ラ・リーガ開幕戦延期の可能性

W杯メキシコ・アメリカ・カナダ大会の決勝トーナメントに多数の選手を派遣しているクラブを対象に、ラ・リーガ第1節が延期される可能性が浮上している。アスレティック・ビルバオはスペイン代表としてウナイ・シモン、アイメリク・ラポルテ、ニコ・ウィリアムズが勝ち残っているため、アウェイでのFCバルセロナ戦が延期の対象となる見込みだ。W杯の決勝は7月19日に予定されており、ラ・リーガの開幕は8月16日の週末となっている。プロサッカー選手協会の規定により選手には最低3週間の休暇が義務付けられているため、準決勝以上に進出した選手を抱えるチームは延期を申請できる。延期された試合は、8月末の第2節と第3節の間のミッドウィークに組み込まれる公算が大きい。(via ElDesmarque)

エディン・テルジッチ新監督プレゼンテーション

サン・マメスのプレスルームにて、エディン・テルジッチ新監督の就任プレゼンテーションが行われた。ヨン・ウリアルテ会長とミケル・ゴンサレスFDが同席する中、ドイツ人指揮官はまず集まった記者一人一人と握手を交わし、質問の前に記者の名前と所属媒体を尋ねるよう要求した。挨拶はバスク語で次のように行われた。

『こんにちは。ありがとう、ジョン、ありがとう、ミケル、ありがとうアスレティックファンのみんな。ここにいられてとても嬉しい。アウパ、アスレティック!』

アスレティックを選んだ理由については、次のように語っている。

『ここ数年オファーがあったのは事実だが、クラブから電話をもらったとき、歴史、才能、ポテンシャルについて調べた。そしてそれを感じたとき、他と比較し始めたんだ。チャンスが来たとき、このプロジェクトの一部になりたいと強く思ったよ』

目指すプレースタイルについては、簡潔にビジョンを示した。

『要約すると、守備では自分たちと一緒にプレーし、攻撃では自分たちのためにプレーしなければならない。チームが成功するために、唯一無二のグループであってほしい』

また、チームのキャプテンであるオスカル・デ・マルコスの重要性についても強調している。

『選手やクラブのメンバーと話すと、皆が彼の名前を挙げていた。ここで素晴らしい人たちに出会ったが、オスカルはその一人だ。彼はロッカールームと監督の間に必要な架け橋を築く手助けをしてくれるだろう』

FCバルセロナの指揮官であるハンジ・フリックとの関係についても言及した。テルジッチがボルシア・ドルトムントを率いていた時期に接点があったという。

『ハンジ・フリックのことはよく知っている。彼がドイツ代表監督だった時、私の古巣から6人の選手を呼んでいたからね。その時に、非常に良好でオープンな関係を築いたんだ。私はこの2年間、以前よりも良い監督になるための準備に時間を費やしてきた。そのプロジェクトの一つが、私より1世代、2世代、3世代上の監督と話すことで、ハンジもその一人だったし、ユップ・ハインケスもそうだった』

『ハンジと話したのは、彼がブンデスリーガからラ・リーガへ移って人生がどう変わったかを知りたかったからだ。彼の経験を少しでも理解するために彼を訪問したよ。彼はバルサで素晴らしい仕事をしており、どれほど素晴らしい監督かを示している。さらに、彼がとても素晴らしい人間であるとも断言できる』(via Mundo Deportivo / ElDesmarque)

イニャキ&ニコ・ウィリアムズの状況

テルジッチ監督は、チームの命運を握るウィリアムズ兄弟の状況についても説明した。兄のイニャキ・ウィリアムズはガーナ代表として出場したW杯で敗退した後、チームのプレシーズン始動に合わせて合流している。

『選手と監督の間のことなので多くは語れないが、イニャキは私が最初に話した選手だ。W杯の前に良い話し合いができた。昨日も私たちと一緒にいたよ。彼はこれから3週間の休みをとる。話したときはとても感じが良かった』

一方、ウルグアイ戦でヒヤリとする場面があり、その後W杯での出番がない弟のニコ・ウィリアムズの身体的な状況についてもプランを明かした。

『全員に休養期間がある。彼とは連絡を取り合っているよ。彼は非常に困難な時期を過ごしたからね。状況は状況だ。彼にはW杯での健闘を祈っているし、戻ってきたら彼のために特別なメニューを組むつもりだ』(via ElDesmarque)

レサマの公開と若手のチャンス

テルジッチ監督は、練習施設レサマのファンへの公開についても自身のスタンスを語った。

『木曜日に最初の公開練習を行うが、詳細はクラブから案内があるだろう。私たちはオープンだ。レサマを開放するかどうかは私次第ではなく、私より前に下された決定を判断することはできない。私はファンに扉を開くことに慣れているが、今日ではできる限り最高の準備をしなければならない。非公開でやらなければならないこともあるんだ』

ストライカーを探している状況において、若手のウルコ・イセタの将来について問われると、ポジション争いを促した。

『アスレティックだけでなく、誰もがストライカーを探している。これは我々の仕事の一部だ。ウルコ・イセタについては...今は多くを語りたくないが、決断を下す時であることは確かだ。明日は練習があり、プレーしたいということを私に示すために全員が招待されている』

選手全員へのアプローチについても次のように締めくくっている。

『選手たちをリスペクトする。彼らの過去、現在、そして未来をね。すべてのセッションで練習できない選手もいる。今のところ、練習で何人の選手を見たいかという決定を下す必要はない。全員にプレーの機会があるんだ』(via ElDesmarque)

若手選手の移籍動向

トップチームへの定着を目指す若手選手たちの移籍が複数決定している。

22歳の守備的ミッドフィルダー、エデル・ガルシアがセグンダ・ディビシオンに昇格したコルドバCFへ1シーズンのレンタル移籍をすることが発表された。エデル・ガルシアは2029年までアスレティックと契約を結んでいる。レアル・ソシエダの育成組織から加入してレサマでの1年目を過ごし、昨季はビルバオ・アスレティックで絶対的な主力として34試合に先発出場し4ゴールを記録。エルネスト・バルベルデ前監督のもとでエルチェCF戦とFCバルセロナ戦に出場し、トップチームデビューも果たしている。基礎からのゲームメイク、守備での強さ、攻撃の組み立てに参加できるボール扱いが評価されており、コルドバCFの中盤のニーズに完全に合致する人材として迎えられた。

同じくビルバオ・アスレティックでプレーしていたイバイ・サンスも、コルドバCFへの加入が決定している。

さらに、ビルバオ・アスレティックのトップ下である21歳のイボン・サンチェスが、カディスCFへ完全移籍することが発表された。2030年6月30日までの長期契約となる。ゲチョ出身のイボン・サンチェスは昨季、ビルバオ・アスレティックとトップチームで素晴らしいシーズンを過ごした。チャンピオンズリーグのボルシア・ドルトムント戦では、バルベルデ前監督から80分に出場機会を与えられ、トップチームデビューを飾っている。1-4という結果に終わったものの、この経験は彼にとって一生の思い出となった。セグンダ・ディビシオンでのプレーは、彼が成長を続けるための大きなステップとなる。(via ElDesmarque / SPORT / MARCA)

【本日の総括】

W杯の影響による開幕戦延期の可能性が浮上する中、新指揮官テルジッチが就任会見で熱意を語り、ウィリアムズ兄弟の休養方針も明らかに。同時にエデル・ガルシア、イボン・サンチェスら将来を嘱望されるカンテラーノたちが新天地での飛躍を目指してクラブを離れるなど、新シーズンに向けたチームの再編が本格的に始動しています。