【コパ1回戦の死闘と終幕
コパ・デル・レイ1回戦、エスパニョールはアウェーのカンポ・ムニシパル・デ・ラス・リャナスで2a RFEF(4部相当)のセスタオ・リバーと対戦し、延長戦の末に3-4で敗れ、今季のラ・リーガ1部クラブとして最初の初戦敗退を喫した。雨が降りしきり、泥で重くぬかるんだピッチという悪条件の中、3,346人の観客が見守る激闘となった。
試合は立ち上がりの6分、ジョン・ロホにペナルティエリア内で倒されたポル・ロサーノのプレーからエスパニョールがPKを獲得。これをマルコス・フェルナンデスが冷静に決めて0-1と先制に成功する。しかし、地元ファンの声援を受けるセスタオ・リバーも屈せず、21分にエネコ・デルガドの鋭いスルーパスに抜け出したキャリオンが、足元を滑らせて転倒したイノホを外し、GKドミトロヴィッチの脇を抜く同点ゴールを奪う。勢いに乗るホームチームは40分、パウ・ミゲレスのコーナーキックをウガルテが頭で叩き込んで2-1と逆転。前半終了間際にもラカが決定的なヘディングシュートを放つなど、エスパニョール守備陣を脅かし続けた。
後半開始とともにマノロ・ゴンサレス監督はアレックス・カラトラバに代えてロベルトを投入。直後にロベルトが同点チャンスを迎えるも、相手DFエフレモフのゴールライン上のカバーに阻まれる。指揮官はさらにモスカルド、バウサ、ブライアン・サラゴサを次々と投入して反撃を試みるが、セスタオの堅固な3センターバックを崩せない焦りの展開が続く。72分にはブルゴス・ベンゴエチェアの決定的な1対1をGKドミトロヴィッチが防いで望みをつなぐと、89分にモスカルドのヘディングシュートがポストを直撃。そのこぼれ球に詰めたエドゥ・エスポシトが倒され、90分に2つ目のPKを獲得する。これをロベルトが確実に沈めて2-2とし、土壇場で延長戦へ持ち込んだ。
迎えた延長前半の96分、ブライアン・サラゴサのパスを受けたモスカルドがペナルティエリア手前から強烈な右足グラウンダーシュートを叩き込み、移籍後初ゴールで2-3と逆転に成功。しかし歓喜も束の間、わずか2分後の98分にチチャリートのフリーキックからラカにヘディングシュートを叩き込まれ、すぐさま3-3の同点に追い付かれる。
死闘は延長後半121分のラストプレイで決着した。117分にレアンドロ・カブレラが放った圧巻のオーバーヘッドシュートは相手GKアンデル・イルの超ビッグセーブに防がれた直後、セスタオが怒涛の攻撃を展開。泥だらけのエリア内に送られたクロスに対し、エスパニョール守備陣とGKドミトロヴィッチが処理を誤ってボールをファンブル。こぼれ球を詰めていたジョン・ロホが押し込み、4-3となる決勝ゴールが生まれた。
エスパニョールはGKにドミトロヴィッチを起用し、エル・ヒラリ、レアンドロ・カブレラ、リーデル、イノホ、ウルコ、ポル・ロサーノ、ハビ・エルナンデス、ドーラン、アレックス・カラトラバ、マルコス・フェルナンデスといった主力級を並べたものの、ファウル数合計40回(セスタオ18、エスパニョール22)に及ぶ荒れた展開を打開できず。バルバストロ、アトレティコ・バレアレスに続き、3年連続で下位カテゴリーのクラブ相手に敗退するというクラブ史に残る屈辱を味わうこととなった。 (via Estadio Deportivo)
