プレシーズンの動向と今後のイタリア遠征
⚽️ クラウディオ・ヒラルデス監督率いるチームは、プレシーズン最初の3週間を終え、週末のオフに入りました。これまでに行われた親善試合は3試合で、ポルトガルのブラガおよびアカデミコ・デ・ビゼウと引き分け、スポルティング・デ・ヒホンには勝利を収めています。この準備期間中の最多得点者は3ゴールを挙げているウゴ・ゴンサレスで、彼はストライカーの補強が求められる中、トップチームでの定位置確保に向けて猛アピールを続けています。その他、カルロス・ドミンゲスとフェラン・ジュグラがそれぞれ1ゴールを記録しています。
✈️ 来週はイタリアへ移動し、5日間の合宿を行います。現地では、水曜日の20:00からリッチ・スタジアムでサッスオーロと、土曜日(8月8日)の21:00からはカステル・ディ・サングロのテオフィロ・パティーニ・スタジアムで歴史あるナポリと対戦します。これがヒラルデス監督のチームにとってプレシーズン最後の2試合となり、日曜日にビーゴへ帰還した後は、公式戦に向けた最終調整に入ります。チームは8月16日にバライードスでオサスナとのリーグ開幕戦を迎え、続く8月22日にはメスタージャでのバレンシア戦が控えています。
(via MARCA)
新戦力アブドゥライ・フェイの合流と舞台裏
🛡 バイエル・レバークーゼンから、21歳のセネガル人センターバック、アブドゥライ・フェイがレンタルで加入することが決まりました。アレイシ・フェバス、ハビ・ガランに続く今夏3人目の補強となります。フェイは身長191cmの左利きで、昨季はフランスのロリアンへレンタルされ、デュエル勝率83%、空中戦勝率72%という驚異的な数字を記録しました。ジョセフ・エイドゥーのような圧倒的なパワーはないものの、長いストライドを活かしたスピードと、長い脚でのインターセプトや空中戦の強さが光る、まさにデュエルに勝てる守備者です。
💰 この移籍交渉の裏側にはクラブ間の駆け引きがありました。セルタは当初、将来への投資として買い取りオプションを含めることを望んでいました。しかし、フェイの将来性を高く評価し2030年までの契約を結んでいるレバークーゼン側が、オプションの設定に市場価格からかけ離れた約6000万ユーロを要求したため、セルタはこの条件を断念しました。最終的に単純なレンタル移籍で合意しましたが、将来フェイが売却された際にセルタが利益を得られるようなクリエイティブな条項を盛り込むための最終調整が行われています。
📈 スウェーデンのヘッケンから欧州でのキャリアをスタートさせた点など、前任のエイドゥーと共通点の多いフェイですが、足元の技術にも自信を持っており、プレッシャーを回避するためのパス出しでリスクを冒しすぎる傾向もあります。セルタは、ハイラインとハイプレスを敷くヒラルデス監督の戦術が彼の成長に最適であると考えており、マルコス・アロンソと共にプレーすることでディフェンダーとしての駆け引きを学べると期待を寄せています。今季はヨーロッパリーグも含めて50から60試合を戦う過密日程が予想されるため、十分な出場機会が与えられる見込みです。
(via SPORT)
バルサから若手DFアレクシス・オルメドを獲得へ
🔵🔴 FCバルセロナのカンテラーノであるアレクシス・オルメドが、近日中にセルタへ移籍することが確実となりました。来週にもビーゴへ向かい、まずは2部に昇格したセルタ・フォルトゥナ(Bチーム)に合流する予定です。しかし、ヒラルデス監督をはじめとするトップチームのコーチングスタッフも彼の動向を注視しており、トップチームでの出場機会を得る可能性も十分にあります。
🔄 オルメドは長年セルタが獲得を狙っていた選手です。本職は右のセンターバックですが、左のセンターバックや右サイドバックとしてもプレーできるユーティリティ性を備えています。この多様性に加え、バルサのアカデミーで培われた足元の技術とビルドアップ能力は、ヒラルデス監督やフォルトゥナのフレディ・アルバレス監督が志向する戦術に完璧にフィットします。昨季は半月板の怪我で数ヶ月の離脱を経験しましたが、復帰後はバルサ・アスレティックでスタメンを張り、キャプテンマークを3度巻くなどリーダーシップも発揮していました。
(via SPORT)
ダミアン・ロドリゲスがカディスへレンタル移籍
