第1戦の引き分けを経て、ホームのバライードスでポンフェラディーナに4-1の快勝を収め、セグンダ・ディビシオンへの初昇格を決定。
✅ バライードスでの記録的な熱狂と観客数
ビーチ日和にもかかわらず18,007人のファンが集結し、フィリアルの試合としての入場者数記録を更新。
✅ 昇格の絶対的英雄ウーゴ・ゴンサレス
先制点とPKによる勝ち越し点を決めたウーゴ・ゴンサレスが、シーズン18ゴールを達成し喜びを爆発させた。
✅ フレディ・アルバレス監督とフロントの絆
ハーフタイムにチームを立て直した監督が選手から胴上げされ、マリアン・モウリーニョ会長との熱い抱擁を交わした。
✅ フィリアルの若き才能と記録的スタッツ
マリンやマルコスといったアタッカー陣の得点力と、若きDFアンショ・ロドリゲスの台頭が昇格を支えた。
✅ クラブ史に残るトップチームとのダブル快挙
トップチームのヨーロッパリーグ・ベスト8進出と2年連続ヨーロッパ大会出場権獲得に、Bチームの昇格が華を添えた。
✅ ヤン・ビルヒリ獲得へ向けた移籍の動き
マジョルカの降格で契約解除金が下がった19歳のウインガーの獲得争いにセルタが参戦。
セルタ・フォルトゥナが歴史的昇格
セルタ・フォルトゥナが、クラブ史上初となるセグンダ・ディビシオン(2部)への昇格という偉業を成し遂げた。敵地エル・トラリンでの第1戦を0-0の引き分けで終えて迎えた運命の第2戦、ホームのバライードスでポンフェラディーナを4-1で粉砕し、来季のラ・リーガ・ハイパーモーションへの切符を手にした。
試合は立ち上がりからポンフェラディーナが多くのファウルでリズムを崩しにかかるなど、緊張感に包まれた展開となった。しかし前半22分、アンドレス・アンタニョンの見事なスルーパスに抜け出したウーゴ・ゴンサレスが、相手GKアンドレス・プリエトを冷静にかわして先制ゴールを奪う。
その後、前半の終盤はロングボールを多用するポンフェラディーナのペースとなり、43分、一見危険のないプレーでの守備のクリアミスという連携の乱れを突かれ、元セルタBのボルハ・バジェに同点ゴールを許してハーフタイムを迎えることとなった。
後半に入っても当初は互いにチャンスの少ない展開が続いたが、エネコ・ウンダバレーナのファウルでアルバロ・マリンがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。これを63分(一部では64分記録)にウーゴ・ゴンサレスが再び決めて2-1と勝ち越した。
このゴールでポンフェラディーナは前掛かりにならざるを得ず、背後にスペースが生まれた。そこを突いたセルタ・フォルトゥナは85分(一部86分記録)、投入されたばかりのガーナ人アタッカー、ベルナール・ソムアがペナルティエリア外からの素晴らしいミドルシュートを沈めて3-1とし、勝負を決定づけた。
さらにアディショナルタイムの93分、相手のホセ・ルイス・コルテスがアンヘリート(アンヘル・アルコス)に対する危険なタックルで一発退場となる。数的優位となった96分(一部95分記録)、同じく途中出場のカプデビラがダメ押しの4点目を奪い、試合は歓喜のホイッスルを迎えた。
この試合でイエローカードを受けたのは、セルタ側がオスカル・マルコス(63分)、ポンフェラディーナ側がヘルマン・ノボア(56分)、ウンダバレーナ(62分または90分)、サン・エメテリオ(61分または63分)、ボルハ・バスケス(96分)であった。
セルタ・フォルトゥナのスターティングメンバーと交代は以下の通り。
GK:コケ・カリージョ
DF:パブロ・ガビアン(74分または75分、ヘルマン・ミジャと交代)、キケ・リベス、パブロ・メイシュス(90分、ンディアイェまたはカプデビラと交代)、アンショ・ロドリゲス、ホエル・ロペス
MF:ウーゴ・ブルシオ、アンドレス・アンタニョン
