UDアルメリア

昨季は昇格プレーオフの決定戦でホームでマラガに敗れ、惜しくも1部復帰を逃した。来季こそ1部昇格を果たすべく、新監督にシャビ・ガルシア・ピミエンタを招聘した。契約は2年で、マルク・カスペタニ(第2監督)、ダビド・ゴメス(フィジカルコーチ)、イスマ・ファルコン(GKコーチ)、リチ・セレス(コーチ)らが入閣した。ガルシア・ピミエンタ新監督は就任会見で『私はここにいてとても幸せだ。自分が正しい場所にいるとわかっている。未完成ではあるが、何年にもわたって、特にルビが長年行ってきた仕事に支えられたプロジェクトに参加する。多くのことがうまくやられており、我々はそれを維持したいが、新しいコーチングスタッフとして我々なりのタッチも加えたい。アルメリアは今、1ゴール差で1部にいない。重要なことを達成する権利を勝ち取らなければならない』と意気込みを語った。他クラブからのオファーもあったが、アルメリアからの強い関心とプロジェクトの適合性が決め手になった。また、現在のスカッドについては『すべての選手を完全に理解している。外からの重要なオファーがあるかもしれない特別なケースもあるだろう。しかし、チームが最高のレベルで競争力を持つことに疑いはない。革命は起こらないと思うし、クラブも私も今いる選手たちを強く信じている。いくつかのポジションは補強され、市場の機会には注意を払うが、アルメリアの選手たちは高いレベルにあると思うので、非常に継続的な方針になるだろう』と述べ、バルセロナのカンテラ時代から知るチュミについても『アルメリアでとてもうまくやっていると思う。ケガが彼に悪戯をしたこともあったが、他の選手と同様にポジションを勝ち取らなければならない。私にとってはチームの重要な選手の一人だ』と評価した。プレシーズンは7月13日のメディカルチェックから始まり、5週間の準備期間を経て、7月31日から8月7日まではマルベージャでのキャンプが予定されている。(via MARCA)

また、コンゴ民主共和国代表のブライアン・シペンガを直接のライバルであるCDカステリョンからフリーで獲得した。契約期間は2029年6月までの3年間で、一定の条件を満たせばさらに1年延長されるオプションが付いている。シペンガはW杯ラウンド32のイングランド戦で、右足の低い弾道により同国史上初となる決勝トーナメントでの歴史的ゴール(前半7分)を決めるなど大活躍し、世界的な注目を集めた。特にイングランドの右SBスペンスを大いに苦しめ、ドリブルや切り返しで常に脅威となっていた。スタッツとしても、W杯グループステージ第3節のウズベキスタン戦で6回のドリブル成功を記録しており、これはパラグアイ代表のフリオ・エンシソ(7回)に次ぐ大会2位の記録だった。アルメリアにとって、移籍金をかけずにこのような有望株を獲得できたことは、経済的にも素晴らしい経営手腕だ。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)

CDテネリフェ

SDウエスカから24歳のMFヘスス・アルバレスを2028年6月30日までの2年契約で獲得した。アルバレスは守備的なミッドフィルダーで、昨季ウエスカでは39試合(うち先発35試合)に出場し、プロキャリアで最も多い2,748分間のプレー時間を記録した。特筆すべきは、セグンダB、セグンダRFEF、プリメーラRFEF、セグンダ・ディビシオンを通じて191試合に出場しながら、一度も退場処分を受けていない点である。プロキャリアでのゴールは、カラオラ時代の1ゴールのみだ。テネリフェのカンテラ出身で、カラオラ時代に彼とチームメイトだったGKロベルト・グティエレス(現アトレティコ・パソ)は、『彼はアルバロ・セルベラ監督のスタイルに完璧にフィットするだろう。身体的に優れており、テネリフェが彼と契約したのには理由がある。彼は少しずつステップアップしてきたが、若い頃から天性のリーダーであることがわかっていた。人としても素晴らしいし、空中戦やデュエルに強い。食事やジムでのトレーニングなどすべてに気を配る選手で、テネリフェにとって非常に良い補強だ』と絶賛している。(via SPORT)

また、クラブは13シーズン着用し続けたHummelとのキットスポンサー契約を正式に解消し、Macronに変更した。(via SPORT)

スポルティング・ヒホン

ボルハ・ヒメネス監督が退団した。彼の退団は他クラブとの契約が決まっていたからではなく、契約を1年残しての合意によるものだった。ヒメネスはカタールのアル・アハリから次期監督として熱烈なオファーを受けており、交渉は最終段階に入っている。(via SPORT)

