LaLigaおよびCVCとの法廷闘争の行方

レアル・マドリードは、ハビエル・テバス会長率いるLaLigaとの司法の場で、一進一退の争いを繰り広げている。

ポジティブなニュースとして、2022年にスーパーリーグ構想を理由に、LaLigaの放映権管理機関の会議からレアル・マドリードとバルセロナが不当に排除された件について、最高裁判所がLaLiga側の控訴を棄却した。これにより、クラブの参加権が侵害されたとして排除決定の無効が最終的に確定した。

クラブは公式声明を発表し、この判決を『適法性、法的安定性、プロサッカーを構成するクラブの権利の尊重を再確認するもの』と高く評価した。

しかしその直後、より影響の大きいCVCとのインプルソ計画に関する裁判で、マドリード地方裁判所がレアル・マドリードとアスレティック・クラブの控訴を棄却した。裁判所は、CVCへの報酬は放映権の商業化費用であり、契約に同意しなかったクラブには影響しないと判断し、LaLigaとCVCの契約の正当性を認めた。

これに対し、レアル・マドリードは再び公式声明を出し、猛反発している。

『判決を尊重するが、その結論には深く異議を唱える。判決は現在および将来のスペインプロサッカーにとって極めて重要な法的、経済的、制度的な問題に十分な答えを出していない』

クラブは、この契約が放映権の管理モデルやLaLigaの経済体制に直接的な影響を及ぼすと主張しており、最高裁判所へ上告することを明らかにした。

これを受けてLaLigaのハビエル・テバス会長もSNSで反論し、『RMが何年にもわたって主張してきた論理を完全に棄却した』『脅迫、絶え間ない圧力、組織的な司法化、そしてサッカーの統治機関で目的が達成されない場合の不当な政治的影響力への依存は、私たちが何年も苦しんできた行動様式だ』とクラブの姿勢を強く非難している。(via SPORT)

【本日の総括】

モウリーニョ新体制が本格始動する中、エンソ・フェルナンデス獲得に向けた資金捻出や、ビニシウスの契約延長問題など、フロントは多くの難題に直面しています。ワールドカップで所属選手たちが活躍を見せる一方、スカッドの整理は進んでおらず、LaLigaとの法廷闘争も激しさを増しています。ピッチ内外でマドリードの熱い夏はまだまだ続きそうです。