【今回のラインナップ】
✅ セビージャFC、練習場と空港で過激ファンの暴徒化とラ・リーガの非難声明
✅ ラミン・ヤマルへの人種差別的ヤジと本人の反応
✅ コンゴ代表選手の祝賀会による帰還遅れにベティスなど3クラブが激怒
✅ カディス会長のチケット料金発言と、一転した異例の割引プロモーション
✅ ベルナルド・シウバのマンチェスター・C退団をコーチ陣が公式確認
✅ セルヒオ・ラモスらのセビージャ買収オファーに対するクラブ内の疑心暗鬼
✅ 元チェルシーのオスカル、心肺停止の臨死体験を告白し引退を表明
✅ グティが明かす、18歳当時の初任給と地元初の携帯電話自慢
✅ アフリカ・ネイションズカップ決勝でのモロッコによる執拗な嫌がらせの実態
✅ マジョルカFWムリキの涙の理由とデミチェリス監督の称賛
✅ オビエドのヴィニャスへ向けた、サンティ・カソルラからの愛あるメッセージ
✅ パニーニ史上最大、980枚の2026年W杯向けステッカーアルバム発売へ
✅ セルタのスウェドベリ、幼き日に父と通ったメスタージャでの夢の実現
✅ インテルのバストーニに対する過剰な批判とチームの擁護、そしてバルサの影
✅ バイエルンのニャブリが明かす、ダビド・アラバ訪問時のスペイン愛
✅ PSGがバルサのターゲットであるマリの16歳マイガを横取り
✅ 審判とVARに対するメディアからの辛辣な批判と提言
■【セビージャFC、練習場と空港で過激ファンの暴徒化とラ・リーガの非難声明】
レアル・オビエドに敗れ、降格圏まで勝ち点2差に迫るなど深刻な危機に陥っているセビージャFCの周辺で、ファンによる過激な抗議活動がエスカレートしている。深夜にアストゥリアスから戻ったチームをサン・パブロ空港で待ち受けていた数十人のファンが、ホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ会長や選手、コーチングスタッフに対して猛烈な暴言と脅迫を浴びせた。会長に対しては『フニオル、死ね。顔を出せ、臆病者』といった罵声が飛び交い、選手たちには『お前らは傭兵だ。出て行け、娼婦の息子たち』という言葉が投げつけられた。ジョアン・ジョルダンやネマニャ・グデリらには個人的な暴言も向けられ、『お前のクソみたいな家に帰れ』といった言葉が浴びせられている。
この緊張状態はシウダード・デポルティーバ(練習場)にも波及し、選手たちが自身の車で帰宅する際にも顔を隠した過激なグループが取り囲み、成績不振と態度の悪さを非難した。事態の悪化を防ぐため、クラブ関係者は警察に通報し、警察官がバリケードを築いて選手たちを保護する事態に発展した。この異常事態を受け、ラ・リーガは直ちに公式声明を発表した。『批判の正当な境界を越え、脅迫、威嚇、ハラスメントの領域に入る者は、もはやファンとしてではなく、暴力主義者として行動している。そして暴力主義者に対して、ラ・リーガは行動し、今後も行動し続ける。スポーツにも民主主義社会にも、死の願望や個人的な標的化、強要、嫌がらせが入り込む余地はない。このような行為に対する不処罰は終わった』と厳しく断罪。当局と協力して責任者を特定し、法的措置を辞さない強硬な姿勢を示した。(via SPORT)
■【ラミン・ヤマルへの人種差別的ヤジと本人の反応】
アトレティコ・マドリードの本拠地メトロポリターノでの試合中、バルセロナのラミン・ヤマルに対する人種差別的なヤジが発生した。ヤマルがコーナーキックを蹴りに行った際、スタンドの一部から『ブサイク』『クソ野郎』『娼婦の息子』といった暴言に加え、彼のルーツを揶揄する『モロッコへ行ってプレーしろ!』という言葉がはっきりと聞き取れる形で投げつけられた。先日のスペイン対エジプト戦(コルネジャ開催)で起きた『イスラム教徒はジャンプするな』という集団でのヘイトチャントに続く出来事となった。
