敵地ドルトムント戦の乱打戦 激闘の末に3-2で敗戦したCL開幕節の全貌

2026-27シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ開幕節、ビジャレアルCFは敵地Signal Iduna Park(観客数81,000人)に乗り込み、ボロシア・ドルトムントとの激闘に臨んだ。黄色い壁がそびえ立つ完全アウェイのスタジアムで、ビジャレアルのサポーターはアウェイ席にわずか39人という過酷な環境下での戦いとなった。試合前にはネパールでの惨事の犠牲者に捧げる1分間の黙祷が捧げられた。イタリア人のシモーネ・ソッツァ主審が笛を吹き、2ndユニフォームである白のキットに身を包んだビジャレアルの戦いがスタートした。

前半、ビジャレアルは4-2-3-1の陣形で立ち上がりから果敢にアタックを仕掛けた。開始直後にはパウ・ナバロがコーナーキックから高さを活かしたヘディングシュートを放ち、15分にはミカウタゼが絶好のチャンスを迎えるもジャストミートせず。さらにブキャナンの強烈な左足ミドルシュートは相手守護神コーベルに2段階で防がれるなど、上位を脅かす積極性を見せた。27分にはドルトムントの18歳新鋭MFカレツァスが自らピッチに倒れ込み、循環器系の体調不良によって救急搬送される緊急事態が発生(ヌワネリと交代)。前半は両チーム譲らず0-0で折り返した。

後半に入ると試合は激しい乱打戦へと変貌した。53分、ドルトムントのバイアーが左サイドを突破してグラウンダーのクロスを供給。これがGKグラチの手に当たった後、カバーに入ったレナト・ヴェイガに当たって不運なオウンゴールとなり先制を許してしまう。しかしビジャレアルも屈しない。66分、ミカウタゼの左コーナーキックから、果敢に上がりを見せていたサンティアゴ・モウリーニョが打点の高い見事なヘディングシュートを叩き込み、1-1の同点に追いついた。

勢いに乗るビジャレアルはブキャナンやペペ、コメサーニャが勝ち越しを狙うもコーベルの好セーブに阻まれる。すると80分、ドルトムントは交代出場のジョーブ・ベリンガムとファビオ・シルバの連携からギラシが押し込み2-1。さらに85分にはコーナーキックの攻防でモウリーニョとギラシのエリア内での接触がPKと判定され、ギラシに決められて3-1とリードを広げられた。それでもビジャレアルは諦めず、93分にペペが狙った強力なフリーキックが相手ギラシの頭に当たってゴールへ吸い込まれ3-2。アディショナルタイム94分にはレナト・ヴェイガがフリーで同点弾の絶好機を迎えたが惜しくも枠を外れ、3-2の激闘の末に惜敗を喫した。(via SPORT)