【今回のラインナップ】
✅ ハフィーニャの負傷とクラブの怒り [親善試合での負傷離脱とFIFAへの不満]
✅ ラミン・ヤマルの状態とスペイン代表の配慮 [代表での出場時間管理と疲労への懸念]
✅ テア・シュテーゲンのW杯出場の可能性 [ジローナへのローン移籍とドイツ代表監督の見解]
✅ ロナルド・アラウホのタックル騒動と本人の弁 [フォーデンとの接触と試合後の会話]
✅ アレッサンドロ・バストーニ獲得に向けた動き [インテルの代替候補と移籍金引き下げ策]
✅ マーカス・ラッシュフォードの去就とウイング補強策 [買取オプション行使の課題と代役候補]
✅ ジョアン・カンセロの完全移籍に向けた戦略 [アル・ヒラルとの契約解除とフリートランスファー計画]
✅ フェラン・トーレスへのプレミアリーグからの関心 [マンチェスターUやアーセナルからの熱視線]
✅ カンテラ情報:U-19欧州選手権とLaLiga FC Futures [若手選手たちの国際舞台での活躍]
✅ パトリシオ・パシフィコの買取オプション行使の可能性 [バルサ・アトレティックでの適応と契約条件]
✅ 元下部組織監督が語るカンテラーノたちの素顔 [ガビ、フェルミン、バルデ、カサドへの評価]
✅ Spotify Camp Nouの改修工事の進捗 [第3層の工事状況とVIPリングの構築]
✅ 2026-27シーズンの新ユニフォームデザイン [次期ユニフォーム3種類のデザイン詳細]
✅ 選手や監督が愛するバルセロナ近郊のレストラン [選手たちが足繁く通う名店とエピソード]
✅ 作家フェラン・トレントが語る現在のバルサ [フリック監督への評価と若手選手への期待]
■【ハフィーニャの負傷とクラブの怒り】
ブラジル代表の親善試合フランス戦でハフィーニャが右脚大腿二頭筋の筋肉断裂を負い、5週間の離脱が確定した。アトレティコ・マドリードとのチャンピオンズリーグ準々決勝や、レアル・マドリードと勝ち点4差で首位を争うラ・リーガの重要局面での離脱は、クラブにとって大きな打撃となる。クラブ上層部はこの事態に大きな怒りを感じている。シーズン中に何度も筋肉系のトラブルを抱えていた選手を、時差ボケを伴う長距離移動を経て非公式の親善試合に先発出場させたことは理解し難いと判断されている。クラブはシーズン終了まで2ヶ月、ワールドカップまで2ヶ月半という時期に、過酷な移動を伴う親善試合の開催を許可しているFIFAに対して無力感を抱いている。なお、ハフィーニャのブラジル代表での代役にはルイス・エンヒキが起用される見込みである。
(via SPORT)
■【ラミン・ヤマルの状態とスペイン代表の配慮】
ハフィーニャの負傷を受け、クラブはラミン・ヤマルやペドリ、ダニ・オルモらへの疲労蓄積を強く懸念している。ヤマルは今季すでに40試合に出場し、21ゴール16アシストを記録しているが、前半戦には恥骨炎を患い、10月と11月の代表戦を欠場して回復を優先した履歴がある。アメリカで2試合の親善試合に参加しているジョアン・カンセロや、ワールドカップ出場権を賭けたスウェーデン戦を控えるロベルト・レヴァンドフスキへの負担も不安視されている。デコとスペイン代表のテクニカルディレクターであるカランカとの間では良好なコミュニケーションが取られており、スペイン代表側はクラブに対して安心感を与えている。ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、火曜日にRCDEスタジアムで開催されるエジプト戦において、ヤマルの出場時間を慎重に管理する意向を示している。試合がバルセロナのコルネジャで開催されるため、選手たちが移動を免れることも好材料である。ヤマルはセルビア戦では63分間プレーし、エジプト戦でも無理のない起用が予定されている。
(via SPORT)
■【テア・シュテーゲンのW杯出場の可能性】
1月31日のオビエド戦で左脚ハムストリングを負傷し、手術を受けてから約2ヶ月が経過したテア・シュテーゲン(現在はジローナへローン移籍中)について、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督が記者会見で言及した。現在、代表の正GKはオリバー・バウマン、控えはアレクサンダー・ニューベルが務めており、監督は『Oliver Baumann es el titular y Alexander Nübel, el suplente. Álex cumple muy bien con este papel, tal y como se espera de un suplente muy, muy bueno. Álex lo hace de maravilla y en muchos países sería el titular. En la portería no tenemos ningún problema』と信頼を口にした。シュトゥットガルトで行われるガーナ戦についても『Jugará Álex. No hay ninguna pugna por el puesto de portero. Es una recompensa por su buen rendimiento durante un largo periodo de tiempo. En los últimos tres meses, Alex ha dado un paso más hacia adelante. Rinde bien en los entrenamientos y es muy leal con Oliver Baumann. Es una pieza importante para que el entrenamiento de porteros funcione bien. Lo hace todo muy bien, por eso tendrá su oportunidad en Stuttgart』と明言した。