フリック監督とエメリ監督の試合後会見

試合終了後、両チームの指揮官がマイクの前に立ち、激闘を振り返りました。

バルサを率いるハンジ・フリック監督は、攻撃面のみならず守備の粘り強さを大いに称賛しました。『試合で最も良かった点は何かと聞かれれば、クリーンシート(無失点)を守ったことです。アストン・ヴィラのような非常に優れた攻撃陣を相手に、チーム全体がコンパクトに機能して守り切れたことを本当に嬉しく思っています。バルサは常に大きなタイトルを目指さなければならないクラブです。我々はラ・リーガとチャンピオンズリーグの両方で優勝を目指して突き進みます。マドリードでのCL決勝に進みたいですが、まだ長い道のりです』と力強く語りました。また、前線からのハイプレスについても『非常に高い位置から圧力をかけてミスを誘発するのが我々のスタイルです。アストン・ヴィラが犯したミスをしっかりと活かすことができました』と自信を見せています。

一方、この日55歳の誕生日を迎えたアストン・ヴィラのウナイ・エメリ監督は敗戦を素直に受け止めつつ、チームの成長プロセスを強調しました。『今日のバルサは勝利に値しました。我々のミスを突かれましたが、我々は現在チームを再構築している段階であり、この試合から学び、トップクラブとより良く戦えるようにならなければなりません。1-0の後に同点にする明白なチャンスが何度かありました。あそこで決めていれば試合はリセットされていましたが、3点目を奪われたことで我々の可能性は冷や水で絶たれてしまいました』と振り返りました。なお、エメリ監督は試合前のインタビューでラミン・ヤマルとムバッペについて『彼らはかつてのクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシのように、ラ・リーガに世界中の注目を引きつける圧倒的な存在だ』と惜しみない賛辞を送っていました。(via Estadio Deportivo)

ロドリの右ふくらはぎ負傷退場と契約詳細

3-0の快勝劇の中で唯一の懸念材料となったのが、中盤の要であるロドリの負傷退場でした。

先発出場したロドリは前半45分間にわたって卓越した配球とゲームコントロールを見せていましたが、右ふくらはぎ(gemelo)の筋肉に違和感を訴え、ハーフタイムにマルク・ベルナルとの交代を余儀なくされました。フリック監督は試合後『ロドリは筋肉の不快感を覚えました。詳しい状況は明日の検査結果を待つ必要があります』とコメント。今季ここまで14試合・945分というチーム4番目の酷使が続いており、日曜日に行われる首位攻防のアトレティコ・マドリード戦への出場可否が懸念されています。

なお、昨夏レアル・マドリードからのオファーを拒絶してバルサ加入を決断したロドリの契約内容も明らかになっています。2030年までの4年契約を結んだ彼の移籍金は、固定6000万ユーロに加えて1600万ユーロの変動ディールが設定されており、うち1000万ユーロは達成難易度の高いパフォーマンス目標、600万ユーロは比較的容易な達成条件となっています。なお、ロドリに代わって後半からピッチに入った若きマルク・ベルナルについて、フリック監督は『フレンキー・デ・ヨングは負傷から戻ったばかりでセンターバックでプレーしていた経緯もあり、ピボーテとして素晴らしく機能しているベルナルを投入しました。非常に素晴らしい決断でした』と、その落ち着いたプレーぶりを評価しています。(via SPORT)