UDラス_パルマス

アルベルト・サンチェス新監督(39歳)の初陣となったアウェイのレアル・オビエド戦で、ラス・パルマスが3-2の鮮烈な勝利を収めました。バルサ・アトレティクでの指導経験を持つ指揮官は、就任わずか3日間の練習で明確な戦術的変化(マティス)をチームに注入し、カルロス・タルティエレでの42年ぶりとなる価値ある白星を手にしました。

サンチェス監督が施した最大の修正は、ボール保持時における「可変3バック」の導入と縦への推進力です。右サイドバックのバレンティン・ペッツォレーシを極めて高い位置へ押し上げ、右ウイングのイバン・ハイメと連動させました。20分、アレックス・スアレスの縦パスからペッツォレーシが鋭い折り返しを送り、マヌ・フスターが合わせて先制。25分にはペッツォレーシがエリア内で果敢な突破からPKを獲得し、ヘセが落ち着いて決めて2-0とリードを広げました。

圧巻だったのは後半9分、中盤のロイディチェが供給した絶妙なスルーパスに、左ウイングとしてMVP級の輝きを放っていた宮代大聖が絶妙なタイミングで抜け出し、相手GKエスカンデルを破る鮮やかなゴールを奪って3-0とした場面です。オビエドが直近のホーム5試合でわずか2失点しか許していなかった堅守を、ラス・パルマスはわずか1時間で3度崩壊させました。ヘセやマヌ・フスターら前線の選手が見せた連動した守備プレスもオビエドの組み立てを完全に封殺しました。終盤にオビエドの猛反撃を受けて2点差を縮められたものの、アンドレス・ロドリゲスを中央へ入れた5-4-1の守備ブロックで最後まで耐え抜き、昇格争いへ向けた大きな一歩を踏み出し意気揚々と島へ帰還しています。(via Relevo / SPORT)