前チーム所属ラマザニ再獲得への駆け引きと主審ヒル・マンサーノにまつわる不吉なデータ

バレンシアは、攻撃陣の層を補強するため、昨シーズンにバレンシアへ期限付き移籍し、特に後半戦に6ゴール2アシストをマークして残留に大きく貢献したリーズ・ユナイテッドのベルギー人アタッカー、ラルジ・ラマザニの再獲得に向けて粘り強く動いています。

リーズの監督ダニエル・ファルケ氏は、今季のリーズの公式背番号リストからラマザニを完全に除外し、事実上の戦力外であることを示しました。バレンシアはこのリーズ側の戦力整理の焦りを見越し、あえて市場最終週まで交渉を長引かせることで、当初リーズが求めていた高額な移籍金を引き下げ、500万ユーロ以下での買い取りオプション付きローンなどの好条件で彼を奪い返すプランを練っています。

また、その他の周辺情報として、元バレンシアのミッドフィールダーである Iván Jaime(イバン・ハイメ)が、FCポルトからの期限付き移籍(買い取りオプション付き)でUDラス・パルマスへ加入することが決定しました。彼は2025年1月に降格危機のバレンシアを救うべく加入したものの、怪我に悩まされて公式戦わずか10試合(リーグ9試合、コパ1試合)の出場に終わっていました。

さらに、2025年冬の移籍市場において、当時スポーツディレクターであったCorona氏のもとで「加入合意直前」まで行きながらも土壇場で決裂したカディス所属のMF Suso(スソ)が、カディスの新監督 Albert Celades(元バレンシア監督)の構想から外れて戦力外となり、高額な給料からお払い箱にされている悲しい現状も伝えられています。

なお、土曜日のセルタ戦の主審は、因縁深き Jesús Gil Manzano(ヘスス・ヒル・マンサーノ)氏が担当することが確定しました。バレンシアは彼が主審を務めた直近2年半の試合において一度も勝利を収めていません(最後の勝利は2024年1月2日のビジャレアル戦3-1)。以降は、Diakhabyの悲劇的な大怪wを伴ったレアル・マドリード戦(2-2)、ラファ・ミル事件が起きたビジャレアル戦(1-1)、そしてルーベン・バラハ前監督解任の決定打となったラス・パルマス戦(2-3敗戦)、さらにはアルベス戦(1-0敗戦)など、不吉な黒星やアクシデントが連発しているため、スタジアムは非常に緊張感のあるキックオフを迎えることになります。(via Superdeporte)

【本日の総括】

バレンシアCFは、実質的な今シーズンの開幕戦となるホームのセルタ戦を前に、パブロ・マフェオの電撃加入・即時登録完了やピーター・リム氏による3500万ユーロの債務株式化という救済レバーの発動など、ピッチ外で極めて慌ただしくもポジティブな進展を見せました。しかし、19歳の新星・佐藤龍之介の飛躍的な台頭にファンが湧く一方で、主力ダンジュマのPSV移籍に向けた不満爆発や、アルメイダのセルタ移籍をめぐる暗闘など、戦力の最終的な流動性は非常に高い状況です。90日間の沈黙を破ったコルベラン監督が求める不完全なチームの補強をどのように完了させ、因縁深きヒル・マンサーノ主審のもとで開幕戦の勝ち点3を掴み取ることができるか、クラブ全体の真価が問われる週末となります。