エスパニョール戦の試合情報
⚽️ 今季のラ・リーガ最終節(第38節)として、RCDEスタジアムでのアウェイ・エスパニョール戦が23日土曜日21:00にキックオフされる。すでにコパ・デル・レイで優勝を果たし、来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を確保しているため、スポーツ面での大きな目標は達成済みとなっている。残るは順位を少しでも上げてクラブの収入を増やすことと、チームの誇りを示すことのみである。現在勝ち点45で10位につけており、エスパニョールやアスレティックと同勝ち点で並んでいる状態だ。
⚽️ コパ・デル・レイ優勝以降、チームは直近6試合で勝利がなく(4月4日以降未勝利)、前節はホームのアノエタでバレンシアを迎え撃ち、相手が1人少ない状況で逆転しながらも、アディショナルタイムに失点を重ねて3-4で敗れるというショッキングな結果に終わった。
⚽️ 負傷や欠場選手については、アンデル・バレネチェアとアルバロ・オドリオソラがケガで欠場する。また、ゴンサロ・ゲデスは足首の違和感により昨日の練習で痛みを感じたためリスクを回避して招集外となり、ウェズレイ・ヒベイロも戦術的理由でメンバーから外れた。ゴロチャテギも違和感があり欠場が疑わしい状況となっている。代わりにケニア人若手選手のジョブ・オチエングなどBチームの選手が招集メンバーに名を連ねた。
⚽️ 予想スタメンは、レミロ、アランブル、カレタ=ツァル、ジョン・マルティン、セルヒオ・ゴメス、トゥリエンテス、カルロス・ソレール、ルカ・スチッチ、久保建英、パブロ・マリン、オヤルサバルとなっている。
(via Estadio Deportivo, MARCA, ElDesmarque, Mundo Deportivo)
マタラッツォ監督の前日会見
🎙 ペレグリーノ・マタラッツォ監督がエスパニョール戦に向けた前日会見に出席し、消化試合とはいえオフモードでシーズンを終えることを強く否定した。
🎙 指揮官は『私は勝ちたい。30分ではなく、90分間を見たい。チームが最高のレベルで90分間戦うところを見たいのだ。ここ数週間、チームにとってそれは簡単ではなかった。将来、このようなことが二度と起きてほしくない』と語り、チームに奮起を促した。
🎙 ショッキングな敗戦となったバレンシア戦については『大丈夫だ。この前の試合は簡単ではなかったし、私たちは失望している。しかし昨日の練習の始めに、私たちの内にはまだ何かが残っていると感じた。私たちは集中しており、明日の試合に向けて戦う準備ができている』とコメントした。
🎙 さらに『わずか1ヶ月前、私たちは歓喜し、信じられないようなサッカーをしていた。それがメッセージだ。たった1ヶ月前だ。このチームにはそのクオリティがある。おそらくリーグ戦の6、7試合ではそれを示すことができなかったが、それは間違いなくそこにあるのだ』と自信を強調し、『1つの試合でこれまでの感覚を完全に変えることはできないかもしれない。しかし、笑顔でシーズンを終え、自分たちは良いチームであり、それにふさわしいと思える感覚で終えられたらとても素晴らしいことだ。明日はそのように終わらせるための最後のチャンスだ』と力を込めた。
🎙 スタメンの変更については『変更がある可能性はある。どの選手がプレーする準備ができているかを知ることが重要だ。招集メンバーに変更があるため、スタメンにも変更がある可能性が高い』と明言。Bチームから招集したジョブ・オチエングについては『私たちの練習でとても良い状態であり、明日彼を見てみたい』と起用を示唆し、さらにゴールを決めているオーリ・オスカルソンのスタメン起用の可能性も語った。
🎙 メンタル面の重要性について問われると『サッカーは戦術や技術だけではなく、メンタル状態やグループのつながりでもある。メンタル面では間違いなく今は100%ではないが、私たちは今シーズン、信じられないような瞬間を経験してきた。今季のピークはコパ決勝だった。来季はまた一からチームを構築し、非常に競争力のあるチームにしていく』と総括した。
🎙 アリツ・エルストンド以外の退団者や去就については『たくさんプレーして幸せな選手もいれば、そうでない選手もいる。契約が切れる選手もいる。ここ数週間は多くの話題があり、それが多くの選手にとって気を散らす要因にもなっていたのは確かだ。ただ、私は明日の試合に集中しており、あなたたちもそうあるべきだ』と言及を避けた。来季の補強についても『今は補強について話す時ではない。シーズンを終えてポジティブな結果を出してからだ』と語るにとどめた。
