アノエタスタジアムの座席視認性問題
アノエタスタジアムの改修工事に伴い、約190人のソシオ(会員)の座席で視界が遮られる深刻な問題が発生しています。新設された第3リングが第2リング最終列の頭上にせり出す構造になったことが原因です。
クラブは影響を受けるソシオに対して再配置を行いましたが、当初の対応には不満が噴出していました。メインスタンド上部、記者席の下にあたるエリアに案内されたソシオたちは、以前の東スタンドと同様に、巨大なコンクリート構造物のせいで電光掲示板が見えず、ゴールを祝うために立ち上がるとピッチが見えなくなるという同様の問題に直面。さらに、この不満足な再配置によって年間会費やヨーロッパボノの追加料金が発生したことも怒りに火をつけていました。
しかし、抗議を受けたクラブは即座に素晴らしい迅速な対応を見せました。担当者が直接スタンドに足を運び、それぞれの座席からどのように見えるかをその目で確認。視界が明らかに損なわれていることを確認すると、すぐに問題のない別のセクターへの再配置を決定しました。さらにクラブはソシオに深く謝罪した上で、不快な思いをさせた補償として、ロッカールームや記者会見場などを巡るスタジアムのVIPツアーに彼らを招待しました。
不満を訴えていたソシオの一人であるイオリツ・ガルシアは当時の状況を振り返り、『最初は同じような問題を抱える反対側の席に移されただけで、完全に丸め込まれたと感じました。ビデオ掲示板も見えず、ゴールが決まったときに立ち上がると選手たちの喜びの瞬間すら見えない。本当にすべてが最悪でした』と明かしています。しかし、その後の対応には満足しており、『本日、朝一番に再びソシエダのオフィスに行って抗議したところ、本当に素晴らしい、10点満点の対応と解決をしてくれました。クラブは私たちに対して誠実な謝罪をしてくれました。担当者は昨日まで実際の席からの見え方をチェックしていなかったらしく、今日の朝に自分たちで視認性を確認して、明らかに影響が出ている私たちの席をすぐに見やすい場所へと再配置してくれたのです』と笑顔を見せました。
ソシエダは現在、影響を受けたソシオの再配置と、未完成の新しいVIPエリアの設置作業に注力しています。これらの作業がすべて完了した時点で、新設された3000の座席を新規ソシオ向け、一般販売向け、ホスピタリティ向けにどのような割合で分配するかが決定され、最終的な年間シート保有者数が確定する見通しです。(via DiarioVasco)