テア・シュテーゲンのワールドカップ出場については『Hablamos brevemente antes de ayer. Siempre está ahí cuando se le necesita y cuando puede aportar algo. No solo se preocupa por sí mismo, sino que también tiene en cuenta al equipo. Por respeto hacia él, no le voy a cerrar la puerta del Mundial, pero las posibilidades son muy escasas, lleva casi un año de baja. Debe pisar el acelerador en la rehabilitación. Ya no tiene muchos dolores, pero todo lleva su tiempo. Y ya no tiene 21 años』と述べ、復帰への道が非常に厳しいことを示唆した。ラ・リーガは残り9節で5月下旬に終了するため、彼が大会前にリズムを取り戻す時間は限られている。
(via Estadio Deportivo / MARCA)
■【ロナルド・アラウホのタックル騒動と本人の弁】
イングランド対ウルグアイの親善試合(1-1)の後半、ロナルド・アラウホがフィル・フォーデンの左足首に強いタックルを見せ、イングランド側から危険なプレーとして批判を浴びた。フォーデンは痛みを訴え、大事をとって交代した。イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督はベンチから激しい怒りを見せ、マルセロ・ビエルサ監督に抗議した。試合後、アラウホはフォーデンと会話したことを明かし、次のように語った。『Fue una jugada fuerte, pero obviamente voy a por la pelota sin ninguna intención. Después del partido le mandé un mensaje, me dijo que estaba bien y que eran cosas del fútbol. Muchas veces se sobredimensionan las cosas, porque está claro que iba a por la pelota. Todo el mundo me conoce y sabe que no tengo mala leche. Vi la jugada después. Es cierto que si detienes la toma es muy fuerte, pero voy con la intención de ir a por la pelota y en el campo estaba el árbitro y también el VAR. Lo importante es que hablé con él, me dijo que no pasaba nada y que son cosas del fútbol. Yo me quedo con eso』ジュール・クンデとアレハンドロ・バルデの負傷により、フリック監督の下で出場機会を増やしているアラウホは、ラージョ・バジェカーノ戦での決勝ゴールを決めるなど好調を維持しており、4月4日のラ・リーガでのアトレティコ・マドリード戦にも先発する見込みである。
(via SPORT / Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)
■【アレッサンドロ・バストーニ獲得に向けた動き】
クラブは来季の守備強化の主要ターゲットとして、パウ・クバルシと共にプロジェクトを率いる左利きのセンターバック、アレッサンドロ・バストーニ(インテル・ミラノ)を注視している。バストーニ本人はプライベートですでに即時交渉にOKを出している。移籍金は7000万ユーロから8000万ユーロと評価されており、スポーツディレクターのデコは、ハンス・フリック監督の現スカッドの選手を交渉に含めることで移籍金を下げる最適なオファーを模索している。一方、インテル側もバストーニの退団に備え、フランチェスコ・アチェルビとステファン・デ・フライが契約満了となる守備陣の再構築を図っている。代替候補として、ラツィオのマリオ・ヒラ、クラブ・ブルッヘのホエル・オルドニェス、ウディネーゼのウマル・ソレ、サッスオーロのタリク・ムハレモビッチらがリストアップされている。マリオ・ヒラについてはACミランも関心を寄せており、レアル・マドリードが将来の売却益の50%を保有しているため、もしインテルがバルサからの資金で彼を獲得した場合、間接的にレアル・マドリードの利益となる。
(via SPORT / Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)
■【マーカス・ラッシュフォードの去就とウイング補強策】
