テネリフェFWデ・ミゲルの訃報を受けAFEが全試合停止を要請...セルタ対レバンテ戦が開催危機の影

スペイン・サッカー界を揺るがす極めて痛ましい悲報が舞い込んできた。テネリフェに所属するフォワードのヘスス・デ・ミゲルが、アンドラとの試合中に起きたアクシデントによって悲劇的な死を遂げた。この未曾有の悲報を受け、選手組合であるAFE(スペインサッカー選手協会)は直ちに動き出し、2026年11月3日から9日までの両日を含む期間中、スペイン全土で開催されるあらゆる公式サッカー競技および試合の開催停止・一時中断を正式に要請した。

AFEはこの要請書を、RFEF(スペインサッカー連盟)、LALIGA、そしてUEFAという主要なサッカー統括機関に対して正式に提出している。AFEは声明の中で次のように切実な訴えを綴っている。

『AFEはRFEF、LALIGA、UEFAに対し、2026年11月3日から9日までの期間にスペイン国内で開催される国内大会およびUEFA主催大会の試合停止を正式に要請した。仲間であるヘスス・デ・ミゲルの死は、サッカー界という大家族全体にとって取り返しのつかない悲痛な打撃である。今回の要請は、例外的な状況下において大会や試合を停止できることを定めたRFEF競技規則第3条および第158.1条などの規定に基づいている。サッカーを一度立ち止まらせなければならない瞬間があることを理解してほしい』

このAFEによる全試合停止要請が認められた場合、プリメーラ(1部)およびセグンダ(2部)の公式戦スケジュールには直ちに深刻な影響が及ぶことになり、特にバレンシア州に本拠を置くクラブの公式戦は開催延期やスケジュールの見直しという大きな波紋に直面する。具体的には、今節予定されているセルタ対レバンテの対戦をはじめ、バレンシア対レアル・マドリード、エルチェ対ベティス、ビジャレアル対ヘタフェといった注目のカードがすべて延期の危機に晒されている。

しかしながら、UEFA側はこのAFEからの悲痛な要請を事実上無視する対応をとっており、スペイン国内で開催されたUEFAチャンピオンズリーグの3試合、すなわちビジャレアル対PSG、バルセロナ対アストン・ヴィラ、アトレティコ対バイエルンの各試合はそのまま強行して開催された。国内リーグおよびRFEFがどのような最終判断を下すのか、レバンテの次節セルタ戦の開催可否を含めて緊張感が高まっている。 (via Superdeporte)