プレシーズンマッチ: フェイエノールト戦は延長戦の末に1-2で惜敗

ベニャト・サン・ホセ新監督が率いるラージョ・バジェカーノは、プレシーズン第2戦としてオランダのロッテルダムにあるデ・カイプ・スタジアムで昨季エールディビジ2位のフェイエノールトと対戦しました。約1万人の観客が見守る中、激しい雨と厳しいピッチコンディションに苦しめられながらの試合となりました。なお、この試合は90分の結果に関わらず、さらに30分間の延長戦を戦うという両クラブの特別合意の下で行われています。

昨季のアウェイ用ユニフォーム(パンツとソックスは白)で臨んだラージョは、前半16分(または17分)、ゼキエルの落としからシャキール・ファン・ペルシ(オランダのレジェンドであるロビン・ファン・ペルシの息子)にダイレクトで合わせられ、先制を許してしまいます。しかし、徐々にウナイ・ロペスを中心にポゼッションを回復し、41分にはホルヘ・デ・フルートスの右足からの素晴らしいスルーパスに抜け出したアルバロ・ガルシアが、相手GKチャルク・エルンストをかわして無人のゴールに流し込み、見事に同点に追いつきました。ゼキエルの決定機もありましたが、シュートミスに助けられています。

後半は雨の影響や交代枠の使用によってペースが落ち、水平的なパス回しが増えましたが、守備陣は大きな破綻なく耐えました。GKはバタジャからミゲル・モロに交代し、ウェッセルスのシュートをしのいでいます。トップチームの正式な一員としてノーベル・メンディもデビューを果たしました。試合終盤の80分にはテングシュテット、86分にはエンテカがヘディングでチャンスを作りましたが、ゴールには至りませんでした。

1-1のまま突入した延長戦では、90分にステインのシュートをモロが防いだものの、99分にカサンウィルジョの浮き球のパスからトビアス・ファン・デン・エルスハウトに抜け出され、股下を抜かれる決勝ゴールを奪われました。終盤、ペナルティエリア内でウェッセルスが倒される場面がありましたが、オランダ人レフェリーのヤニック・ファン・デル・ラーンはPKの笛を吹かず、そのまま1-2で敗れています。

ハーツ戦に続く連敗となりましたが、徐々にポジティブなフィーリングも高まっています。なお、ルイス・フェリペは負傷のため欠場しました。次戦は8月1日19時から、ベルギーのロイヤル・シャルルロワと対戦します。 (via MARCA) (via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)

移籍情報: アンドレイ・ラティウにプレミアリーグの2クラブが関心

ラ・リーガでも屈指のサイドバック陣を誇るラージョですが、その右サイドバックを務める28歳のルーマニア代表アンドレイ・ラティウに対し、プレミアリーグのノッティンガム・フォレストとニューカッスルが今夏のメインターゲットとして強い関心を示しています。ラティウには2500万ユーロの契約解除金が設定されており、ラージョ側はこの金額を一切引き下げるつもりはありません。左サイドバックのペップ・チャバリア(26歳)にもチェルシーからの強い関心が寄せられており、ラージョは両サイドバックを同時に失うリスクに直面しています。 (via Mundo Deportivo)

チーム事情: ラウール・デ・トマスが構想外となり事実上の隔離状態に

1月までカタールのアル・ワクラへ期限付き移籍していた31歳のストライカー、ラウール・デ・トマスですが、クラブでの未来は不透明な状況に陥っています。2027年まで契約を残しているものの、クラブからは来季の構想外であることが既に通達されています。クラブ側は彼に対し7月15日をチーム合流日として設定していましたが、練習場所や時間に関する連絡を一切行わず、練習参加を認めていない事実上の隔離状態に置いています。 (via Mundo Deportivo)

補強の噂: ローマのアルバニア代表CBマラシュ・クンブラに関心

守備陣の補強を目指すラージョは、ローマに所属する26歳のアルバニア代表CBマラシュ・クンブラの動向を注視しています。エスパニョールやマジョルカでのレンタル移籍を経て、再び継続してプレーできる環境を求めているクンブラにとって、スペインへの復帰は魅力的な選択肢となっています。ただし、獲得に向けては同じくスペインのレバンテやエルチェとの争奪戦になる模様です。 (via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

フェイエノールトとのタフなテストマッチは延長戦の末に敗れましたが、攻撃面などで確かな手応えも得ています。一方で、主力サイドバック陣の引き抜きの噂や、チームから隔離されているラウール・デ・トマスの処遇など、ピッチ外の課題も山積している1日となりました。