新戦力イ・ガンインの合流状況とバエナとの再会
パリ・サンジェルマンから3500万ユーロの固定金と500万ユーロのボーナスで加入が決定したイ・ガンインは、アントワーヌ・グリーズマンが着用していた背番号7を引き継ぐことになった。メディカルチェックはビジャロン医師が韓国まで赴いてすでに完了している。しかし、ディエゴ・シメオネ監督の下への合流日はまだ確定していない。彼は2023年のアジア大会優勝で兵役免除を受けているものの、芸術・体育要員プログラムへの編入に伴う手続きがあり、現在は海外渡航許可の更新を待っている状態にある。木曜日までに許可が下りなければ、金曜日に出発するストックホルムでのマンチェスター・ユナイテッド戦(8月1日)には参加できず、来週木曜日のソウル訪問まで合流が持ち越される可能性がある。もし火曜か水曜に許可が出れば、すぐにスペインへ向かう見込みだ。現在彼はFCソウルの施設でパーソナルトレーナーと練習を行っており、クラブから身体面・栄養面のガイドラインを受けて準備を進めている。8月9日のマンチェスター・シティ戦での活躍が期待されている。また、クラブの公式SNSが加入を発表した際、アレックス・バエナが『ようこそ友よ。また一緒にプレーできるのを楽しみにしている』と反応し、ファンを驚かせた。2人は過去にU-15およびU-16のバレンシア州選抜でチームメイトだった関係である。 (via MARCA / SPORT)
フリアン・アルバレスを巡るクラブとの真っ向対立
フリアン・アルバレスの将来は依然として不透明なままだ。FCバルセロナでのプレーを強く希望する同選手に対し、クラブ側は断固として放出を拒否している。ミゲル・アンヘル・ギル・マリンCEOは『私の意見もクラブの意志も明確だ。選手にもバルサの会長にも伝えたが、我々は彼を移籍させたくない。1億ユーロのオファーも、1億5000万でも2億でも受け入れない』と明言し、違約金4億9000万ユーロの全額支払いを求めている。シメオネ監督やエンリケ・セレソ会長も残留を強く望んでおり、シメオネは彼以上の選手で代用することは不可能だと主張している。一方、フリアン自身はアトレティコに騙されたと感じている。数ヶ月前に良いオファーがあれば交渉に応じると約束されていたにもかかわらず、クラブがバルサからの1億ユーロのオファーを拒絶しているためだ。彼は8月10日にチームに合流する予定だが、7月末か8月上旬にバルサ移籍を求める2度目の公のジェスチャーを行う計画を立てている。アーセナルやPSGも関心を示していたが、アーセナルはヴィニシウス・ジュニオール獲得へ方針を転換した。ギル・マリンCEOは過去のグリーズマンのバルサ移籍と復帰を引き合いに出し、『彼は出て行くという過ちを認めた。アトレティコの中にいる方が外にいるより良いという反論の余地のない現実がある』とフリアンに向けてメッセージを送っている。解説者のサンティ・カニサレスは、フェラン・トーレスやヴィクトル・ギョケレスなどの選手がトレードに含まれる場合、状況は大きく変わると分析している。また、評論家のゴンサロ・ミロは『グリーズマンとフリアンの2人を同じ夏に失い、彼らを代用しようとするのは致命的なミスだ』と警鐘を鳴らした。 (via Estadio Deportivo / SPORT / MARCA / Mundo Deportivo / ElDesmarque)
アレマニー主導の大規模な放出オペレーション
