クラブの現状とプレシーズン始動
🏥 ルイス・ガルシア・プラサ新監督の下、2026-27シーズンに向けたメディカルチェックが7月4日と5日に行われ、月曜日の朝から初練習がスタートする。新加入選手として、フアン・イグレシアス(ヘタフェで経験あり)、ホン・グリディ(アラベス時代にプラサ監督の指導を受けた)、アルナ・サンガンテ、そしてGKのオディッセアス・ヴラホディモスが顔を揃える。一方で、経済的な困難やセルヒオ・ラモスが率いる投資家グループによるクラブ買収の失敗などがあり、過去2シーズンと状況がほとんど変わっていないため、セビージャのファンは新シーズンに対して期待よりも諦めの感情を強く抱いている。(via ElDesmarque)
ラファ・ミルの去就問題
⚖️ 第2陣のメディカルチェックには、レンタルから復帰したペドロサ、アルフォン・ゴンサレスらとともにラファ・ミルも姿を見せた。彼はバレンシア県地方裁判所から性的暴行と傷害の罪で懲役8年半の有罪判決を受けており、セビージャは非常に居心地の悪い状況に立たされている。クラブは暴力や性的虐待に対する断固たる非難を表明しており、プラサ監督の構想にも入っていない。レンタル先のエルチェが契約の消滅条項を行使したため、セビージャは2027年6月まで残る彼との契約の解除や中東など他クラブへの移籍を本人と対話しながら大急ぎで模索している。月曜日の初練習には参加させたくないのがクラブの狙いである。
一方、ラファ・ミル本人は135ページに及ぶ上訴状を提出し、無罪推定の権利が侵害されていると主張。自身のSNSで次のように語っている。『家族、友人、そして私を支持し尊重してくれたすべての人に感謝したい。今は前に進み、自分の仕事に集中し、正義がその道を歩むのを待つ時だ。私と法務チームは決定に同意できず、上級審で審査されるべきだと信じているため、上訴を提出した。手続き中に提出されたビデオやその他の文書が判決にすら登場しておらず、評価に値する。また、決議自体が警察の行動の特定の側面に疑問を呈していることにも特に驚いた。そのため、上訴を決定し、適切な法的手段を通じて私たちの立場を防御し続ける。プロセスと関係者全員への敬意から、これまでのように公に議論することはしない。私の防御は、ふさわしい場所である法廷で続く。』また、彼はヨーロッパリーグ優勝時の画像とともに「セビージャモード」をアクティブにしたこともアピールしている。(via MARCA)
アコル・アダムスの売却交渉
💰 財政難と厳しいサラリーキャップの制限に苦しむセビージャは、新戦力を登録するために選手の売却が必須となっている。その有力な候補の一人が26歳のナイジェリア代表FWアコル・アダムスである。セリエAに昇格したイタリアのベネツィアがアダムスに強い関心を示しており、セビージャは移籍金として1500万ユーロを要求している。選手とベネツィアの間ではすでに合意に達しているという情報もあり、来週には両クラブ間での本格的な移籍交渉が行われる予定である。クラブ間の合意が成立すれば、2030年6月までの契約が結ばれる見込みとなっている。(via MARCA)
ルベン・バルガスの売却計画
🇨🇭 アダムスと並んで売却による資金確保の大きな切り札と目されているのが、スイス代表ウインガーのルベン・バルガスである。昨季の冬にアウクスブルクから250万ユーロで加入した27歳の彼は、怪我の影響もありセビージャでは25試合で3ゴール6アシストにとどまった。しかし、現在行われているワールドカップでは4試合で2ゴール1アシストと大活躍を見せており、市場価値は1200万ユーロと評価されている。セビージャは彼を1500万ユーロ以上で売却したいと考えており、ワールドカップでのさらなる活躍による価格高騰を期待している。
現在、プレミアリーグでカンファレンスリーグに出場するブライトンが強い関心を示している。トルコのトラブゾンスポルも関心を持っていたが、過去の負傷歴から躊躇し、選手本人もトルコ行きには乗り気ではなかった。バルガス自身は欧州のカップ戦でのプレーを望んでおり、ブライトンはその条件を満たす魅力的な移籍先となる。(via Estadio Deportivo)
アドリアン・リソへの関心
🏃♂️ ホセ・イグナシオ・ナバーロSDは、ヤヌザイの退団やバルガス、エジュケの売却計画により手薄になるウイングの補強として、レアル・サラゴサの21歳、アドリアン・リソをリストアップしている。リソはヘタフェへのレンタルから復帰したばかりの若手で、セビージャは数週間前から獲得に向けて動いている。
