ベティスがセウタ支援の親善試合を発表、ファンからは賛否両論の嵐
レアル・ベティスは、代表ウィーク中の10月1日20時よりエスタディオ・ラ・カルトゥハにてADセウタとの親善試合を開催することを正式発表した。7月末から続く移民危機で困難な局面に立たされている自治都市セウタおよびその市民への支援と敬意を表する目的で行われるもので、チケット収益のすべてはセウタ自治政府の要請に基づきセウタのカリタスに寄付される。
チケット価格はソシオおよび「Soy Bético」会員が5ユーロ(別途手数料1.5ユーロ)で、一般は10ユーロ(別途手数料1.5ユーロ)に設定されている。ベティスは先日のレアル・マドリード戦前にもピッチ上で巨大なセウタ自治都市旗を広げるオマージュを実施しており、セウタのフアン・ヘスス・ビバス市長からは『この忘れがたい心遣いは、私たちが直面している厳しい局面における連帯と支援の証だ。心に深く響き、決して一人ではないと感じさせてくれた。すべてのセウタ市民がベティコになった』と感謝を伝えられていた。
この正式発表に対し、SNS上では即座に数百件の反応が寄せられ、ファンの間で意見が真っ二つに分かれている。
支援を大賛成するグループからは『役に立つのかと文句を言う前に、セウタに行って現地の人の話を聞いてごらん。試合だけで全てが解決するわけではないが、助けになろうとしている。これは政治ではなく仲間を守る行為だ』『チケットはすでに買った。単なる試合ではなく、セウタとスペインのための義務だ』『ソシオなら5ユーロで買えるチケットでスタジアムを満員にしてセウタ市民を助けるべきだ』といった温かい声が相次いでいる。
一方で、懸念を示すグループからは『良いアイデアとは思えない。ペドロ・サンチェス首相への罵声を浴びせる場と化してしまうだろう。サッカーと政治は分けるべきだ』『大きな間違いだ。支援なら他の手段がある。政治の泥沼をベティスに持ち込まないでほしい』『国旗が絡むと急にこういう動きをする。火山噴火で家を失ったラ・パルマ島のために親善試合をやってもよかったはずだ』と、試合が政治的に利用されることへの批判や不満が噴出している。(via Estadio Deportivo)
