロペス・カタランは今夏の移籍市場を振り返り、『良い計画のもとで、左サイドバック、ピヴォット、センターフォワードを補強し、最後にダニ・セバジョスの獲得という素晴らしい guinda(ケーキの上の飾り)を加えることができた。ペレグリーニ監督も満足している』と総括。アムラバトの抜けた穴にファクンド・ベルナル、アルティミラの代わりにセバジョスが機能していると語りました。しかし一方で、サラリーキャップの限界まで資金を使い切ったため、『1月の冬の市場に向けた補強予算は完全にゼロであり、何もする予定はない』と明言しました。また、前節マドリード戦の終了間際に得たPKの際、マーク・バルトラのエリア侵入が物議を醸し、審判OBたちがやり直しを主張した件について、ロペス・カタランは『CTA(技術審判委員会)が十分な説明を行い、すべてはクリアになっている。あのプレーが再び繰り返されることはない』とこれ以上の議論を拒否する姿勢を見せています (via Estadio Deportivo / ElDesmarque)。

また、ベティスで5シーズンにわたり活躍し、2022年のコパ・デル・レイ優勝(バレンシアとの決勝戦のPK戦で自身もネットを揺らした)に貢献した元スペイン代表FWクリスティアン・テージョ(35歳)が、自身のSNSで現役引退を発表しました。キャリアを振り返る中で、2016年と2022年の2度にわたりバレンシアへの移籍を熱望したものの、いずれもピーター・リムが科した厳しい経済的制限によって阻まれた過去の因縁も再び脚光を浴びています (via Mundo Deportivo / SPORT)。

バレンシアCF

バルセロナにホームで0-5という屈辱的な歴史的大敗を喫し、4試合で勝ち点わずか1、最下位に沈むバレンシアCFでは、かつてない規模の内部崩壊が進行しています。試合中からメスタージャには『コルベラン辞任』や『ピーター、出て行け』の大合唱が鳴り響き、試合後には激怒した数千人のサポーターがスタジアム周辺に滞留。選手たちが安全にスタジアムを退出すべく、地元警察が防護線を張って出動し、バリケードを築くという最悪の暴動劇へ発展しました (via Estadio Deportivo)。

この惨状に対し、クラブの黄金期を支えた伝説的GKサンティアゴ・カニサレスが、ラジオ番組で極めて激しい言葉で経営陣を断罪しました。カニサレスは『問題は単に勝ち点3を失ったことではない。ファンはすでに公の蜂起(levantamiento público)を求めている』と切り出し、『ピーター・リムにクラブを売りに出させる唯一の方法は、サポーターがメスタージャを完全に、かつ継続して空席にすること(スタジアムボイコット)だ。これによって最大の社会的圧力をかけるしかない。バレンシアは、こんな最悪なチームであっても4万2000人ものサポーターが自ら恥をかきにスタジアムへ通い続ける、とてつもない顧客資産を持った極めて魅力的な企業(caramelo)だ。しかしリムは1年前に届いた買収提案も含めて一切の交渉を拒否し、地元の政治家も新スタジアム問題などで彼を甘やかしてきた。彼が重い腰を上げて12月の市場で資金を動かすとすれば、チームが2部に降格しそうになり、自分のchiringuito(おもちゃ)が本当に崩壊する危機を感じた時だけだ』と激怒しました (via ElDesmarque / MARCA)。

さらにカニサレスや現地記者からは、カルロス・コルベラン監督が『クラブの盾』として利用されていると指摘されています。CEOのロン・グーリーが傲慢な説明会を開き、夏の市場最終日にフォワードとセンターバックの補強を1枚ずつ怠った失態を隠すため、コルベラン監督がすべての言い訳を引き受けていますが、4試合で1得点9失点、完全に自信を失ったチームの vulgarity(俗悪さ・平凡さ)を擁護することは、もはや不可能です (via MARCA)。