試合終了後、ヤマルは味方のロベルト・レヴァンドフスキの決勝ゴールを唯一祝わず、ホセ・ラモン・デ・ラ・フエンテGKコーチになだめられながら、ハンジ・フリック監督に何らかのジェスチャーを見せて怒りもあらわにロッカールームへと引き上げた。周囲の人間はヤマルがヤジに激怒したのだと考えたが、実際には彼自身の決定機逸や戦術的な不満による若さゆえの苛立ちであった。関係者は『ただの若さゆえの悔しさの爆発であり、翌日には非常に明るくリラックスした態度を見せていた』と語っている。しかし、バルセロナ側は度重なる個人攻撃が18歳のスター選手の精神を不安定にさせることを強く恐れており、このような事態が繰り返されないことを望んでいる。チームメイトのエリック・ガルシアも試合後のインタビューでヤマルの怒りの理由を知らなかったと語るなど、ロッカールーム内でもその瞬間の彼の感情は共有されていなかった。(via Estadio Deportivo)
■【コンゴ代表選手の祝賀会による帰還遅れにベティスなど3クラブが激怒】
W杯出場という歴史的な快挙を成し遂げたコンゴ民主共和国代表の選手たちが、所属クラブへの帰還を遅らせている問題で、ラ・リーガの複数クラブが激怒している。ジャマイカとのプレーオフに勝利した後、コンゴサッカー連盟は首都キンシャサの街頭でファンとともに偉業を祝うため、一方的に選手たちを月曜日まで引き留める決定を下した。これにより、レアル・ベティスのセドリック・バカンブ、エスパニョールのシャルル・ピッケル、エルチェのグラディ・ディアンガナらが、代表ウィーク明けのリーグ戦に出場できない事態となった。
特にバカンブは、ベティスがエスパニョールと引き分けてゴール日照りに苦しんでいる最中、新しいヘアスタイルでチームメイトと祝賀パーティーを楽しんでいる映像がSNS上に流出し、ベティスファンの大きな怒りを買っている。ベティス、エスパニョール、エルチェの3クラブは、この事態を重く受け止め、共同でラ・リーガに公式な苦情を申し立てた。この苦情はスペインサッカー連盟を通じてFIFAにも提出される予定であり、給与を支払っているクラブが重要な試合で選手を起用できない権利侵害を訴えている。フランスのリールの会長も『FIFAの規定では試合後48時間以内にクラブに戻らなければならないと明確に定められているにもかかわらず、コンゴサッカー連盟は月曜日まで選手を引き留めるという一方的な決定を下した』と不満を爆発させており、国際的な波紋を広げている。(via Estadio Deportivo)
■【カディス会長のチケット料金発言と、一転した異例の割引プロモーション】
降格圏との勝ち点差を維持しつつも苦しい戦いが続くカディスで、マヌエル・ビスカイノ会長の発言が波紋を呼んでいる。本拠地ヌエボ・ミランディージャの空席が目立つことについて問われた会長は、コルドバ戦の前に『カディスのソシオがカディス対コルドバの試合を見るのにかかる費用は3ユーロ強だ。それがカディスのファンにとっての価値だ。アウェイファンには協定価格がある。それ以外で、1日だけチームを見に来たい人や、選手に文句を言いに来たい人は、その分を払えばいい。明日抗議したい人は、家にいればいい。私を侮辱したいなら、自分の家でやってくれ。みんなが一つになった時、我々は無敵になる。明日の試合にはそれを望んでいる』と突き放した発言をした。
しかし、チームはコルドバに敗戦。ピッチ上での結果が伴わない中、ファンをスタジアムに呼び戻すために、クラブは一転して異例のプロモーションを発表した。公式ウェブサイトの声明によれば、『ソシオ向けの特別プロモーションとして、在庫がなくなるまで、1枚の価格で5枚のチケットを購入できる。このプロモーションは月曜日の13時に開始される』という破格の内容であった。強気な発言から一転、数を頼りにスタジアムの雰囲気を変えようとするフロントの苦肉の策となっている。(via AS)
■【ベルナルド・シウバのマンチェスター・C退団をコーチ陣が公式確認】
長年噂されてきたベルナルド・シウバのマンチェスター・シティ退団が、ついに公式の場で確認された。ペップ・グアルディオラ監督の右腕であるペップ・ラインダース・アシスタントコーチが、FAカップの記者会見でポルトガル人MFの今季限りの退団をはっきりと認めた。
