フリアン・アルバレスの退団希望発言とアトレティコとの確執
🇦🇷アルゼンチン代表としてワールドカップに参加中のフリアン・アルバレスが、オーストリア戦の勝利後に爆弾発言を投下しました。試合後のミックスゾーンで彼は『今はその話をする時期ではないと思いますが、隠すことも、とぼけることもできません。私は正直な人間でありたいのです。クラブの担当者と話すべきことは話しました。すべての人にとって移籍がベストだと信じていますし、私の夢を叶えたいのです』と語り、アトレティコ・マドリードからの退団希望を公にしました。
💥この問題の背景には、数ヶ月前からのクラブとの確執があります。クラブ・ワールドカップ後、アトレティコはアーセナルからの1億2000万ユーロのオファーを拒否しました。その際、カルロス・ブセロはフリアンに契約改善を約束したものの、夏が過ぎても果たされず、選手と彼の周囲は自分たちが軽視され騙されたと感じていました。その後、マテウ・アレマニーSDがバルセロナの関心を察知し、2026-2027シーズンからの契約更新を提示しましたが、選手側はこれを拒否。2月にはミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOと昼食を共にし、シーズン終了後に決断するよう促されていました。そしてシーズン終了後、フリアンと代理人のフェルナンド・イダルゴは退団を希望し、バルセロナへの移籍を優先、それが無理ならアトレティコに残留すると伝えていました。
😠アトレティコ側は、フリアンを2024年にマンチェスター・シティから獲得し、ディエゴ・シメオネ監督の下で106試合49ゴールを記録した彼が、今回このような形で公に退団を要求したこと、そして代理人であるフェルナンド・イダルゴの振る舞いに対して失望を強めています。 (via ESPN / ElDesmarque / SPORT / MARCA / Mundo Deportivo)
アトレティコの強硬姿勢と契約解除金5億ユーロの要求
🛡️フリアンの発言を受け、アトレティコ・マドリードは断固たる態度を示しています。クラブ首脳陣はヒル・マリンCEOの全面的な支持の下、バルセロナとの友好的な移籍交渉を行う可能性はゼロであるという方針を固め、数日中にフリアン本人にもバルサへの移籍は不可能であると通達する予定です。アトレティコは、2030年6月30日まで契約を残すフリアンを獲得したいクラブに対して、5億ユーロの契約解除金の満額支払いを要求しています。クラブ内部からは『たとえ4億9900万ユーロのオファーであっても交渉の席には着かない』という声さえ上がっています。
💰アトレティコはこれまでにレアル・マドリードからの1億5000万ユーロのオファーを拒否して市場価格を釣り上げており、バルセロナが提示したとされる1億ユーロのオファーはばかげたものであるとして返答すらしていません。アトレティコは、メディアを通じた圧力や舞台裏での工作によってチームが不安定になることを決して許さない構えです。 (via SPORT / Estadio Deportivo / ElDesmarque / Mundo Deportivo)
バルセロナへの激怒とFIFA提訴の検討
😡アトレティコは、フリアンの背後で動いているFCバルセロナに対して激しい怒りを抱いており、彼らを「ペテン師クラブ」と呼んで非難しています。アトレティコは、バルセロナがデコSDを通じて、チャンピオンズリーグの試合中にもかかわらず選手に接触したと確信しています。また、保護期間内にある契約選手に対してクラブの許可なく交渉を行うのはFIFAの規定違反であり、アトレティコの法務部門は現在、バルセロナをFIFAに提訴するための実現可能性を詳細に検討しています。
📜アトレティコは5月29日にも、バルセロナによる意図的な情報漏洩やフェイクニュースを利用した「嫌がらせキャンペーン」を公式SNSで強く非難していました。アトレティコから見れば、今回のバルセロナのやり方は、2019年にアントワーヌ・グリーズマンをシーズン中に引き抜こうとした際の手法や、昨夏にアスレティック・クラブのニコ・ウィリアムズに対して行った手法と全く同じであると捉えられています。『誰もが彼らをペテン師クラブだと知っているが、今回は彼らの冗談に笑って付き合うような相手ではないことを思い知るだろう』とクラブ関係者は語っています。一方でバルセロナ側は沈黙を守り、ワールドカップ終了後に再交渉を試みる構えを見せています。 (via Mundo Deportivo / SPORT / MARCA / ElDesmarque)