コルベラン監督を襲う更なる悲劇は、毎試合新たな怪我人が発生する「野戦病院」状態です。バルサ戦の62分にはDFムクタル・ディアカビが負傷交代を余儀なくされ、カンテラ出身のイケル・コルドバが急遽トップチームデビュー。これで開幕から4試合連続で毎試合負傷者が出るという呪われた事態に陥っています。初戦で右足首を痛めたジュスティン・デ・ハース(復帰時期未定)、2戦目で右太ももを負傷したギド・ロドリゲスに加え、3戦目でハムストリングを痛めたウマル・サディクはクリスマスまで長期離脱が濃厚。クラブは急遽、無所属(フリーエージェント)のFW市場を調査して緊急補強を模索しています (via SUPERDEPORTE / SPORT)。

デポルティーボ・ラ・コルーニャ

マルセイユからわずか150万ユーロの移籍金でデポルティーボ・ラ・コルーニャに加入し、ビジャレアル戦でのロスタイムの劇的逆転決勝弾など、4試合で4ゴール2アシストと驚異的な大爆発を見せているピエール=エメリク・オーバメヤン(37歳)が、ガボン代表からの「永久引退」を正式に発表しました。オーバメヤンはインタビューの中でその壮絶な裏側を告白し、『負傷を押してアフリカネイションズカップに強行出場したにもかかわらず、公にすべての敗退責任を自分とブルーノ・エクーレ・マンガに押し付けられ、イメージを汚され侮辱された。あれが決定打となった。もうこれ以上耐える理由はない』と苦渋の決意を明かしました。代表ウィーク中の長距離移動による消耗が一切なくなることは、デポルにとってこれ以上ない朗報となります (via ElDesmarque)。

かつて2022年にバルサに加入し、24試合で13ゴールを挙げてチームの救世主となったオーバメヤンに対し、バルササポーターからは現在の9番不在の状況も相まって『あの時の彼がいれば』と深い郷愁の声が寄せられています。オーバメヤン本人も『バルサでの6ヶ月は私のキャリアで最も美しく幸せな時間だった。オフの日ですら練習に行きたくなるほどすべてが素晴らしかった』と振り返りました。

また、SNSではインフルエンサーのダニ・モレンザが「オーバメヤンはラ・リーガ最高だ。つぶつぶ(grumitos)が一切入っていない極上のオレンジジュースをゴールドのトレイに載せて提供するから、私の自宅にご飯を食べに来てほしい」と動画でラブコールを送ったところ、オーバメヤン本人がSNSを通じて『つぶつぶなしのオレンジジュースを希望する。そうすれば信じられないほどアメイジングだ』とユーモア溢れる条件付きで返信し、サポーターの間で大きな話題となっています (via SPORT)。

RCDエスパニョール & セビージャFC

日曜日の夜に行われた直接対決(1-1)は、試合後も主審ミゲル・セスマ・エスピノサの不可解なレフェリングを巡り、両クラブの怒りが最高潮に達しています。

まずセビージャ側は、後半58分にDFアルーナ・サンガンテがエスパニョールのロベルトに対するスライディング一発でレッドカードによる退場処分を受けたことに激怒。セビージャを率いるルイス・ガルシア・プラザ監督は『先に完璧にボールを突いている。絶対に退場ではない!』と叫び、近くにいたキケ・サラスも『明らかにボールを先に弾いていた。審判の解釈は間違っている』と憤慨。テレビ番組に出演した審判OBのラファ・ゲレーロやパハレス・パスも『これは先にボールに触れた後の不可避な接触(residual)であり、決して赤ではない』と主審の判定を猛烈に批判しました (via Estadio Deportivo / ElDesmarque)。

一方のエスパニョール側も、前半にオマール・エル・ヒラリが挙げたプロ初ゴールが、マルコス・フェルナンデスのポジション的オフサイド(視界遮断)としてVAR判定により取り消されたことに大激怒。審判たちの交信音声が流出し、主審のセスマが『キーパー(ヴラホディモス)の視界は遮っていないかもしれない。しかし、5番(キケ・サラス)の視界を妨げたかもしれない、おそらく真ん中にいたから…』と極めて曖昧で自信を欠いた状態で判定を覆していたことが暴露されました。エスパニョールのマノロ・ゴンサレス監督は『何がオフサイドで何がそうでないのか、誰も理解できない。基準が完全にバラバラだ』と不満を爆発させました (via ElDesmarque / Mundo Deportivo)。