ラインダースは『すべての良い物語には終わりが来る。彼には残りの数カ月を楽しんでほしい。残りわずか6週間だ。良いお別れができることを願っているし、彼はすべての注目を集めるに値する』と惜別の言葉を送り、さらに『同じタイプの選手で彼を代用することは決してできない。そんな選手は存在しないからだ。ベルナルド・シウバは唯一無二だ。彼が試合をコントロールする方法、動く方法、パスを受ける方法、リードする方法、解決策を見つける方法…そのすべてだ。彼がプレーしない時、どれだけ彼が惜しまれるかが分かるだろう。それがたった1試合だとしてもだ。シーズン全体を想像してみてほしい』と最大級の賛辞を贈った。ベルナルド・シウバ自身も過去に『マンチェスターの文化は私の理想とする人生と一致しない』『シティがもっと南ヨーロッパにあれば永遠にここに残るのに』と語っており、退団の意志を固めていた。移籍先としてはバルセロナが常に候補に挙がっていたが、現在のバルサは他の優先事項を抱えており、関心は薄れている。ベンフィカ復帰やユヴェントス、MLS、サウジアラビアなどが今後の行き先として浮上している。(via SPORT)
■【セルヒオ・ラモスらのセビージャ買収オファーに対するクラブ内の疑心暗鬼】
泥沼の状況にあるセビージャFCの買収を目指す、セルヒオ・ラモスとアルゼンチンの投資ファンド「Five Eleven Capital」の動向に注目が集まっている。デューデリジェンス(資産査定)が終了し、まもなく4億5000万ユーロ(クラブが抱える8800万ユーロ以上の負債を差し引く前の額)に上るとされる正式な買収オファーが提出される予定だ。しかし、セビージャのクラブ内部や大株主の間では、このファンドにそれほどの巨大な資金力があるのか深刻な疑問が持たれており、単なる売名行為やパフォーマンスではないかと疑う声も少なくない。過去にも他の投資ファンドがクラブの財務状況を見て逃げ出した経緯があるためだ。
一方で、セルヒオ・ラモス自身は復活祭の日曜日にマエストランサ闘牛場の関係者通路で、闘牛士モランテ・デ・ラ・プエブラの復帰戦をリラックスした様子で観戦しており、投資家集めに奔走しているとの見方もある。ホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ会長は買収問題について『株主が売却を決定すれば、私に言えることはほとんどない。いつか投資家が来てクラブを買収すれば、私たちは立ち去る。それだけだ。状況やクラブの口座が分析されていることは知っているが、最終的にその取引が成立するかどうかは分からない。それは買い手と売り手次第だ』と語り、結果を静観する姿勢を見せている。(via Estadio Deportivo)
■【元チェルシーのオスカル、心肺停止の臨死体験を告白し引退を表明】
チェルシーなどで活躍し、中国の上海SIPG(現在の上海海港)で8年間にわたり1億7500万ユーロという莫大な報酬を得た元ブラジル代表MFオスカルが、34歳で現役引退を発表した。その理由は、ブラジルのサンパウロでトレーニング中に経験した恐ろしい心肺停止の体験だった。
オスカルは当時の壮絶な状況をこう振り返っている。『私の心臓は2分半止まっていた。ショックだった。今はうまく話せるが、以前は感情的になっていた。検査を受けている時に気を失い、血圧が下がって心臓が止まった。その後、2分以上も心肺蘇生を受けた。気を失ったことしか覚えていない。死にそうになると体から抜け出すとみんな言うが、私にもそういう感覚があった。意識がなくて、とても美しい夢の中にいた。すごく早くて、息子が「パパ、戻ってきて!」と言っているのが見えた』と、臨死体験について赤裸々に語った。2027年までの契約を残しており、『もっとプレーしたかった。年齢的にもまだ続けられるサッカーの技術があったと思うが、残念ながらこのようなことが起こってしまった。世界中を巡ったキャリアに終止符を打つ』と決断の理由を明かした。(via MARCA)
■【グティが明かす、18歳当時の初任給と地元初の携帯電話自慢】
レアル・マドリードのレジェンドであり、現在は解説者を務めるグティが、YouTubeのポッドキャスト番組「Imagin」で若き日の金銭感覚について語った。サッカー選手のキャリアが短いため、専門家による資産管理がいかに重要かを説いた後、自身が初めてプロ契約を結んだ際のエピソードを披露した。
