CAオサスナ トレド列車事故へアラサテ監督が悲痛の哀悼「サッカーの前では全てが霞む」も笑顔届ける誓い

コパ・デル・レイ1回戦のアトレティコ・カラタユド戦を控え、CAオサスナのハコバ・アラサテ監督が、トレドで発生した多数の死者を出した痛ましい列車脱線事故に対して悲痛な哀悼のメッセージを捧げました。

記者会見の冒頭で悲劇に触れたアラサテ監督は、『前節のセビージャ戦を分析し、カラタユド戦のことを考えていた矢先にこのニュースが飛び込んできた。そうした事態を知ると、サッカーの試合など何一つ重要ではないのだと思い知らされる。しかし同時に、サッカーは人々に喜びを与えるためのものでもある。明日は普段行くことのない場所でプレーするわけだから、素晴らしいフットボールのお祝いになるはずだ』と複雑な胸中を明かしました。

オサスナは練習開始前に全選手・スタッフが犠牲者を悼んで1分間の黙祷を捧げ、全スペインのピッチで同様の追悼が行われました。またクラブ公式SNSを通じても『トレドで起きた恐ろしい列車事故の犠牲者のご家族や愛する人々に心から悔やみを申し上げます。同時に、負傷された方々や救助活動に尽力されているすべての方々に強い支援を表明します』との声明を発表しています。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

本日はピッチ外でも激しいドラマや胸を打つストーリーが繰り広げられました。アスレティック・ビルバオのウリアルト会長はソシオ総会での「金まみれ」野主に怒りを爆発させつつも、真の理由は選手への不当なサボタージュ疑惑に対する憤りだったことを明かし、コーラ釈明とともに誠実な公的謝罪を行いました。バルセロナではラミン・ヤマルを育んだロカフォンダのストリートコートの夜間騒音問題から、地域社会と若者の居場所のあり方が問われています。また、コパ・デル・レイでは全員が無給で働く街クラブ「スポーティング・デ・オルタレサ」が仕事や育児と両立しながらセビージャに挑む熱い戦いに注目が集まる一方、トレドの痛ましい列車事故に対してオサスナのアラサテ監督をはじめスペインサッカー界全体が深い哀悼の意と支援を表明しています。