アゼディン・ウナヒ獲得へ本格始動
セルタ・デ・ビーゴは、ラ・リーガおよびヨーロッパリーグでの戦いに向けてすでに競争力のある陣容を持っていますが、さらなる戦力強化を目指して移籍市場で動いています。最新のターゲットとして強烈に浮上しているのがアゼディン・ウナヒです。この26歳のモロッコ代表選手は、セグンダ(2部)への降格が決定したジローナにおいて数少ない際立った選手でした。来季彼がカタルーニャのクラブに残留することはなく、ガリシアのチームは今夏の優先事項として彼の獲得をマークしています。
マテオ・モレット記者が明かしたところによれば、ウナヒはセルタにとって『具体的なターゲット』であり、『すでに当事者間で接触があった』とのことです。カサブランカ生まれの彼は、不均衡を生み出す能力、前線への飛び出し、そして得点力を提供できるプロフィールを持っています。ジローナとの契約はあと4年残っていますが、クラブ側はすでに彼を失ったものと見なしています。
彼の契約解除金は1000万ユーロというまさにバーゲン価格であり、セルタを含む多くのクラブにとって十分に手の届く金額です。市場価値もその解除金と全く同じ1000万ユーロと評価されています。今季は負傷やアフリカ・ネイションズカップによる離脱期間があったものの、ジローナでの最初で唯一となるシーズンを5ゴール3アシストで終え、その足元からは常に危険な香りを漂わせていました。セルタとしては、彼の獲得に動く前にクラブの収支の帳尻を合わせる必要があります。
また、現在開催中のワールドカップにモロッコ代表として参加しているウナヒは、ブラジル戦でも最も目立った選手の一人として活躍しました。そのため、可能な限り早く交渉をまとめることが極めて重要になります。彼に関心を寄せているのはスペイン国内のクラブだけではなく、AEK、フィオレンティーナ、ブライトンなども獲得を狙っています。さらに、ジローナを傘下に収めるシティ・グループの旗艦クラブであるマンチェスター・シティまでもが関心を示している状況です。 (via ElDesmarque)
セルヒオ・バルシア復帰の可能性
スポーツディレクターのマルコ・ガルセスは、過度な緊急性はないものの、強化すべきポジションを抱えて移籍市場に臨んでいます。中盤の作業が進むなか、現在は守備の軸となるセンターバックの補強に焦点を当てています。セルタのプレースタイルはボール保持の割合が高く、第一線からゴールまでの距離が遠くなるため、リスクを伴います。そのため、クラウディオ・ヒラルデス監督のシステムにフィットするには、ボールの扱いが良く、かつ自分の背後のスペースを守ることに長けたディフェンダーであることが基本特性として求められます。
この条件に合致し、低コストで守備の軸を強化できる選択肢として検討されているのがセルヒオ・バルシアです。3年前にセルタのBチームを離れたビーゴ出身の彼は、ミランデス、レギア・ワルシャワでのプロキャリアを経て、昨季はUDラス・パルマスにレンタルされて素晴らしい活躍を見せました。このカナリア諸島のクラブでの見事なシーズンはセルタの目にも留まっています。
バルシアは即戦力となる補強であり、クラブをよく知っているため適応期間も必要ありません。今季ヨーロッパの大会に復帰するセルタのユニフォームを再び着る可能性に、彼自身も特に興奮しているようです。スポーツディレクター陣は彼の過去2年間の成長を評価しており、下部組織で彼を指導したヒラルデス監督の承認も得ています。
ラス・パルマスはバルシアに対する約150万ユーロの優先買い取りオプションを保持していましたが、考えを変えてこれを行使しない決定を下しました。セルタは以前から彼の状況を問い合わせており、ラス・パルマスが保有権を買い取って市場で価格を吊り上げ、ビジネスに利用することを恐れていましたが、そのルートはクリアになりました。
現在、バルシアは保有元であるレギア・ワルシャワに戻らなければなりませんが、そこでは構想外となっており、契約も残り1年しかありません。そのため、マルコ・ガルセスは150万ユーロよりもさらに安い金額で彼を獲得できる可能性があります。ただし、セルタは彼の獲得を検討しているものの、現状では間接的な接触にとどまっており、優先事項というわけではありません。 (via SPORT) (via ElDesmarque)
ミカ・マルモルへの強い関心
セルタの新しいセンターバック探しのもう一つのターゲットとして、昨季のラス・パルマスでバルシアと共にレギュラーを務めたミカ・マルモルが非常に良い位置につけています。しかし、このテラッサ出身の選手を獲得する作戦は決して簡単なものではなく、追加の支払いが必要になると予想されます。彼は24歳という若さでありながらフリーエージェントの条件を持っており、スペイン国内外から10以上のチームが関心を示す激しい争奪戦となっています。 (via ElDesmarque)
アレイクス・フェバスの加入と既存CB陣の去就
マルコ・ガルセスが担当するスポーツ部門では、すでにアレイクス・フェバスの加入によって中盤の補強作業が前進しています。しかし、センターバックの補強プロフィールを最終的に決定するためには、既存のディフェンダーたちの去就をクリアにする必要があります。
クラブは現在、マルコス・アロンソからの回答を待っています。彼の残留が実現するかどうかによって、ディフェンスラインの補強の方向性が大きく変わることになります。また、カール・スタルフェルトの未来も未定です。セルタでの契約の最終年を迎えるなかで、彼はワールドカップ終了後に他クラブからのオファーを検討するのか、あるいはクラブと契約更新の交渉を行うのかを決断する予定です。
さらに、マヌ・フェルナンデスやカルロス・ドミンゲスといった、これまで出場時間の少なかったセンターバックたちについても、クラブでの将来は不透明なまま宙に浮いている状況です。 (via SPORT) (via ElDesmarque)
【本日の総括】
ウナヒやマルモル、バルシアなど国内外の才能を注視し、フェバス加入で中盤を順調に強化中。一方でアロンソやスタルフェルトら既存CB陣の去就整理が、今後のディフェンスライン補強の方向性を決定づける重要な鍵となりそうです。