🇪🇸ラ・リーガ 注目トピック詳細 (今日の日付)

 

【今回のラインナップ】

 

✅ アトレティコ・マドリード 激闘の末にバルセロナを退けCL準決勝進出

✅ レアル・ソシエダ コパ・デル・レイ決勝へ向けてオヤルサバルら主力選手が復帰

✅ レアル・ベティス EL準々決勝のブラガ戦へ向けイスコが復帰、新スタジアム着工

✅ セビージャFC アトレティコ戦勝利で残留へ前進、カンテラーノとの契約延長も

✅ セルタ・デ・ビーゴ EL準々決勝第2戦フライブルク戦での大逆転へバライードスが満員

✅ バレンシアCF 残留争いの危機、ウーゴ・ドゥロが負傷によりマジョルカ戦欠場か

✅ レアル・オビエド 残留争いの大一番に向けチケット無料配布、ペナルティエリア内での高い得点率

✅ レバンテUD 残留へ執念のヘタフェ撃破、他チームのスタメン起用へ不満露わ

✅ エルチェCF ラファ・ミルが性的暴行事件で5月末に裁判へ

✅ RCDマジョルカ 創設者アドルフォ・バスケスの波乱の人生に迫る講演会を開催

✅ UDラス・パルマス マラガ戦敗北、ルイス・ガルシア監督のカンテラ起用方針

✅ デポルティボ・アラベス レアル・ソシエダと引き分け、残留争いは続く

✅ カディスCF 極度の不振でビスカイノ会長が一部ファンの批判に反論

✅ ジローナFC マドリー戦のエムバペへのファウル疑惑に対しCTAが公式見解

✅ アスレティック・クラブ バルベルデ監督退任で新監督候補にテルジッチやイラオラらが浮上

 

■【アトレティコ・マドリード】 🔴⚪

UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝の第2戦でFCバルセロナと対戦し、試合には1-2で敗れましたが、2戦合計3-2で9年ぶりとなる準決勝進出を果たしました。試合は前半4分、クレマン・ラングレの痛恨のパスミスからラミン・ヤマルに先制を許し、24分にはフェラン・トーレスに追加点を奪われる苦しい展開となりました。しかし、その直後の31分、アントワーヌ・グリーズマンのパスからマルコス・ジョレンテが右サイドを猛スピードで駆け上がり、最後はアデモラ・ルックマンが押し込んで1点を返しました。後半はシステムを修正し、ニコ・ゴンサレスやアレックス・バエナ、アレクサンダー・セルロートらを投入してバルセロナの猛攻を凌ぎました。79分にはセルロートが抜け出したところをエリック・ガルシアに倒され、VARの介入の末にエリック・ガルシアが一発退場。数的優位に立ったアトレティコがそのままリードを守り切りました。ディエゴ・シメオネ監督は、ヤン・オブラクが負傷から復帰していたにもかかわらず、戦術的な判断でフアン・ムッソをスタメンに起用。ムッソは再三の好セーブでチームを救い、指揮官の期待に完璧に応えました。シメオネ監督は試合後、「バルセロナと戦う唯一の方法は攻撃することだ」と語り、14年間にわたる自身の体制で4度目となるCL準決勝進出を大いに喜びました。マテウ・アレマニーSDも「全員が素晴らしいプレーをした」とチームの姿勢を絶賛し、ミスがあったラングレもその後の立ち直りを評価されています。準決勝ではアーセナルまたはスポルティングCPの勝者と対戦します。次戦は土曜日に行われるコパ・デル・レイ決勝のレアル・ソシエダ戦に臨みます。試合前のメトロポリターノ周辺では、バスの到着時にファンが発炎筒を焚くなど熱狂的な雰囲気に包まれた一方で、一部で警察によるチャージが行われ重傷者が出る騒ぎも起きました。(via AS) (via SPORT) (via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo) (via MARCA)

 

■【レアル・ソシエダ】 🔵⚪

コパ・デル・レイ決勝のアトレティコ・マドリード戦という今季最大のビッグマッチを目前に控え、スビエタでのトレーニングに朗報が相次ぎました。アラベス戦を欠場していたキャプテンのミケル・オヤルサバルが全体練習に復帰。アラベス戦の欠場はハムストリングの違和感による完全な予防措置であり、指揮官も「決勝には100%の状態で臨める」と断言していた通り、全く問題なくメニューを消化しました。また、内転筋の負傷で離脱していたジョン・ゴロチャテギと、1ヶ月前のオサスナ戦で再発した怪我から回復したヤンヘル・エレーラも揃って全体練習に復帰しました。一方で、イゴール・スベルディア、アルバロ・オドリオソラ、ルペレスは決勝に間に合わない可能性が高い状況です。アルセン・ザハリャンも病気によりトレーニングを欠席しています。Bチームのサンセからは、GKのアイトール・フラガ、CBのルケン・ベイティア、MFのイバイ・アイギレがトップチームの練習に参加しました。(via Mundo Deportivo)

