セビージャFC
ルイス・ガルシア・プラサ監督はチームを残留に導く過程で精神的に極限まで追い込まれており、友人のラビ・チャンピオンには『眠れない。セビージャを救わなければならない』と苦悩を吐露していた。来季も引き続き指揮を執る予定であり、クラブとサポーターに安定をもたらすことが期待されている (via Estadio Deportivo)
FWアコル・アダムスに対して、マルセイユが最大1800万ユーロのオファーを準備している。ニール・モペイを含めた取引も浮上しているが、クラブにはまだ正式な打診はない。本人は『移籍市場なので噂はあるが、難しいシーズンを終えたばかりで気にしていない。すべては今後の展開次第だが、セビージャで幸せだ』と語り、残留を希望している (via Estadio Deportivo)
チリ代表でキャプテンを務めるガブリエル・スアソは、ポルトガル代表との親善試合にフル出場した。今季はホアキン・マルティネスとのポジション争いや筋肉系の負傷に苦しみながらも、公式戦30試合に出場し2127分プレーした。試合後には『ニコラス・コルドバ暫定監督の戦術を完全に信頼している』と語り、チームの成長に自信を見せた (via Estadio Deportivo)
退団が確実視されていたアレクシス・サンチェスが一転して残留する見込みとなった。母国のウニベルシダ・デ・チレなどが獲得を熱望していたが、本人がファンに対して『もう1年ヨーロッパに残る』と明言した。ルイス・ガルシア・プラサ監督も彼のクオリティを高く評価しており、年俸50万ユーロ(ネット)という条件でチームに留まる方向で調整が進んでいる (via Estadio Deportivo)
レアル・ベティス
クラブは6月30日までに2000万〜3000万ユーロの売却益を計上する必要があり、セルジ・アルティミラやネルソン・デオッサが放出の筆頭候補に挙がっている。一方でナタンやアブデに関しては、市場価格を大きく上回るオファーがない限り残留させる方針を固めている (via Estadio Deportivo)
ジオヴァニ・ロ・チェルソは市場価値が1000万ユーロから800万ユーロに下落し、クラブは売却候補としてリストアップしている。アルゼンチン代表としてホンジュラスとの親善試合に先発し61分間プレーしたが、古巣のリーベル・プレートなどが獲得に関心を寄せている (via Estadio Deportivo)
アブデはモロッコ代表として出場したノルウェー代表との親善試合で、ノルウェーのFWセルロートとチャディ・リアドが交錯した際、リアドが自身の右膝に倒れ込んで負傷した。前半で無念の交代となり、W杯出場が危ぶまれている。なお、負傷交代前にはブラヒム・ディアスの先制ゴールをアシストする決定的な仕事を見せていた (via SPORT)
補強の動きとして、ベンフィカのエンツォ・バレネチェアや、ロリアンのバンバ・ディエンに注目している。特にディエンはフリーでの獲得が可能だが、ラツィオやイングランドの複数クラブとの競合により契約金が高騰する見込みである。また、左サイドバックの補強としてラシン・サンタンデールのホルヘ・サリナスを狙っているが、契約解除金が1600万ユーロに設定されており、バルセロナやアトレティコとの競争もあって交渉は難航している。さらにグスタボ・プエルタへの関心も報じられている (via Estadio Deportivo)
ウルグアイ人FWのゴンサロ・プティは、ミランデスとグラナダへのレンタルで合計8ゴールを挙げた後、母国のナシオナルを訪問してファンから熱烈な歓迎を受けた。来季はマヌエル・ペレグリーニ監督の下でプレシーズンに参加し、その後の去就を判断する予定となっている (via Estadio Deportivo)
レアル・ソシエダ
右サイドバックのジョン・ミケル・アランブルは、今季42試合で3291分間プレーし、フィールドプレーヤーでチーム最長の出場時間を記録した。来季はラ・リーガ、ヨーロッパリーグ、コパ・デル・レイ、スーペルコパの4大会を戦うため、エリック・ブレトスSDが過労を防ぐためのバックアッパー獲得を急いでいる (via Estadio Deportivo)
コパ・デル・レイ優勝の立役者であるGKウナイ・マレーロにはクラブから全幅の信頼が寄せられており、すでに2030年までの契約延長に合意した。アレックス・レミロが移籍する可能性も浮上しており、来季は正GKとして出場時間を大幅に増やす計画が立てられている (via Estadio Deportivo)
チーム全体の市場価値が大きく下落しており、前回の査定から約39.8%減の2億2920万ユーロまで暴落した。特に久保建英は、ラ・リーガ全体で市場価値が最も下落した選手トップ10に名を連ねてしまうという厳しい評価を受けている (via Mundo Deportivo)
クロアチア代表のルカ・スチッチは、スロベニアとの親善試合に64分から途中出場し、アディショナルタイムの劇的な逆転勝利をピッチ上で見届けた (via Mundo Deportivo)
アトレティコ・マドリード