FW:ウーゴ・ゴンサレス(90分、カプデビラと交代したとの記録もあり)、オスカル・マルコス(68分、アンヘリート / アンヘル・アルコスと交代)、アルバロ・マリン(74分または75分、ベルナール・ソムアと交代)
(via MARCA)
バライードスでの記録的な熱狂と観客数
この歴史的な一戦の舞台として、普段フィリアルが使用しているバレイロではなく、偉業にふさわしいメインスタジアムであるバライードスが選ばれた。ビーチに出かけたくなるような暑い日であったにもかかわらず、セルタのファンはチームを支えるために集結した。
スタンドには18,007人(約2万人)の観客が詰めかけ、フィリアルの試合としてのバライードスの入場者数記録を更新した。これまでの最多記録は、デポルティボ・ラ・コルーニャが3部リーグ時代に訪問した際のものだったが、それを大きく上回る熱狂となった。
入場ゲートには長い列ができ、前半の終わり近くになるまでスタジアムは完全に満員にはならなかった。そのため、多くのファンがウーゴ・ゴンサレスの先制点と最初の歓喜の爆発を見逃すことになった。ポンフェラディーナの同点ゴールは観客にとって冷や水となったが、暑さの中でもファンの後押しが衰えることはなく、チームを力強く支え続けた。
ウーゴ・ゴンサレスがPKを獲得し、自ら決めた瞬間から、かつてトップチームのファンが恐れていた「セグンダへ、セグンダへ」というチャントが、今回は誇りを持ってスタジアム全体に響き渡った。ソムアのゴールでその声は確信に変わり、カプデビラのゴールでスタジアムは完全に一つになった。試合終了のホイッスルが鳴ると、ピッチ上の選手たちとスタンドのファンが一体となり、30分以上にわたる歓喜の祝福が続いた。この熱狂はその後スタジアムの外へ移り、日曜日の20時からはプエルタ・デル・ソルでさらなる祝賀イベントが予定されている。
(via SPORT)
昇格の絶対的英雄ウーゴ・ゴンサレス
バレンシアCFから加入したウーゴ・ゴンサレスは、プリメーラRFEFにおいて疑いなく最高の選手の一人として君臨し、この昇格プレーオフ決勝でも絶対的なヒーローとなった。
ポンフェラディーナ戦での2ゴールにより、彼はレギュラーシーズンの14ゴールとプレーオフでの4ゴールを合わせ、今シーズン合計18ゴールという驚異的な成績を残した。GKをかわしての先制点、そして冷静に沈めたPKは、歴史的な試合における彼の決定力を象徴していた。彼はすでにトップチームでのデビューも果たしており、この夏のプレシーズンではクラウディオ・ヒラルデス監督にアピールし、トップチームの選手としての地位を確立するチャンスを得ることになる。
ウーゴ・ゴンサレスは試合後、ラジオのインタビューで次のように感情を爆発させた。
『計り知れない喜びです。今日のバライードスの雰囲気は本当に信じられないほどでした。なんて狂った一年だったんでしょう。こんなに長い一年、ファン、フロント、クラブ全体、そして選手たちが一緒になってボートを漕ぎ続ける裏に、どれほどの努力があったか、みんなが知っているわけではありません。でも、それはとても美しいもので、苦労した甲斐がありました。このクラブにある喜びは、他のどこでも見たことがありません。この団結力、この家族のような絆、自分自身のためではなく隣の仲間のために尽くすこと、それが鍵の一つです』
さらに、クラブへの深い愛情についても語った。
『昨年の2月4日にやって来てから、まるで家のように感じていますし、皆にとてもよく支えてもらいました。この大きな家族は本当にすごいです。今年のこと、そして私がこれほどの素晴らしいシーズンを送るのを助けてくれたすべての人たちを、私は一生心に刻みます。このシーズンを額に飾っておきたいくらいです』
(via MARCA)