 

■【レアル・ベティス】 🟢⚪

ヨーロッパリーグ準々決勝第2戦のSCブラガ戦を木曜日にホームのラ・カルトゥーハで迎えます。この大一番に向け、足首の負傷で離脱していたイスコ・アラルコンがトレーニングに復帰し、招集リストに入る可能性が極めて高くなりました。ペジェグリーニ監督はイスコの状態を確認した上でメンバーを発表する予定です。一方で、ジュニオル、アンヘル・オルティスは負傷欠場、ナタンは出場停止、ジオ・ロ・チェルソはUEFAの登録メンバー外のため欠場となります。この試合の主審はイタリア人のダビデ・マッサが務めます。マッサ主審は過去にブラガの試合を3度裁いており、そのうち2度はブラガが次のラウンドに進出している結果が残っています。また、先日1-1で引き分けたオサスナ戦での判定(バレンティン・ゴメスがホルヘ・エランドを倒してオサスナにPKが与えられた場面)について、CTA(審判技術委員会)は「接触は十分でPK判定は正当」との見解を発表しました。この試合で抗議によりイエローカードを受けたアントニーは、次節のジローナ戦に出場停止となります。クラブのCEOであるラモン・アラルコンは、残留争いのライバルであるセビージャがアトレティコ・マドリードの控え組相手に勝利したことについて「セビージャは運が良かった」と皮肉交じりにコメントしつつ、最終節でエルチェにわざと負けるのではないかという憶測に対しては「常に勝つためにプレーする」と一蹴しました。さらに、新スタジアム「ヌエボ・エスタディオ・ベニト・ビジャマリン」の建設工事がACCIONA社によって正式に開始され、2028年5月の完成を目指してまずは地下の掘削作業から進められています。(via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)

 

■【セビージャFC】 ⚪🔴

アトレティコ・マドリード戦に2-1で勝利し、残留に向けて非常に大きな勝ち点3を獲得しました。ルイス・ガルシア・プラサ監督はスタメンにカンテラーノを6人(キケ・サラス、フアンル、オソ、カストリン、マヌ・ブエノなど)起用する大胆な策を講じ、見事に結果を出しました。チームは次節のレバンテ戦に向けてトレーニングを再開しましたが、ジョアン・ジョルダンが胃腸炎で欠席し、アスピリクエタとマルカオも引き続き不在となっています。クラブはカンテラーノとの契約延長を積極的に進めており、今季トップチームで17回の招集を受けているミゲル・シエラとは2029年まで、ルゴから加入しアトレティコ戦でフル出場したカストリンとは2030年までの新契約を結ぶ見込みです。また、ビジャレアルやアルゼンチン代表のスカウトも注目する左サイドのオソについても契約延長交渉を行っています。アトレティコ戦でティアゴ・アルマダがオソの脛を踏みつけた危険なプレーに対してカードが出なかった件については、CTAが「意図的ではなく接触を避けようとした不可抗力であり、判定は正当」と主審を擁護する見解を示しました。さらに、ギリシャのレジェンドであり、現在スカウト活動を行っているコスタス・カツラニスがセビージャの施設を訪問し、「将来に向けた素晴らしいカンテラの育成環境がある」とクラブのメソッドを絶賛しました。(via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)

 

■【セルタ・デ・ビーゴ】 🩵

ヨーロッパリーグ準々決勝第2戦でフライブルクをホームのバライードスで迎え撃ちます。第1戦を0-3で落としたため、逆転には3点差以上の勝利が必要となりますが、バライードスのチケットはすでに完売。クラブ史上、ホームで3点差以上の勝利を収めた過去の「343回」のデータを用いて、ファンと共に歴史的な逆転劇を信じて戦う姿勢を打ち出しています。選手入場時にはファンによるバスの出迎えが行われ、スタジアム内ではアブラハム・クペイロの演奏で雰囲気を最高潮に高める予定です。選手状況では、腰痛を抱えるカール・スタルフェルトの出場が絶望的となっています。フライブルクの得意とする空中戦やセットプレーへの対応に不安が残ります。一方で、足首の捻挫で欠場が危ぶまれていたウーゴ・アルバレスは全体練習に復帰し、スタメン出場の可能性が高まっています。ミゲル・ロマンは左足第5中足骨の骨折で手術を受け、全治3ヶ月で今季絶望となりました。セルタは今季、アウェイ成績はリーグ3位と好調なものの、ホームでは16試合でわずか17ポイントとリーグワースト3位タイに沈んでおり、ホームでの勝負弱さの克服が急務となっています。(via SPORT) (via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)