ニコラス・ラルカモン新監督の下、来週からプレシーズンがスタートする。新戦力として、ウルグアイ人CBエマヌエル・グラルテ、エゴイツ・アラナ、ホルヘ・サエンスが加入することが確定している。また、退団に向けて交渉中のヘスス・ベルナルの穴を埋めるべく、ビジャレアル所有のアルゼンチン人MFティアゴ・オヘダ(23歳)の獲得交渉を進めている。オヘダは昨季クルトゥラルにローン移籍し、中盤で広いスペースをカバーする守備能力の高さを見せて活躍した。バジャドリードも彼のローン獲得に好位置につけていたが、スポルティングが完全移籍での買い取りも視野に入れて交渉に介入したことで、状況が変化している。前線の補強として、ウルグアイ人FWアンドレス・フェラーリにも関心を示している。彼はベルギーのシント=トロイデンでプレシーズンを開始したが、ベルギーには残らない見通しだ。一方で、エスパニョールのジャスティン・スミスのローン獲得を狙ったが、これは失敗に終わった。(via MARCA)

CDエルデンセ

スポルティング・ヒホンが獲得に失敗したエスパニョール所属のジャスティン・スミスのローン移籍先として、最も有力視されている。(via MARCA)

RCDマジョルカ

1部から降格したマジョルカは、ルイス・ガルシア新監督の下、来夏に1部復帰を果たすためのスカッド作りに着手している。サンプドリアに所属するウィンガー、エスタニス・ペドロラ(2003年生まれ、カンブリス出身)の完全移籍での獲得を交渉している。ペドロラは昨季ラス・パルマスにローン移籍し、ガルシア監督の下で18試合に出場して731分間プレー、4ゴールを挙げて1部昇格プレーオフ準決勝進出に貢献した。彼は右利きだが左サイドから仕掛け、1対1の突破やスピードに優れる。サンプドリアとは2027年6月30日までの契約があり、彼らは2023年に支払った300万ユーロの投資の回収を望んでいる。マジョルカのパブロ・オルテルスSDは、彼の代理人であるDupla Piqué & Domínguezと交渉を強化している。また、コルドバからFWアドリアン・フエンテスを300万ユーロの移籍金で獲得した。(via SPORT)

一方で、GKレオ・ロマン(25歳)がデポルティーボ・ラ・コルーニャへ移籍することが濃厚となっている。デポルティーボは彼の契約解除金である900万ユーロを支払う意思があり、クラブ間・選手との合意は完全なものとなっている。ロマンは当初マジョルカ残留を希望していたが、チームの降格により優先順位を変更した。彼には2030年までの契約があったが、退団によりマジョルカは900万ユーロを手にする。さらに、マテオ・ジョセフ、マラシュ・クンブラ、ジト・ルヴンボのローン期間が終了し、クラブを離れた。(via Mundo Deportivo / MARCA)

カディスCF

ベティス・デポルティーボで活躍し、U-19欧州選手権でスペイン代表としてウェールズ戦で2ゴールを挙げるなど輝きを放っている19歳の右ウインガー、ホセ・アントニオ・モランテのローン移籍での獲得に興味を示している。カディスはすでにベティスと選手の代理人に対して、26/27シーズンに彼を加えたいという希望を伝えているが、ベティスが彼をセグンダRFEFでプレーさせるか、それともより高いレベルで経験を積ませるかの決断を待っている状態である。(via Estadio Deportivo)

コルドバCF

カディスと同様に、ベティスの若手ホセ・アントニオ・モランテのローン移籍を狙っている。フアニートSDがベティスとの良好な関係を活かし、シンプルなローンでの獲得を目指している。モランテは昨季1部RFEFで7ゴールを挙げている。(via Estadio Deportivo)

シーズンチケット(アボナドス)の更新キャンペーンが非常に好調で、開始から2週間強で6,391人が更新手続きを完了した。これは1週間前の報告から1,385人の増加であり、毎日約500人が更新している計算になる。昨季はクラブ史上最高となる17,370人のアボナドスを記録しており、今回もその数字に近づくことが目標とされている。更新の期限は7月11日までとなっている。また、FWアドリアン・フエンテスをマジョルカへ300万ユーロで売却した。(via SPORT)

エルチェCF

エデル・サラビア監督が退任し、アレイシ・フェバス、ラファ・ミル、ペドロサといった重要選手が退団したため、チームは再建の段階にある。(via Mundo Deportivo)

ストライカーとしてアルバロ・ロドリゲスが在籍しているが、前線の補強としてクラブ・レオン(メキシコ)が所有するウルグアイ代表FWフェデ・ビニャス(28歳)の獲得レースに参戦している。(via ElDesmarque)

レアル・オビエド

新スポーツディレクター(SD)にダビド・フェルナンデス(39歳、バダロナ出身)が就任し、2年契約を結んだ。フェルナンデスはエスパニョール、レアル・マドリードの育成部門を経て、FCバルセロナのトップチームのセクレタリーテクニコとしてマテウ・アレマニーと共に4年間働いた経験を持つ。メキシコのパチューカを訪れてグルーポ・パチューカのヘスス・マルティネス会長と面会し、プロジェクトへの信頼を感じて就任を決断した。彼は就任会見で『ビッグクラブは他クラブの仕事から供給を受ける』と述べ、実績のある選手だけでなく、才能の発掘や育成クラブの価値を重視する方針を明らかにした。フリアン・カレロ新監督の下、プレシーズンは7月8日にエル・レケションでスタートする。現時点で決定している親善試合は、7月25日にカルロス・タルティエレで行われるデポルティーボ戦のみである。(via MARCA / ElDesmarque)

