ウィリアム皇太子の来場とGrada d'Animacióの復活
カンプ・ノウでのCLナイトは、ピッチ外でも豪華かつドラマチックな話題に包まれました。
貴賓席(Llotja Presidencial)には、アストン・ヴィラの熱烈なサポーターとして知られるイギリス王室のウィリアム皇太子(Príncipe Guillermo)と、長男のジョージ王子が来場。試合前にジョアン・ラポルタ会長が出迎え、お互いの名前が入った特別仕様のバルサのユニフォームをプレゼントして笑顔で握手を交わしました。VIPエリアにはDecoやボジャン・クルキッチ、ジュリアーノ・ベレッティらクラブ首脳陣に加え、レジェンドのアラン・シモンセンやミシュラン7つ星シェフのキケ・ダコスタら多彩なゲストが顔を揃えました。
また、クラシコでの不祥事により懸念されていた応援席「Grada d'Animació(Gol 1957)」の暫定処分が、クラブとサポーター団体の話し合いによって解除され、この試合で待望の完全復帰を果たしました。激しい雨が降りつける過酷なコンディションの中でも、約2,900人のアストン・ヴィラサポーターに対抗して熱狂的なチャントを響かせ続け、チームの完勝を力強く後押ししました。
なお、試合開始前には、前日に激しい接触事故により28歳の若さで急逝したCDテネリフェのFWヘスス・デ・ミゲル選手と、トリード県ウルダ(Urda)で発生した痛ましい列車脱線事故(死者69名)の犠牲者に対して、静寂に包まれた1分間の黙祷が捧げられました。UEFAの特別な配慮により、今夜はSpotifyカンプ・ノウでCLアンセムの再生が自粛されるという特例の対応が取られました。(via Mundo Deportivo)
1月のCB緊急補強に向けたスカウティング
バックラインの負傷者続出に直面しているバルサの補強部門は、1月の移籍市場に向けた動きを急速に強めています。
スポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏が率いる補強班のリストで浮上しているのが、アーセナルに所属する24歳のエクアドル代表DFピエロ・インカピエ(ピエロ・インカピエ)です。左利きのピエロ・インカピエはセンターバックと左サイドバックを高次元でこなすポリバレントさを備えており、フリック監督の戦術に合致する理想的なターゲットとされています。現在アーセナルで十分な出場時間を得られていないことから、デコSDはすでに選手側の環境と接触を開始し、1月での移籍の可能性を探っています。ミケル・アルテタ監督は冬の放出に慎重姿勢を示していますが、バルサはインテル・ミラノのアレッサンドロ・バストーニと並ぶ本命候補として打診を続けています。
一方で、もう一つのターゲットと目されていたマンチェスター・ユナイテッドのアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスは、クラブ内で深刻な孤立状態に陥っています。W杯後に「マルビナス諸島はアルゼンチン領」との横断幕を掲げた件や、チームの補強不足を公に批判したことで、クラブOBのニッキー・バット氏から『あいつはペテン師だ。昔のロッカーなら首をはねられているぞ』と猛バッシングを受け、直近のチェルシー戦でも短時間で2枚のイエローカードを受けて退場するなど退団論が噴出。マンチェスター・ユナイテッド側も1月の安値売却を視野に入れており、バルサやアトレティコ・マドリードがその動向を注視しています。(via SPORT)