サラゴサは市場価値と同等の300万ユーロでの完全移籍を希望しているが、セビージャの財政状況ではその金額の支払いが難しいため、買い取りオプション付きのレンタル移籍を提案している。サラゴサ側は買い取り義務付き、あるいは条件付きの買い取り義務であれば応じる姿勢を見せている。選手本人はスペイン国内でのプレー継続を望んでおり、オランダやベルギーからのオファーには消極的である。セビージャの他にもラージョ・バジェカーノ、レバンテ、バレンシア、オサスナ、エルチェ、ベネツィア、パルマ、ジェノア、トリノ、オリンピアコス、MLSのクラブなど非常に多くのクラブが関心を寄せている。(via Estadio Deportivo)
ナイル・ウミャロフへの関心
🇷🇺 中盤の底、特に守備的MFの補強も急務である。グデリとメンディがチームを去り、ルイス・ガルシア・プラサ監督の手元には特定ポジションの選手としてアグメしか残っていない。そこで白羽の矢が立ったのが、スパルタク・モスクワに所属する26歳のロシア代表MFナイル・ウミャロフである。
ウミャロフ自身はこの関心について『それについては聞いたが、何も言えない。私のキャリアに関することはすべてスパルタクと話し合う』と語っている。彼の市場価値は750万ユーロとされており、スパルタクの契約解除金は欧州5大リーグ向けには500万ユーロから1000万ユーロ未満の間に設定されている。しかし、セビージャの経済状況ではこの金額の捻出は非常に困難である。スパルタクは以前からセビージャのキケ・サラスを狙っており、トレードの可能性も考えられるが、現時点ではモスクワ側はそのような評価を行っていない。ビジャレアルやバレンシア、イタリアのクラブも彼を追跡している。(via Estadio Deportivo)
新加入アルナ・サンガンテの決意
🛡️ フランスのル・アーヴルとの契約を延長せず、フリートランスファーで加入した24歳のセネガル人CBアルナ・サンガンテ。アントニオ・コルドンによって数ヶ月前に獲得が合意されていた彼は、5年契約を結び、自身のプレースタイルや移籍の理由について熱く語っている。
自身のスタイルについて:『とてもパワフルでアグレッシブ、そして守備的な選手だ。しかし、技術的な面も伸ばしたいと思っている。だからスペイン、特にセビージャに来ることを決めたんだ。自分のレパートリーに加えたい新たなクオリティを伸ばすためだ。年を重ねるにつれて自分が何者かが分かり始め、6番としてプレーするようになり、その後センターバックになった。自分の前にゲームが広がっているような感覚なので、今は本当にこのポジションが好きだ。前の選手たちを守り、ゴールキーパーの最後の砦となる。守ることは自分が心から楽しんでいることだ。心底ディフェンダーなんだ』
若くしてキャプテンを務めた経験について:『若い頃からいつもキャプテンだったから、リーグ1でもそれは簡単だった。少しずつ定着していったものだ。成熟し、ロッカールームの管理方法を学び、チームメイトと話し、そうした使命を果たすための適切な言葉を見つけることを学んだ』
セビージャを選んだ理由:『このクラブの歴史、その実績、そしてここを通過した選手たちに魅了されて、セビージャと契約することに決めた。ヨーロッパリーグで7回優勝していることは知っているし、それは素晴らしい実績だ。ヘスス・ナバス、セルヒオ・ラモス、ラキティッチ、ダニエル・アウベスといった多くの有名選手がここを通過したことも知っている。彼らはこのクラブに足跡を残し、私たちが忘れることのない人々だ。さらに、それが生み出す熱気にも惹かれて、熱心に追っていた。正直なところ、ここの雰囲気、特にダービーがプレーされる時の雰囲気だ。特にプレーする時には、本当に美しい経験だ。だから惹かれたし、気に入ったんだ。正直なところ、自分の選択を後悔していない。一刻も早く発見したいと強く思っていることだ』
プラサ新監督について:『最近の試合をいくつか見た。これからシーズンが始まるので、早く適応できるようにもっと多くの情報を得たい。そして、監督が私に何を求めているのかも知りたい。それは私だけでなくチームの助けにもなる。とても重要なことだ』
最後にファンへ向けて:『ファンからの愛情についてはたくさん聞いている。特にここの情熱は非常に強く、誰もがサッカーを愛していると聞いている。正直なところ、全力を尽くせばうまくいく可能性が高いが、一方で常に努力を怠らず、常に全力を尽くさなければならない。なぜなら、全力を尽くせばみんなが味方になってくれるからだ。それがここでのキャリア、特にここでの時間をずっと簡単なものにしてくれるだろう』(via Estadio Deportivo)
セビージャ・アトレティコの再編と別れ
👋 セグンダRFEFに降格したリザーブチーム、セビージャ・アトレティコは、ディエゴ・ガリアノ新監督のもとで大幅な再編を強いられている。ダビド・ロペス(エルクレスCFへ移籍)、イスラ・ドミンゲス(アンテケラCFへ売却)、ルロ・ダ・シルバ、アルベルト・エスピニェイラらがチームを去る中、6歳から16年間クラブに在籍したパブロ・リベラも6月30日をもって契約満了で退団した。彼はガルシア・ピミエンタ監督時代にトップチームで2度ベンチ入りを果たしたものの、公式戦デビューには至らなかった。彼は自身のSNSで感動的な別れの手紙を公開している。
