サウサンプトンのキャプテンが吃音の相手選手に差別的発言で騒動に

イングランドのチャンピオンシップ(2部)準決勝で、サウサンプトンのキャプテンであるテイラー・ハーウッド=ベリスが、ミドルズブラのルーク・エイリングに対して『差別的な言葉』を使用したとして騒動になっている。

前半38分、エイリングがサウサンプトンの選手にファウルを犯してイエローカードを受けた際、エイリングはハーウッド=ベリスから差別的な言葉を浴びせられたと主審のアンディ・マドレーに抗議した。複数のチームメイトもその発言を聞いたと証言している。エイリングは吃音(どもり)を持っており、過去にはフットボール界における吃音の難しさについて公に語り、『ひどいことを言われたり、からかわれたりすることもあるが、気にしないようにしている』とSky Sportsのインタビューで明かしていた。

主審はこの一件を報告書に記載することを両チームの監督に伝えており、今後ハーウッド=ベリスに対して調査が行われ、重い処分が下される可能性がある。なお、試合は延長戦の末にサウサンプトンが2-1で勝利し、プレミアリーグ昇格を懸けたウェンブリーでの決勝へ駒を進めている。

(via SPORT)

ウェールズ下部リーグの選手が試合中の顔面肘打ちで有罪判決を受ける

ウェールズのアマチュアリーグ(アーダル・ノース・ウェスト)で、ポルスマドッグFCのトーマス・テイラーが、トレアルドゥル・ベイのダニエル・ブルックウェルに対し、試合中に顔面へ肘打ちを見舞い意識を失わせた事件で有罪判決を受けた。

今年1月17日に行われた試合中、テイラーは意図的にブルックウェルの顔面に肘を振り下ろすという悪質なファウルを犯し、その衝撃的な映像は世界中のSNSで拡散された。テイラーと被害者のブルックウェルは何年も前からの知り合いであったという。テイラーは法廷で身体的危害を伴う暴行の罪を認め、5ヶ月半の執行猶予付きの懲役刑と500ユーロの罰金が言い渡された。また、彼は所属クラブからすでに出場停止処分を受けている。

(via MARCA)

アニェテがロシアでの指導者生活と戦時下のモスクワの現状を語る

スペインのコリアCF出身で、現在はロシア2部のロディナ・モスクワでアシスタントコーチを務めるアニェテが、ロシアでの指導者生活や戦争の影響についてESTADIO Deportivoの独占インタビューで語った。

アニェテはスペインのフアン・ディアス監督と共にチームを指導し、シーズン終了を前にロシア1部リーグへの昇格を成し遂げた。この快挙について『スポーツ面でも個人的な面でも非常にやりがいがあった。報われた仕事を見て大きな喜びと多くの美しい感情、そして大きな誇りを感じた』と喜びを口にした。ロシアのフットボールについては『よりフィジカルでダイレクトなプレーが多い。スペインから何か持ち込めるとしたら、より魅力的なフットボールのスタイルだ』と分析した。

一方、ウクライナとの紛争下での生活について問われると、『モスクワは完全に防備されており、警備が非常に厳重で戦争を感じることはない』と前置きしつつも、『紛争地域に近い都市に遠征した時は、その影響をかなり感じる。サイレンや攻撃の警告、ドローンなどだ。ありがたいことに、悪い経験をすることなく済んでいるが』と、常に隣り合わせにある戦争の恐怖という非日常的な現実を明かした。最大の苦労は『妻などの家族と離れて暮らしていること』だという。

(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

フロレンティーノ・ペレス会長の緊急会見は、辞任の否定にとどまらず、メディアやLaLiga、さらには自クラブのファンの態度にまで矛先を向ける全面戦争の様相を呈し、フットボール界に特大の衝撃を与えました。アルベロア監督やピケなど賛同する声がある一方で、ジャーナリストからの容赦ない反撃や、ヘゾニャの過激なSNS投稿など、波紋は広がり続けています。

一方で、セビージャではセルヒオ・ラモスによる買収で新時代が幕を開けようとしており、ベティスではイスコがCL出場に涙を流すなど、アンダルシアでも感情を揺さぶる出来事が続きました。

ヤマルのパレスチナ国旗掲揚や、サウサンプトンでの差別発言疑惑、アストン・ヴィラ・オーナーの巨額脅迫事件など、社会的・事件性のあるニュースも相次ぎ、ピッチ外の話題がかつてなく濃密な一日となりました。