【今回のラインナップ】
✅ アトレティコ・マドリード カンプ・ノウでの歴史的勝利!CL準々決勝1stレグでバルサを0-2撃破
✅ レアル・ベティス EL準々決勝1stレグでブラガとドロー、クチョが同点PKを決める
✅ アスレティック・ビルバオ サンセトへの痛烈批判と、バルベルデ後任の監督候補が浮上
✅ セルタ・デ・ビーゴ EL準々決勝フライブルク戦へ、ヒラルデス監督が「歴史的一戦」へ意気込み
✅ セビージャFC 低迷続くガルシア・プラサ新体制、バス移動の違反で罰金の可能性も
✅ バレンシアCF リム会長体制の長期低迷が浮き彫りに、次節はエルチェとの大一番
✅ RCDエスパニョール バルサとのダービーに向けロサノが闘志、水投げファンには厳しい処分
✅ エルチェCF バレンシア戦へテテ・モレンテが意気込み、セビージャ同様に罰金問題も
✅ レアル・サラゴサ ダニ・ゴメスが前監督への不満と新体制での手応えを告白
✅ CDミランデス ソシエダからローンのカルロス・フェルナンデスが絶好調でチームを牽引
✅ デポルティーボ・アラベス アンヘル・ペレスがキケ・サンチェス・フローレス監督の戦術浸透を実感
✅ レアル・ソシエダ アラベスとの対戦控え、19歳DFジョン・マルティンにマドリー関心の噂
✅ ビジャレアルCF 所属選手や元選手が高級時計の密輸疑惑で捜査対象に
✅ レバンテUD 残留へ向けパブロ・マルティネスが「残り8試合は決勝戦」とファンに誓う
✅ スポルティング・デ・ヒホン リエストラ会長がファンイベントで昇格を約束、クエンカが練習復帰
✅ デポルティーボ・ラ・コルーニャ Bチームの昇格への躍進と、レンドイロ元会長の名を冠した通り設立の動き
✅ UDラス・パルマス 未成年移民をサッカーで支援する社会統合プロジェクトを開始
✅ CDテネリフェ クラブ最多出場記録を持つ伝説的DFアルベルト・モリーナへのオマージュ
■【アトレティコ・マドリード】🔴⚪️
チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグにて、FCバルセロナの本拠地カンプ・ノウで0-2の完勝を収めました。アトレティコにとって、シメオネ監督体制14年目にしてカンプ・ノウでの史上初勝利という歴史的な快挙です。前半43分、ジュリアーノ・シメオネが抜け出したところでクバルシの退場を誘発し、その直後の45分にフリアン・アルバレスが鮮やかなフリーキックを直接叩き込んで先制。後半70分には、ルジェリの完璧なクロスから途中出場のセルロートが追加点を奪い、試合を決定づけました。ディエゴ・シメオネ監督は「欧州最高のチームの一つに対し、チーム全体で素晴らしい仕事をした」と絶賛しつつも、「まだ決着はついていない。火曜日のメトロポリターノでの試合では彼らが苦しめてくるだろう」と兜の緒を締めています。
一方で、アクシデントも発生しました。前半31分にハンツコが足首を負傷し、急遽マルク・プビルが投入されましたが、そのプビルはイエローカードを受けて次戦出場停止に。さらに試合前のカンプ・ノウ到着時には、一部の過激なファンによってチームバスが襲撃され、窓ガラスが2枚割られる事態に。マテウ・アレマニーSDは「一部の恥知らずな行動はバルサファン全体を代表するものではない」と非難しています。
なお、フリアン・アルバレスの移籍の噂についてエンリケ・セレソ会長は「彼には契約がある。私が決めるまで彼は去らない」と一蹴しました。(via AS) (via SPORT) (via Estadio Deportivo) (via MARCA) (via Mundo Deportivo) (via Esport3)
■【レアル・ベティス】🟢⚪️
ヨーロッパリーグ準々決勝1stレグ、敵地でのSCブラガ(ポルトガル)戦は1-1のドローに終わりました。開始わずか5分、セットプレーのマークの乱れからグリリッチュに先制を許す苦しい立ち上がりでしたが、チームは徐々にペースを握ります。後半60分、アブデの強烈な突破から獲得したPKをクチョ・エルナンデスが冷静に沈めて同点に追いつきました。このPKの直前、自ら獲得したアブデがキッカーを志願してクチョと口論になる場面がありましたが、マヌエル・ペジェグリーニ監督は「指定キッカーはクチョであり、彼が責任を果たした」と擁護。クチョ本人も「ストライカーとしての責任だ。試合後には握手して解決した」と明言しています。