アーセナルとの大型トレード案が浮上
🏴バルセロナへの売却を完全に除外したアトレティコですが、他国クラブへの放出は検討しています。現在、水面下で浮上しているのがプレミアリーグのアーセナルとの取引です。アトレティコは、フリアンをアーセナルに放出し、その見返りとして4000万から6000万ユーロの移籍金に加え、ミケル・アルテタ監督のチームに所属するストライカー、ヴィクトル・ギョケレスをトレードで獲得するプランを画策しています。
🎯ギョケレスはアトレティコの構想に完璧にフィットする選手として評価されており、アトレティコ側はこの解決策を好意的に見ています。PSGも移籍先の候補として挙がっていますが、フリアン本人はスペイン国外への移籍、特にPSGやアーセナル行きには消極的であり、ラ・リーガでのプレー継続を望んでいるとされています。 (via SPORT / Estadio Deportivo / ElDesmarque / MARCA)
プレシーズン合流拒否の可能性とスタンド送りの覚悟
⚡フリアン・アルバレスがバルセロナ移籍を強行するために、プレシーズンへの合流を拒否し、反抗的な態度をとる可能性が高まっています。この決断はワールドカップ開幕前からすでにフリアン本人が下していたとされており、クラブ側に解決を迫る強硬手段に出るつもりです。シメオネ監督は以前からフリアンがこのような公の場で移籍を要求する事態を恐れていました。
🏟️しかし、アトレティコ側もこの動きに全く屈するつもりはありません。クラブは『もし必要であれば、彼を一切プレーさせずに1年間スタンドに座らせる』という断固たる覚悟を決めており、選手側の圧力に屈しない姿勢を鮮明にしています。 (via ElDesmarque / MARCA)
アトレティコファンの怒り爆発とユニフォーム焼却
🔥アトレティコのサポーターもフリアンに対して激怒しています。彼のSNSの最新の投稿には『吐き気がする』『恥ずかしいシーズンだったのに、謝罪もせずに退団を要求するなんてゴミだ』『アトレティコの人々がお前をどう扱ってきたか、お前には値しない』といった非難のコメントが殺到しました。
👕さらに、サポーターグループであるBanda Neptunoは、フリアンのユニフォームを燃やす動画をSNSに公開し、動画内では彼を痛烈に侮辱するチャントが歌われています。彼らは『足跡を残す選手もいれば、教訓を残す選手もいる。時間はすべてをあるべき場所に戻す』というメッセージを添えており、アトレティコでの新プロジェクトのリーダーとして期待されていた選手が示した忠誠心の欠如に、ファンの我慢は限界に達しています。 (via Mundo Deportivo / ElDesmarque)
アトレティコ公式SNSでのフリアン「無視」騒動
📱アルゼンチン代表がオーストリアに勝利した後、アトレティコは英語の公式アカウントで所属選手の活躍を祝福しました。しかし、その投稿には『我らがアルゼンチン人たちの素晴らしい勝利。代表60試合出場おめでとう、モリ』という文章とともにナウエル・モリーナとティアゴ・アルマダの写真のみが掲載され、途中出場したフリアン・アルバレスの名前も写真も完全に除外されていました。また、ユベントスからローン加入中で来季復帰予定のニコ・ゴンザレスも写真には含まれておらず、フアン・ムッソとジュリアーノ・シメオネは出場しなかったため言及されませんでした。
🤔この意図的な「無視」はSNS上で憶測を呼びました。その後、スペイン語の公式アカウントでは、モリーナとアルマダの先発出場を称えつつ『フリアンとニコも参加した』と名前だけは言及されましたが、クラブの怒りが如実に表れた対応となりました。 (via SPORT / MARCA)
レアル・マドリードへの移籍の可能性と過去のオファー
⚪フリアン・アルバレスの第一の夢はバルセロナ移籍ですが、FCバルセロナがアトレティコの要求額を支払えない場合、もう一つの移籍先としてレアル・マドリードが浮上しています。フリアンはスペイン国内でのプレー継続を望んでおり、サンティアゴ・ベルナベウでのプレーも歓迎しています。