マテウ・アレマニーSDがディエゴ・シメオネ監督のチームを根底から大改革する。昨季はリーグ戦で44失点、公式戦合計で81失点を喫した守備の立て直しが最優先課題となっており、トッテナムの『クティ』ロメロをトップターゲットに設定した。ダビド・ハンツコ、マルク・プビルと合わせて強固な最終ラインを構築する計画であり、クレマン・ラングレとホセ・マリア・ヒメネスは放出リストに名を連ねている (via SPORT)
左サイドバックにはチェルシーのマルク・ククレジャ(約2800万〜3000万ユーロ)を狙っているが、資金捻出のためにルジェリの売却を先行させる必要がある (via Estadio Deportivo)
中盤はマンチェスター・シティのベルナルド・シウバを巡ってバルセロナと激しい争奪戦を繰り広げている。ウルブスのジョアン・ゴメス獲得は合意に近づいており、ウイングはニコ・ゴンサレスの完全移籍を目指しつつ、PSGのイ・ガンイン(約2500万ユーロ)の獲得も画策している (via Estadio Deportivo)
フリアン・アルバレスの去就が不透明な中、ブルージュのFWニコロ・トレソルディにも熱視線を送っている。一方、アレクサンダー・セルロートはユベントスへの移籍の可能性が高まっており、ルチアーノ・スパレッティ監督が直接電話で説得に動いた。アトレティコは移籍金として3000万ユーロを要求しているが、ユベントスは2500万ユーロでの決着を目指して交渉を続けている (via Mundo Deportivo)
W杯にはフリアン・アルバレス、ジュリアーノ、モリーナ、デ・パウル、ヒメネス、セルロート、マルク・プビル、オベド・バルガス、ジョレンテ、バエナなど、リーグ2位となる12名の選手を送り出している。プビルはスペイン代表に選出され、デビューを飾った (via MARCA)
バレンシアCF
カルロス・コルベラン監督のもと、スペイン語を話す選手を重視したチーム編成を進めている。昨季55失点した守備陣の再編が急務であり、ケルンが買取オプションを行使しなかったジェンク・エズカジャと、怪我と高年俸がネックのディアカビは放出対象となった。セサル・タレガとユスティン・デ・ハースの2人しか計算できないため、CB補強が必須事項となっている (via SPORT)
ビジャレアルBの20歳の右サイドバック、ダニ・ブデスカの獲得を狙っているが、ビジャレアル側は絶対に売却しない姿勢を貫いている (via Estadio Deportivo)
ハビ・ゲラはスペイン代表としてイラク戦に出場し、見事デビューを果たした。来季の目標として『ヨーロッパの大会に出場すること』と『バレンシアのキャプテンマークを巻くこと』を公言し、強い決意を示している (via ElDesmarque)
レンタルバック組のアルベルト・マリ、セルジ・カノス、イケル・コルドバ、パブロ・ロペス、イスマ・サンタナ、ハムザ・ベラリなどは、怪我の回復状況やコルベラン監督のプレシーズンでの評価次第で去就が決定する (via ElDesmarque)
RCDマジョルカ
チームは無念の2部降格となり、主力選手の大量流出が避けられない状況となっている。今季23ゴールを挙げたヴェダト・ムリキは、トルコのフェネルバフチェへの移籍が決定間近である。移籍金は約1550万ユーロだが、ラツィオが保有する権利の関係でマジョルカの取り分は約1200万ユーロとなる。2029年までの長期契約が結ばれる見込みだ (via SPORT)
右サイドバックのパブロ・マフェオもギリシャのオリンピアコスへの移籍が決定的となった。ホセ・ルイス・メンディリバル監督の強い希望があり、約300万ユーロで3年契約を結ぶ予定となっている (via Mundo Deportivo)
RCDエスパニョール
マノロ・ゴンサレス監督の続投が決定した。新スポーツディレクターに就任したモンチは『6人の加入と6人の退団では全く足りない』と明言し、大規模な血の入れ替えを予告している (via ElDesmarque)
今季36試合で6ゴール3アシストと大活躍した左サイドバックのカルロス・ロメロが、レンタル期間満了によりビジャレアルへ復帰した。代役としてレンタルバックのロジェール・イノホや、バーンリーのオランダ代表キリンチー・ハルトマンをリストアップしている (via SPORT)
攻撃陣の強化として、ジローナからウクライナ代表のヴィクトル・ツィガンコフの獲得を狙っている (via ElDesmarque)
ジローナFC
クラブは2部降格の憂き目に遭い、チームの再建を余儀なくされている。クリスティアン・ストゥアーニは6月で契約が切れ、10月には40歳を迎えるが、本人はジローナでの残留を強く希望している。ファンも『クラブ史上最も重要な選手』として彼の残留を熱望しており、キケ・カルセルSDは新監督の意向次第で最終決定を下すとしている (via Mundo Deportivo)
UDラス・パルマス
昇格プレーオフ準決勝の第1戦で、マラガをホームに迎えるも0-1で敗北した。試合前にはファンがチームバスを囲んで熱烈な声援を送ったが、1部復帰へ向けて一歩後退する結果となった (via SPORT)
