オスカル・トレホ、ラージョでの10年に幕 8番ゲート命名と胴上げの感動物語
ラージョ・バジェカーノのホーム、バジェカスでのビジャレアル戦は、10シーズンを過ごしたキャプテン、オスカル・トレホの感動的なお別れの場となった。試合開始8分(彼の背番号にちなんで)、スタジアム全体から彼を称えるチャントが湧き起こり、「永遠のキャプテン」と描かれた巨大な壁画の横断幕が掲げられた。彼は試合中もボールに触れるたびに大歓声を受け、セルヒオ・カメージョがゴールを決めた際にはトレホにおんぶして喜びを分かち合った。
後半21分に交代でピッチを退く際、ラージョの選手やスタッフだけでなく、ビジャレアルの選手たちまでもが花道を作り、拍手で彼を見送った。トレホは涙を流しながらベンチへ向かい、試合後にはチーム全員から背番号8と赤い斜め線が描かれたシャツを着て胴上げされた。その後、家族とともにスタジアムを一周し、ファンへ最後の挨拶を行った。
クラブのマルティン・プレサ会長からは記念の盾が贈られ、さらにバジェカス・スタジアムの8番ゲートが「オスカル・トレホ・ゲート」と命名されることが発表された。これに対してトレホは『会長には異議があると伝えた。ここには僕と同じくらいそれに値する人がたくさんいる。その8番が僕の大好きなミチェルであることも知っているし。でも、彼らのため、僕のため、そしてその瞬間を持てなかったすべての人々のために楽しんでくれと言われた』と謙虚に語った。さらに『信じられない。自分がどこにいるのかもわからない。この10年間で与えてくれた愛情に一生感謝する。このシャツを着られたこと、ここいる全ての人にとても透明で誠実であれたことを誇りに思う』と語った。
イニゴ・ペレス監督も彼について『彼はその振る舞いにおいて本物であり、比類のない存在だ。彼がここに来てくれたこと、これほど長くいてくれたことは幸運だった。彼なしではこの時期は不可能だったといつも言っている』と最高の賛辞を贈った。
(via MARCA, ElDesmarque)
レアル・サラゴサのスタジアムで札束の雨 経営陣への怒りが頂点に達し警察も出動
ラ・リーガ・ハイパーモーション(2部)で最下位に沈み、実質的にプリメーラRFEF(3部)への降格が決定的となったレアル・サラゴサのファンは、クラブの経営陣に対して猛烈な抗議活動を展開した。試合前にはイベルカハ・スタジアムの外に約500人の怒れるファンが集結し、「ディレクティバ、ディミシオン(経営陣は辞任せよ)」というチャントや侮辱の言葉を浴びせた。
試合が始まってもファンの怒りは収まらず、前半12分にはスタンドからアメリカ人オーナーのホルヘ・マスの顔が印刷された偽のドル札約4万枚がばらまかれ、ピッチ周辺に「札束の雨」が降るという前代未聞の光景が広がった。応援席であるゴル・デ・ピエは前半中は空席のまま抗議の意志を示し、後半に入場してからもクラブの全ての人に対する辞任要求のチャントが鳴り響いた。
試合終了後、怒り狂ったファンの一部が「お前たちはラ・ロマレダから出られないぞ」と叫びながらチームバスの出口に群がった。事態を重く見た国家警察が大規模な警備体制を敷き、フェルナンド・ロペスGMや選手たちがスタジアムから退出するのを護衛しなければならないほど、現場は緊迫した空気に包まれた。エル・ヤミクやダニ・ゴメスら一部の選手は相手と握手することもせずに足早にロッカールームへ逃げ込み、テレビインタビューに答えなければならなかったケイディ・バレがブーイングの矢面に立たされた。バレは『選手、傭兵という叫びは本当に痛い。なぜなら僕たちはすべてを出し切ったからだ。今年はクソみたいな一年だった。ファンとすべての人に謝罪したい。言葉も出ない。僕たちは多くのことを間違えた。それは内部からも、誰もが知っていることだ』と沈痛な面持ちで語った。
(via SPORT, MARCA, Estadio Deportivo)