フリアン・アルバレス獲得を巡るレアル・マドリードとの全面衝突

レアル・マドリードがフリアン・アルバレスの獲得に向けて1億5000万ユーロの公式オファーを提示したことに対し、アトレティコ・マドリードはこれを即座に拒否し、5億ユーロの契約解除金を全額要求する姿勢を明確にした。エンリケ・セレソ会長は『フリアンは非売品だ』と断言している。さらに、アトレティコはレアル・マドリードが発表した公式声明に対して、公式SNSで爆笑する絵文字とともに痛烈な皮肉を込めた声明を投稿した。その中では『教皇がアトレティコファンだと語った動画が切られている』『礼儀を感謝と勘違いしているようだが、何も感謝していない』『フリアンに対するいかなるオファーも検討・評価していない』『バルセロナ以上に笑わせてくれるのだから、仲良くしないわけがない』と反論している。そして最後に『新会長との良好な関係を利用して、我々のアカデミーから選手を盗むのはやめてほしい』と強烈な追伸を添えた。アトレティコの内部関係者は、これは公式なオファーというよりは問い合わせの電話であったとしており、マドリードの声明に驚きを示している。(via SPORT / Mundo Deportivo / ElDesmarque / AS / MARCA)

新オーナー体制下でのスター選手売却の可能性とアルバレスの要望

フリアン・アルバレスの将来については、バルセロナも1億ユーロ規模のオファー(6年間の分割払い)を提示するなど争奪戦が過熱している。アトレティコの新オーナーとなった投資ファンド「Apollo Sports Capital」にとって、最初の決断がチーム最大のスター選手を宿敵に売却することになるのは考えにくいとの指摘も挙がっている。アルバレス本人は現在、チャンピオンズリーグ準決勝アーセナル戦で負った足首の負傷から回復中で、アルゼンチン代表に合流している。彼はバルセロナへの移籍を希望しており、アトレティコにもその意向を伝えているが、直前に控えるW杯に集中するため、バルセロナに対しては当面目立った動きを控えるよう求めている。アトレティコは依然として選手の売却を固辞している。(via ElDesmarque / Mundo Deportivo / SPORT)

アレクサンダー・セルロートがユベントス移籍へ前進、ミランも注視

アレクサンダー・セルロートのユベントス移籍交渉が進行中である。アトレティコは移籍金として3500万ユーロを要求しており、ユベントスからの最初の2200万ユーロのオファーを拒否した。現在、ユベントスは固定2500万ユーロに500万ユーロのボーナスを加えた総額3000万ユーロの条件で再提示を準備している。ルチアーノ・スパレッティ監督からの直接の電話を受けたセルロートはすでにユベントス移籍に合意しており、自身のSNSでアトレティコでのベストゴールの動画とともに『W杯のバブルに入る前にエキサイティングなニュースがあるから、注目していて!』と移籍を匂わせる投稿を行った。アトレティコで通算107試合44ゴールの成績を残した30歳のノルウェー人ストライカーには、ACミランも関心を示している。(via Mundo Deportivo / ElDesmarque)

クレマン・ラングレは退団を拒否し徹底抗戦の構え

昨夏に完全移籍で加入し、2028年までの契約を結んだクレマン・ラングレだが、アトレティコでの未来は不透明である。今シーズンは公式戦24試合、1694分間の出場にとどまり、ディエゴ・シメオネ監督の構想の中で脇役に甘んじた。クラブは今夏の移籍市場での放出を望んでおり、守備陣の再編と給与スペースの確保を目指している。しかし、ラングレ自身は退団の意思を持っておらず、契約を盾に残留を希望している。スポーツ面でも経済面でも非常に魅力的なオファーが届かない限り、クラブを離れるつもりはないと徹底抗戦の構えを見せており、クラブ側にとって厄介な問題となっている。(via SPORT)

左SB補強の動向とマッテオ・ルッジェーリの放出計画

アトレティコは左サイドバックの補強を最優先事項に掲げている。トップターゲットはチェルシーのマルク・ククレジャだが、チェルシーが7000万ユーロを要求しているのに対し、アトレティコは最大5000万ユーロまでしか支払う意向がない。代替案として、バイエル・レバークーゼンから1000万ユーロで獲得可能なアレハンドロ・グリマルドがリストアップされている。これに伴い、今季47試合に出場し7アシストを記録したマッテオ・ルッジェーリの放出を検討している。昨年アタランタから1800万ユーロで加入したルッジェーリは現在市場価値2800万ユーロと評価されており、2030年までの契約があるが、後釜となるサイドバックの確保が完了次第、彼へのオファーを聞き入れる方針である。(via ElDesmarque)

ベルナルド・シウバ争奪戦でアトレティコが一歩リードか

マンチェスター・シティとの契約が満了し、フリーエージェントとなっているベルナルド・シウバの獲得に向けて、アトレティコ・マドリードが本腰を入れている。バルセロナが移籍先の最有力と見られていたが、シウバが『バルサも選択肢だがまだ決めていない。自分を求めてくれるチームを探す』と発言したことでバルセロナ側との間に隙間風が吹いた。この状況を利用し、アトレティコは市場における他のいかなる動きよりもシウバの獲得を優先している。レアル・マドリードも新監督のジョゼ・モウリーニョの就任に伴い関心を示しているが、アトレティコは攻撃陣の要として彼を迎え入れる準備を進めている。(via MARCA / Mundo Deportivo / ElDesmarque)

ストライカーの後釜候補としてオシムヘンに照会

フリアン・アルバレスやアレクサンダー・セルロートの退団の可能性に備え、アトレティコ・マドリードは新たなストライカーの確保に動いている。すでにガラタサライのビクター・オシムヘンについて問い合わせを行っているが、移籍金が非常に高額であることがネックとなっている。アントワーヌ・グリーズマンがすでに退団し、攻撃陣の再編が急務となる中、トップクラスのセンターフォワード獲得は今夏最も困難なミッションの一つとなっている。(via SPORT)

U-19スペイン代表候補にアカデミーから2選手が選出

ウェールズで開催されるU-19欧州選手権に向けたスペイン代表のトレーニングキャンプ参加メンバー26名のプレリストに、アトレティコ・マドリードのアカデミーからセルヒオ・エステバンとミゲル・ジョレンテ・クボの2選手が選出された。今後5名がカットされ、最終的に21名が本大会に出場する予定である。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

本日はフリアン・アルバレスへのレアル・マドリードからの巨額オファーとその拒絶、さらにはSNSでの痛烈な煽り合いが大きな話題となりました。また、セルロートのユベントス移籍が迫る中、シウバ獲得への動きやラングレの残留希望など、スカッド再編に向けた動きが慌ただしくなっています。