日本人選手の宮代大聖は右ウイングとして先発フル出場を果たした。前半35分には正確なクロスでペジーニョの決定的なシュートを演出し、後半にはキリアンと共に連続でシュートを放ってチームの攻撃を牽引した。相手のカルロス・ドトールに足を踏まれる不運な場面もあったが、アディショナルタイムにはジョナサン・ビエラからのパスで決定的なチャンスを迎えるなど、終始攻撃の起点として傑出したパフォーマンスを見せた。チームが昇格した場合は、約180万ユーロでの買い取り義務が発生する契約となっている (via MARCA)
怪我でプレーオフを欠場しているエンツォ・ロイオディセは、来季のプレシーズンからの復帰を宣言し、実質的な契約更新をアピールした。一方で、ミカ・マルモルやペジーニョらは退団の可能性が高まっている (via SPORT)
ルイス・ガルシア監督は『マラガのトランジションを警戒する』と語っていたが、痛恨の敗戦に終わった。ヘセ・ロドリゲスは自身の途中交代に激怒し、ベンチでボトルを蹴り飛ばして強い不満を露わにした (via MARCA)
RCセルタ・デ・ビーゴ
クラブは財務規定をクリアするため、6月30日までに1500万〜1600万ユーロの売却益を捻出する必要に迫られている。ウーゴ・ソテロ、イライクス・モリバ、ヴィリオット・スウェドベリらが具体的な売却候補に挙がっている (via Estadio Deportivo)
セカンドチームである「セルタ・フォルトゥナ」がCEエウロパを延長戦の末に3-2で下し、昇格プレーオフ決勝進出を決めた。決勝ではポンフェラディーナと激突する (via SPORT)
ヘタフェCF
ECL(カンファレンスリーグ)の出場権を獲得したものの、財政のバランスを取るために6月30日までに約2000万ユーロの売却益が必要となっている。クリスタントゥス・ウチェがクリスタル・パレスへの完全移籍条件(先発10試合)を満たさなかったため、帳尻を合わせるべく他の選手の売却を急いでいる (via Estadio Deportivo)
デポルティーボ・ラ・コルーニャ
悲願の1部(ラ・リーガ・EAスポーツ)復帰を果たした。アントニオ・イダルゴ監督のチームから、セルヒオ・エスクデロ、クリスティアン・エレーラ、ストイチコフ、サムエレ・ムラッティエリ、ホセ・グラゲラの5選手が契約満了やレンタル終了で退団することが公式発表された (via ElDesmarque)
昇格の立役者となったGKヘルマン・パレニョとは、2028年までの契約延長で合意に達した (via ElDesmarque)
【本日の総括】
2025-2026シーズンが終了し、多くのクラブが6月30日の決算期に向けた財政の帳尻合わせと、来季に向けた大刷新に追われています。アトレティコやエスパニョールはSD主導で大規模な血の入れ替えを断行し、ベティスやセルタ、ヘタフェは規定クリアのために主力の売却を急いでいます。また、マジョルカやジローナといった降格組は主力の流出問題に直面しており、ラス・パルマスは日本人選手の宮代大聖の活躍光るものの、昇格プレーオフで苦境に立たされています。各クラブのピッチ外での思惑が激しく交錯する、非常に慌ただしいオフシーズンとなっています。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
今季の各チームの動きを見ると、守備の再構築が共通の優先課題となっています。特にアトレティコ・マドリードがアレマニーSD主導で最終ラインの刷新を急ぐ姿勢は、昨季の失点数という構造的な欠陥に対する明確な回答です。一方で、バレンシアやエスパニョールのように、戦術的な一貫性を保つために特定の言語圏やプレースタイルに軸足を置く編成は、チームの連動性を高める上で理にかなっています。ピッチ上の配置や役割分担を整理する際、個々の能力以上に『誰と誰が噛み合うか』という関係性の構築が、来季の成否を分ける鍵となるでしょう。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
シーズン終了後のこの時期は、クラブの経営体質と現場の温度感が最も露骨に表れるタイミングです。セビージャのルイス・ガルシア・プラサ監督が抱える精神的な重圧は、クラブが置かれた厳しい現状を象徴しています。また、ジローナのストゥアーニに対するファンの残留熱望や、ラス・パルマスの昇格プレーオフで見られた熱気は、クラブとサポーターの絆がチームのアイデンティティを支えている証左です。フロントには、財政調整という冷徹な数字の管理と、クラブの魂を守るという情緒的な判断の双方が求められています。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
6月30日という期限は、クラブの編成において極めて残酷なデッドラインです。ベティスやセルタ、ヘタフェが売却益確保のために主力放出を余儀なくされる状況は、ラ・リーガの財政的な厳しさを物語っています。一方で、エスパニョールのモンチSDによる大規模な血の入れ替えや、ソシエダのGKマレーロとの長期契約延長など、来季を見据えた戦略的な動きも並行しています。移籍市場では、単なる選手の入れ替えではなく、サラリーキャップや登録枠を考慮した『持続可能な編成』を構築できるかどうかが、各クラブのSDの腕の見せ所となります。