CDテネリフェ

昨シーズンの3部リーグを戦い、わずか1年でプロリーグである2部への帰還を勝ち取ったCDテネリフェは、今季のリーグ開幕戦において歴史的なロケットスタートを決めました。敵地イプルアに乗り込んだ初戦で、強豪エイバルを相手に1-3の快勝を収め、勝ち点3を手にして現在3位に位置しています。イプルアでの勝利は2013-14シーズン以来という、クラブにとって非常に特別な金字塔となりました。

この勢いに乗ったまま、日曜日の現地時間20:30(カナリア諸島時間)に、今季の本拠地開幕戦となるUDアルメリアとの一戦をエスタディオ・ヘリオドロ・ロドリゲス・ロペスで迎えます。サポーターの熱狂がスタジアムを包み込む中、本拠地での帰還後初勝利を目指して牙を研いでおり、今季の昇格争いにおけるアドバンテージを大きく後押しすることが期待されます。 (via SPORT)

UDアルメリア

今季の2部リーグにおいて、間違いなく1年での1部復帰を狙う最有力候補として位置づけられているアンダルシアの強豪ですが、開幕戦では手痛い黒星を喫するスタートとなりました。そのため、今週末のテネリフェ戦は早くも勝ち点獲得が義務づけられる過酷な敵地戦となります。両者が公式戦で対戦するのは、アルメリアが2-0で勝利を収めた2024-25シーズンの最終節以来となります。当時はテネリフェがすでに3部降格を決定させていたのに対し、アルメリアはプレーオフ進出をかけて戦っていました。それから1年が経ち、異なる軌跡を辿った両雄が再び激突します。アルメリアとしては、昇格候補としての威厳を示すためにも、何としてもヘリオドロで勝ち点3を持ち帰る必要があります。

さらに、セグンダでの絶対的な1年での1部復帰を掲げるクラブのフロントは、その圧倒的な野心と財政力を示す、歴史的なリクルーティングに調印しました。

レアル・マドリードのカンテラ(ラ・ファブリカ)が生み出した最大の最高傑作であり、元監督のアルベロア氏から『彼こそがピッチの絶対的な支配者であり、脳(MVP)だ』と絶賛されていた22歳の司令塔MFマヌエル・アンヘル(通称:マミ)を、総額「600万ユーロ(約6M€)」の満額キャッシュ一括支払いで、保有権の50パーセントを完全買収する形で調印を完了させました。マドリード側は将来的なリセール発生時にその移籍金の50パーセントを受け取る、あるいは優先的に買い戻せる権利を保持する、いつものスマートなスキームで放出しています。

さらに、バルセロナの将来の守護神候補であり、昨シーズンはアンドラで21試合に出場、今年6月にハンガリー代表としてフル代表デビューを果たした20歳のGKアロン・ヤアコビシュヴィリを、1年間の期限付き移籍(2027年における50パーセントの所有権買収オプション付き)で獲得したことを公式に発表しました。彼は40歳のレジェンド、アンドレス・フェルナンデスと高いレベルで正キーパーの座を争うことになり、最終ラインに大きな安定感をもたらします。 (via SPORT)

カディスCF

今季の開幕戦において、カンプ・ノウ行きを決めたセルタ・フォルトゥナをホームに迎え、1-1の激しい引き分けで勝ち点1を分け合いました。この試合で注目を集めたのが、テグエステ出身のMFジョアキン・フェリペ・ゴンザレスです。彼は今夏、カディスから『フットボールのプロフェッショナルとして再び自分を証明する機会』を与えられたことに深く感謝しており、一度はキャリアの限界を感じかけたところから見事に再起を果たしました。

開幕戦の後半に交代出場して28分間ピッチに立ち、中盤の要として確かな存在感を示しました。今後もベテランとしての経験を活かし、チームの昇格ロードを支えるべく先発の座を狙い、1部復帰に向けたチームの起爆剤となる決意を語っています。 (via SPORT)