(via Estadio Deportivo, ElDesmarque)
久保建英の起用法とW杯への展望
🇯🇵 日本人選手の久保建英は、ケガから復帰後、マタラッツォ監督のスタメンに定着できていない。チームが戦った直近7試合(コパ・デル・レイ決勝での途中出場を含む)のうち、スタメン出場はわずか3試合にとどまり、前節のバレンシア戦では90分間ベンチを温めた。
🇯🇵 マタラッツォ監督は久保の現状と起用法について以下のように説明した。
『私たちは非常に素晴らしいタケを見てきたと思う。私がここに来た最初の数週間か数ヶ月で見たタケは、クラブで長い間見てきた中で最高のものだった。確かに、彼はまだそのレベルには達していない。ケガの後の理由も理解できるが、彼は多くのクオリティを持った選手であり、彼を中心にチームを作り続けている』
🇯🇵 ベンチスタートが続いている理由については『ベンチスタートという決断は、他の選手や他のプロフィール、試合への異なるアプローチ方法によって下されたものだ。タケは間違いなく、左足で中に入ってスペースがある時や、ペナルティエリア周辺の1対1の状況に入った時に、多くの危険を作り出すことができる選手だ。相手の守備を崩し、チャンスを作り出すことができる。そして、それが彼を愛している理由だ。しかし、特定の試合では異なるプロフィールが必要になることがある。過去にタケを起用しなかった決断は、そのためだ』と、戦術的な理由であることを強調した。
🇯🇵 今シーズンのソシエダでの戦いを終えた後、久保は2026年ワールドカップに向けて日本代表(サムライブルー)の中心選手として合流する。自身2度目となるW杯で、日本はグループFに入り、オランダ、チュニジア、スウェーデンと対戦する予定となっている。
(via ElDesmarque)
Bチームの動向と来季の編成
🛡 クラブのBチームである「サンセ」は、シャビ・アロンソ監督時代にも成し遂げられなかったラ・リーガ・ハイパーモーション(2部)での残留を、残り2節を残して達成する快挙を成し遂げた。この成功を受け、マタラッツォ監督は来季のトップチームに向けた決断を下すことになる。
🛡 契約延長については、イニャキ・ルペレス、ミケル・ロドリゲス、ジョブ・オチエングの契約延長が決定した。来季トップチームかBチームのどちらでプレーするかは今後の見極め次第となる。ルペレスは今季ほぼトップチーム扱いだったが負傷で成長が遅れた。ジョン・バルダとミケル・ロドリゲスはプレシーズンをトップチームで過ごし、レベルを見極められる。24歳以上の選手が一度でもトップチームで出場するとBチームに戻れなくなる規定があるため、慎重な判断が求められる。ジョブ・オチエングはマタラッツォ監督がすでに何度かトップに引き上げており、昇格の可能性が最も高いとされている。
🛡 レンタル終了となる日本人CBの和成北は、ルケン・ベイティアとともにCBコンビとしてシーズンを通して素晴らしい連携を見せた。150万ユーロの買い取りオプションが付帯しており、クラブは行使するかどうかを検討中である。買い取られる可能性は高いものの、アラベスからジョン・パチェコが復帰することや、ドゥイェ・チャレタ=ツァルの買い取り、ディオゴ・レイテ獲得の動きもあるため、すぐにトップチームに昇格するかは未知数となっている。
🛡 退団や移籍に関しては、GKエゴイツ・アラナ、右SBアルベルト・ダディエ、左SBウナクス・アゴテ、FWハケス・ゴロサベルが契約満了となる。アラナはスポルティング・ヒホンへの移籍が濃厚となっている。2029年まで契約のあるGKアイトール・フラガは、アレックス・レミロとウナイ・マレロの壁に阻まれており、仮にレミロがバルセロナへ移籍したとしても別のGKが獲得される見込みのため、昇格は厳しい状況だ。
🛡 ダニ・ディアスやアルカイトス・マリエスクレナなどの若手タレントもトップチームの素質はあるが、長期的視野で育てられる方針で、もう1年Bチームで経験を積む可能性が高い。
(via ElDesmarque)
【本日の総括】
コパ・デル・レイ優勝以降勝利から遠ざかっているレアル・ソシエダだが、マタラッツォ監督は最終節での勝利と笑顔でのシーズン終了を強く求めている。久保建英は戦術的理由でベンチスタートが増えているものの、指揮官からの信頼は厚く、シーズン後はW杯での活躍が期待される。また、2部残留の快挙を成し遂げたBチームからは、和成北の買い取りや若手の昇格など来季に向けた編成の動きが活発化している。