『18歳でフベニールの時にプロ契約をして、少しお金をもらった。年間100万ペセタを稼いでいた。念のために言うが、年間だよ。月にするとだいたい500ユーロくらいだ。当時の自分にとってはとんでもない額だった』と振り返った。そして、その初任給で何を買ったかについて『最初の給料で携帯電話を買ったんだ。シーメンス製のやつだ。あれは最高だったよ。ひとつ言っておくけど、俺の近所で携帯電話を持っていたのは俺だけだったんだぜ』と、当時としては最先端のガジェットを手に入れて地元で自慢の的になっていたことをユーモアたっぷりに明かした。(via Mundo Deportivo)
■【アフリカ・ネイションズカップ決勝でのモロッコによる執拗な嫌がらせの実態】
1月18日にモロッコのラバトで開催されたアフリカ・ネイションズカップ決勝(セネガル対モロッコ)のピッチ外で繰り広げられた、モロッコ側の汚い戦争の実態が複数の公式報告書によって明らかになった。試合自体はセネガルが1-0で勝利したものの、最終的にスポーツ仲裁裁判所(TAS)などの裁定でモロッコが優勝とされているこの大会で、セネガル代表は到着時から異常な事態に直面していた。
報告書によると、セネガル代表は当初、質の低い市内のホテルをあてがわれ、激しく抗議した結果、郊外のホテルに変更された。さらに、対戦相手であるモロッコのベースキャンプ内でのトレーニングを強いられ、戦術がスパイされるという恐怖に晒された。駅に到着した際にはモロッコファンに取り囲まれたが、警察は十分な保護を提供せず、パペ・ティアウ監督は『選手たちが危険に晒されている』と叫ぶ事態となった。
嫌がらせはこれに留まらず、試合当日にはセネガルの選手3名がロッカールームで食中毒になり、病院へ搬送された。さらに、ピッチレベルでもモロッコのボールボーイがセネガルGKのタオルを奪い取ろうとし、それを守ろうとした控え選手と取っ組み合いの乱闘寸前になるなど、信じがたい妨害工作が次々と行われていた。試合後にはスタジアムの通路やエレベーター前で両国の関係者が衝突し、『お前らはアルジェリア人よりも酷い』と罵り合うなど、完全にコントロールを失った状態であったことが記録されている。(via MARCA)
■【マジョルカFWムリキの涙の理由とデミチェリス監督の称賛】
レアル・マドリードを相手に劇的な決勝ゴールを挙げたマジョルカのFWヴェダト・ムリキが、試合終了後にピッチで流した涙が大きな話題となっている。この涙の裏には、彼が直近の数週間で抱えていた深い悲しみとプレッシャーがあった。愛する祖国コソボ代表としてワールドカップ出場の夢を懸けたトルコ戦で敗退し、さらにマジョルカに戻ってからのエルチェ戦では、チームを降格圏に沈める痛恨のPK失敗を犯していたのだ。
マルティン・デミチェリス監督は試合前の会見で『ムリキは傷ついているが、彼は戦士だ。子供の頃の彼の生い立ちを知っているだろう。エルチェでのPK失敗からもすぐに立ち直った。彼の人間性には良い意味で驚かされている』と、コソボ紛争を生き抜いた彼の強靭なメンタリティを称賛していた。そしてレアル・マドリード戦の91分、スタジアムを揺らす決勝ゴールを決めた後、ムリキは抑え込んでいた感情を爆発させた。試合後、彼は『外見はとても不細工でタフに見えるかもしれないが、私だって人間だ。時には感情や緊張に負けてしまうこともある』と、戦士の仮面の下にある脆さと、重圧から解放された喜びを素直に語った。(via MARCA)
■【オビエドのヴィニャスへ向けた、サンティ・カソルラからの愛あるメッセージ】
降格圏が背後に迫る中、セビージャを下して大きな勝ち点3を手にしたレアル・オビエド。この試合で決勝点となる見事なヘディングシュートを決めたウルグアイ人FWフェデ・ヴィニャスに対し、チームの象徴でありキャプテンのサンティ・カソルラがSNSで送った愛情あふれるメッセージが話題を呼んでいる。