セルタ・フォルトゥナ

カディスとの厳しい開幕戦で1-1のドローを演じ、昇格1年目ながらプロの舞台での高い競争力を証明しました。この試合で記念すべきプロデビューを飾ったのが、ポンテベドラ出身の19歳DFアンショ・ロドリゲスです。彼は昨季、ユースチームからリザーブチームへスピード昇格してチームの2部昇格に大きく貢献し、さらに今夏はU-19スペイン代表として欧州王者に輝くなど、目覚ましい飛躍を遂げています。アンショはデビュー後に次のように語りました。

『2部リーグでプレーすることは本当に素晴らしい挑戦です。子供の頃にテレビで見ていたような有名なスタジアムで実際にプレーできるのは、本当に感慨深い。しかし、自分はこれを当たり前だと思わず、これまで通りのルーティンを守り、地に足をつけ、謙虚に毎日の練習に臨みたい。フォルトゥナは他のチームのように、落ちたらクラブが破産するような昇格や残留の過酷なプレッシャーを背負っていない。私たちの仕事はただ、サッカー選手として成長し、いつかファーストチームに上がるための切符を掴むこと。プレッシャーがないからこそ、ピッチの上で自由に、そして果敢に表現することができる』

と、大舞台での恐れなきプロ意識とタフなメンタリティを示しました。この伸び伸びとした環境は、チームを残留や昇格争いの台風の目にする大きな力を持っています。 (via SPORT)

ブルゴスCF

今季、エスパニョールからのレンタル移籍で加入したギホン出身のMFホセ・グラゲラが、日曜日に自身の古巣であり心のクラブであるスポルティング・デ・ヒホンの本拠地エル・モリノンに敵として帰還する複雑な心境を明かしました。グラゲラはブルゴスへの移籍を決断した理由について、伝説的アタッカーであるミチュ氏からの熱烈な電話での口説きがあったと明かしています。ミチュ氏に『君の能力がこのプロジェクトにどうしても必要なんだ。共に高い志を持って戦おう』と言葉をかけられ、昨季デポルティボ・ラ・コルーニャへのレンタル中に負った2度の怪我から完全に復活し、再びピッチで存在感を示すためにブルゴスへの加入を決意したと語りました。

チームの仲間たちの雰囲気について、『ロッカールームは本当に素晴らしく、みんなが温かくファミリーのように迎え入れてくれたおかげで、新しい環境への適応は非常に容易だった』と喜んでいます。また、スポルティングが獲得を狙っていたFWサム・フォレスがブルゴスへの加入を選択したことについても、『彼のような素晴らしい選手がチームメイトになってくれて本当に嬉しい。彼は開幕戦でも早速ゴールを決めており、この温かいグループの中でとても幸せそうに過ごしている』と語り、昇格圏内を狙うチームの絶対的な結束力をアピールしました。 (via SPORT)

スポルティング・デ・ヒホン

名門スポルティング・デ・ヒホンは、リーグにおいてすでに10年目という長い年月を過ごしており、今季こそ悲願の1部昇格を果たすべく、ニコラス・ラルカモン新監督を招聘して新たな船出を迎えました。開幕からホームのエル・モリノンで2連戦を戦えるアドバンテージを活かしたいところですが、今週末に対戦するブルゴスのMFホセ・グラゲラからは、笑顔を交えながら次のような挑戦的なメッセージが届いています。

『ヒホンのファンには、どうか落ち着いて長いシーズンを信じて見守ってほしい。ただ、今週の日曜日に関して言えば、彼らが勝ち点を取りこぼして、ブルゴスが勝利を持ち帰ることになれば嬉しいね。もちろん、その後のシーズンはヒホンがすべての試合で勝利し、悲願の昇格目標を無事に達成できることを心から願っているよ』

と、古巣への深い敬意とライバルとしての闘志を覗かせました。

また、チームの補強市場においては、アスレティック・ビルバオに所属する23歳の左ウインガー、ニコ・セラーノの動向に注目が集まっています。ニコ・セラーノは過去にミランデス、ズヴォレ(オランダ)、ラシン・フェロール、およびヒホンへのレンタルを経験してきました。昨季はヒホンが昇格した場合には3000万ユーロでの義務買い取りオプションが設定されていましたが、結局ヒホンが昇格を逃したため、移籍は成立しませんでした。ビルバオ側は、将来の買い戻し優先権や将来の売却の一部を保持する形での移籍を模索しており、ヒホンを含む2部リーグのクラブからのアプローチを精査しています。選手自身も出場機会を確保するため、今夏の移籍市場閉幕前の決断を控えており、2部リーグの勢力図に大きな影響を与える可能性があります。 (via SPORT / MARCA / Estadio Deportivo)

