最終節に向けた残留条件と厳しいチーム状況
マルティン・デミチェリス監督率いるRCDマジョルカは、ヘタフェとレバンテに連敗を喫し、降格圏に沈む非常に厳しいシーズン最終盤を迎えている。運命の最終節は本拠地ソン・モイシュにレアル・オビエドを迎える大一番となるが、自力での残留はすでに不可能な状況だ。奇跡の残留を果たすための条件は、マジョルカがオビエドに勝利した上で、ジローナがエルチェに勝利し、さらにオサスナがヘタフェに敗れることである。この3つの結果がすべて揃えば、マジョルカ、エルチェ、オサスナの3チームが勝ち点42で並び、マジョルカが残留を果たしてエルチェとオサスナが降格となるシナリオが成立する。(via ElDesmarque)
負傷者と出場停止の続出
最終節を前に、チームはスカッドのやりクリに頭を悩ませている。ヨハン・モヒカは前節レバンテ戦(シウタ・デ・バレンシアで開催)でロジェール・ブルゲの髪を引っ張る小競り合いを起こした。このプレーはピッチ上で大きな反発を生み、倒れているモヒカに対してブルゲが平手打ちを見舞う事態に発展した。VAR介入の末に両者ともにレッドカードを受けて退場となったため、モヒカは次節出場停止となる。また、キャプテンのマルティン・ヴァリエントは同試合で筋肉を負傷して途中交代し、数週間の離脱が確定した。
一方、朗報としてはオマール・マスカレルの復帰が見込まれているほか、約1ヶ月前に足首の手術を受けたアントニオ・ライージョがプレーを直訴しており、すでに前節でもメンバー入りを果たしている。最終ラインのオプションとしては、前節も出場機会を得た若き左利きのセンターバック、ハビエル・オライソラ・ヒメネスの起用が検討されている。逆に、前節の1-0での失点に直結する痛恨のミスを犯した若手のダビド・ロペスの出場は難しいと見られている。
さらに不可解なのがマラシュ・クンブラの状況だ。医師の検査では一切の怪我が見つかっていないものの、本人が内転筋エリアに『激しい痛み』を感じると執拗に主張し続けており、謎の欠場となっている。カルンバ・Jrも筋肉の違和感を抱えており、出場が危ぶまれている。(via Mundo Deportivo)
選手とファンの衝突
レバンテ戦の敗戦後、残留を危ぶむファンが選手に直接説明を求める事態が発生した。ある若きファンが明かしたところによると、セルジ・ダルデルは『自分のレベルに達していなかった』と真っ先に反省し、真摯に自己批判をしたことで称賛されている。
しかし一方で、アブドン・プラツの対応には激しい失望の声が上がっている。ファンが『自分たちは睡眠時間を削って働き、時間とお金を費やして懸命に応援している』と訴えたところ、アブドンは『お金を使ったからBizum(送金アプリ)で送金してほしいのか』『自分の問題ではない』と返答したという。ファンは『クラブの象徴であるべき選手がこのような言葉を吐くのは無礼極まりなく、自己批判が全く見られなかった』と嘆いており、通過点に過ぎない選手ならともかく彼が発したことに強いショックを受けている。(via ElDesmarque)
最終戦のチケット価格
クラブは最終節オビエド戦に向けてファンにソン・モイシュへの来場を呼びかけているが、非シーズンチケット保持者向けのチケット価格が60ユーロ(すでに完売)、80ユーロ、85ユーロ、90ユーロ、95ユーロ、100ユーロと非常に高額に設定されている。降格の可能性がある極めてシビアな試合にもかかわらず、大多数の非会員ファンはこの価格設定を『法外で搾取的だ』と見なしており、クラブ運営への不満が爆発している。(via Mundo Deportivo)
カイル・ラリンのサウサンプトン移籍
クラブにとって予期せぬ収入となる移籍話が浮上している。ストライカーのカイル・ラリンが、イングランドのサウサンプトンへ移籍することが確実視されている。マジョルカにとっては思わぬ形での資金確保となる見込みだ。(via Estadio Deportivo)
サム・コスタのW杯選出とプレミア移籍の夢
中盤の要であるサム・コスタが、ポルトガル代表のロベルト・マルティネス監督が発表したW杯の最終メンバーに選出された。今季は本来のボール奪取能力に加え、33試合で7ゴール2アシストと攻撃面でも目覚ましい活躍を見せ、絶対的なレギュラーとして君臨している。
彼の素晴らしいパフォーマンスにはプレミアリーグの複数クラブやレアル・ベティスが熱視線を送っている。ベティスはスポーツディレクターのフアン・ホセ・カーニャスやスカウト陣をビジャレアル戦やジローナ戦に派遣し、直接視察を行っている。サム・コスタ本人も『私の夢は常にプレミアリーグでプレーすることだった』と明言しており、移籍に前向きな姿勢を見せている。現在の市場価値は1500万ユーロとされているが、W杯の活躍次第で移籍金がさらに高騰する可能性がある。一方で、マジョルカが降格した場合は、買い手クラブがより安価に獲得できる可能性も指摘されている。(via Estadio Deportivo)
若手ウイング、ヤン・ビルジリの去就
19歳の新星ウイング、ヤン・ビルジリの動向も注目を集めている。昨夏ジムナスティック・タラゴナから350万ユーロで加入し、今季は30試合で2ゴール6アシストを記録するセンセーショナルな活躍を見せている。彼はレアル・ベティスなどに売り込まれており、移籍の噂が絶えない。現在の契約は2030年までで、3000万ユーロの契約解除金が設定されている。なお、古巣のFCバルセロナが保有権の40%を残しており、1800万ユーロで買い戻すオプションを持っているため、今後の交渉が複雑になる可能性がある。(via Estadio Deportivo)
日本人選手の最新動向
浅野拓磨選手を含む、マジョルカ所属の日本人選手に関する出場状況、起用法、評価、負傷、コメント、および移籍・契約関連の新たな情報は、現在一切入っていない。(via AI)
【本日の総括】
マジョルカは降格の危機に瀕し、他力本願の奇跡の残留条件にすがる厳しい状況です。負傷者やサポーターとの衝突、高額なチケット価格への不満などピッチ内外で問題が山積しています。一方でサム・コスタのW杯選出や主力選手の移籍の噂など、来季に向けた激しい動きもすでに始まっています。