💰実はアトレティコは以前、フロレンティーノ・ペレス会長率いるレアル・マドリードから1億5000万ユーロのオファーを受け取っていました。レアル・マドリードはこのオファーについて異例の公式声明を出し、アトレティコに拒否されたことを発表していましたが、これはバルセロナのターゲットであるフリアンの市場価格を釣り上げ、移籍を妨害するためのマドリード側の戦略だったと見られています。また、子供時代のフリアンがインタビューで『アイドルはメッシ、好きなチームはリーベル・プレートとバルサ』と答えている動画も再び拡散されています。 (via MARCA / SPORT)
攻撃陣再編計画とセルロートの去就
🔄フリアン・アルバレスの退団騒動により、マテウ・アレマニーSDはシメオネ監督の攻撃陣を完全に再編するという大きな課題に直面しています。アントワーヌ・グリーズマンがアメリカに滞在している中、現在アレクサンダー・セルロートの退団も進んでいます。
✈️セルロートはアトレティコでの出場機会の少なさに不満を抱いており、すでにユベントスと個人合意に達しました。アトレティコはユベントスからのより高額なオファーを待って売却を承認する構えです。フリアンの去就がセルロートの売却決定に影響を与えることはなく、アトレティコはプレシーズンが始まる7月後半までに、新たなストライカーを3人獲得しなければならないという時間との戦いに直面しています。 (via ElDesmarque)
アグエロやキコら関係者・ジャーナリストの見解
🗣️この騒動について、多くの関係者が意見を述べています。アトレティコとバルサの両方でプレーしたセルヒオ・クン・アグエロは、『フリアンは攻撃のあらゆるポジションをこなせるジョーカーであり、バルサのプレースタイルに驚くほどフィットする。選手が快適でないなら、クラブは解決策を探して売却すべきだ。1年間も不機嫌な選手を抱えておくべきではない』と語り、バルサが移籍金を数年間の分割払いにすれば獲得可能だと指摘しました。
🔴アトレティコのレジェンドであるキコ・ナルバエスは、発言のタイミングには驚いたとしつつも、『アトレティコには、ここにいたいと心から望む選手だけがいてほしい。バルサがアトレティコを納得させるオファーを出し、彼が望む場所でプレーできることを願う』と語りました。
🎙️ジャーナリストのロベルト・ゴメスは『アトレティコはバルサと交渉などしない。ラポルタ会長は電話するだけ無駄だ。フリアンは最悪のアドバイスを受けており、アトレティコは必要なら彼をスタンドに送るだろう』と強硬な見方を示しています。ダビド・サンチェスは『ヒル・マリンCEOは、かつてのアグエロの時のように、移籍は認めるがバルサではなくクラブが選んだチームへ行かせるという対応をとるだろう』と分析。また、ホタ・ジョルディは『フリアンと家族は辛い思いをしている。2月の時点で退団の意思を伝えていたのに、アトレティコが今さら驚いたふりをするのは嘘だ。約束を守らないクラブに失望している』とクラブの対応を痛烈に批判しました。 (via SPORT / Mundo Deportivo / MARCA)
ヒル・マリンCEOのバルセロナ訪問の真相
🏢この緊迫した状況の中、アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOが月曜日に複数の幹部を伴ってバルセロナを訪れたことが確認されました。フリアン・アルバレスの移籍交渉かと噂されましたが、実際にはサッカーの移籍市場とは全く関係のない訪問でした。
💼CaixaBankなどに関連する金融およびビジネス上の会議が目的であり、ジョアン・ラポルタ会長や、現在ブラジルに滞在しているデコSDとの面会は一切行われていません。バルセロナ側はフリアンの代理人であるイダルゴ氏らと日常的に連絡を取り合っており、アトレティコもその動きをすべて把握している状態です。 (via SPORT)
【本日の総括】
フリアン・アルバレスの退団希望発言により、アトレティコ・マドリードはかつてないほどの激震に見舞われています。クラブ側はバルセロナへの売却を断固拒否し、契約解除金5億ユーロを要求するか、アーセナルとのトレードを画策しています。ファンからの反発も頂点に達しており、セルロートの退団も相まって、マテウ・アレマニーSDは今夏、攻撃陣の完全な再編という困難なミッションに挑むことになります。