今季7ゴール目を挙げ、オビエドの奇跡の残留に向けた最大の希望となっているヴィニャスに対し、カソルラはInstagramでヴィニャスのゴールパフォーマンスの写真を添えて『頼むから風邪もひかないでくれよ、ドン・フェデ・ヴィニャス』と投稿した。代えの効かない絶対的なストライカーに対する、ベテランらしいユーモアと信頼が込められたこの言葉は、苦しい状況にあるチームの雰囲気を明るくしている。(via SPORT)
■【パニーニ史上最大、980枚の2026年W杯向けステッカーアルバム発売へ】
世界中のサッカーファンが熱狂するパニーニ社のステッカーアルバム。アメリカ、メキシコ、カナダで共同開催される2026年ワールドカップに向け、同社は1970年の発売開始以来、史上最大規模となるアルバムのリリースを準備している。出場枠が48カ国に拡大されたことに伴い、全112ページ、収録ステッカー数は約980枚という前代未聞のボリュームとなる。
コレクターの間では、これが最後となる可能性が高いリオネル・メッシや、世界大会初登場となるラミン・ヤマルのステッカーに大きな注目が集まっている。また、特定の選手だけ出現率が低いのではないかというファンの長年の疑念に対し、パニーニ社のスペイン編集長は『デザイン上、入手困難なステッカーは存在しない。レギュラーシリーズの選手はすべて同じ数量だけ印刷されている』と明言し、ランダムな封入や地理的な流通の偏りが原因であると説明した。一般販売は大会開幕直前の2026年5月15日から開始される予定で、大会直前の怪我人や追加招集に対応するためのアップデートパックも後日リリースされる。(via SPORT)
■【セルタのスウェドベリ、幼き日に父と通ったメスタージャでの夢の実現】
セルタのヴィリオト・スウェドベリにとって、メスタージャでのバレンシア戦は単なるアウェイゲームではなかった。スウェーデン出身の彼は、北欧の厳しい冬を逃れるために、幼少期の冬を家族とともにバレンシアで過ごしていた。そして、元プロサッカー選手である父ハンス・エスキルソンとともに、何度もメスタージャのスタンドからバレンシアの試合を観戦し、サッカーへの情熱を燃やしていたのだ。
バレンシアを相手に決勝ゴールとなる見事なシュートを決めたスウェドベリは、試合後に感慨深げに語った。『小さい頃に何度もこのスタジアムに来て、いつかここでプレーしたいといつも思っていた。今、セルタの選手としてそれができて本当に幸せだ。父も今日スタジアムのスタンドに来ていたから、きっと感動してくれたと思う』。約10年の時を経て、かつて観客席から見つめていたピッチに立ち、自らの足で夢を実現させた青年の物語は、フットボールの持つロマンを体現している。(via Estadio Deportivo)
■【インテルのバストーニに対する過剰な批判とチームの擁護、そしてバルサの影】
イタリア代表がボスニア・ヘルツェゴビナとのプレーオフに敗れ、3大会連続でワールドカップ出場を逃したことで、退場処分を受けたインテルのDFアレッサンドロ・バストーニが、イタリア国内で激しいバッシングの標的となっている。代表チームの構造的な失敗の全責任を彼一人に押し付けるかのようなメディアの論調に対し、所属するインテルのサポーターとチームメイトは立ち上がり、彼を強力に擁護している。
ローマ戦でバストーニが途中交代した際、ジュゼッペ・メアッツァの観客は温かい拍手で彼を包み込んだ。キャプテンのラウタロ・マルティネスは『バストーニやチームメイトの話をすると鳥肌が立つ。彼らはピッチに魂を置いている』と彼を称賛し、マロッタCEOも『彼が想像を絶する罪を犯したかのように、この絶え間ないリンチにさらされているのは恥ずべきことだ。イタリアの敗退はもっと古い根源がある。彼は間違いを犯したが、それは人間として普通のことだ』とメディアの姿勢を痛烈に批判した。
こうしたイタリア国内での居心地の悪さに加え、FCバルセロナが彼を来季の左センターバックの最優先ターゲットとして狙っている。バストーニ自身もバルサでのプレーに非常に強い意欲を示しており、特にラミン・ヤマルを『未来のフットボール界の支配者』と高く評価し、彼とともにプレーすることを夢見ているという。インテル側も世代交代の資金を捻出するために約5500万から6000万ユーロでの売却を検討しているとされ、今後の動向から目が離せない。(via SPORT)