コルドバCF

ビジャレアルCFから、アンダー世代のスペイン代表でも活躍する超有望な20歳の右サイドバック、ダニ・ブデスカ・ロペスを期限付き移籍で獲得しました。ビジャレアルは彼の将来的な価値を非常に高く評価しており、水曜日に彼との契約を2031年6月30日までの超長期にわたって更新したことを発表したばかりで、その翌日にコルドバへのレンタルが正式に決定しました。

11歳でレアル・ムルシアからビジャレアルのアカデミーに加入したブデスカは、高い守備タスクの処理能力と、圧倒的な走力、および右サイドの攻撃を活性化させる推進力を兼ね備えたモダンなサイドバックです。コルドバは、この並外れた若き大器をリーグでの戦いの中心に据え、今季の躍進を狙っています。なお、コルドバは金曜日の現地時間21:00から、本拠地ヌエボ・アルカンヘルにジローナを迎えて親善試合を行います。ジローナは過去12回のコルドバ訪問で一度も勝ったことがなく、コルドバは過去16年間、ホームでジローナに勝ち点1さえ与えていないという圧倒的な相性を誇っており、降格組を撃破して勢いをつける準備が整っています。 (via SPORT)

UDラス・パルマス

今季のリーグにおいて、若い下部組織出身選手が歴史的な偉業を成し遂げました。日曜日のアルバセテ・バロンピエとの試合において、16歳8ヶ月という若さでトップチームデビューを果たしたウインガーのラファ・『レコード』・Cruzです。これはクラブ創設77年の歴史の中で3番目に若いデビュー記録となりました。アルアカス出身の彼は、後半60分に元マドリードのヘセ・ロドリゲスに代わってピッチに立つと、スタジアムを埋め尽くしたサポーターから大きな拍手と熱狂的な大喝采を浴びました。パコ・ガジャルド監督率いるU-19スペイン代表も彼の才能に熱視線を送っており、将来的な代表招集が確実視されています。

さらにチームには、アルゼンチンU-20代表からの招集を断り、チームでの戦いに専念することを決めた18歳のディフェンダー、バレンティン・ペゾレージや、若手センターバックのフアンマ・エルツォグといった素晴らしい才能が揃っています。そして中盤を統べるのが、第一キャプテンのキリアン・ロドリゲスです。彼はジョナサン・ビエラ退団後のチームの絶対的な大黒柱であり、病を乗り越えて今季の完全復活に並々ならぬ闘志を燃やしています。

『夏の間、しっかりとしたプレシーズンを過ごせるだけで本当に幸せだ。今季は怪我やトラブルを恐れず、最後まで落ち着いてプレーし、すべての試合でチームに貢献したい』

と、キャプテンとしての強い決意を語りました。これら若き才能の台頭は、2部リーグの競争において極めて大きなアドバンテージとなります。

さらに、今シーズンの前線の破壊力を極限まで高めるため、極めてスピード感のある素晴らしい取引を公式に発表しました。

ポルトガルの名門FCポルトから、25歳の元U-19スペイン代表快速ウインガー、イバン・ハイメを、1年間の期限付き移籍(来年6月30日までのシーズン終了後の買い取りオプション付き)で獲得しました。ハイメは2025年1月に、当時残留争いを演じていたバレンシアCFへ救世主として完全移籍加入したものの、度重なる足首の負傷などに見舞われ、わずか10試合(リーグ戦9試合、コパ1試合)の出場に留まり、本来のクオリティを一度も披露できないままポルトガルに帰還していました。ラス・パルマスの監督であるルベン・デ・ラ・バレーラ氏は、ハイメの圧倒的な1対1の突破力、スピード、および複数のポジションをこなせるユーティリティ性を非常に高く評価しており、前節のアルベセテ戦で90分のアディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを挙げたサンドロやジェセらと共存させ、よりダイナミックなアタック陣を形成することになります。 (via SPORT / Superdeporte / Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)