試合を通じてバルトラのゴール取り消しやポスト直撃のヘディングなど、勝ち越しのチャンスもあったものの、相手GKの好セーブに阻まれました。次戦はホームのラ・カルトゥハで6万人以上の大声援を受けての決戦となります。しかし、この試合でイエローカードを受けたナタンの次戦出場停止が決定しています。また、ここ最近構想外となっているネルソン・デオッサはSNSでの批判に対してボクシングトレーニングで鬱憤を晴らす様子が報じられています。(via Estadio Deportivo) (via SPORT) (via MARCA) (via Mundo Deportivo) (via Esport3)
■【アスレティック・ビルバオ】🦁
クラブのレジェンドであり現在はゲルニカのSDを務めるアイトール・ララサバルが、オイアン・サンセトに対して痛烈な批判を展開しました。不調が続くサンセトについて「彼がスタメンに名を連ねることは、チームメイトにとってマイナスになり得る。夏に売却するべきだった」と厳しい言葉を投げかけています。才能は疑いようがないものの、2032年まで契約を結ぶ背番号8の復活が急務です。
また、エルネスト・バルベルデ監督の退任に伴う後任人事も本格化しています。ヨアン・ウリアルテ会長が最も推しているのは元ドルトムント指揮官のエディン・テルジッチです。縦に速いスタイルや若手育成の手腕がクラブの哲学と一致すると評価されています。対抗馬として、クラブOBであるボーンマスのアンドニ・イラオラや、オリンピアコスのホセ・ルイス・メンディリバル、ラージョのイニゴ・ペレスの名前もリストアップされています。(via AS) (via Estadio Deportivo)
■【セルタ・デ・ビーゴ】🩵
ヨーロッパリーグ準々決勝1stレグで、ドイツの強豪フライブルクとアウェイで激突します。クラウディオ・ヒラルデス監督はこの大一番を前に、「受け身にならず、我々のスタイルを貫いて最高の結果を出す」と力強く宣言しました。イアゴ・アスパスとマティアス・ベシーノが戦列に復帰し、チームに大きな経験と落ち着きをもたらすことが期待されています。一方で、カール・スタルフェルトやウゴ・アルバレス、ミゲル・ロマンは負傷で、ハビ・ルエダは累積警告で欠場となります。
好調を維持するフェラン・ジュグラは「個人的な問題が解決し、今はとても幸せだ。それがゴールという結果に表れている」と自信を見せています。さらにクラブは、パブロ・ドゥランとの契約を2028年まで延長したことを発表し、長期的なチーム作りに向けて明るいニュースを提供しました。(via MARCA) (via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)
■【セビージャFC】⚪️🔴
デル・ニド・カラスコ会長体制下での深刻な低迷が続いています。2024年1月以降の獲得勝ち点はわずか97と、プリメーラ継続クラブの中で最下位という危機的状況です。新たに就任したルイス・ガルシア・プラサ監督の初陣となったオビエド戦も無得点で敗れ、ニャンズの退場や判定への不満が爆発するなど、チームの立て直しは難航しています。
今週末はホームにアトレティコ・マドリードを迎える大一番ですが、ホセ・アンヘル・カルモナとニャンズが出場停止、アスピリクエタも負傷欠場という厳しい台所事情です。唯一の朗報は、ジブリル・ソウとルベン・バルガスが練習に復帰したことです。
さらに、アラベス戦でのバス移動に関して警察の指示を無視したとして、反暴力委員会から1万ユーロの罰金を科される可能性が浮上しています。ウルトラスへの情報漏洩も疑われており、ピッチ内外で問題が山積しています。(via SPORT) (via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)
■【バレンシアCF】🦇
ピーター・リム会長体制となってからの約12年間での深刻な低迷が浮き彫りになっています。同期間での獲得勝ち点600は、プリメーラに留まり続けている他のクラブと比較しても非常に低い水準であり、メディアからはセビージャの転落ぶりと並んで酷評されています。平均勝ち点は1試合あたり1.36ポイントに留まり、かつてチャンピオンズリーグの常連だった姿は見る影もありません。今週末は残留争いのライバルであるエルチェとの大一番を控えており、ファンからの風当たりはさらに強まっています。(via SPORT)
■【RCDエスパニョール】🐦
今週末にカンプ・ノウでのFCバルセロナとの「バルセロナ・ダービー」を控えています。ポル・ロサノは、「過去2年間は非常に僅差の勝負だった。バルサがチャンピオンズリーグを優先してターンオーバーをしてくれるなら好都合だが、それを期待するのは間違いだ」と語り、チームの守備の堅さを武器に番狂わせを狙う意気込みを見せました。