『書く覚悟ができない別れがある。これがその一つだ。16年を経て、私の人生に永遠の跡を残したステージを閉じる時が来た。子供の頃から、セビージャFCは単にサッカーをするクラブではなく、私の第二の家であり、サッカー選手として、何よりも一人の人間として成長した場所だった。このエンブレムを身につけ、この色を守るという、セビージャファンなら誰もが共有する夢を持ってやってきた。これほど長年にわたってその幸運に恵まれるとは思ってもみなかった。忘れられない瞬間を生き、毎回のトレーニング、試合、勝利、そして敗北から学んだ。そのすべてが今の私を形作ってくれた。この道のりの一部となってくれたすべての人々に感謝したい。ロッカールームを共にしたすべてのチームメイトに、常に私に寄り添ってくれるであろう笑い、努力、会話、そして思い出に感謝する。私を信じ、成長を助けてくれたすべてのコーチ陣。フィジカルトレーナー、理学療法士、医師、用具係、代表者、スポーツシティの従業員、そしてこのクラブを日々偉大なものにしているスポットライトから遠く離れて働くすべての人々に。初日から私の側にいて、私がこの夢を追いかけられるように犠牲を払ってくれた家族にも感謝する。今日私は去るが、決して変わらないものがある。セビージャFCを去るが、セビジスモは永遠に私の一部であり続ける。なぜなら、セビジスモであることは契約やチームに依存するものではなく、子供の頃から私に寄り添い、どこへ行っても持ち続ける感情だからだ。夢を追い続ける者の情熱を持ちつつ、私の心の一部が常にここにとどまるという安心感を持って、新たな挑戦に立ち向かう時だ。セビージャ、すべてに感謝する。多くを教え、成長させ、ある日世界中のすべての希望を胸にやってきたあの少年の夢を叶えさせてくれてありがとう。これはさよならではない。またね、だ』(via Estadio Deportivo)
カンテラからイケル・ムニョスが昇格
🌟 ルイス・ガルシア・プラサ監督はプレシーズンに向けてカンテラから9人の選手を招集した。その中には、ラファ・ロメロ、ロレン、セルヒオ・レシオ、ニコ・ギジェン、ヘスス・クルス、マヌエル・アンヘル、エドゥ・アルトサノ、イブラ・ソウらとともに、CBのイケル・ムニョスが含まれている。
2004年生まれのイケル・ムニョスは昨季、困難な状況にあったセビージャ・アトレティコでキャプテンとして32試合に先発し、トップチームのレアル・オビエド戦でも招集されるなど大きな成長を遂げた。しかし、来年1月には23歳になり、トップチームとリザーブを行き来できなくなる年齢制限を迎える。契約も残り1年となっており、今夏が彼の将来を左右する重要な時期となる。選手側はクラブの意向を待ってから決断する構えであり、クラブ側は他チームからの関心があるものの現時点での放出は考えていない。現在トップチームにはCBが7人おり、プラサ監督の下で定位置を掴めるかが大きな焦点となっている。(via Estadio Deportivo)
ノルウェー代表GKニーランの活躍
🧤 現在開催中のワールドカップ・ラウンド16、ブラジル対ノルウェー戦において、セビージャに所属するノルウェー代表GKオルヤン・ニーランが素晴らしい活躍を見せた。試合の序盤、ブルーノ・ギマランイスが蹴ったPKを見事にストップし、その後もヴィニシウスの決定的なシュートを体で防ぐなど、見事なセーブを連発してチームを救った。(via Mundo Deportivo)
サンデル・ベルゲの過去の移籍の噂
🇳🇴 ワールドカップのブラジル対ノルウェー戦のDAZN中継にて、解説を務めた元ベティスのアシスタントコーチ、エデル・サラビアが、ノルウェー代表MFサンデル・ベルゲについての過去のエピソードを明かした。ベルゲが2020年にヘンクからシェフィールド・ユナイテッドへ移籍する際、ヨーロッパの主要リーグの多くのクラブが彼をターゲットにしており、その中にはセビージャFCの名前も含まれていたが、結局どのクラブも獲得には動かなかったという事実が語られた。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
新シーズンに向けてプラサ新監督の下でプレシーズンが始動したものの、ラファ・ミルの重い去就問題や、補強資金捻出のためのアダムス、バルガスの売却交渉など、クラブは依然として多くの難題を抱えています。一方で、サンガンテのような熱意ある新加入選手や、W杯で輝きを放つニーラン、そして昇格を狙う若き才能イケル・ムニョスの存在が、未来への希望を繋いでいます。