プレシーズン始動と招集メンバー全30名
月曜日、エディン・テルジッチ新監督のもとでアスレティック・ビルバオの2026-2027シーズンに向けたプレシーズンがレサマで正式にスタートした。ビルバオ・アスレティックからの5名を含む総勢30名の選手たちが2つのグループに分かれ、初日と2日目にかけて恒例の医療チェック、フィジカルトライアル、生理学的テストを受けている。
プレシーズンを開始した全30名の選手リストは以下の通り。
ゴールキーパー: フレン・アギレサバラ、アレックス・パディジャ、ミケル・サントス
ディフェンダー: ヘスス・アレソ、アンドニ・ゴロサベル、ウゴ・リンコン、ジェライ・アルバレス、ダニ・ビビアン、アイトール・パレデス、イケル・モンレアル、ユーリ・ベルチチェ、アダマ・ボイロ、ヨハネコ・ジャン・ルイ
ミッドフィルダー: ミケル・ベスガ、イニゴ・ルイス・デ・ガラレタ、アレハンドロ・レゴ、ベニャト・プラドス、ミケル・ハウレヒサル、ベニャト・ヘレナバレナ、オイアン・サンセト、ペイオ・カナレス、セルトン・サンチェス
フォワード: アレックス・ベレンゲル、ロベルト・ナバーロ、ニコ・セラーノ、アルバロ・ジャロ、イライジャ・ギフト、ゴルカ・グルセタ、マロアン・サンナディ、ウルコ・イセタ
ワールドカップの決勝トーナメント1回戦を戦うスペイン代表のニコ・ウィリアムス、ウナイ・シモン、アイメリク・ラポルテは最初の数週間のトレーニングには参加しない。また、1ヶ月強前に膝の重傷で手術を受けたウナイ・エギルスも欠席している。
一方で初日には嬉しいサプライズもあった。木曜日に行われたコロンビア戦に敗れてワールドカップ敗退が決まったガーナ代表のキャプテン、イニャキ・ウィリアムスがバカンスに入る前にレサマを訪れ、チームメイトや新たなコーチングスタッフに挨拶を行った。
火曜日の13時からはサン・マメスのプレスルームにてエディン・テルジッチ監督の正式な就任プレゼンテーションが行われる。そして水曜日には、ボルシア・ドルトムントの元指揮官である同監督がレサマで初のグラウンドセッションを指揮する。今週は水曜日から土曜日まで毎日10時30分から計4回のトレーニングが予定されており、日曜日にチームにとって最初の休養日が設けられている。(via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)
テルジッチ新監督を支える新たなコーチングスタッフ陣
エディン・テルジッチ監督の就任に伴い、コーチングスタッフの陣容にも各部門で重要な新メンバーが加わった。以前から発表されていたスタッフに加え、パフォーマンスおよびフィジカル準備部門の責任者としてダビド・カサミチャナ、セットプレーのスペシャリストとしてアンドリュー・ヒューズ、筋力強化のスペシャリストとしてマヌ・クレスポ、そして通訳としてアレックス・アルビステギがチームに合流した。
さらに、下部組織のビルバオ・アスレティックから心理学者のイニゴ・アギアナガと栄養士のアンデル・アルタミラもトップチームのスタッフに昇格している。(via ElDesmarque)
アンドニ・ゴロサベルが右内転筋を負傷
プレシーズン初日の笑顔が溢れる中で、ドイツ人新監督にとって唯一の悪いニュースとなったのがアンドニ・ゴロサベルの負傷である。メディカルチェックの結果、右内転筋に中程度の損傷が確認された。
これにより、ゴロサベルはプレシーズンにおける最初の負傷離脱者となり、今後の回復の経過を見守る必要がある。水曜日に予定されているテルジッチ監督のグラウンドでの初練習には参加できないことが確実であり、監督は水曜日のセッションを29名でスタートすることになる。(via ElDesmarque)
ウルコ・イセタの去就に残留の希望が浮上
エディン・テルジッチ監督からいち早く名指しで注目を集めているのが、センターフォワードのウルコ・イセタである。サン・マメスでの成功を夢見てアピールに燃えていた彼だが、前任のエルネスト・バルベルデ監督の構想外となり、5月の時点でクラブは彼を移籍市場に出すという厳しい決断を下していた。
しかし、プレシーズンが始まった現在、クラブはその方針に柔軟な姿勢を見せ始めている。ラ・リーガ・ハイパーモーションの複数のクラブが彼の獲得に強い関心を示しており、直近ではカディスCFがそのリストに加わった。クラブ側は、イセタに関してもウナイ・ゴメスで行ったような放出のフォーミュラを繰り返すことを悪くは思っていないものの、イセタにはかすかな希望の光が差し込んでいる。
ストライカー市場の選択肢が限られている中、テルジッチ監督のニーズ次第では、1ヶ月前には絶対的と思われていた彼の放出決定が覆る可能性が出てきた。残留が確定したわけではないが、イセタ本人は自分次第で道が開ける状況にあることを理解している。このプレシーズンで良いアピールができれば、彼が切望していたトップチームでのチャンスを掴み取ることができる。(via ElDesmarque)
ウナイ・ゴメスのウディネーゼ移籍と進行中の放出オペレーション
アスレティック・ビルバオの放出オペレーションが本格化している。
ウナイ・ゴメスはクラブの許可を得て月曜日のフィジカルテストを欠席し、イタリアへ渡った。Sky Sportのジャーナリスト、ジャンルカ・ディ・マルツィオが医療施設に入る彼の姿を捉えており、ウディネーゼでのメディカルチェックを通過すれば数時間以内に移籍が正式に完了する見込みである。ウディネーゼはアスレティックにオファーを提示して交渉を行い、2028年まで契約を残していた選手本人も納得する合意に達した。移籍金は約450万ユーロにボーナスが加わる形となり、長期契約を結ぶ予定である。ウディネーゼでは、3年前からプレーしているオイエル・サラガと再会することになる。
また、同じくクラブの許可を得て初日を欠席したのがウナイ・ベンセドールである。彼の場合はテルジッチ監督の構想に入っていないことが理由であり、契約を1年残しているため現在移籍先を探している。
チーム内にはゴールキーパーをはじめ、右サイドバック、両ウイング、フォワードなど、同じポジションに3人の選手を抱えているセクションが複数あり、中盤の余剰人員の削減が急務となっている。ゴールキーパーのフレン・アギレサバラにはデポルティーボが関心を寄せていたが、彼らが最終的にレオ・ロマンを獲得したためその線は消滅した。しかし、現在ビジャレアルがアギレサバラに一定の関心を示している。
今後、トレーニングや親善試合が進むにつれて、テルジッチ監督のシステムや選手の起用法、出場時間の配分が明らかになり、さらなる放出候補が決定していく予定である。(via Mundo Deportivo) (via ElDesmarque)
【本日の総括】
エディン・テルジッチ新体制が本格始動し、コーチングスタッフも一新されました。イニャキ・ウィリアムズの訪問など明るい話題の一方で、ゴロサベルの負傷離脱やウナイ・ゴメスのウディネーゼ移籍など、プレシーズン序盤からチーム編成に大きな動きが起きています。