 

■【バレンシアCF】 🦇

リーグ戦でセルタとエルチェに連敗を喫し、残留争いの泥沼から抜け出せずにいます。スーパーコンピューター「OPTA」の予測によれば、バレンシアが2部に降格する確率は9.5%となっています。次節はアウェイでマジョルカと対戦しますが、チーム内得点王であるウーゴ・ドゥロがハムストリングの微小断裂の疑いで精密検査を受け、マジョルカ戦の出場は極めて厳しい状況です。また、腹部を負傷しているエライ・キュメルトも欠場が確定しています。一方で、ハムストリングの負傷から回復中のウナイ・ヌニェスは状態が良く、マジョルカ戦での復帰が期待されています。もしヌニェスが間に合わない場合、カルロス・コルベラン監督はペペルをセンターバックに下げる苦肉の策を講じる可能性もあります。(via SPORT) (via Estadio Deportivo)

 

■【レアル・オビエド】 🔵⚪

ギジェルモ・アルマダ監督就任以降、直近12ポイント中9ポイントを獲得し、残留に向けて急速に状態を上げています。スーパーコンピューターの降格予測では依然として91.95%と非常に厳しい数字が出ているものの、次戦のビジャレアル戦を「事実上の決勝戦」と位置づけ、本拠地カルロス・タルティエレを満員にするための施策を打ち出しました。シーズンチケット保持者は無料で招待券を追加取得でき、普段は使用制限のある子供用チケットなども誰でも使用可能とする特例措置をとりました。オビエドの攻撃陣は極端な傾向があり、今季奪った24ゴールのうち22ゴール(92%)がペナルティエリア内からのシュートで生まれています。この中にはチームトップの9ゴールを挙げているフェデ・ビニャスや、セットプレーから生まれた9ゴールが含まれます。ペナルティエリア外からの得点は、アルベルト・レイナとイリアス・シャイラの2ゴールのみです。(via Estadio Deportivo) (via SPORT)

 

■【レバンテUD】 🐸

ヘタフェを相手に終盤のカルロス・エスピのゴールで劇的な勝利を収め、残留に向けて執念を見せました。OPTAの降格予測では76.52%と依然として危機的状況にあるものの、ヘタフェの強固な守備に対してシーズン最多となる22本のシュートを浴びせるなど、アグレッシブな戦いぶりを披露しました。パブロ・サンチェス会長は、残留争いのライバルであるセビージャに対してアトレティコが控え組で臨んだことや、オビエドに対してセルタが主力を温存したことについて「サッカーではあり得ることだが、ベストメンバーで戦わないチームがいるのは決して美しいことではなく、我々は不利益を被っていると感じる」と強い不満を口にしました。(via SPORT) (via Estadio Deportivo)

 

■【エルチェCF】 🌴

スーパーコンピューターの降格確率予測で46.39%となっており、し烈な残留争いの渦中にいます。現在セビージャからレンタル移籍で加入しているFWラファ・ミルについて、過去の性的暴行事件の裁判が、リーグ戦終了後の5月28日に行われることが決定しました。検察は懲役10年半を求刑していますが、弁護側は合意の上であったとして無罪を主張しています。エルチェには約350万ユーロの買い取りオプションがありますが、この裁判の結果が今後の去就に大きく影響することは避けられません。(via Estadio Deportivo)

 

■【RCDマジョルカ】 👹

本拠地ソン・モイシュにて、クラブの創設者であるアドルフォ・バスケス・ウマスケの生涯を振り返る講演会が開催されました。カタルーニャ出身の農学者であったバスケスは、1912年に農業政策の指揮を執るためにマジョルカ島に渡り、1916年にクラブ(当時のアルフォンソ13世)を創設しました。その後、農業改革に深く関与するようになり、熱烈な共和主義者・反王党派として活動。スペイン内戦後は国外へ亡命し、メキシコで生涯を閉じたという波乱万丈な歴史が、クラブ幹部や歴史家によって語られました。(via SPORT)