アルバセテ・バロンピエ

アウェイで行われた開幕戦において、ラス・パルマスと対戦し、大観衆の中で激しい攻防を繰り広げました。試合は相手の若い逸材であるラファ・レコード・Cruzの歴史的なデビューシーンを目撃する記念碑的な一戦となりましたが、アルバセテもまた、厳しい2部リーグを戦い抜くための確かな組織力とハードワークを示しました。今季の昇格プレーオフ枠を争うための土台を固めるため、今後もこの強固なインテンシティを維持し、次節以降の勝ち点獲得に全力を尽くします。 (via SPORT)

さらに、今夏のセグンダにおける、最もエキゾチックかつ衝撃的なメガ補強を完了させました。

かつてFCバルセロナのカンテラで育ち、バレンシア、セビージャ、アラベス、ヘタフェ、ラス・パルマスなどスペインのトップクラブを渡り歩き、2015年にバルサでチャンピオンズリーグを、2020年にセビージャでヨーロッパリーグを制覇した30歳の元スペイン代表FWムニル・エル・ハダディを、2年間の契約で完全獲得したことを公式に発表しました。ムニルは、昨シーズンからイランの名門エステグラルFCに所属し、過酷な中東のリーグで4ゴールを記録していたものの、近年のイラン国内の急激な戦火(戦争状態)の激化を理由に、プロサッカー選手としての身の安全を守るために一方的に契約を解消してスペインへ緊急帰還していました。

アルバセテのスポーツディレクターであるトシェ(José Verdú)氏が、彼と高級ホテルで1杯のコーヒーを飲みながら説得し、クラブの美しいビジョンをアピールしたことで、アルバセテへの加入が決定。ムニルは背番号「9番」(Jefté Betancorがラス・パルマスへ去ったことで空いていたエースナンバー)を背負い、かつてレアル・マドリードで活躍し、現在はアルバセテの守備の絶対的リーダーであるDFジェズス・バジェホ(背番号4番)とともに、セグンダの台風の目として昇格を目指します。 (via SPORT / MARCA / Superdeporte / Mundo Deportivo)

CEサバデル

今夏、悲願の2部昇格を果たしたCEサバデルは、組織の本格的なプロ化と持続可能な成長を目指し、世界的なテクノロジー企業であるHPエンタープライズのプレジデント兼CEOであるアントニオ・ネリ氏を取締役会の新しい投資家メンバーとして迎えたことを発表しました。サバデルのパウ・モリジャ=ジネル会長は次のように語りました。

『アントニオ・ネリ氏がもたらすビジネス経験、国際的なビジョン、およびリーダーシップは計り知れない。彼は、クラブの歴史や地域、そしてサポーターとの絆を大切にしながら、サバデルを経済的・スポーツ的に自立した強い組織にするという私たちの野心を共有してくれている』

また、投資参入を決めたネリ氏も、次のように語り、抱負を述べました。

『サバデルの持つ素晴らしい歴史、情熱的なファン、および将来的なプロジェクトの野心に深く惹かれ、投資を決めた。私の国際的な経験を活かし、クラブの価値をさらに高め、持続可能な発展を支える強固な基盤を築く手助けをしたい』

なお、サバデルは中盤の補強として、元レアル・サラゴサのMFラウル・グティに契約の打診を行いましたが、選手側が提示額を『経済的に不十分』として拒否したため、現在は交渉が保留状態となっています。しかし、合意への扉は完全には閉ざされておらず、昇格後のチーム力強化に向けて引き続き全力を尽くしています。 (via Mundo Deportivo / SPORT)

レアル・オビエド

今夏、チームの主力ストライカーであったジョアキン・デルガドをレアル・サラゴサへ売却したものの、ジュリアン・カレロ監督の率いる攻撃陣には、新たなリーダー候補が台頭しています。それが若きアタッカーのビクトル・ミンゴです。彼はプレシーズン中の親善試合において、目の覚めるようなパフォーマンスを披露し、フランスのル・アーヴルとのフレンドリーマッチでは劇的なPKを沈めてチームを3-2の勝利へと導きました。