新戦力として、アルコルコンから左SBサム・ロドリゲスを移籍金支払いで獲得することが目前に迫っている。これまでにパブロ・サエンス、ユネス、ハコボ・ゴンサレス、アイサール・アハメドの4人が公式に加入している。(via MARCA)

また、ラシン・サンタンデールからMFアリツ・アルダソロの獲得交渉も順調に進んでいる。アルダソロは複数のオファーの中からオビエドの提案に最も魅力を感じている。さらに、昨季ローンで加入し、チーム内得点王となる9ゴールを挙げたウルグアイ代表FWフェデ・ビニャスの再ローンを熱望している。ビニャス自身はW杯前のインタビューで『スペインに残りたい』と語っていたが、現在はデポルティーボ、エルチェ、そしてアヤックス(オランダ)とも激しく競合している。(via ElDesmarque / Mundo Deportivo)

ラシン・サンタンデール

ホセ・アルベルト監督の構想外となったMFアリツ・アルダソロが、レアル・オビエドへ移籍することが濃厚となっている。彼には2029年6月30日までの契約があるが、クラブと選手双方が満足する形での退団を模索している。また、アシエル・ビジャリブレとファクンド・ゴンサレスが、2029年までの契約で完全移籍にて加入した。(via ElDesmarque / MARCA)

レアル・サラゴサ

ラロ・アランテギSDが夏の移籍市場で活発に動いており、ストライカーの補強を最優先課題としているが、イバイ・ゴメス監督の戦術を機能させるためのウインガー獲得も目指している。バルサ・アトレティクを退団してフリーとなったドミニカ共和国年代別代表の左ウインガー、オスカル・ウレニャに接触している。イバイ・ゴメス監督は五輪代表で彼を指導しており、そのドリブル能力を高く評価している。ウレニャは海外移籍も視野に入れつつ、オファーを落ち着いて待っている状況だ。また、ジローナのハスティン・ガルシアも左ウイングの候補だが、移籍金の支払いが難しいため契約解除を待つ必要があり、交渉は難航している。(via ElDesmarque)

一方、スロバキア代表DFセバスティアン・コサ(22歳)を、母国のコシツェFCへローン延長することで合意した。買い取りオプションは付いておらず、サラゴサは彼の給与(約10万ユーロ)を一切負担しない。コサは2028年までの契約があるが、昨季は6試合・311分の出場にとどまり、期待されたパフォーマンスを発揮できなかった。一方でコシツェでは公式戦14試合に出場し、カップ戦準優勝に貢献するなど感覚を取り戻している。(via SPORT)

アルバセテ・バロンピエ

昨季18ゴールを挙げる大活躍を見せたFWヘフテが、ラス・パルマスへ移籍しようとしている。彼はオリンピアコスと2027年6月30日まで契約を残しているが、オリンピアコス側は給与を放棄するならフリーで手放す意思を示している。ヘフテ自身もラス・パルマスでのプレーを強く希望しており、すでにルーベン・デ・ラ・バレラ監督とも対話を行っている。(via SPORT)

SDエイバル

ホキン・アランバリ新監督が就任し、来週アレイトでプレシーズンを開始する。右ウイングのコルパスがアルバセテへ移籍したため、その穴を埋めるべくラス・パルマスを契約満了で退団したペジーニョの獲得を狙っている。ペジーニョ(29歳)はドリブル突破や連携プレー、強烈なシュートが持ち味だが、ブルゴスCFも獲得に動いている。また、同じくラス・パルマスでルイス・ガルシア監督の構想外となったカタルーニャ人MFイバン・ヒルの復帰も目指している。ヒルは2シーズン前にもエイバルに半年間ローンで在籍したが、ケガの影響で継続的な出場はできなかった。今回は2027年までの契約があるため、移籍金の交渉が必要となる。(via MARCA)

ブルゴスCF

エイバルと同様に、ラス・パルマスを退団した実力派ウインガーのペジーニョの獲得に興味を示し、激しい争奪戦を繰り広げている。(via MARCA)

【本日の総括】

本日は各クラブで新監督や新SDの就任に伴う大規模なスカッド再編の動きが目立った。1部昇格を逃したアルメリアはW杯で活躍したシペンガをフリーで獲得するなど、経済的かつ効果的な補強で再び昇格候補の筆頭に名乗りを上げている。降格組のマジョルカも豊富な資金力を活かして若手有望株のペドロラやフエンテスを即座に確保し、戦力維持に隙がない。一方で、オビエドやスポルティング・ヒホンといった古豪も、優秀なフロント陣を招聘し、ローン移籍やフリーの選手を巧みに組み合わせた堅実な補強を展開している。特にフェデ・ビニャスやペジーニョといった実績のある選手の争奪戦が激化しており、今季のセグンダも昇格に向けた戦力均衡の激しいシーズンになることが予想される。