レアル・サラゴサ

3月からの大失速で5月にプリメーラRFEF(3部)への降格が決定するという歴史的惨事を経験した。イバイ・ゴメス新監督を迎え、2度目の就任となるラロ・アランテギSDの下で1年でのセグンダ復帰を目指す大改革を敢行している。すでに19選手の退団を発表。アギーレガビリア、インスア、エル・ヤミク、ポマレス、グティ、トニ・モヤ、マウリ、バキス、ソベロン、タセンデ、アガダ、ラドバノビッチ、パウリーノ、セバス・モヤノ、ケイディ・バレ、バレリー、ダニ・ゴメス、ハイメ・バジェホ、ルイス・カルボネルが契約満了などでクラブを去り、アンドラダ、アドリ・ロドリゲス、ラリオス、アクオク、チュミッチ、ロベル・ゴンサレス、コドロのレンタル組も復帰した。一方で、タチと1年の契約延長で合意。フランチョやウゴ・カリージョら14選手は残留予定だが、夏のオファー次第で売却の可能性もある。コサ、バズダルらレンタル組4人が復帰した。新戦力として5名を一気に獲得。ルベン・ディエス、ジャウメ・ジャルディ、アナルツ・ペニャに加え、カディスから獲得した左SBのラウル・ペレイラ、そしてモルドバのシェリフ・ティラスポリから23歳のナイジェリア人大型ボランチ、ピーター・アデモ(4年契約)を補強した。また、他クラブへの若手流出を防ぐため、ハビエル・ガルセスを新たな下部組織の責任者に任命した。(via SPORT / ElDesmarque)

【本日の総括】

今季のセグンダ・ディビシオンは、マジョルカとジローナという強力な戦力を持つチームが降格してきたことで、各クラブの主力選手が移籍市場の草刈り場となっている。ムリキやツィガンコフといった実力者の流出は避けられず、降格組は早くもスカッドの再構築を強いられている。一方で、14年ぶりに1部昇格を決めたレーシング・サンタンデールや名門復活を遂げたデポルティーボは、カナレスの復帰など野心的な補強に動いており、対照的な状況となっている。

また、昇格プレーオフでは、ホームで無類の強さを誇るアルメリアと、過密日程ながらアドバンテージを持つマラガが圧倒的優位に立っている。逆境に立たされたカステリョンとラス・パルマスが、敵地でどれだけリスクを冒して逆転を狙えるかが最大の焦点となる。

下位に目を向けると、歴史的な3部降格を喫したレアル・サラゴサが19人を放出して大刷新を図る一方、辛くも降格を免れたカディスも9人を放出するなど、名門クラブの明暗がくっきりと分かれ、来季に向けたサバイバルはすでに始まっている。