数数的優位を活かせず引き分けに終わったエスパニョールですが、98分に泥臭く劇的な同点ゴールを決めたマルコス・フェルナンデスが大きな感動を呼びました。ゴール直後、彼はユニフォームをめくり、『セウタは売らない、セウタは守る』と書かれたメッセージTシャツを力強くアピール。昨季、3部のADセウタへレンタル移籍し、36試合14ゴールとプロへのステップを刻ませてくれた恩義があるマルコスは、現在移民危機で深刻な状況に直面しているセウタへの連帯を示したと語り、『セウタは第二の故郷。あそこの人々が困難に立ち向かうのを応援したかった』と述べました。セウタのホセ・フアン・ロメロ監督もSNSで『マルコスは人間としてもフットボーラーとしても、完全にゴールド(金)の男だ』と熱い感謝を表明しました (via Estadio Deportivo)。

ヘタフェCF & セルタ・デ・ヴィーゴ

月曜日にコリセウムで行われる直接対決を前に、両クラブは深刻な「得点力不足(sequía)」に喘いでいます。

アウェイに乗り込むセルタ・デ・ヴィーゴは、開幕4試合でわずか1得点(イアゴ・アスパスのゴールのみ)にとどまり、クラブ史上最悪のワーストスタート記録(2016/17シーズン)に並ぶ事態に直面。アウェイ遠征は2連続で0-0と沈黙。一方のヘタフェも3試合でわずか1得点(エネス・ウナル)のみ。シュート22本中、枠内に飛んだのはわずか4本と、深刻な精度不足に悩まされています (via MARCA)。

ヘタフェを率いるホセ・ボードラス監督は、今夏の移籍市場の結末に対して怒りと諦めの混ざった本音を吐露しました。最終日にネマニャ・グデリとアソン(コモからレンタル獲得)を補強したものの、ベルロカルとネユーを放出したため、『会長(アンヘル・トーレス)とも話したが、2人入って2人出て行ったのだから選手層の薄さは全く変わっていない。分かってはいたが、明らかに人数が足りない』とフロントの怠慢を批判。ウチェやフアンミをケガで欠く中、新加入のグデリをいきなり先発に据えるスクランブル体制を余儀なくされています (via MARCA)。

セルタ側は、ケガから復帰したボルハ・イグレシアス(パンダ)を遠征メンバーに加えたものの、クラウディオ・ヒラルデス監督は『90分間プレーできるコンディションにはない』として、先発か後半からの投入かで頭を悩ませています。さらに、合流してわずか2回の練習しかこなしていないウルグアイ代表DFセバスティアン・カセレスが、いきなり3バックの中央で先発して欧州デビューを果たす可能性が浮上。フェバスの負傷に伴い、モリバとロマンが中盤のコンビを組む見込みです (via Estadio Deportivo)。

アスレティック・ビルバオ

エディン・テルジッチ新監督が率いるアスレティック・ビルバオでは、早くも「8人のアンタッチャブル(絶対的主力)」が確立され、戦術の浸透とチームの一体感が絶頂に達しています。

全4試合に出場し、テルジッチ監督から全幅の信頼を寄せられているのは、守護神ウナイ・シモン、オイハン・サンセト、イニャキ・ウィリアムズ(現在CF起用が定着中)、ラポルト、ヘレ、ニコ・ウィリアムズ、ベレンゲル、グルセタの8名です。(via Mundo Deportivo)

前節アトレティコ戦での快勝劇を経て、選手たちからのテルジッチへの支持は揺るぎないものとなっています。チームの中心であるサンセトは『監督が提示するゲームプランと、自分たちのアイデンティティが完全に一致している。自分自身もフィジカル面で一歩前進できたと強く実感しており、この監督のもとで肉体的に極めて良い状態にある』と絶賛。さらに、ピッチ上でまばゆい輝きを放ち続けるニコ・ウィリアムズも『テルジッチ監督はとにかく素晴らしい(espectacular)。その手腕がそのままピッチ上のプレーに実証されている』と手放しで指揮官を讃えています (via Mundo Deportivo)。