カレロ監督は、若さと野心、および高いインテンシティを兼ね備えたミンゴのクオリティを高く評価しており、開幕戦でも彼をベンチから送り出してピッチに立たせました。ミンゴは限られた時間の中で素晴らしい動きを見せ、指揮官の信頼を確固たるものにしています。デルガドが去った前線において、ミンゴが今季のブレイク候補としてサポーターからの大きな期待を集めており、チームの昇格争いへの原動力となっています。 (via MARCA / SPORT)

SDエイバル

開幕戦において、本拠地イプルアにテネリフェを迎えた一戦は、予想外の1-3の敗北という残酷なスタートとなりました。イプルアでのテネリフェ戦における敗北は、実に2013-14シーズン以来という、サポーターにとってもショッキングな黒星となりました。かつて1部リーグでも存在感を示した伝統的なクラブであるエイバルは、守備組織の再構築と、前線のクオリティ不足を解消するための補強を急いでいます。2部リーグの長い戦いの中で、初戦の躓きを速やかに払拭し、持ち前のタフな戦術とハードワークで昇格争いに踏みとどまるための再起の挑戦が始まっています。 (via SPORT)

ジローナFC

今シーズン、衝撃的なセグンダ(2部)への降格をきしたジローナFCですが、ロッカールームの規律の乱れ、および市場の動きにより、非常に混乱した開幕戦の準備を強いられています。

クラブは、ウクライナ代表MFヴィクトル・ツィガンコフに対し、重大な『規律違反による内部処分』を科したことを公式発表しました。

ツィガンコフは、先週末に行われたレガネスとの開幕戦において、自身の他クラブへの完全移籍を有利に進めるため、ウォーミングアップの段階になって頑なに『ユニフォームを身につけて試合に出ることを完全に拒絶』。

この彼のプロとしての道徳性を著しく欠いた態度に、フロントおよびキケ・アルバレス監督は激怒。ただちにファーストチームの練習から彼を完全排除し、個別のランニングトレーニングのみを命じる厳格な制裁処分を科しました。会見で記者からツィガンコフの去就を問われたキケ・アルバレス監督は、極めて冷酷な表情で『彼の問題はすでにクラブの管理部門が処理している。私は目の前にあるコルドバとの試合のことだけを考えており、規律を乱すような者のために使うエネルギーは1ミリも残っていない』と切り捨てました。

さらに、チームの歴史的キャプテンであったイバン・マルティンが、300万ユーロの移籍金でプリメーラのラシン・サンタンデールへと完全移籍。

ツィガンコフの排除やマルティンの退団により、中盤の枚数が絶対的に不足している現状を受け、プレシーズン中に体重が劇的に落ちて体力が回復していないウナイ・エルナンデスや、コンディション不良のムミン、さらに移籍交渉中のウナヒらを急ぎグループに戻す必要に迫られています。金曜日の夜に行われるコルドバとのアウェーゲームが、彼らにとっての本当の試練となります。 (via SPORT / Mundo Deportivo)

レアル・サラゴサ

歴史あるレアル・サラゴサは、今シーズンの Primera RFEF(3部リーグ)での戦いを、かつてセグンダで猛威を振るい、前所属のポーランド1部アルカ・グディニャで29試合6ゴールを挙げた31歳のベテランFWエドゥ・エスピアウに加え、下部組織の絶対的な『「仕上げのサクランボ」(切り札)』としての補強を完了させました。

サラゴサのチーフディレクター、ラロ・アランテギ氏は、かつてレアル・マドリードでボルハ・イグレシアスやルイス・スアレスといった後の世界クラスの怪物ストライカーたちの才能をいち早く見抜いた、比類なき審美眼を持つ名物GMです。

彼が今回、3年間の完全所有権を買い取るという非常に強固なスキームで獲得に成功したのが、昨シーズンにセグンダ RFEF において、レアル・オビエド B で14ゴール、バルセロナ B(バルサ・アトレティク)で6ゴール、計「20ゴール5アシスト」という凄まじいスタッツを叩き出した24歳の187センチの大型FWホアキン・デルガドです。

