新守護神グラチが初先発で躍動 スタメン7人変更の小革命と好セーブ連発

ラ・リーガ開幕4試合で僅か2ポイントと低迷し、前節デポルティーボ戦での敗戦を受けて強い批判に晒されていたイニゴ・ペレス監督は、このドルトムント戦で先発メンバー7人を入れ替える大胆な「小革命」を断行した。

最大の変更点はゴールキーパーのポジションだ。精神面・プレー面ともに本来のパフォーマンスを出せず批判の標的となっていた若手ルイ・ジュニオルをベンチに下げ、夏に加入した36歳のベテラン、ペーテル・グラチを移籍後初の公式戦先発に抜擢した。CL通算41試合の出場経験を誇るハンガリー代表守護神は、至近距離からのファビオ・シルバの鋭いシュートを驚異的な反応で防ぐなど、見事なシュートストップを連発して期待に応えた。

フィールドプレイヤーの構成も大幅に見直された。怪我で離脱中のホアン・フォイスとカルロス・ロメロを欠く中、最終ラインにはスピードと強さを備えたサンティアゴ・モウリーニョとパウ・ナバロを起用。中盤にはサリバをトップ下に配置し、コメサーニャとゲイのダブルボランチ、両翼にブキャナンとオルワセイを並べる4-2-3-1へと布陣を変更した。ヘラール・モレノ、ペペ、モレイロ、アヨセ・ペレスといった主力級をベンチに温存し、前線からの激しいプレスと縦への推進力を重視したスタメン構成が、ドルトムントを大いに苦しめる要因となった。(via Estadio Deportivo)