マノロ・ゴンサレス前監督が胸中を激白『こんな去り方になり悔しい』バス前でモンチSDとは一度も目を合わさず

コパ・デ・レイ1回戦で4部セスタオ・リバーに3-4(延長121分の劇的失点)で敗れ、試合直後に電撃解任されたマノロ・ゴンサレス前監督。

解任決定直後、スタジアム(Las Llanas)を去る際にEl Chiringuitoの取材に応じた前監督は、胸中を痛々しく吐露しました。当時の発言として『これがサッカー指導者の運命だ。どうしようもない。今は本当に悲しい。このような形で終わってしまったことが悔しくてたまらないが、これがサッカーというものだ。周囲がどう評価しようと関係ない。私たちが残してきた仕事の成果はそこにある。遅かれ早かれ指導者はチームを去るものだ。シーズンの終わりかもしれないし、運悪くシーズン途中かもしれない。私たちがクラブでともに苦難を乗り越え、あれほど素晴らしい時間を過ごしてきたというのに、このような去り方になってしまったのは本当に残念だ。結果が出なくなれば終わりが来る、それだけのことだ』と、やり切れない思いを語りました。

当日の夜はスタジアム内外で殺伐とした緊張感が漂っていました。解任を言い渡されたマノーロ前監督がチームバスへ向かった際、車内には解任を決断したモンチSDも乗っていましたが、モンチSDは俯いてスマートフォンを見つめ続け、二人がすれ違っても一度も視線を交わすことはありませんでした。さらにジーニー・バスへ乗り込む直前、興奮したサポーターからヤジを飛ばされた前監督が『リスペクトを持ってくれ』と直談判する場面もありました。

敗戦のショックは尾を引いており、一部の選手たちの自宅周辺には不満を募らせたサポーターによる威嚇的な落書きがされる事態に発展。なお、エスパニョールはこの敗戦により、下位カテゴリー相手のコパ敗退が通算24回目となり、スペインサッカー史上単独最多記録を更新することに。直近3年連続で4部クラブ(バルバストロ、アトレティコ・バレアレス、セスタオ)に敗れるという屈辱の歴史を刻むことになりました。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

コパ・デ・レイ敗退を受けてマノロ・ゴンサレス前監督を解任したエスパニョールは、後任としてエダー・サラビア氏の招へいと2028年までの長期契約を電撃発表しました。しかし、新指揮官が過去の審判暴言による「2試合出場停止」を残しているためデビューが11月20日までお預けとなるほか、過去のバルサ愛やサポーター批判の発言が再燃するなど波乱含みの船出となっています。さらに親会社Velocity Capitalの決算未提出問題や一部ファンの過激化などピッチ外の混沌が深まる中、まずは今節のビジャレアル戦でセルヒオ・ガルシア暫定監督のもとチームが結束を見せられるかが試されます。