アランテギ氏は、獲得困難であったヘスス・デ・ミゲルからのターゲットを即座に変更し、このデルガドの獲得に成功。デルガドは木曜日に正式にマドリードでの発表会見に臨み、3年契約に署名。

一方、中盤の要であったフランチョ・セラーノのヘタフェへの売却について、アランテギ氏は『フランチョはこれまでのクラブの救世主であり、特別な選手だ。彼の夢を尊重し、最良の目標ボーナススキームを含む契約で放出を容認した』と語りました。

また、サラゴサは、ガーナ出身でかつてレアル・ベティスBでも活躍した23歳のMFマウリ・メンサのセウタへの2年契約での完全移籍、さらにカンテラ出身のヤニック・ブイラ(27歳)のポルトガル3部ルシターノ・デ・エヴォラへの移籍を公式に完了させ、昇格に向けた組織のスリム化と強化を図っています。 (via SPORT / ElDesmarque / MARCA)

エルチェCF

エルチェCFに所属する、カンテラ出身の屈強なセンターバック、バンボ・ディアビが、スペインメディア『 SPORT 』の独占インタビューに応じ、自身、そしてバルセロナの至宝であるラミン・ヤマルのルーツである、下町ロカフォンダの子供たちに向けた、極めてエモーショナルな熱いメッセージを語りました。

ディアビは、ヤマルが今夏のワールドカップで19歳にして世界王者となったことについて、次のように涙ぐみながらその絆を明かしました。

『ラミンと私は、同じ Mataro のロカフォンダ地区で、砂埃の舞うストリートで毎日ボールを蹴って育った、本物の兄弟のような間柄です。ロカフォンダという街は、世間からは治安が悪い、移民の吹き溜まりだ、と偏見の目で見られることも多い過酷な下町です。しかし、ラミンが世界の頂点に立ち、私がこのエルチェの地でプリメーラの猛者たちと戦っている姿を見せることで、地元の小さな子供たちに「どれほど貧しく、過酷な環境からスタートしたとしても、自分の夢を信じて死ぬ気で努力を続ければ、必ずレアル・マドリードやバルサ、そして世界を相手に戦える場所に到達できるのだ」という、生きるための最大の希望と証明を与えることができる。私たちは常に、ロカフォンダの誇りを胸にピッチで走り続けています』

と、厳しい環境に屈しない不屈の魂と、下部組織出身としての深いアイデンティティを語り、今季のチームの精神的支柱となる決意を示しました。 (via SPORT)

リーグ放映権&女性主審デビュー

今シーズン、テレビ放映オペレーターであるMovistar Plus+は、2部リーグの全試合を、追加のプロバイダー契約なしで月額9.99ユーロ(または年間99.90ユーロの、12ヶ月で10ヶ月分という非常にお得なプラン)にて完全生中継するサービスを提供し、サポーターから非常に高い評価を受けています。

さらに、今シーズンの開幕戦においては、主審のオラツ・リベラ氏が2部リーグの公式戦で主審デビューを飾りました。これは、リーグの演出をより現代的かつ魅力的なものにするための新しい取り組み(試合前後に主審がテレビ中継のインタビューに答えて自身のジャッジやルールを説明する試み)の一環でもあり、審判の控室にカメラが入る新演出とともに、フットボールをより身近で魅力的なものにするための新しい歴史の始まりとなりました。 (via SPORT / Mundo Deportivo)

【本日の総括】

今季のLALIGA Hypermotion(セグンダ・ディビシオン)は、1年でのプロ復帰を果たしたテネリフェの劇的な開幕エイバル破りや、サバデルへのHPエンタープライズCEOアントニオ・ネリ氏の投資参入、さらにラス・パルマスやセルタ・フォルトゥナといった若い才能たちの熱いプロ意識と歴史的なデビューなど、早くもピッチの内外で非常に鮮烈なドラマが交錯しています。

降格をきしたジローナや、強豪アルメリア、サラゴサ、エルチェといった実力派クラブが独自の補強や新体制で巻き返しを計る中、昇格への執念と若手たちの熱いプライドがぶつかり合う2部リーグの勢力図は、今週末のヘリオドロでの激突やモリノンでのグラゲラ帰還劇を経て、さらにその激しさを増していくことになります。