アノエタの拡張工事が進行中、収容人数は4万2千人超へ

🏟️ レアル・ソシエダの本拠地アノエタが再び改修工事に入っています。7年前に行われた陸上トラックの撤去とスタンドのピッチ接近を目的とした大規模なリニューアルとは異なり、今回は収容人数を増やすための拡張工事となります。現在約39,500人である収容人数は、工事完了後に42,247人にまで引き上げられる予定です。

この増築によりクラブの入場料収入の増加が見込まれるだけでなく、2030年ワールドカップ開催に向けたFIFAのスタジアム要件である最低収容人数40,000人を満たすことが可能になります。サン・セバスティアンでのW杯開催は現在不透明であり、ビルバオとの共同開催の可能性も浮上していますが、クラブはこのスタジアム拡張をW杯招致の機会が訪れる前から計画していました。

工事は昨シーズン終了後の5月末に始まり、予算は約1,000万ユーロとされています。主な改修ポイントとして、両サイドスタンドに新たなリング(層)が建設され、最上部に数列の座席が追加されます。これに伴い、プレスエリアが再構成され、第3リングの中央にメディア用の新しいスペースが設けられます。

さらに、かつて大型ビジョンが設置されていたコーナー上部にはプレハブ構造物が置かれ、ビジョン自体も少し移動する予定です。両ゴール裏の最上部にあった空きスペースにも新しい座席が設けられます。この拡張工事によって合計約2,500席が新たに追加されることになります。新しい座席は新シーズンの開幕に間に合う予定ですが、エレベーターなどの付帯設備の工事は12月まで長引く可能性があると見られています。

(via ElDesmarque)

マタラッツォ体制のプレシーズンとマラン・サール獲得の噂

⚽ プレシーズンの第1週目を終え、レアル・ソシエダはペジェグリーノ・マタラッツォ監督の下で順調にペースを上げています。昨シーズンの成功を受け、クラブはアメリカ人指揮官であるマタラッツォ監督との契約を2027-2028シーズン終了まで延長しました。チームの指揮官は日々選手たちの状態を細かくチェックしています。

一方で、スポーツディレクターのエリック・ブレトスは現在比較的静かな移籍市場を過ごしていますが、放出候補リストを作成しています。すでに退団したブライス・メンデスに加え、ジョン・カリカブルやカルロス・フェルナンデスといった選手たちがリストに名を連ねています。

補強に関しては、ディフェンスラインの軸となるセンターバックの獲得が優先事項の一つとなっており、マラン・サールの名前が急浮上しています。今夏RCランスとの契約が満了しフリーエージェントとなっている27歳のサールは、レアル・ソシエダだけでなくフランスのオリンピック・マルセイユなどからも関心を集めています。

ブレトスSDとマタラッツォ監督は、サールのプレースタイルがクラブの求める条件にぴったり合致すると考えており、獲得を真剣に検討しています。現在、チームのセンターバック陣にはジョン・マルティン、昨季は出場機会を大きく減らしたイゴール・スベルディア、そしてデポルティーボ・アラベスでの足首のケガにより手術を受け、不安を残しているジョン・パチェコがいますが、ディフェンス陣の強化は急務とされています。

(via ElDesmarque)

オヤルサバルのW杯準決勝進出と開幕戦レアル・マドリード戦の延期可能性

🏆 レアル・ソシエダのキャプテンであるミケル・オヤルサバルは、スペイン代表としてワールドカップを戦っており、チームの準決勝進出に貢献しています。このワールドカップでの勝ち上がりが、ラ・リーガの開幕日程に影響を与える可能性が出てきました。

新シーズンのラ・リーガ開幕戦、サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード対レアル・ソシエダ戦は、当初8月14日、15日、または16日に予定されていました。しかし、ワールドカップに出場した選手には規定により最低3週間の義務的休暇が与えられることに加え、ケガ防止のための短いプレシーズン期間が必要となります。

レアル・マドリードには新加入のマルク・ククレジャをはじめ、ワールドカップ準決勝まで進出している選手が多数在籍しており、レアル・ソシエダにもオヤルサバルがいるため、両チームとも開幕までに選手が万全の状態で合流することが難しい状況です。そのため、レアル・マドリードは権利を行使してこの第1節の延期を要請する見込みです。もし延期が決定すれば、この開幕戦は第2節と第3節の間のミッドウィークに組み込まれる予定となっています。

(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

スタジアムの収容人数を4万人超に引き上げるアノエタの拡張工事が順調に進む中、マタラッツォ監督は契約を延長し新シーズンに向けたプレシーズンを本格始動させています。補強面ではフリーのマラン・サール獲得に動いており、守備陣の再構築を図っています。またオヤルサバルのW杯での活躍により、ラ・リーガ開幕戦のレアル・マドリード戦が延期となる可能性が高まっており、今後の日程調整が注目されます。