🤝 セルタの育成組織で育ち、トップチームで公式戦29試合に出場してきた23歳のMFダミアン・ロドリゲスが、2026/27シーズンはカディスCFへレンタル移籍することが正式に発表されました。この契約には買い取りオプションは含まれておらず、セルタは2028年まで契約を残す同選手の将来を引き続きコントロールします。ただし、一定の目標を達成した場合、すべての当事者が合意すればレンタル期間がもう1年延長される特別な条項が組み込まれています。
📈 ダミアンは昨季後半、ラシン・サンタンデールへレンタルされ、21試合に出場(うち12試合スタメン)してチームの1部昇格に大きく貢献しました。高い戦術理解度とパスの精度を誇り、ゲームを組み立てる力を備えた彼は、カディスでも中盤の要としての活躍が期待されています。奇しくも、彼のカディスでのデビュー戦は、リーグ開幕戦で古巣のセルタ・フォルトゥナと対戦する巡り合わせとなりました。
(via ElDesmarque / Estadio Deportivo)
移籍市場のその他の動向とターゲット
🔄 クラブは人員整理と並行して、ピンポイントの補強を進めています。マルコ・ガルセスSDは現在、ゴールキーパー、センターバック、そして両サイドの補強に注力しています。
🚪 これまでにチームを離れた選手は以下の通りです。
ウゴ・ソテロ(レバンテへ10万ユーロでレンタル)、オスカル・ミンゲサ(フリートランスファー)、フランコ・セルビ(フリートランスファー)、ジョセフ・エイドゥー(フリートランスファー)、ミハイロ・リスティッチ(フリートランスファー)、マルク・ビダル(フリートランスファー)。さらに、ウナイ・ヌニェスにはオサスナ、バレンシア、ラージョ・バジェカーノが関心を示しており、カルロス・ドミンゲスにもレンタルの噂が浮上しています。
🎯 新たなターゲットとして、マンチェスター・ユナイテッドのGKアルタイ・バユンドゥルの名前が挙がっています。また、右サイドの攻撃的な補強としてエセキエル・セバージョスをリストアップしていますが、選手本人がナポリへの移籍を希望しているため、交渉は難航しています。
(via SPORT / ElDesmarque)
財政状況とサラリーキャップの現状
💶 クラブの財政面について、マリアン・モウリーニョ会長が現状を説明しました。目標としていた約3200万ユーロの選手売却額に届かず(実際の売却額は約400万ユーロに留まりました)、今期の決算は1000万ユーロ強の赤字となる見通しです。
🗣 会長は現状について次のように語っています。
『数字は悪く、損失を出すことはクラブの経営と計画にとって常にマイナスです。しかし、2500万ユーロ以上を売却した昨年に比べて、400万ユーロしか売却していない今年の方が損失が少し多いだけであることを評価しなければなりません』
📉 さらに、来季のサラリーキャップ(給与上限)についても言及しました。
『昨年は割り当てられた上限が約9100万ユーロでした。私たちは8000万ユーロを使用し、それにもかかわらず3200万ユーロの売却を行う必要がありました。今年は割り当てられる上限が約8800万ユーロに下がりますが、私たちの考えは引き続きトップチームにその8000万ユーロを割り当てることです』
(via ElDesmarque)
セルタ・フォルトゥナの最新情報
🌟 2部リーグに挑むセルタ・フォルトゥナ(Bチーム)もプレシーズンの後半戦に突入しました。本日18:00から行われるビゼラとの親善試合では、オスカル・マルコスとアンヘル・アルコスが新たにチームに合流して出場する予定です。
🔄 トップチームにアブドゥライ・フェイが加わったことで、23歳を超えているジョエル・ロペスはトップチームとの行き来ができなくなり、フォルトゥナ専任として今季を戦う可能性が高くなりました。一方で、U-19欧州選手権でスペイン代表として優勝を果たしたアンショ・ロドリゲスとアンドレス・アンタニョンもトレーニングに復帰しましたが、コンディション調整を優先し、今回のポルトガル遠征には帯同していません。チームはまだいくつかの補強を必要としており、フレディ・アルバレス監督は若手主体で厳しいシーズンに備えています。
(via SPORT)
【本日の総括】
プレシーズンマッチを無敗で乗り切りイタリア遠征へ向かうトップチーム。アブドゥライ・フェイやアレクシス・オルメドといった有望な若手守備陣の確保に成功する一方、ダミアン・ロドリゲスなどの人員整理も進行中です。財政的な制約がある中でも、トップチームの競争力を維持するためのクラブの奮闘が続いています。