ペドロ・ポロ獲得への情熱と冬・夏のDF補強戦略

🛡️ 守備陣を襲う相次ぐ傷病問題が今季序盤のバルセロナにとって最大の頭痛の種となっています。アンドレアス・クリステンセン、エリック・ガルシア、ジュール・クンデ、シャビ・エスパルトが相次いで離脱し、PSG戦やレアル・マドリード戦といった大一番でハンジ・フリック監督は厳しいやりくりを強いられました。この事態を受け、今夏はロドリ獲得の好機が急浮上したことで優先順位が下がっていたディフェンス陣の補強問題が再び最表面化しています。

👔 そこでジョアン・ラポルタ会長が以前から熱望しているのが、トッテナム所属のスペイン代表右サイドバック、ペドロ・ポロの獲得です。ラポルタ会長はワールドカップ現地視察時に彼のプレーに強い感銘を受けて以来、獲得の意欲を失っていません。スポーツディレクターのデコも彼の加入を高く評価しています。今夏の移籍市場終盤にバルサは問い合わせを行いましたが、トッテナム側が6000万ユーロ(約96億円)を超える移籍金を要求したため、第一段階の接触にとどまりました。トッテナムはW杯前にポロと2031年までの長期契約を結んでおり、チーム最高給クラスの条件を提示していたためです。しかし、選手本人は将来的なラ・リーガ復帰を前向きに捉えており、移籍の扉は開かれています。

⚽️ 仮にポロが加入した場合、守備陣の大幅な再編が可能となります。ポロが右サイドバックに入ることで、ジュール・クンデを右サイドバックの控え兼センターバックのバックアップに回すことができます。さらにエリック・ガルシアを本来のセンターバック専任に戻し、パウ・クバルシとペアを組ませることで、パウ・クバルシへの過重負荷を軽減できます。クリステンセン離脱以降、代替不在で左センターバックに固定されているヘラルド・マルティンの不可侵状態が解消され、左サイドバックもシャビ・エスパルト、ジョアン・カンセロ、アレハンドロ・バルデらで幅広い回し方が可能になります。

💶 ただし、クラブ財務担当のフェラン・オリベ氏が説明した通り、1月の選手獲得には既存戦力の売却が不可欠な状況です。ポロの高額な移籍金と給与形態を考慮すると、冬の移籍市場での獲得は困難と見られています。そのため、1月には昨季のカンセロ獲得のような安価で獲得できるセンターバックの「市場の掘り出し物」を優先し、ペドロ・ポロ獲得の本命アタックは2027年夏に先送りするシナリオが極めて濃厚となっています。(via SPORT)