また、ヘタフェ戦でホセ・ボルダラス監督および審判団に水が投げつけられた事件に関し、クラブは迅速に対応。RCDEスタジアムの一部閉鎖という重い処分を回避するため、当該ファンを特定して会員権を剥奪する厳しい措置を下しました。(via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)
■【エルチェCF】🌴
エデル・サラビア監督のもと、今週末のバレンシア戦に向けてチームは士気を高めています。テテ・モレンテは「勝ち点がある限り、可能性は残されている。ホームのファンの後押しを受けて絶対に勝ち点3を獲る」と力強く語りました。また、自身のプレースタイルについて「左サイドが好みだが、監督の要求には全力で応える」と献身的な姿勢を見せています。
一方で、マジョルカ戦でのバス移動に関して警察の指示を無視したとして、セビージャ同様に反暴力委員会から1万ユーロの罰金を科される可能性が報じられています。(via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)
■【レアル・サラゴサ】🦁
ルベン・セジェス前監督の解任後、ダビド・ナバーロ新監督のもとでチームは息を吹き返しています。ストライカーのダニ・ゴメスは、前体制下での出場機会の少なさに対する不満を明かしつつ、「新監督は全員に気を配り、心でプレーさせてくれる」と絶大な信頼を寄せています。自身も直近5試合で4ゴールを記録しており、チームの残留に向けて確かな手応えを感じています。
また、サラゴサ市内ではACDIA(赤道ギニア文化スポーツ協会)主催の5,000人以上を集めたサッカーイベントが開催され、スポーツを通じた異文化交流が大いに盛り上がりました。(via Estadio Deportivo) (via MARCA)
■【CDミランデス】🐗
レアル・ソシエダからローン移籍中のストライカー、カルロス・フェルナンデスが大爆発しています。直近4試合で4ゴールを挙げ、リーグ戦通算14ゴールと自身のキャリアハイを更新。前節のレアル・サラゴサ戦での逆転勝利(1-2)の立役者となりました。アンチョン・ムネタ監督も「チームが逆境を跳ね返す素晴らしい個性を見せた」と絶賛しており、チームは残留圏内への浮上に向けて、次節のカステジョン戦に全力を注ぎます。(via Estadio Deportivo)
■【デポルティーボ・アラベス】🔵⚪️
キケ・サンチェス・フローレス監督の就任以降、チームは着実な成長を遂げています。23歳のFWアンヘル・ペレスは「監督のアイデアがチームに完璧に浸透している」と手応えを口にしました。週末に控えるレアル・ソシエダ戦に向けて「レアル・ソシエダはホームで非常に強いが、我々も勝ち点3を狙うモチベーションに満ちている」と語り、自身がプリメーラの舞台でプレーできている現状を「夢のようだ」と喜びを露わにしています。(via Estadio Deportivo)
■【レアル・ソシエダ】🔵⚪️
今週末にアラベスとのバスク・ダービーを控えています。トップチームの戦力強化が急務となる中、Bチームで頭角を現している19歳のCBジョン・マルティンに対し、守備陣の補強を目指すレアル・マドリードが熱視線を送っているとの報道が出ています。彼の現代的なプレースタイルと将来性が高く評価されており、今後の移籍市場での動向が注目されます。(via Mundo Deportivo)
■【ビジャレアルCF】💛
ピッチ外でショッキングなニュースが飛び込んできました。アンドラの裁判官が、第一ディビジョンの選手による密輸高級時計の購入に関する大規模な捜査を進めています。この疑惑に、現在の所属選手であるトーマス・パーテイをはじめ、元所属選手のサンティ・カソルラ、フアン・ベルナト、ジオヴァニ・ロ・チェルソらが関与している疑いがあり、治安警察(UCO)が協力して取り調べを行う予定です。(via SPORT)
■【レバンテUD】🐸
プリメーラ残留ラインまで勝ち点5差という厳しい状況の中、背番号10を背負うパブロ・マルティネスが公開練習でファンからの熱い声援に応えました。「残り8試合はすべてが決勝戦だ。ホームのシウタ・デ・バレンシアでの試合は、ファンとの絆が勝利への大きなモチベーションになる」と語り、次節の必勝を誓っています。(via SPORT)
■【スポルティング・デ・ヒホン】🔴⚪️
ホセ・リエストラ会長がペーニャ(ファンクラブ)「La Resaca」のイベントに初参加し、ファンとの対話を行いました。会長はオルレギ・グループが単なる管理者であることを強調し、「クラブはファンのものだ」と宣言。インフラ整備、プロセスの改善、そして才能の発掘という3つの柱で昇格を目指すと熱く語りました。チーム状況としては、負傷していたアンドレス・クエンカが全体練習に復帰した一方、マヌ・ロドリゲスは依然として別メニュー調整が続いています。(via SPORT)