マンチェスター・ユナイテッドから給与を下げてローンで加入しているマーカス・ラッシュフォードは、ハフィーニャの負傷によりシーズン終盤で重要な役割を担うことになった。これまで39試合に出場し10ゴール11アシストを記録しており、デコとフリック監督はそのパフォーマンスに満足している。クラブ間には3000万ユーロの買取オプションが存在し、2月には選手の陣営がバルセロナを訪れて将来の契約条件について合意に達している。しかし、ラ・リーガのファイナンシャル・フェアプレーの制限や、バストーニとフリアン・アルバレスの獲得を狙うクラブの財政状況から、ラッシュフォードの移籍金と長期契約における給与調整がネックとなり、最終的な買取承認は下りていない。もしクラブがオプションを行使しない場合、パリ・サンジェルマンとACミランが獲得に動く構えを見せている。クラブはより若く安価なオプションとして、ベンフィカのアンドレアス・シェルデルップ(代理人はラファエラ・ピメンタ、価値は最大3000万ユーロ)や、オサスナのビクトル・ムニョス(契約解除金4000万ユーロ、レアル・マドリードが権利の50%を保有し交渉を拒否)を検討しているほか、マジョルカへ移籍したヤン・ビルジリの売却益も見込んでいる。
(via SPORT / Mundo Deportivo)
■【ジョアン・カンセロの完全移籍に向けた戦略】
アンドレアス・クリステンセンの負傷を受けて冬の移籍市場で加入したジョアン・カンセロについて、クラブとフリック監督は残留を強く望んでいる。カンセロにはアル・ヒラルとの契約が1年残っており、レンタルの延長は不可能である。アル・ヒラルは2024年にマンチェスター・シティから2500万ユーロで彼を獲得しており、未償却分として最低でも800万ユーロの移籍金を要求している。クラブの戦略は、カンセロ自身がアル・ヒラルと契約解除の交渉を行い、フリートランスファーで加入することである。バルサでプレーするためにすでに給与を3分の1に減らしているカンセロは、この戦略をとる場合、さらに大きな金銭的な犠牲を払うことになる。
(via MARCA)
■【フェラン・トーレスへのプレミアリーグからの関心】
2027年まで契約を残すフェラン・トーレスに対し、複数のビッグクラブが関心を寄せている。アトレティコ・マドリードがアントワーヌ・グリーズマンの将来の代役として注目しているほか、インテルがバストーニの交渉に彼を含める可能性を見ている。さらに、プレミアリーグからはマンチェスター・ユナイテッドがジョシュア・ザークツィーの退団の可能性に備えて獲得リストに入れており、アーセナルのミケル・アルテタ監督も昔からのファンとして獲得を模索している。マンチェスター・ユナイテッドはもう一つの候補としてエヴァートンのイリマン・ンディアイもリストアップしている。クラブ内では、6月30日で契約満了となるロベルト・レヴァンドフスキの状況もあり、ストライカーのポジションについて議論がある。ジョアン・ラポルタ会長は選挙戦において、両選手とも来シーズン残ってほしいと語っていた。
(via Mundo Deportivo)
■【カンテラ情報:U-19欧州選手権とLaLiga FC Futures】
クロアチアで開催されている2027年U-19欧州選手権のラウンド1において、2008年生まれのU-18スペイン代表として招集されたイケル・ロドリゲス、ギジェ・フェルナンデス、アレックス・カンポスの3選手が、イングランド戦(3-1)とクロアチア戦(4-0)の全180分に出場し、大きな貢献を果たした。ギジェは中盤のモーターとして機能し、肩の怪我から復帰したイケルはダビド・テノリオ監督の下で不動の守護神となっている。高校2年生のアレックス・カンポスは、ママドゥ・ムバケとアンドレス・クエンカの退団、アレクシス・オルメドの負傷後にバルサ・アトレティックに定着している。ペドロ・ビジャルも招集されていたが、違和感のため離脱し、サン・アンドレウ戦にバルサ・アトレティックとして先発出場した。
一方、ブルネテで開催されたLaLiga FC Futures Sub-12の世界大会では、バルセロナは3位決定戦でパリ・サンジェルマンを2-0で破り、3位に入賞した。背番号7のデスティニーがこの試合で2ゴールを挙げ、大会通算7ゴールで得点王に輝いた。ウゴ・ガルデアノや、背番号10のペドロ・フアレスも大会を通じて素晴らしいパフォーマンスを見せた。
(via SPORT / Mundo Deportivo / MARCA)
■【パトリシオ・パシフィコの買取オプション行使の可能性】
冬にデフェンソール・スポルティングからローンで加入した19歳のパトリシオ・パシフィコは、バルサ・アトレティックで即座に適応を見せている。直近の試合ではアルバロ・コルテスと組んで逆足の右センターバックとしてプレーし、攻撃的なバルサのスタイルに順応している。彼の契約には、選手のパスの50%で180万ユーロ、80%で最大280万ユーロまで変動する買取オプションが含まれている。さらに、30分以上の試合に10試合出場した場合は買取義務に変わる。現在公式戦4試合に出場しており、リーグ戦は残り5節だが昇格プレーオフもあるため、10試合の条件を満たす可能性は高い。彼はすでにフリック監督のトップチームの練習にも2回参加している。
(via SPORT)
■【元下部組織監督が語るカンテラーノたちの素顔】
現在トゥールーズで監督を務めるカルレス・マルティネス・ノベル(元バルサ下部組織監督)が、かつての教え子たちについて語った。
ガビについて:『Tenía clarísimo que Gavi tenía que llegar al primer equipo por su magia y por lo competitivo que era. A los directores deportivos siempre les digo: 'en caso de duda sobre a quién fichar, tráeme un competitivo'. Eso es Gavi. Pero a parte yo no he visto muchos jugadores con su talento, el saber girarse, jugar entre líneas y golear con el pie, con la cabeza, etcétera』