新ディレクターのマテウ・アレマニーの下、大規模な選手の入れ替えが進行している。アントワーヌ・グリーズマン(オーランド・シティ)、クレマン・ラングレ(ベンフィカ)、ホラティウ・モルドヴァン(エユプスポル)がそれぞれフリーやローンで退団したものの、クラブに大きな移籍金はもたらさなかった。一方で、アレハンドロ・グリマルド、モルテン・ヒュルマンド、イ・ガンインの獲得に約9000万ユーロを費やしたため、資金調達が急務となっている。アレマニーは、ティアゴ・アルマダ、アレクサンダー・セルロート、マッテオ・ルッジェーリ、トマ・レマル、ホセ・マリア・ヒメネスの5人を売却候補にリストアップした。この中で最も退団が近いのはティアゴ・アルマダで、リーベル・プレートやサウジアラビアからの関心を退け、フラメンゴへの移籍が確実視されている。フラメンゴの会長も『契約は実現する』と断言している。昨夏1700万ユーロで獲得したセルロートと、3200万ユーロで獲得したルッジェーリにはイタリアのクラブから関心が寄せられている。ルッジェーリにはリヴァプールやトッテナムも注目している。両者はシメオネの構想に入っていたため、高額なオファーと代役の確保が放出の条件となる。ヒメネス(2028年まで契約)と、昨季ジローナにローン移籍していたレマル(契約最終年)については、移籍金よりも高年俸の削減が主な目的だ。ヒメネスが退団した場合、センターバックの陣容はマルク・プビル、ダヴィド・ハンツコ、ロビン・ル・ノルマンの3人となる見込みだ。 (via SPORT / MARCA / ElDesmarque)
若手フリオ・ディアスがセビージャへ完全移籍
下部組織の左ラテラル、フリオ・ディアスがセビージャへ完全移籍することになった。レバンテへの移籍が確実と見られていたが、土壇場でセビージャからの関心を受け、選手本人が交渉を保留し、最終的にセビージャ行きを選択した。レバンテはこの決定に激怒し、代わりにセルタからマヌ・サンチェスをローンで獲得している。アトレティコとセビージャの合意額は約150万ユーロ(固定約100万ユーロ+変動ボーナス)で、ディアスは4年契約を結ぶ。アトレティコは彼の将来のポテンシャルを見込み、買い戻しの選択肢として権利の50%を保持する形をとった。移籍を間近に控えたディアスは、負傷のリスクを避けるためにシメオネ監督から許可を得て月曜日の全体練習には参加せず、ジムで調整を行った。トップチームの練習には、彼に代わってアロウカからローンで加入したばかりのアルナウ・ソラが招集されている。ディアスは昨シーズン、シメオネ監督の下でトップチームで4試合(計311分)に先発出場し、アトレティコ・マドレーニョではプリメーラRFEFで26試合に出場して4アシストを記録していた。火曜日にはセビージャに到着し、メディカルチェックを受ける予定だ。 (via Estadio Deportivo / MARCA / ElDesmarque)
プレシーズンの進捗とヘタフェとの練習試合
チームは最初の2週間にわたる過酷なトレーニング(各9セッション)を消化し、新たなフェーズに突入している。火曜日の2部練習を経て、水曜日にはセロ・デル・エスピノでヘタフェとの非公開の練習試合が行われる。この試合では、新戦力の中で唯一チームに合流しているモルテン・ヒュルマンドがアトレティコのシャツを着て初出場を果たす見込みだ。その後、木曜と金曜に練習を行い、金曜日のうちにストックホルムへ出発する。土曜日(8月1日)にはマンチェスター・ユナイテッドとのプレシーズンマッチが予定されている。シメオネ監督がこれまでの練習で描いているスタメンの構想では、パブロ・バリオス、ダヴィド・ハンツコ、ヤン・オブラク、そしてアデモラ・ルックマンが不動の軸として考えられている。一方、トマ・レマルは筋肉の過負荷により医務室での調整が続いており、週末の試合に出場できるかは不透明な状況で、移籍先を探し続けている。 (via MARCA)
【本日の総括】
イ・ガンインの合流が渡航許可待ちで遅れる中、フリアン・アルバレスの去就を巡るクラブと選手の対立は激しさを増しています。アレマニーによる大幅な人員整理も進行しており、ピッチ内外で激動のプレシーズンとなっています。