下部組織ニュース…Youth League3-3劇的ドロー&ハンザのW招集とマルシパルの手術

バルセロナの下部組織(ラ・マシア)に関しても、重要な動きがいくつか報告されています。

トップチームの試合に先立ってエスタディ・ジョアン・クライフで行われたUEFA Youth League(第4節)のアストン・ヴィラ戦は、3-3の劇的な引き分けに終わりました。バルサはエブリマ・トゥンカラの先制弾とジョニ・エルナンデスの追加点で2-0とリードしながらも、前半終盤の守備の乱れと不運な失点で2-3と逆転を許す苦しい展開に。しかし試合終了間際の90分、怒涛の攻撃からイウ・マルティネス(Iu Martínez)が執念の同点ゴールを叩き込み、貴重な勝ち点1を手にしました。

このユースの試合で大きな注目を集めたのが、2008年生まれのエジプト人FWハムザ・アブデルカリム(ハムザ・アブデルカリム)です。今年2月に加入した新星は、16時キックオフのYouth Leagueで先発して前半45分間をプレーした後、そのまま21時キックオフのトップチームのCLアストン・ヴィラ戦のベンチメンバーにも名を連ねるという、異例の「同日2試合ダブル招集」を果たしました。

一方、残念なニュースとして、フベニールAに所属する18歳のアルゼンチンU-19代表DFニコ・マルシパル(Nico Marcipar)が、太もも裏の筋肉(ハムストリング近位部)に重度の剥離破裂(rotura-avulsión)を発症し、本日手術を受けることが決まりました。バルサAtlèticでのデビューも期待されていた期待の左利きCBですが、復帰は来年2月頃になる見込みです。(via Mundo Deportivo)

ボジャン・クルキッチが明かした17歳当時の壮絶な過去

現在バルサのフットボールエリア・コーディネーターを務めるボジャン・クルキッチ氏(36歳)が、ポッドキャスト番組『The Wild Project』に出演し、17歳で一躍脚光を浴びた当時に苦しんだ壮絶なメンタルヘルスの問題を告白しました。

バルサの最年少デビュー記録を作り、ヨーロッパ4大リーグすべてでゴールを決めたボジャン氏は、当時のプレッシャーについて次のように振り返りました。『17歳でトップチームに上がった当時、私は激しいパニック障害と不安神経症(ataques de ansiedad)に見舞われ、1日24時間ずっと目まいがしている状態でした。しかし、監督もチームメイトも誰もその事実を知りませんでした』。

17歳でスペイン代表に初招集されたフランス戦の直前、ロッカールームで隣の席にいたアンドレス・イニエスタがボジャンの異常に気づいてチームドクターを呼び、ベッドに横たわったことで代表辞退が決まりました(当時は世間へ急性胃腸炎と発表)。ボジャン氏は『ユーロ2008の招集辞退について世間から批判されましたが、17歳の子供が嫌がっていたのではなく、本当に限界だったのです。休むことが必要だと自分で理解していましたし、あの決断は自分自身を守るために正しかったと今でも思っています』と語り、若き選手へのメンタルケアの重要性を訴えました。(via SPORT)

【本日の総括】

CLアストン・ヴィラ戦での3-0快勝は、アウェイでの悪夢を払拭するだけでなく、18試合ぶりのクリーンシート達成やラフィーニャ&ラミン・ヤマルの偉大な歴史的記録更新など、実り多き一夜となりました。ロドリのふくらはぎの負傷という不安要素はあるものの、カンテラ出身のファリーニャの台頭やチーム全体の団結力が光っています。日曜日に行われるアトレティコ・マドリードとの首位攻防戦に向け、チームの士気は最高潮に達しています。