 

■【UDラス・パルマス】 💛💙

マラガに0-2で敗戦し、厳しい状況が続いています。ルイス・ガルシア監督はカンテラーノ(下部組織出身選手)の起用について、「単なるポーズや象徴としてデビューさせることはしない。トップチームで戦う準備ができていない選手を無理に引き上げるのは逆効果だ」と主張し、段階的な成長と実力によるポジション奪取を求めています。しかし、ペドリなどを輩出してきた歴史を持つクラブなだけに、昇格を焦るあまり外部からの補強に頼り、カンテラを軽視しているのではないかという批判的な声も現地では上がっています。(via SPORT)

 

■【デポルティボ・アラベス】 🦊

レアル・ソシエダと引き分け、貴重な勝ち点1を手にしました。OPTAの降格予測では29.87%となっており、依然として気は抜けない状況が続いています。(via Mundo Deportivo) (via Estadio Deportivo)

 

■【カディスCF】 💛💙

アンドラに敗れ、直近42ポイント中わずか4ポイントしか獲得できていない極度の不振に陥っています。ファンからの激しい怒りと批判が巻き起こる中、マヌエル・ビスカイノ会長は「私個人を侮辱する者は、結果としてカディスというクラブ自体を侮辱している」と真っ向から反論。成績不振の現状においても「チームには緑の芽が見え始めている」と主張し、現在の危機はすぐに終わると強気な姿勢を崩していません。(via MARCA)

 

■【ジローナFC】 🔴⚪

レアル・マドリードとの対戦で1-1の引き分けに持ち込みました。この試合の終盤(88分)、ペナルティエリア内でレアル・マドリードのキリアン・エムバペがビトール・レイスの腕を顔面に受けて倒れ、出血したプレーについてCTA(審判技術委員会)が見解を発表しました。「不注意な接触でありPKと判定される可能性は十分にあった」と誤審の可能性を認めつつも、「主審の現場での解釈の範疇であり、VARが介入しなかったことはプロトコル上正しい判断であった」と結論付けました。(via SPORT) (via MARCA)

 

■【アスレティック・クラブ】 🦁

エルネスト・バルベルデ監督が今季限りで退任することが決定し、クラブは新たな時代へと向かいます。次期会長選挙ではホン・ウリアルテ氏が単独候補として再選される見通しとなっており、彼の主導で新監督探しが進められています。ウリアルテ会長の第一候補は前ドルトムント監督のエディン・テルジッチであり、すでに交渉は合意に近いと報じられています。もう一人の候補として、今季限りでボーンマスを退任する元アスレティックのアンドニ・イラオラも挙がっていますが、彼はプレミアリーグの強豪クラブから関心を集めており、イングランドに留まる公算が大きいです。一方、アイトル・エリセギ前会長は「アスレティックのベンチにはマルセリーノ・ガルシア・トラルが最もふさわしい」と、現在ビジャレアルを率いるかつての指揮官の復帰を推しています。また、かつてチームを率いたガイスカ・ガリタノ元監督はバルベルデの退任について、「彼はアスレティック史上最高の監督。ふさわしい素晴らしいお別れをしてほしい」と称賛の言葉を送りました。(via Estadio Deportivo) (via 3Cat) (via Mundo Deportivo)

 

【本日の総括】

UEFAチャンピオンズリーグでは、アトレティコ・マドリードがFCバルセロナとの死闘を制し、劇的な形で準決勝進出を決めました。一方でヨーロッパリーグを戦うセルタやベティスは、大一番に向けたスタジアムの熱気や主力選手の復帰など、準備を着々と進めています。国内リーグに目を向けると、降格ラインを巡る争いがかつてないほどの激しさを見せており、オビエドやレバンテが執念の勝ち点を拾う中、セビージャはアトレティコ相手に金星を挙げました。この結果が、一部のチームから「スタメンの温存だ」と批判を生むなど、ピッチ外でもバチバチの心理戦が繰り広げられています。また、アスレティック・クラブのバルベルデ監督退任に伴う新監督人事など、すでに来季を見据えた動きも活発化しています。今週末のコパ・デル・レイ決勝(アトレティコ vs レアル・ソシエダ)を含め、ラ・リーガ勢から目が離せない状況が続きます。なお、本日提供されたニュース内に日本人選手に関する目立った情報はありませんでした。