カルロス・ロメロが復帰戦で好印象、新監督の戦術にも適応
エスパニョールでの2年間の素晴らしいシーズンを経てビジャレアルに復帰した24歳のカルロス・ロメロは、ベンフィカとのプレシーズン初戦で左サイドバックとして先発出場し、非常にポジティブな印象を残しました。彼は左サイドレーンを駆け上がるだけでなく、中央に絞って数的優位を作り、ボール循環に参加してペナルティエリアにも顔を出すなど、戦術的な柔軟性を発揮しています。アルフォンソ・ペドラサの退団により、今季はセルジ・カルドナとポジションを争うことになります。
ロメロはイエローサブマリン復帰の喜びと新シーズンへの意気込みを次のように語っています。
『ここでプレーする感覚を再び味わいたかったのは事実です。今は少しずつチームメイトを知り、グループに溶け込んでいく時です。とても幸せですし、美しい1年になることを願っています。きっと特別なものにするでしょう』
また、ベンフィカ戦での敗戦については意に介さず、チーム作りを強調しました。
『チームとしての感覚を大切にしなければなりません。私たちは全員がお互いを知ろうとしており、新しい監督のアイデアを理解しようとしています』
新たに就任したナバラ出身のイニゴ・ペレス監督についても、高く評価しています。
『彼は非常に明確なアイデアを持っています。私たちがどのようにプレーすべきか分かっていますし、全員が適応しなければならないのは事実ですが、彼は非常に親しみやすい監督で、自分の望むことをどう伝えるかを知っています。私たちはそのアイデアが好きで、心地よく感じていますし、少しずつ形にしていかなければなりません。結果はついてくるでしょう』
(via SPORT)
アルナウ・テナスがベンフィカ戦帯同外、移籍が濃厚に
GKアルナウ・テナスのビジャレアル退団が日に日に現実味を帯びています。イニゴ・ペレス監督の初陣となったファロでのベンフィカ戦において、ルイス・ジュニオールが90分間フル出場した一方で、テナスは遠征メンバーから外れました。フアン・フォイス、サンティ・コメサーニャ、イリアス・アコマックらも帯同しませんでしたが、テナスの欠場はスポーツ面の理由ではなく移籍市場の動きによるものです。唯一の控えGKとしてBチームのルベン・ゴメスが同行しましたが、出場機会はありませんでした。クラブは移籍交渉の最終段階にある選手の負傷リスクを避ける判断を下しています。
ルイス・ジュニオールが新プロジェクトの正GKとしてリードしている状況が、テナスの出場機会を求めた移籍を後押ししています。現在、最も獲得に近づいているのはマジョルカです。レオ・ロマンをデポルティボに900万ユーロで売却して資金を得たマジョルカのパブロ・オルテイスSDが交渉を進めており、買い取りオプション付きのレンタル移籍が有力視されています。ルイス・ガルシア・フェルナンデス監督も彼の加入を支持しており、ビジャレアルが給与の一部を負担する可能性もあります。
一方で、エルチェやレバンテも彼の状況を注視しており、近々オファーを出す可能性があります。テナスにとって1部リーグでプレーし続けられる環境は魅力的であり、決断を左右する要素になり得ます。ビジャレアルと2029年6月まで契約を残すテナスですが、昨季は公式戦15試合に出場してクリーンシートゼロと定位置を掴みきれませんでした。(via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)
ディエゴ・コンデのベティス移籍が合意、クラブは利益確保へ
27歳のGKディエゴ・コンデのレアル・ベティスへの移籍が合意に達しました。パウ・ロペスの後釜としてベティスに加わるコンデは、車でセビージャへ移動してメディカルチェックを受けた後、チームのトレーニングに合流する予定です。
この移籍は買い取りオプション付きのレンタルという形になりますが、ビジャレアルは有利な条件を引き出しています。移籍金は固定350万ユーロに加えて変動150万ユーロ、最大で500万ユーロに達する見込みです。2年前にヘタフェから400万ユーロの契約解除金で獲得したビジャレアルにとっては、投資額を回収し、さらに利益を生み出す取引となります。1.88mの長身を誇るコンデはビジャレアル加入直後こそ活躍したものの、ルイス・ジュニオールや1月のアルナウ・テナスの加入によって完全に出場機会を失い、新たな移籍先を探していました。(via Estadio Deportivo)
パラグアイ代表GKオルランド・ジルが新たな補強ターゲットに
ディエゴ・コンデの退団が決まり、アルナウ・テナスもチームを離れる可能性が高い中、ビジャレアルは新たなゴールキーパーの補強に動いています。サン・ロレンソに所属する26歳のパラグアイ代表GK、オルランド・ジルが有力なターゲットとして浮上しており、クラブはすでに交渉を進めています。
ワールドカップでの活躍で評価を高めたジルには、移籍金として約600万ユーロが必要と見られています。ただし、バレンシアやオリンピアコスなど他のクラブも関心を示しており、獲得競争に発展する可能性があります。ゴールキーパーの陣容が大きく入れ替わるビジャレアルにとって、即戦力となるジルの獲得は急務となっています。(via SPORT)
若手ダニ・レケナのレンタル移籍と、セビージャDFへの関心
クラブ間の良好な関係を背景に、若手選手のダニ・レケナがレバンテへレンタル移籍することが完了しました。この取引は、同じくレバンテが関心を寄せるアルナウ・テナスの交渉にも良い影響を与えると考えられています。
さらに、ビジャレアルはセビージャに所属する23歳のディフェンダー、ホアキン・マルティネス(通称Oso)に関心を示しているクラブの一つとして名前が挙がっています。ノッティンガム・フォレストが提示した600万ユーロのオファーは拒否されており、セビージャは彼の契約解除金2000万ユーロを念頭に、1000万から1500万ユーロでの売却を望んでいます。フィオレンティーナ、チェルシー、ニューカッスル、オリンピアコスなども注目している注目株です。(via SPORT / Estadio Deportivo)
【本日の総括】
カルロス・ロメロが復帰戦で新監督の戦術に見事に応え、左サイドの新たな武器として期待を集めています。一方で、GK陣は大きな変革期を迎えており、ディエゴ・コンデのベティス移籍が合意し、アルナウ・テナスも退団に向けて動いているため、パラグアイ代表オルランド・ジルなどの新たな守護神獲得が最優先課題となっています。