■【バイエルンのニャブリが明かす、ダビド・アラバ訪問時のスペイン愛】
チャンピオンズリーグ準々決勝でレアル・マドリードとの対戦を控えるバイエルン・ミュンヘンのFWセルジュ・ニャブリが、スペインでの生活に対する強い憧れを口にした。フットボール選手としての枠を超え、ファッションやピアノ、語学学習など多趣味な一面を持つ彼は、スペインの気候とライフスタイルにすっかり魅了されているようだ。
インタビューで彼は『スペインが大好きすぎるんだ。非常に仲が良いダビド・アラバに会いに行った時のことなんだけど、10月くらいだったかな、照りつける太陽を見て彼にこう言ったんだ。「友よ、ここに来たのは大正解だったな。大正解だ。太陽が出てるじゃないか。君は庭で上半身裸でいるし」。だから、うん、スペインは好きだよ』と、マドリードでの生活を満喫する元チームメイトへの羨望を隠さなかった。30歳を迎える彼が、将来的にラ・リーガのクラブへ移籍する可能性を十分に感じさせる発言となっている。(via Mundo Deportivo)
■【PSGがバルサのターゲットであるマリの16歳マイガを横取り】
FCバルセロナとパリ・サンジェルマン(PSG)の間で繰り広げられる、アフリカの若手発掘を巡る場外戦で、またしてもPSGがバルサのターゲットを横取りする事態が発生した。今回PSGが奪い取ったのは、マリ出身の16歳の攻撃的MF、アブバカル・マイガである。
マイガはバルセロナのシウダード・デポルティーバ(練習施設)に数日間滞在し、入団テストを兼ねたトレーニングに参加。才能を高く評価したバルサは、彼が18歳になって国際移籍が可能になるのを待って正式契約を結ぶことでほぼ合意に達していた。しかし、その待機期間中に突如としてマイガはパリに姿を現し、PSGのユニフォームを着てアヤックスの施設で開催されたユーストーナメントに出場していることが発覚した。かつてシャビ・シモンズを1ユーロも残さずに奪い去り、最近でもバルサのカンテラからドロ・フェルナンデスを引き抜いたPSGが、またしてもバルサのスカウティング網を出し抜く形となった。(via Estadio Deportivo)
■【審判とVARに対するメディアからの辛辣な批判と提言】
毎節のように議論の的となるVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の運用について、著名なジャーナリストであるロベルト・ゴメスがラジオ番組で激しい怒りを表明した。週末の試合でも、アトレティコ対バルセロナ戦で主審がイエローカードを出した判定にVARが介入してレッドカードに変更させるなど、試合のテンポを著しく削ぐ長時間のレビューが頻発している。
ゴメスは『審判には4000万ユーロ近いコストがかかっているのに、提供されるサービスは非常に不十分だ。これは恥ずべきことであり、見苦しい。VARの審判を廃止し、監督や選手、あるいはジャーナリストが参加できる専門の組織を作るべきだ』と、現在のシステムを根底から覆す提言を行った。さらに『ピッチに立てないことへの復讐をしているVAR審判がいる』と、判定の背後にある審判の個人的な感情まで指摘し、『お金を払っているのはハビエル・テバス(ラ・リーガ会長)なのだから、彼が要求しなければならない。人々はもはや大会を信じておらず、VARのせいでスペインの審判は歴史上最悪の時期にある』と、リーグトップの責任も追及した。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
本日は、セビージャの暴動騒ぎやアフリカ・ネイションズカップの妨害工作など、フットボールの闇を浮き彫りにする事件から、グティの携帯電話の自慢話やカソルラのSNSでの温かい交流まで、感情を揺さぶるオフフィールドの話題が数多く飛び交いました。ヤマルやムリキの人間らしさ、そしてバストーニやシウバ、ニャブリらの去就に関する周辺の動きも活発化しており、ピッチ外のドラマが今後のシーズン終盤戦にどう影響していくのか注目されます。
