アレックス・カラトラバ獲得交渉

エスパニョールの新プロジェクトが本格的に動き出している。新しくスポーツ部門のジェネラル・ディレクターに就任したモンチ体制における最初の大型補強として、カステリョンに所属するアレックス・カラトラバの獲得が目前に迫っている。

モンチSDはインタビューに応じ、このカタルーニャ出身のアタッカーに対する関心を公の場で認めた。

『スポーツ部門とコーチングスタッフの意見は完全に一致しており、クラブのオーナー陣も同じ考えを持っています。彼のプレースタイルは、マノロ・ゴンサレス監督のやり方にとてもよくフィットすると信じています。現在、契約合意に達するためにカステリョンと直接交渉を行っているところです』

すでにエスパニョールは選手個人との合意を取り付けており、現在は違約金の満額支払いを避けるべく、カステリョンとのクラブ間交渉に全力を注いでいる。この交渉の鍵を握っているのが、違約金の設定額の変動だ。カステリョンが1部リーグ昇格を逃したことにより、7月1日をもって彼の契約解除金は1000万ユーロから500万ユーロへと半額に引き下げられる条項が存在する。もしこの500万ユーロで移籍が成立すれば、カステリョン史上最高額の売却益となる。記録を振り返ると、これまでの最高額は昨夏にアルメリアがダイジロ・チリノを獲得した際の200万ユーロだったため、それを大幅に上回ることになる。

カラトラバは昨シーズン、カステリョンで最も決定的な働きを見せた選手の一人だった。公式戦43試合に出場し、そのうち42試合でスタメン起用されると、15ゴール8アシストという素晴らしい数字を叩き出した。ライン間でのプレー、2列目からペナルティエリア内への飛び出し、そして勝負所での決定力で2部リーグ屈指の存在感を示しており、エスパニョールはこの才能を高く評価している。フリーでカステリョンに加入してから2年、ついに1部の舞台へステップアップする可能性が高まっている。

(via SPORT)

(via Mundo Deportivo)

ガブリエウ・モスカルドのレンタル

アレックス・カラトラバの交渉と並行して、エスパニョールは中盤の補強にも動いている。ターゲットとなっているのは、パリ・サンジェルマンが保有権を持つ20歳のブラジル人MF、ガブリエウ・モスカルドだ。

現在、エスパニョールへのレンタル移籍に向けた交渉がかなり進んだ段階にある。もしこの移籍が実現すれば、彼にとって4度目のレンタル移籍となる。パリ・サンジェルマンは2024年1月に2000万ユーロという巨額の移籍金を支払って彼を獲得したが、ここまでトップチームで公式戦のピッチに立ったことはない。

加入後、2023-24シーズンの後半は古巣のコリンチャンスにレンタルで戻り、続く2024-25シーズンはフランス国内のスタッド・ランスでプレー。そして直近のシーズンはポルトガルのスポルティング・ブラガへレンタルされていた。ブラガでは、カルロス・ビセンス監督の下でヨーロッパリーグ準決勝進出に貢献するなど、公式戦39試合に出場して実戦経験を積んでいる。エスパニョールは、この若きボランチのポテンシャルをチームに組み込もうと画策している。

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フラン・ゴンサレスへの関心

エスパニョールはゴールキーパーの補強候補として、レアル・マドリード・カスティージャの守護神であるフラン・ゴンサレスの動向も注視している。

現在21歳で身長2メートル近くを誇る大型GKは、トップチームでも第3GKとして帯同してきた有望株だ。レアル・マドリードとの契約は2030年まで残っているが、クラブは彼に1部リーグの舞台で経験を積ませるため、今夏の放出を検討している。放出の形式としては、単純なレンタル移籍か、あるいは近年レアル・マドリードが多用している、保有権の50%売却と数年間の買い戻しオプションが付いた形になる見込みだ。

この才能豊かなGKを巡っては、エスパニョールの他にセビージャ、セルタ、そしてラシン・サンタンデールといった1部リーグの複数クラブが獲得競争に名乗りを上げている。彼がどのクラブを新天地に選ぶのか、今後の動向が注目される。

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ルーカス・ベルトランの記録

直接的なクラブの動向ではないが、バレンシアからの退団とリーベル・プレートへの復帰が話題になっているアルゼンチン人アタッカー、ルーカス・ベルトランの過去の記録の中でエスパニョールの名前が登場している。

彼がバレンシアに所属していた際、リーグ戦での得点はアトレティコ・マドリード戦の1ゴールのみにとどまったが、後半戦のエスパニョール戦とベティス戦でそれぞれアシストを記録し、チームの攻撃に貢献していたことが紹介されている。

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【本日の総括】

新SDのモンチ体制が本格始動し、カステリョンの攻撃の要アレックス・カラトラバの獲得交渉が大詰めを迎えています。さらにパリ・サンジェルマンの若手MFモスカルドや、レアル・マドリードの大型GKフラン・ゴンサレスのレンタルにも動いており、各ポジションで積極的なスカッド強化が進められています。