■【デポルティーボ・ラ・コルーニャ】🔵⚪️
Bチームである「ファブリル」が、プリメーラRFEF昇格に向けて絶好調を維持しています。アベゴンド(下部組織)出身の若手選手や期限付き移籍からの復帰組が見事に融合し、結果を残しています。
また、クラブの歴史に燦然と輝くアウグスト・セサル・レンドイロ元会長に敬意を表し、デポルティーボのペーニャ連合がア・コルーニャ市内の通りに彼の名前を冠するよう市議会に要求する署名キャンペーンを開始しました。(via SPORT)
■【UDラス・パルマス】💛💙
UDラス・パルマス・カナリア財団が、カナリア諸島政府の資金提供を受け、同伴者のいない未成年移民をサッカーを通じて社会統合する新たなプロジェクト「#Convida」をスタートさせました。サッカーを単なるスポーツとしてではなく、異文化共生と教育のツールとして活用し、偏見やステレオタイプを打破することを目指す素晴らしい取り組みです。(via SPORT)
■【CDテネリフェ】🏴
クラブ最多出場記録(413試合)を持つ伝説的ディフェンダー、アルベルト・モリーナ(83歳)への感動的なオマージュ・イベントが開催されました。彼が長年背負った背番号5にちなみ、本拠地エリオドロ・ロドリゲス・ロペス・スタジアムのゲート5に彼の名前が冠され、フェリペ・ミニャンブレス会長をはじめとする多くのクラブ関係者やレジェンドが彼の功績を讃えました。(via SPORT)
※日本人選手(久保建英、浅野拓磨など)に関する本日の最新ニュースは各メディアから報じられておりません。
【本日の総括】
本日のラ・リーガ勢は欧州の舞台で大きな明暗が分かれました。アトレティコ・マドリードがカンプ・ノウで歴史的な勝利を収めてCLベスト4進出へ大きく前進した一方で、ヨーロッパリーグを戦うベティスは敵地で価値あるドローをもぎ取り、セルタも次戦へ向けた強い決意を見せています。国内リーグに目を向けると、アスレティック・ビルバオの次期監督人事やエスパニョールのダービーへの意気込み、さらにはセビージャやバレンシアの長引く低迷に対する厳しい視線など、シーズン終盤に向けて各クラブの思惑が激しく交錯しています。また、ビジャレアルの選手が巻き込まれた密輸疑惑などピッチ外のニュースも大きく取り上げられた一日となりました。

デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
アトレティコのマドリードのバルセロナ戦は、相手の退場を誘発した巧みなプレーからフリーキックでの先制点、そして途中出場選手による追加点と、シメオネ監督らしい試合巧者ぶりが見て取れた。特に、ハンツコ負傷後のプビルの投入は、その後の出場停止というアクシデントを招いたが、チーム全体の戦術的な柔軟性と、それを遂行する選手の意識の高さが勝利に繋がったと言える。ベティスはセットプレーの守備に課題を残したが、PK獲得までの流れはアブデの個人技が光った。セルタはアスパスとベシーノの復帰が、攻撃の幅と安定感にどう影響するか注目したい。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
アトレティコ・マドリードのバス襲撃事件は、一部の過激な行動がクラブ全体に水を差す形となった。アレマニーSDのコメント通り、バルサファン全体を代表するものではないことを願うばかりだ。一方で、ベティスのペジェグリーニ監督がPKキッカーを巡る選手間の口論を「指定キッカーが責任を果たした」と擁護した姿勢は、チーム内の規律と信頼関係を保つ上で重要だろう。セビージャとバレンシアの低迷は、フロントの長期的なビジョンや監督交代のタイミングといったクラブ運営そのものへの問いかけを強めているように見える。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
アトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレスに関する会長の発言は、移籍の噂を一蹴するものだが、契約期間が残っている以上、夏の市場でどう動くかは注視が必要だ。アスレティック・ビルバオのサンセトは、2032年までの長期契約を結んでいるだけに、現状のパフォーマンスと契約内容の乖離が課題となる。後任監督候補には、テルジッチのような実績ある人物に加え、イラオラやペレスといった若手育成に定評のある名前も挙がっており、クラブの哲学に合った編成が求められるだろう。ソシエダのジョン・マルティンへのマドリードの関心は、若手育成の成功例として今後の移籍市場での評価を高める可能性がある。