セルタ・フォルトゥナ / コルドバCF

バライードスで行われた第12節のセルタ・フォルトゥナ対コルドバCFの一戦は、4ゴールと2枚のレッドカードが飛び交う波乱万丈の展開となり、最終的に2-2の引き分けに終わった。

試合は序盤からハイペースな打ち合いとなった。15分過ぎ、セルタ・フォルトゥナのCapdeが中盤でボールを回収し、パスを受けたKibetが果敢なソロ突破を開始。相手守備陣3人をキレのあるアジリティと小刻みなステップでかわし、低いシュートをゴール左隅へ叩き込んでホームのセルタ・フォルトゥナが先制した。しかし、コルドバも即座に反撃。直後の25分、右サイドのCarracedoが作ったタメから逆サイドへ展開すると、走り込んだDiego Briが鋭い左足のグラウンダーシュートを叩き込み、すぐさま1-1の同点に追いついた。

試合の大きな転換点となったのは前半終了直前の45分だった。コルドバのDF Álex MartínがÓscar Marcosに対して足裏を見せた激しいタックルを敢行。主審Saúl Ais Reigは当初イエローカードを提示したが、VARからの勧告を受けてオンフィールドレビューを実施し、判定を撤回してÁlex Martínに一発レッドカードを提示した。10人となったコルドバに対し、後半開始から数的優位に立ったセルタ・フォルトゥナが猛攻を仕掛ける。56分、Óscar Marcosの強烈なミドルシュートをコルドバのGK Iker Álvarezが弾いたこぼれ球に、鋭く反応したÁlvaro Marínが押し込んでセルタ・フォルトゥナが2-1と勝ち越しに成功した。

追い詰められたコルドバのイバン・アニア監督は、Enol Rodríguez、Víctor Sánchez、Damián Cáceresを一挙に投入する勝負の3枚替えを敢行。これが功を奏し、80分、Damián Cáceresの素晴らしいロングフィードからダニ・ブデスカが右サイド深くまで侵入してクロスを供給。ゴール前に飛び込んだVíctor Sánchezが合わせて土壇場で2-2の同点に追いついた。しかし、85分にはコルドバのMF Isma RuizがJoel Lópezへのファウルで2枚目のイエローカードを受けて退場となり、コルドバは9人での戦いを強いられることとなった。アディショナルタイムにはセルタ・フォルトゥナのDF Ndiayeがフリーで決定的なヘディングシュートを放ったが枠を外れ、壮絶なサバイバルマッチは引き分けで勝ち点1を分け合った。この結果、コルドバは勝ち点を16に伸ばして12位を維持し、降格圏脱出を目指すセルタ・フォルトゥナにとっても貴重な勝ち点獲得となった。(via SPORT)

コルドバCF / セルタ・フォルトゥナ

敵地バライードスで2人の退場者を出しながらも2-2で引き分け、価値ある勝ち点1を持ち帰ったコルドバCFの陣営からは、チームの粘り強い結束力を称える声が相次いだ。

同点ゴールを記録し、途中で右ウィングへのポジションチェンジもこなしたDiego Briは試合後、『2人少ない状態で最後まで戦い抜いた。僕たちは勝ち点3を狙いに来たし、試合内容でも相手を上回る時間帯があった。勝てない時に負けないことの価値は非常に大きく、今後の戦いに向けた大きな防御面でのレッスンになった』と語り、次節での勝利に向けて手応えを示した。

また、ベンチから巧みな采配を見せたイバン・アニア監督も、『2人少ないという異例の状況下で、選手たちは非常に団結し、コンパクトな陣形を保って決定機を与えなかった。勝ち点3を目指していたが、この状況での勝ち点1は極めてポジティブだ。アディショナルタイムのピンチを凌ぎ切った姿勢を評価したい。次節セウタ戦では2人の主力を欠くことになるが、代わりに入る選手たちが必ず結果を出してくれると信じている』と選手たちを絶賛した。

現地評でも、試合を通じて決定的なセービングを連発したGK Iker Álvarezに7点、見事な同点弾を決めたVíctor Sánchezや中盤でゲームをコントロールしたAdnane Ghailanに7点の高評価が与えられた一方で、退場となったÁlex MartínとIsma Ruizには厳しい4点がつけられた。コルドバは10月のリーグ戦で3試合連続の勝ち点獲得(7ポイント確保)となっており、順位表でも中位をキープして昇格プレーオフ圏内を窺う好調なバイオリズムを維持している。(via SPORT)