RCDマジョルカ

土曜日に行われたエルデンセ戦で、支配しながらも0-0のスコアレスドローに終わったRCDマジョルカは、4節を終えて「自分たちが何を目指しているのか全く見えない(indefinido)」という深刻なスタイル構築の迷路に迷い込んでいます。

ルイス・ガルシア監督はポゼッション重視の攻撃的なフットボールを掲げ、中盤に豊富な人員を補強したものの、実際のピッチ上では『センターバックとピヴォットの間でだらだらと無駄な横パスを回すだけで、縦へ刺す電撃的なスピードや推進力が皆無』という極めて退屈なポゼッションに陥っています。

サラがPKをポストに直撃させて外す不運はあったものの、期待されたルブンボは試合を重ねるごとに信頼を失っており、チェルダやリソ、ロカも全く違いを作れていません。流れの中から得点を奪う術を完全に見失っており、昇格候補としての威厳を示すための戦術的大改革が求められています (via SPORT)。

CDエルデンセ

土曜日にマジョルカから貴重な勝ち点1をもぎ取ったCDエルデンセですが、そのピッチ外で信じられない大波乱が勃発しています。

わずか4ヶ月前にチームを2部昇格(優勝)へ導き、地元サポーターから絶大な愛と支持を集めていたクラウディオ・バラガン監督が、第4節終了後の日曜日の夕方に突如電撃解任されました。開幕4試合で勝ち点2、アルメリアやカディスといった並み居る強豪相手に互角以上の好ゲームを展開していたにもかかわらず、フロントは『組織の決定』という冷淡なリリースわずか5行でバラガンを切り捨てました。

シーズンシート保有者3500人を含むサポーターたちは、このフロントの恩知らずな暴挙に対してスタジアム周辺やSNSで大激怒。さらに、夏の間、選手たちの契約更新は派手に公式発表されていたにもかかわらず、バラガン監督の更新手続きだけがフロントによって意図的に無視されていたことが判明し、「初めから解任する前提で市場を進めていた」フロントのずさんな管理体制が露呈して大炎上しています (via SPORT)。

レアル・サラゴサ

イバイ・ゴメス新監督が率いるレアル・サラゴサでは、中盤の序列を巡る大きな謎と新星の台頭が議論を呼んでいます。

夏の移籍市場最終日、トルコのギョズテペなどから50万ユーロのレンタル料+350万ユーロの買い取りオプションという、3部リーグのクラブとしては破格のオファーが届いていたガーナ人MFユシフ・サイドゥ。サラゴサとイバイ監督は「昇格のために絶対に手放せない重要な存在だ」と説得してこの移籍を阻止し、チームに引き留めました。しかし、蓋を開けてみれば開幕2試合でサイドゥの出場時間は「ゼロ」。ベンチで完全に幽閉状態(invisibles)となっており、周囲のメディアやファンを大いに困惑させています (via SPORT)。

その一方で、新加入のマルコ・サンガリが圧倒的なセンセーションを巻き起こしています。前節のアンテケラ戦、前半にアイデアも創造性も欠いて悲惨な戦いに終始したチームに対し、後半から途中出場したサンガリは右サイドを一気に活性化。投入直後に瞬く間にPK(アンデル・エレーラがポストに当てて失敗)を獲得するなど、圧倒的な推進力とクオリティを誇示しました。昨季はラシン・サンタンデールで昇格の立役者となった実力者が、早くもイバイ・ゴメス監督の中盤の序列を塗り替え、スタメンの座を強奪する勢いを見せています (via SPORT)。

【本日の総括】

レアル・マドリードとFCバルセロナが圧倒的な力を見せる一方で、ラ・リーガのその他のクラブでは、21年ぶりのCL参戦に狂喜して強行軍を敷くレアル・ベティス、サン・マメスでの歴史的敗戦を経て早くもシメオネ采配への非難が噴出するアトレティコ、そしてメスタージャでの歴史的惨敗から警察が出動する暴動劇と「ボイコット」が叫ばれるバレンシアCFなど、激動の一日となりました。また、2部リーグにおいても、奇跡の昇格をもたらした英雄バラガン監督をわずか4節で切り捨てる非情な電撃解任に揺れるエルデンセなど、フットボールの「光と影」が極めて残酷に交錯しています。