クラブの好感度

ベットフェアが実施した社会学的な調査「スペインにおける愛と憎しみ、宗教としてのサッカー」により、アスレティック・ビルバオがスペイン国内のサッカーファンの間で非常に高い好感度を得ていることが明らかになった。スペインのファンが好感を抱くクラブのトップ4に名を連ねており、ラージョ・バジェカーノ、ベティス、アトレティコ・マドリードと共に、全国的に愛される存在としての地位を確固たるものにしている。特定の地域に根ざした独自の哲学を貫くクラブの姿勢が、多くのファンからリスペクトを集める要因となっている。(via AS)

ニコ・ウィリアムズの負傷状況

5月10日のバレンシア戦で左脚のハムストリングに中程度の筋肉の損傷を負い、3週間から4週間の離脱と診断されていたニコ・ウィリアムズの回復状況について、順調な進展が見られている。スペイン王立サッカー連盟の医療チームは、ワールドカップに向けた主力選手のコンディション確認の一環としてビルバオを訪問し、クラブ本部であるイバイガネと完璧な連携をとりながら直接状態をチェックした。ワールドカップの初戦に間に合うかはギリギリのタイミングとなる見込みだが、回復のプロセスは計画通りに進んでおり、代表チームにとってもクラブにとっても安堵の材料となっている。(via AS)

Bチームの動向

ビルバオ・アスレティックで今季プリメーラRFEFを戦い、10ゴールを挙げてチームの得点王となった22歳のストライカー、イバイ・サンスの去就に注目が集まっている。スポルティング・ヒホンが彼の獲得を狙っており、すでに関心を示す接触が行われた。イバイ・サンスは今年初めに2029年まで契約を延長したばかりで、レサマでも大きな期待を寄せられている選手である。年齢的にはトップチーム昇格の時期だが、出場機会を確保するためにセグンダ・ディビシオンのクラブへレンタル移籍する公算が大きい。スポルティング側は彼に十分なプレー時間を与えられる魅力的なプロジェクトを用意しており、アスレティック側も選手の成長に最適な環境であるかを今後評価していく。

また、クラブは6月30日以降の契約を更新しないBチームの退団選手も発表した。エンディカ・ブハン、ホン・デ・ルイス、シャビエル・イルリタ、エリック・ガメン、イケル・アルダイの5選手がビルバオ・アスレティックを離れることになった。(via ElDesmarque)

W杯代表招集

カルロス・ケイロス監督率いるガーナ代表が、ワールドカップの準備に向けたウェールズとの親善試合に向けて28人のプレリストを発表し、アスレティックのキャプテンであるイニャキ・ウィリアムズが順当に名を連ねた。カタール大会に続いて2度目のワールドカップ出場を目指す彼は、これまでにガーナ代表として25試合に出場し、2ゴールを記録している。

一方で、スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が発表した最終リストからはダニ・ビビアンが落選する悲報もあったが、ニコ・ウィリアムズとウナイ・シモンが選出された。これにより、アイメリク・ラポルテを含めたアスレティックゆかりの選手4人がアメリカ・メキシコ・カナダ共催のワールドカップに出場することになる。クラブの特殊な哲学を考慮すると、同じワールドカップに4人もの関係選手が出場するのは1950年のブラジル大会以来の快挙となる。(via ElDesmarque)

クレメンテの辛口評論

かつてアスレティックに2度のリーグ優勝や国王杯をもたらしたレジェンド、ハビエル・クレメンテがラジオ番組でクラブの現状について歯に衣着せぬ発言を展開した。勝ち点45で降格圏からわずか3ポイント差という厳しい結果で終わった今シーズンについて、『悪い年だったが、肯定的な結論を導き出さなければならない。一貫性がなく、安定感を欠いたシーズンだった』と総括した。

その一方で、退任したエルネスト・バルベルデに対しては深い愛情を示し、『エルネストのことは熱狂的に愛している。私が選手として彼を獲得し、アスレティックの監督に就任するよう尽力したのも私だ。勝とうが負けようが、私は常にエルネストを擁護する。彼は本当に良い奴だからだ』と絶賛した。

対照的に、かつて指揮を執ったマルセロ・ビエルサに対しては容赦がなく、『もしアスレティックがセグンダに降格したいと望むなら、ビエルサを雇えばいい。彼はビルバオの街で愛されているが、12世紀の時代遅れの監督であり、戦術概念も12世紀のままだ』と痛烈に批判した。

また、自身が会長に就任する可能性については、『冗談でも会長にはならない。サッカー界で絶対にやりたくないことだ。アスレティックには何百回も酷い扱いを受けたのに、なぜ自分がまだアスレティックのファンなのか、自分でも分からないほどだ』と苦笑い交じりに否定した。

さらに、新監督に就任したエディン・テルジッチについては、『良い監督だと思うが、誰が彼を連れてきたのかは分からない。彼を連れてきた人間は、彼がふさわしいかどうか分かっているはずだ。近年はあまり監督業をしていないようだが、良い監督であってほしいという希望を持っている』と期待と不安の入り混じった見解を述べた。(via SPORT)

【本日の総括】

今季の苦しいシーズンを経てテルジッチ新体制へと移行する中、イバイ・サンスら若手の武者修行や退団による血の入れ替えが進行中。一方でニコの順調な回復やイニャキのガーナ代表入りなど、W杯に向かう選手たちの明るい話題がクラブに希望をもたらしている。