フレディ・アルバレス監督とフロントの絆
フレディ・アルバレス監督の采配とメンタルコントロールも、この昇格に不可欠な要素だった。前半終了間際に同点に追いつかれた後、ハーフタイムのロッカールームで選手たちが感じていたかもしれないパニックの兆しを見事に鎮め、後半の落ち着いたパフォーマンスと爆発的なゴールラッシュを引き出した。
試合終了後、ピッチ上で選手たちから何度も胴上げされたフレディ監督は、マリアン・モウリーニョ会長と熱い抱擁を交わし、クラブとの強固な信頼関係を証明した。監督はまだ来季の契約更新を行っていないが、クラブは引き続き彼に指揮を執らせる意向を固めている。
監督は試合後、次のように喜びを語った。
『こんな状況にいるなんて、想像もしていませんでした。この成功を、影で働いているすべての人たちと分かち合いたいです。私の選手たち全員に10点満点を与えます。これほどの偉業を成し遂げることができる非常に若い世代です。本当に印象的で、考えられなかったことですし、今日はただ楽しむだけです』
(via MARCA)
フィリアルの若き才能と記録的スタッツ
ウーゴ・ゴンサレスの18ゴール以外にも、セルタ・フォルトゥナの圧倒的な攻撃力を支えた若き才能たちが躍動した。チームはレギュラーシーズンを2位で終え、21試合で65ゴール(1試合平均3.09ゴール)という驚異的な得点力を誇った。
この攻撃陣を牽引したのが、今季10ゴールを記録したアルバロ・マリンと、7ゴールをマークしたオスカル・マルコスである。さらに守備陣では、わずか18歳の若きセンターバック、アンショ・ロドリゲスがフベニル(ユース)とBチームを行き来しながら定着し、チームの基盤を強固なものにした。
特筆すべきは、ホームでの圧倒的な強さである。今シーズンのホームゲーム20試合のうち、11勝4分けという15試合の無敗記録がこの昇格の原動力となった。
(via SPORT)
クラブ史に残るトップチームとのダブル快挙
セルタ・フォルトゥナのセグンダ初昇格は、クラブの歴史において最も輝かしいシーズンの一つを締めくくるものとなった。トップチームは今季、ヨーロッパリーグでベスト8に進出する快挙を成し遂げ、さらに2年連続となるヨーロッパ大会の出場権を獲得している。
この結果、セルタは来季のスペインプロサッカー界において、レアル・ソシエダと共に、トップチームとBチームの2チームをプロカテゴリーに送り込む唯一のクラブとなる。クラブが掲げるカンテラ(下部組織)重視の哲学が、最高の形で報われた瞬間であった。
(via MARCA)
ヤン・ビルヒリ獲得へ向けた移籍の動き
トップチームおよび将来を見据えた補強の動きも水面下で進んでいる。RCDマジョルカがセグンダに降格した影響で、同クラブに所属する19歳のカタルーニャ人アタッカー、ヤン・ビルヒリの契約解除金が3,000万ユーロから1,200万ユーロへと大幅に減額された。
今季、公式戦34試合で2ゴール6アシストを記録したこのウインガーに対し、セルタ・デ・ビーゴが獲得の争奪戦に加わり、状況を注意深く見守っている。ただし、ASローマやベンフィカといったヨーロッパのビッグクラブも興味を示しており、さらにFCバルセロナが720万ユーロでの買い戻しオプションと将来の売却益の40%を保持しているため、獲得への道のりは複雑なものとなっている。
(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
セルタ・フォルトゥナが観客記録を塗り替えるバライードスでポンフェラディーナを粉砕し、クラブ史上初となるセグンダ昇格の快挙を達成。トップチームの欧州での躍進と合わせ、クラブの育成哲学が完全に花開いた歴史的な一日となった。ウーゴ・ゴンサレスら若き才能の来季の活躍、そして新戦力獲得の動きに今後も注目が集まる。