フェルミンについて:『Fermín era un chico muy pequeño pero con un talento enorme ante el que decías 'ojalá todo le vaya bien para que pueda expresar ese talento'』
バルデについて:『Balde era rapidez y fuerza y rompía líneas. Iba sobrado en cuanto a cualidades』
カサドについて:『Casadó era un cerebro que entendía todo, una conexión constante entre los jugadores y el entrenador』
(via Mundo Deportivo)
■【Spotify Camp Nouの改修工事の進捗】
Spotify Camp Nouの改修工事は計画通りに進んでおり、完全に取り壊された第3層(tercera gradería)は現在コンディショニングと防水工事の段階にある。夏には座席の設置が予定されている。クラブの重要な収入源となるVIPリングの工事も並行して進められている。3月15日の会長選挙と同時開催されたセビージャ戦でライセンス1Cが導入され、Gol Nordが開放されたことで収容人数が62,000人に増加した。応援スタンド(Grada de Animación)には現在オリジナルグループの800人が入っているが、新たな条件の下で誰が席を占めるかを定義するのを待っているため、本来の1,250人がまだ入れていない状態である。
(via AS)
■【2026-27シーズンの新ユニフォームデザイン】
ポータルサイト「Footy Headlines」により、2026-27シーズンの3つの公式ユニフォームのデザインが判明した。ナイキとの契約更新後2シーズン目となるこのコレクションでは、第1ユニフォームは伝統的な青とえんじ色を維持しつつ、深いガーネット色やカーディナルレッドなど最大7つの異なる色合いを組み合わせてダイナミックな効果を生み出す。第2ユニフォームは「Mamba Collection」との融合の2シーズン目となり、ロサンゼルス・レイカーズの美学にインスパイアされたダークパープルとブラックの背景に、メタリックゴールドのディテールが施される。第3ユニフォームはミントグリーンがベースカラーとして復活し、濃いグリーンのディテールや赤と青のタッチが入った襟、黄色のディテールがコントラストを生むデザインとなっている。
(via SPORT)
■【選手や監督が愛するバルセロナ近郊のレストラン】
離脱中のハフィーニャのお気に入りのレストランとして、シッチェス(ガラフ)にある「La Cúpula Garraf」が挙げられる。この地中海料理レストランには、ハフィーニャの他にロナルド・アラウホ、ガビ、フェルミン、ラミン・ヤマル、そしてハンス・フリック監督も訪れている。
また、元バルサ下部組織の選手であったビクトル・パルドがシェフを務めるサン・ジュスト・デスベルンの「La Bonaigua」も選手たちに愛されている。ここにはペドリ、フェラン、フェルミン、ラミン、ラポルタ会長、マシプ、デコらが常連として名を連ねている。ビクトル・パルドはペドリについて『Pedri es una grandísima persona. Siempre tiene buenas palabras para todos, nunca una mala cara. Es educado y viene con sus padres y te das cuenta de dónde le vienen los valores. Laporta es un crack, nos llevamos muy bien. Siempre tiene una sonrisa para todo el mundo』と語っている。フリック監督は、彼が手掛ける別のレストラン「Can Ugal」をバルサの監督として初めて訪れている。
(via SPORT)
■【作家フェラン・トレントが語る現在のバルサ】
作家のフェラン・トレントがインタビューで現在のバルサについて語った。彼はハンス・フリック監督を高く評価しつつも、守備戦術について『A mí me gusta mucho Hansi Flick, lo digo para que no haya interpretaciones, pero con esa estrategia defensiva es muy difícil ganar la Champions. Puedes ganar la Liga, y me gusta Hansi como persona y como entrenador, pero si ajustara un poco la defensa tendríamos opciones』と分析している。また、ベルナル、フェルミン、ラミン、ガビ、ペドリ、エクトル・フォルト、さらにはベニファイオ出身のダビド・モレノ、ニューカッスル戦で出場したシャビ・エスパルトなどの若手選手たちの台頭を称賛し、現在のプロジェクトに大きな期待を寄せている。
(via SPORT)
【本日の総括】
ハフィーニャの負傷離脱や各国の代表戦による疲労など不安材料を抱えながらも、バストーニやカンセロの獲得に向けたフロントの戦略的な動き、そしてカンテラーノたちの国内外での飛躍が光る一日となった。Spotify Camp Nouの改修も順調に進み、来季のユニフォームデザインも判明するなど、クラブの未来に向けた明るい兆しも多く見られている。
